JPH0650185B2 - 熱交換気空調システム - Google Patents
熱交換気空調システムInfo
- Publication number
- JPH0650185B2 JPH0650185B2 JP62281273A JP28127387A JPH0650185B2 JP H0650185 B2 JPH0650185 B2 JP H0650185B2 JP 62281273 A JP62281273 A JP 62281273A JP 28127387 A JP28127387 A JP 28127387A JP H0650185 B2 JPH0650185 B2 JP H0650185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- room
- heat exchange
- air conditioning
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は全熱交換器による換気機能を有する換気空調を
行う熱交換気空調システムに関するものである。
行う熱交換気空調システムに関するものである。
従来の技術 従来この種の熱交換気空調システムは、第３図に示すよ
うに室内から、熱交換気空調機の本体１に空気を取り入
れる室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂと、室外に設置
された室外機１２より冷媒配管１３を経て、冷媒流体を
通す熱交換器５と、空調された空気を給気用ダクト６
ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄを経て室内に送り込む空調用送風
機４を有している。また室内の汚れた空気を屋外の新鮮
な外気と換気するために側方に設けた外気取入ダクト１
５ａと、全熱交換器２と、この全熱交換器２を経て、前
記空調用送風機４まで送風をする外気吸込用送風機３ａ
と、前記室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂより取り入
れられた室内の汚れた空気の一部を屋外に排出するた
め、前記室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂと隣接し、
前記全熱交換器２，屋外排気ダクト（図示せず）１５ｂ
を経て、屋外へ排気するための排気用送風機３ｂを有
し、このような一連の動作を制御するため、電装部８ａ
に接続されたメインコントローラ８により本体制御を行
うようにしている。以上のような一つの熱交換気空調シ
ステムで、室内の空調と換気を行うものであった。
うに室内から、熱交換気空調機の本体１に空気を取り入
れる室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂと、室外に設置
された室外機１２より冷媒配管１３を経て、冷媒流体を
通す熱交換器５と、空調された空気を給気用ダクト６
ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄを経て室内に送り込む空調用送風
機４を有している。また室内の汚れた空気を屋外の新鮮
な外気と換気するために側方に設けた外気取入ダクト１
５ａと、全熱交換器２と、この全熱交換器２を経て、前
記空調用送風機４まで送風をする外気吸込用送風機３ａ
と、前記室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂより取り入
れられた室内の汚れた空気の一部を屋外に排出するた
め、前記室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂと隣接し、
前記全熱交換器２，屋外排気ダクト（図示せず）１５ｂ
を経て、屋外へ排気するための排気用送風機３ｂを有
し、このような一連の動作を制御するため、電装部８ａ
に接続されたメインコントローラ８により本体制御を行
うようにしている。以上のような一つの熱交換気空調シ
ステムで、室内の空調と換気を行うものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、本体１の制御をメインコン
トローラ８のみにより制御し、各給気用ダクト６ａ，６
ｂ，６ｃの個別制御ができず、すなわちきめ細かい個別
制御ができず、不必要な部屋の空調・換気を行ってしま
い、多大なエネルギーロスが生じるなどの問題点があっ
た。
トローラ８のみにより制御し、各給気用ダクト６ａ，６
ｂ，６ｃの個別制御ができず、すなわちきめ細かい個別
制御ができず、不必要な部屋の空調・換気を行ってしま
い、多大なエネルギーロスが生じるなどの問題点があっ
た。
本発明はこのような問題点を解決するもので、各部屋で
のきめ細かな個別制御と、一括制御による多大なエネル
ギーロスを低減することを目的とするものである。
のきめ細かな個別制御と、一括制御による多大なエネル
ギーロスを低減することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、本体内に全熱交
換器と、吸排気用送風機と、空調用送風機と、熱交換器
と、本体より吹出す空調された空気を各室内に給気する
給気用ダクトを備え、前記給気用ダクトの途中に給気風
量を調節する個別制御用ダンパーを設け、前記熱交換気
空調機の本体を制御するメインコントローラと、前記個
別制御用ダンパーを各室ごとに対応して制御するコント
ローラを設けたものである。
換器と、吸排気用送風機と、空調用送風機と、熱交換器
と、本体より吹出す空調された空気を各室内に給気する
給気用ダクトを備え、前記給気用ダクトの途中に給気風
量を調節する個別制御用ダンパーを設け、前記熱交換気
空調機の本体を制御するメインコントローラと、前記個
別制御用ダンパーを各室ごとに対応して制御するコント
ローラを設けたものである。
作用 この構成により、熱交換気空調機本体より空調換気され
た空気が給気用ダクトを経て、ダンパーを通過し、各部
屋へ供給されるが、各部屋におけるきめ細かな制御は、
サーミスタが内蔵され、前記サーミスタにより設定温度
へと室温制御するとともに、前記ダンパーの開閉度をコ
ントロールするコントローラにより、各部屋でのきめ細
かな個別制御と、不必要な部屋を空調するという多大な
エネルギーロスをなくすこととなる。
た空気が給気用ダクトを経て、ダンパーを通過し、各部
屋へ供給されるが、各部屋におけるきめ細かな制御は、
サーミスタが内蔵され、前記サーミスタにより設定温度
へと室温制御するとともに、前記ダンパーの開閉度をコ
ントロールするコントローラにより、各部屋でのきめ細
かな個別制御と、不必要な部屋を空調するという多大な
エネルギーロスをなくすこととなる。
実施例 以下本発明による一実施例を第１図，第２図にもとづき
説明する。なお、第３図と同一物は同一符号を付して説
明する。熱交換気空調機の本体１は、空気を取り入れる
室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂと、室外に設置され
た室外機１２より冷媒配管１３を経て、冷媒流体を通す
熱交換器５，空調された空気を給気用ダクト６ａ，６
ｂ，６ｃ，６ｄを経て室内に送り込む空調用送風機４を
有している。前記給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃの中間
に各給気用ダクトの通過風量を個別に制御するためのダ
ンパー７ａ，７ｂ，７ｃを設け、前記ダンパー７ａ，７
ｂ，７ｃの開閉度をコントロールするサーミスタ内蔵の
コントローラ９ａ，９ｂ，９ｃを各室に有し、室温によ
って前記各ダンパー７ａ，７ｂ，７ｃを制御するように
し、また室内の汚れた空気を屋外の新鮮な外気と換気す
るために側方に設けた外気取入ダクト１５ａより外気を
取入れ、全熱交換器２を経て、前記空調用送風機４まで
送風をする外気吸込用送風機３ａと、前記室内空気取入
ダクト１４ａ，１４ｂより取り入れられた室内の汚れた
空気の一部を屋外に排出するため、前記室内空気取入ダ
クト１４ａ，１４ｂも隣接し、前記全熱交換器２，屋外
排気ダクト（図示せず）１５ｂを経て、屋外へ排気する
ための排気用送風機３ｂを有し、熱交換気空調機の本体
１の制御を行うため、電装部８ａに接続したメインコン
トローラ８を設けている。第２図はこうした空気調和機
の本体１より導出した各給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃ
を各室ごとに配設し、ダンパー７ａ，７ｂ，７ｃによっ
て制御する平面図を示している。
説明する。なお、第３図と同一物は同一符号を付して説
明する。熱交換気空調機の本体１は、空気を取り入れる
室内空気取入ダクト１４ａ，１４ｂと、室外に設置され
た室外機１２より冷媒配管１３を経て、冷媒流体を通す
熱交換器５，空調された空気を給気用ダクト６ａ，６
ｂ，６ｃ，６ｄを経て室内に送り込む空調用送風機４を
有している。前記給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃの中間
に各給気用ダクトの通過風量を個別に制御するためのダ
ンパー７ａ，７ｂ，７ｃを設け、前記ダンパー７ａ，７
ｂ，７ｃの開閉度をコントロールするサーミスタ内蔵の
コントローラ９ａ，９ｂ，９ｃを各室に有し、室温によ
って前記各ダンパー７ａ，７ｂ，７ｃを制御するように
し、また室内の汚れた空気を屋外の新鮮な外気と換気す
るために側方に設けた外気取入ダクト１５ａより外気を
取入れ、全熱交換器２を経て、前記空調用送風機４まで
送風をする外気吸込用送風機３ａと、前記室内空気取入
ダクト１４ａ，１４ｂより取り入れられた室内の汚れた
空気の一部を屋外に排出するため、前記室内空気取入ダ
クト１４ａ，１４ｂも隣接し、前記全熱交換器２，屋外
排気ダクト（図示せず）１５ｂを経て、屋外へ排気する
ための排気用送風機３ｂを有し、熱交換気空調機の本体
１の制御を行うため、電装部８ａに接続したメインコン
トローラ８を設けている。第２図はこうした空気調和機
の本体１より導出した各給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃ
を各室ごとに配設し、ダンパー７ａ，７ｂ，７ｃによっ
て制御する平面図を示している。
上記構成において、室外機１２を運転し熱交換器５に冷
媒を流しながら空調を行う。一方、室内の換気を行なう
べくすでに運転を始めた空調用送風機４によって室内空
気取入ダクト１４ａ，１４ｂより空気が流入し空調用送
風機４を経て熱交換器５を通過し、給気用ダクト６ａ，
６ｂ，６ｃを経て室内へ吹出される。一方換気は、排気
として排気ファン３ｂにより室内空気取入ダクト１４
ａ，１４ｂより流入した室内空気の一部が、全熱交換器
２を通って屋外排気ダクト１５ｂより屋外へ排気され
る。また吸気としては、吸気ファン３ａにより、屋外の
空気が外気取入ダクト１５ａより流入し、吸気ファン３
ａを経て全熱熱交換器２を通過し、空調用送風機４の吸
込口へ流入し、熱交換器５を通過して、給気ダクト６
ａ，６ｂ，６ｃを経て室内へ吹出されて換気が行われる
のである。このように給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃに
より各部屋へ供給されるが、各部屋ごとの細かい制御
は、給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃの中間に設けられた
ダンパー７ａ，７ｂ，７ｃによって、各ダクトの風量制
御を行い、各部屋の個別制御を行う。
媒を流しながら空調を行う。一方、室内の換気を行なう
べくすでに運転を始めた空調用送風機４によって室内空
気取入ダクト１４ａ，１４ｂより空気が流入し空調用送
風機４を経て熱交換器５を通過し、給気用ダクト６ａ，
６ｂ，６ｃを経て室内へ吹出される。一方換気は、排気
として排気ファン３ｂにより室内空気取入ダクト１４
ａ，１４ｂより流入した室内空気の一部が、全熱交換器
２を通って屋外排気ダクト１５ｂより屋外へ排気され
る。また吸気としては、吸気ファン３ａにより、屋外の
空気が外気取入ダクト１５ａより流入し、吸気ファン３
ａを経て全熱熱交換器２を通過し、空調用送風機４の吸
込口へ流入し、熱交換器５を通過して、給気ダクト６
ａ，６ｂ，６ｃを経て室内へ吹出されて換気が行われる
のである。このように給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃに
より各部屋へ供給されるが、各部屋ごとの細かい制御
は、給気用ダクト６ａ，６ｂ，６ｃの中間に設けられた
ダンパー７ａ，７ｂ，７ｃによって、各ダクトの風量制
御を行い、各部屋の個別制御を行う。
前記ダンパー７ａ，７ｂ，７ｃの制御は各々のダンパー
に取付けられたサーミスタ内蔵のコントローラ９ａ，９
ｂ，９ｃによりダンパー７ａ，７ｂ，７ｃの開閉度を自
動的に制御し、各部屋のきめ細かな制御を行う。熱交換
気空調システム本体１の制御は、同じくサーミスタ内蔵
のメインコントローラ８で行う、この二系統による制御
により、よりきめ細かな個別制御が行われるのである。
に取付けられたサーミスタ内蔵のコントローラ９ａ，９
ｂ，９ｃによりダンパー７ａ，７ｂ，７ｃの開閉度を自
動的に制御し、各部屋のきめ細かな制御を行う。熱交換
気空調システム本体１の制御は、同じくサーミスタ内蔵
のメインコントローラ８で行う、この二系統による制御
により、よりきめ細かな個別制御が行われるのである。
発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、全熱交
換器と吸排気用送風機，空調用熱交換器と空調用送風機
を設け、複数の給気ダクトの途中に、コントローラによ
って制御するダンパーを備えたことにより、換気と空調
を同時に行い常に新鮮空気により空調を行い、前記給気
用ダクトの中間にダンパーを設け、各々にサーミスター
内蔵のコントローラにより室温を感知し開閉度を制御
し、各部屋の個別制御を行い、熱交換空調としてのシス
テム本体の制御はメインコントローラにて行い、二系列
の制御により、よりきめ細かな個別制御ができるととも
に、不必要な部屋を空調するといった多大なエネルギー
ロスをなくし省エネ効果が生まれる。また、ダンパーは
各ダクトの途中に設けたから、各室の吹出口より遠く、
したがって、ダンパーの作動音もなく、静音化されるな
どの効果を有するものである。
換器と吸排気用送風機，空調用熱交換器と空調用送風機
を設け、複数の給気ダクトの途中に、コントローラによ
って制御するダンパーを備えたことにより、換気と空調
を同時に行い常に新鮮空気により空調を行い、前記給気
用ダクトの中間にダンパーを設け、各々にサーミスター
内蔵のコントローラにより室温を感知し開閉度を制御
し、各部屋の個別制御を行い、熱交換空調としてのシス
テム本体の制御はメインコントローラにて行い、二系列
の制御により、よりきめ細かな個別制御ができるととも
に、不必要な部屋を空調するといった多大なエネルギー
ロスをなくし省エネ効果が生まれる。また、ダンパーは
各ダクトの途中に設けたから、各室の吹出口より遠く、
したがって、ダンパーの作動音もなく、静音化されるな
どの効果を有するものである。
第１図は本発明の一実施例の熱交換気空調システムの断
面構成図、第２図は同熱交換気空調システムの一システ
ム例の平面図、第３図は従来の熱交換気空調システムの
断面構成図である。 １……本体、２……全交換器、３ａ，３ｂ……吸排気用
送風機、４……空調用送風機、５……熱交換器、６ａ，
６ｂ，６ｃ，６ｄ……給気用ダクト、７ａ，７ｂ，７ｃ
……ダンパー、８……メインコントローラ、９ａ，９
ｂ，９ｃ……コントローラ。
面構成図、第２図は同熱交換気空調システムの一システ
ム例の平面図、第３図は従来の熱交換気空調システムの
断面構成図である。 １……本体、２……全交換器、３ａ，３ｂ……吸排気用
送風機、４……空調用送風機、５……熱交換器、６ａ，
６ｂ，６ｃ，６ｄ……給気用ダクト、７ａ，７ｂ，７ｃ
……ダンパー、８……メインコントローラ、９ａ，９
ｂ，９ｃ……コントローラ。
Claims (1)
- 【請求項１】本体内に全熱交換器と、吸排気用送風機
と、空調用送風機と、熱交換器と、本体より吹出す空調
された空気を各室内に給気する給気用ダクトを備え、前
記給気用ダクトの途中に、給気風量を調節する個別制御
用ダンパーを設け、前記熱交換気空調機の本体を制御す
るメインコントローラと、前記個別制御用ダンパーを各
室ごとに対応して制御するコントローラを設けてなる熱
交換気空調システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62281273A JPH0650185B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 熱交換気空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62281273A JPH0650185B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 熱交換気空調システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01123930A JPH01123930A (ja) | 1989-05-16 |
| JPH0650185B2 true JPH0650185B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=17636773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62281273A Expired - Lifetime JPH0650185B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 熱交換気空調システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650185B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162083A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気調湿システム |
| JP2004045029A (ja) * | 2003-09-18 | 2004-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 換気システム |
| KR100594401B1 (ko) * | 2004-11-04 | 2006-06-30 | 주식회사 벤토피아 | 사용자 선택형 실내 환기시스템 |
| JP4847370B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2011-12-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両用燃料タンク |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6256726A (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-12 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気空調装置 |
| JPS62153648A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6285843U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-06-01 |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP62281273A patent/JPH0650185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6256726A (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-12 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気空調装置 |
| JPS62153648A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01123930A (ja) | 1989-05-16 |
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