JPH0413024A - 全外気室内両兼用型空調機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野１ 本発明は全外気による空調機と室内設置用空調機を一体
的に連設し、必要量の外気による熱処理と室内空気処理
を極めて簡便化、能率的に行わしめんとする省エネタイ
プの全外気室内画筆用型空Ｒ機に関するものである。

［従来の技術−１ 従来、ビル、デパート、作業場等多数の室内を冷暖空調
する場合に、該空調と同時に新鮮な外気の供給も必要と
されている。

かかる外気導入の手段として近時、機内に全熱交換器を
設置せる所謂、全外気兼用型空調機が開発されているが
、これら空調機のほとんどは外気による熱交換のみを主
とするものであるから室内空調を行わしめる場合には上
記外気空調機の他に室内空気処理用空調機として別の空
調機を用いなければならず、従って高価となる懸念が免
れなかったのである。

［発明か解決しようとする課題］ 殊に、上記外内気空気処理用として複数の空調機を用い
ることは設贋場所等においても、当然制約を受けるはも
ち論のこと配管工事が複雑多様となり、特に消費電力が
大である等経済的上、重大な欠点を有していたのである
。

本発明は上記、課題を根本的に解決するをその主な目的
としているものであって全体形状をきわめてコンパクト
化に形成し、上記諸要望を確実に期待することの出来得
る全外気室内向兼用型空調機を提供しようとするもので
ある。

［課題を解決するための手段−１ Ｌ記、目的を達成するがために本発明に係る全外気室内
向兼用型空調機は、機体内にＵ型状の送風通路ＡＩ、Ａ
２およびＢ１、Ｂ２を形成設け、該送風通路内に冷温コ
イル、送風機、全熱交換器等の諸機構を配置せる全外気
処理型空調機と隣接して室内空気処理用の空調機を一体
的に併設し構成した点をその特徴としている。

ε実施例とその作用１ 以下、本発明の一実施例を図面に付いて説明すると、外
気処理側空調機の構造は・・・・機体の上部に外気取入
口＆、給気口ｂ、還気口ｃ、排気口ｄの空気吸排口を各
開口設け、該機体内に上記外気取入Ｏａと給気Ｄ　ｂを
連通したＵ型状送風通路ＡＩを形成設け、該通路内に給
気用送風機１および冷、温水コイル２、加湿器３等の諸
機構を夫々箇所に配置し、上記送風通路調整ダンパー（
ア）、（イ）の切換え操作Ｉこよって該送風通路ＡＩ内
を通流する外気の一部を機体内の略中央に設置せる全熱
交換器４を経て送風通路Ａ２に通じる回路と、上記送風
通路ＡＩの隣接側に還気口Ｃと排気口ｄを連通するＵ型
状送風通路Ｂ１を形成すると共に、該送風通路Ｂｌ内に
還、排気用送風機５を、また上記送風通路Ａ２内にに全
排気ダンパー（つ）、排気調整ダンパー（１）等の各ダ
ンパーを夫々送風通路切換８ｆＩＥ自在に配置し、上記
送風通路Ｂ１内を通流する空気の全量排気、またはその
一部を室内給気供給側の送風通路ＡＩ内に還流すべく構
成されている。

ま１こ一方の室内空気処理側空調機は機体上部に室内空
気の還気口ｅ、給気口ｆを夫々開口設け、巨つ該内部に
ト記還、給気口ｅ、ｆを連通するＵ型状の送風通路Ｃを
形成し、該通路内の一方に送風機６．電動機７を配置せ
る送風機室を、また他方に熱交換コイル８、ドレンパン
９、加湿器１０．フィルター】１等の諸機構を夫々の箇
所に配置してなる熱交換室を形成してなる。

かかる室内空気処理空調機を上記外気処理側空調機に隣
接して一体的に連結構成してなるものである。

なお図示中１２．１３はエアーフィルターである。

また上記、両側機体の上部に外気取入口３゜給気口す、
ｆ、還気口ｃ、ｅ等の各空気吸排口を開設し、４つ器内
に消音機構を適宜に配置設けた消音チャンバ−１４、を
一体的に連設せしめることによってより有効な消音効果
を期待求めることが出来得る。

次に、その作用状体を説明すると、先ず送風通路調整用
ダンパー（ア）、（イ）を開路する・外気取入口λ、か
ら機内に取入れられた外気の全量は給気用送風機１によ
って送風通路Ａ１を流れ冷、温水コイル２．加湿器３に
て適当温度に熱交換・加湿か行われ給気口ｂ１ダクト（
図示省略）を介して室内側番箇所に設置されている送風
ユニットに送給し室内を冷、暖房する。

または直接全外気による冷気にて冷房することも可能で
ある。

上記、全外気冷房以外に必要量のみ外気を取入れする場
合にはダンパー（ア）を開路し、（イ）を開閉調整する
ことによって、送風通路ＡＩ側に流通する外気の一部が
余熱交換器４を通り送風通路Ａ２方向に流れ排気口すよ
り排出する。

上記、冷気の送給時に全排気ダンパー（つ）、を開路、
排気調整ダンパー（１）を閉路し、還、排気用送風機５
を作動するに還気口Ｃより機内に還流せる室内の汚染空
気の全量が送風通路Ｂ１、Ａ２を通り排気口ｔより室外
に排気する。

また上記排気時において熱量を必要とする場合に全排気
、排気調整ダンパー（つ）、（１）を開閉調整すること
によって排気空気の全量、またはその一部が全熱交換器
４　に流れる。

これらの全排気、排気調整ダンパー（つ）、（１）の操
作により還気口Ｃより機内に還流せる空気の一部あるい
は全量が上記全熱交換器４に流れることなく送風通路Ｂ
ｌ、より送風通路ＡＩに流れて外気と混流し再度の熱交
換が行われる。

また−刃室内側の空気は還気口ｅより機内の送風通路Ｃ
に流れ、熱交換コイル８、加湿器１０等の機構にて適当
な温度、湿度を有した冷暖気を室内に供給することが出
来得る。

・・等、本発明は室内の環境に応じてその都度、全外気
、あるいはその一部にて最適な熱交換が期待得られ、任
意の冷暖気を室内に容易に送給することが出来得るので
ある。

［発明の効果−１４゜ 以トの如く、本発明は全外気兼用型空調機と室内用の空
調機等全く両者機能の異なった空調機を一体的に併設形
成せしめたことを特徴とするもので上記作用の項にて記
載の通り、室内空調時に全外気、必要とする量の外気の
導入、室内の冷暖気を利用する等、室内の空気条件に応
じて種々の空調管理を単にダンパーの操作調整のみにて
容易確実に行わしめることが出来得る。

特に、本発明は全く頁別の両様空調機を一体構造に形成
したことによって従来機の如く複数の空調機を設置する
必要もなく、以て室内の配管、配線等の作業が容易、確
実であり消費電力も少なく非常に経済的等の効果がある
。

また請求項第０項記載の如く夫々の機体の上部に外気取
入口＆、給気口す、ｆ、還気口ｃ、ｅ等の各空気吸排口
を開設し、旦つ器内に消音機構を適宜に配置設けてなる
消音チャンバー１３を一体的に連設せしめることによっ
て超低騒音空調を同時に求めることが出来得るのである
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る全外気室白画兼用型空調機の一実施
例を示すもので、 第１図は内部機構を略解的に示す正面図、第２図は送風
状態を示す送風回路図である。 符号の説明 １、送風機 ４、全熱交換器 ６、室内送風用空調機 １３、消音チャンバー ２、冷、温水コイル ５、還、排気送風機 ８、熱交換コイル

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）機体の上部に外気取入口ａ、給気口ｂ、還気口ｃ
   、排気口ｄの空気吸排口を各開口設け、該機体内に上記
   外気取入口ａと給気口ｂを連通したＵ型状送風通路Ａ１
   を形成設け、該通路内に給気用送風機および冷、温水コ
   イル、加湿器等の諸機構を夫々箇所に配置し、送風通路
   調整ダンパー（ア）、（イ）の切換え操作によって上記
   、送風通路Ａ１内を通流する外気の一部を機体内の略中
   央に設置せる全熱交換器を経て送風通路Ａ２に通じる回
   路と、上記送風通路Ａ１の隣接側に還気口ｃと排気口ｄ
   を連通するＵ型状送風通路Ｂ１を形成すると共に、該送
   風通路Ｂ１内に還、排気用送風機を、また上記送風通路
   Ａ２内にに全排気ダンパー（ウ）、排気調整ダンパー（
   エ）等の各ダンパーを夫々送風通路切換調整自在に配置
   し、上記送風通路Ｂ１内を通流する空気の全量排気、ま
   たはその一部を室内給気供給側の送風通路Ａ１内に還流
   すべく構成してなる外気処理側空調機と、該空調機に隣
   接して上部に室内空気の還気口ｅ、給気口ｆを開口設け
   、旦つ上記の還、給気口を連通してＵ型状の送風通路Ｃ
   を機内に形成すると共に該送風通路Ｃ内の一方に送風機
   を配置せる送風機室を、他方に熱交換コイル、ドレンパ
   ン、加湿器、フィルター等の諸機構を夫々の箇所に配置
   した熱交換室を形成設けた室内空気処理空調機を一体的
   に連結併設せしめたことを特徴とする全外気室内両兼用
   型空調機。
2. （２）上記請求項第（１）項記載の全外気室内両兼用空
   調機において該機体の上部に外気取入口ａ、給気口ｂ、
   ｆ、還気口ｃ、ｅ等の各空気吸排口を開設し、旦つ器内
   に消音機構を適宜に配置設けてなる消音チャンバーを一
   体的に連設せしめたことを特徴とする全外気室内両兼用
   型空調機。