JPH0694940B2 - 全外気兼用型空調機 - Google Patents
全外気兼用型空調機Info
- Publication number
- JPH0694940B2 JPH0694940B2 JP1304499A JP30449989A JPH0694940B2 JP H0694940 B2 JPH0694940 B2 JP H0694940B2 JP 1304499 A JP1304499 A JP 1304499A JP 30449989 A JP30449989 A JP 30449989A JP H0694940 B2 JPH0694940 B2 JP H0694940B2
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- Japan
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- blower
- exhaust
- port
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は全外気の空調、即ち全外気兼用型空調機に関す
るものである。
るものである。
従来、ビル等多数の室内に冷、暖房を送給する場合に、
各室毎に常時新鮮な外気の導入が必要であることは勿論
であるが、その手段として機体の一部に外気取入口、室
内送気口、還気口、排気口を各開設し、夫々の口部を送
通風路にて連通形成すると共に、該外気送風路内に全熱
交換器を設置してなる全熱交換器組込み型空調機が用い
られている。
各室毎に常時新鮮な外気の導入が必要であることは勿論
であるが、その手段として機体の一部に外気取入口、室
内送気口、還気口、排気口を各開設し、夫々の口部を送
通風路にて連通形成すると共に、該外気送風路内に全熱
交換器を設置してなる全熱交換器組込み型空調機が用い
られている。
而るに斯かる空調機のほとんどは、外気の一部を取入れ
る構造で必要以上の外気を求めることは困難であり、殊
に全外気を取入れようとする場合には当然機体全体が大
きくなり据付スペースは勿論のこと、騒振音も甚だし
く、且つ全熱交換器の設置箇処が機体内の側部或は端部
側に設置されているがために構造が非常に複雑であり、
且つ全体型状が嵩高となる懸念が免れかったのである。
る構造で必要以上の外気を求めることは困難であり、殊
に全外気を取入れようとする場合には当然機体全体が大
きくなり据付スペースは勿論のこと、騒振音も甚だし
く、且つ全熱交換器の設置箇処が機体内の側部或は端部
側に設置されているがために構造が非常に複雑であり、
且つ全体型状が嵩高となる懸念が免れかったのである。
本発明は上記、目的を達成する手段として機体の上部、
適宜箇処に外気取入口、給気口、還気口、排気口を各開
口設けると共に、該機体の一方に上記、外気取入口と給
気口を連通する略Ｕ型状の送風回路A1を形成設け、該回
路のOA室（ａ）内に給気用SA送風機を、熱交換室（ｂ）
内に冷却、加熱コイルを各配設すると共に、該回路A1内
に全外気冷房用ダンパーを設けて上記送風回路A1を通流
する空気の必要OA量のみを機体略中央部に設置せる全熱
交換器に切換え流通する送風回路A2を形成設けけ、また
上記送風回路A1の他方側に還流口と排気口を連通する送
風回路B1を設け、RA室（ｃ）およびEA室（ｄ）を各形成
すると共にRA室（ｃ）内に還、排気用RA送風機を設置
し、且つ上記送風回路B1内にRAバイバスダンパー、全排
気ダンパー、排気調整ダンパー等の風流切換え機構を夫
々配置し、該送風回路B1内を通流する排気の全量を排
気、若しくは一部を上記全熱交換器の送風回路B2を通し
て排気、または上記、OA側の送風回路A1に還流すべく形
成せしめたことを特徴とする全外気兼用型空調機を提供
しようとするもので、殊に上記、全熱交換器を機体中央
に位置付けした点を構成上の不可欠要件としているもの
である。
適宜箇処に外気取入口、給気口、還気口、排気口を各開
口設けると共に、該機体の一方に上記、外気取入口と給
気口を連通する略Ｕ型状の送風回路A1を形成設け、該回
路のOA室（ａ）内に給気用SA送風機を、熱交換室（ｂ）
内に冷却、加熱コイルを各配設すると共に、該回路A1内
に全外気冷房用ダンパーを設けて上記送風回路A1を通流
する空気の必要OA量のみを機体略中央部に設置せる全熱
交換器に切換え流通する送風回路A2を形成設けけ、また
上記送風回路A1の他方側に還流口と排気口を連通する送
風回路B1を設け、RA室（ｃ）およびEA室（ｄ）を各形成
すると共にRA室（ｃ）内に還、排気用RA送風機を設置
し、且つ上記送風回路B1内にRAバイバスダンパー、全排
気ダンパー、排気調整ダンパー等の風流切換え機構を夫
々配置し、該送風回路B1内を通流する排気の全量を排
気、若しくは一部を上記全熱交換器の送風回路B2を通し
て排気、または上記、OA側の送風回路A1に還流すべく形
成せしめたことを特徴とする全外気兼用型空調機を提供
しようとするもので、殊に上記、全熱交換器を機体中央
に位置付けした点を構成上の不可欠要件としているもの
である。
以下、その作用状態を第６図に示す空気流通回路図に付
いて説明すると、「送風回路A1」、外気取入口（ア）か
ら取入れられた外気の全量は給気用SA送風機（１）によ
り送風OA室（ａ）から熱交換室（ｂ）内に直流し、冷却
コイル（３）または加熱コイル（４）にて適当温度に熱
交換され、給気口（イ）よりダクト（図示省略）を介し
て室内側に設置せる各送風ユニット、或は直接に全外気
による冷気を供給し室内を冷房する。
いて説明すると、「送風回路A1」、外気取入口（ア）か
ら取入れられた外気の全量は給気用SA送風機（１）によ
り送風OA室（ａ）から熱交換室（ｂ）内に直流し、冷却
コイル（３）または加熱コイル（４）にて適当温度に熱
交換され、給気口（イ）よりダクト（図示省略）を介し
て室内側に設置せる各送風ユニット、或は直接に全外気
による冷気を供給し室内を冷房する。
「送風回路A2」、上記、全外気による冷房以外に必要外
気量を求める場合には全外気冷房用ダンパー（９）の調
整作動によってその一部を全熱交換器（５）を通過させ
て上記熱交換室（ｂ）に送流する。
気量を求める場合には全外気冷房用ダンパー（９）の調
整作動によってその一部を全熱交換器（５）を通過させ
て上記熱交換室（ｂ）に送流する。
「送風回路B1」、上記、冷気の送給と同時に還、排気用
RA送風機（２）が作動し、ダクト（図示省略）を介して
還気口（ウ）より機内に還流せる室内の汚染空気が全排
気ダンパー（11）の開弁によってRA室（ｃ）よりEA
（ｄ）に流通し、その全量が排気口（エ）より外部に排
気する。
RA送風機（２）が作動し、ダクト（図示省略）を介して
還気口（ウ）より機内に還流せる室内の汚染空気が全排
気ダンパー（11）の開弁によってRA室（ｃ）よりEA
（ｄ）に流通し、その全量が排気口（エ）より外部に排
気する。
「送風回路B2」、上記、排気時において熱量を必要とす
る場合において全排気ダンパー（11）を開閉調整し排気
量の全量、或は一部を全熱交換器（５）側に通流する。
る場合において全排気ダンパー（11）を開閉調整し排気
量の全量、或は一部を全熱交換器（５）側に通流する。
「送風回路Ｃ」、なお還気口（ウ）よりの還気はRAバイ
バスダンパー（10）の開弁、排気調整ダンパー（12）の
開弁にてその一部或は全量を全熱交換器（５）方向に流
すことなくOA室（ａ）に通流し外気と合流させて混合気
を造出する。
バスダンパー（10）の開弁、排気調整ダンパー（12）の
開弁にてその一部或は全量を全熱交換器（５）方向に流
すことなくOA室（ａ）に通流し外気と合流させて混合気
を造出する。
「本発明は上記夫々の送風回路「A1」「A2」「A3」「A
4」を機内に形成し、各ダンパーによる風流の切替え操
作によって夫々の通風路内に任意自在の送風調整が行な
われるのである。
4」を機内に形成し、各ダンパーによる風流の切替え操
作によって夫々の通風路内に任意自在の送風調整が行な
われるのである。
即ち、室内の空気条件等に鑑みて全外気、或は必要とす
る外気の取入れがきわめて容易となり、室内に最適な冷
房管理を求めることができ得るのである。
る外気の取入れがきわめて容易となり、室内に最適な冷
房管理を求めることができ得るのである。
以下、本発明の実施の態様を例示図に付いて詳説する
と、機体上部の適宜箇処に外気取入口（ア）、給気口
（イ）、還気口（ウ）、排気口（エ）の各口を開口設
け、夫々の口部はダクト（図示省略）を介して室内側の
送気口、還気口、外部排気口に各連結されている。
と、機体上部の適宜箇処に外気取入口（ア）、給気口
（イ）、還気口（ウ）、排気口（エ）の各口を開口設
け、夫々の口部はダクト（図示省略）を介して室内側の
送気口、還気口、外部排気口に各連結されている。
機体内部には上記、外気取入口（ア）と給気口（イ）と
連結するＵ型状の送風回路「A1」を連通設け、該送風回
路内にOA室（ａ）、熱交換室（ｂ）を形成すると共に上
記、送風回路と併設に室内還気口（ウ）と排気口（エ）
を連結するＵ型状の送風回路「B1」を連通設け、該送風
回路内にRA室（ｃ）とEA室（ｄ）を各形成する。
連結するＵ型状の送風回路「A1」を連通設け、該送風回
路内にOA室（ａ）、熱交換室（ｂ）を形成すると共に上
記、送風回路と併設に室内還気口（ウ）と排気口（エ）
を連結するＵ型状の送風回路「B1」を連通設け、該送風
回路内にRA室（ｃ）とEA室（ｄ）を各形成する。
また上記、夫々の送風回路のOA室（ａ）内には給気用SA
送風機（１）を、熱交換室（ｂ）内には冷却コイル
（３）を、上記OA室（ａ）とEA室（ｂ）間の機体中央部
分に全熱交換器（５）を直立または斜設し、RA室（ｃ）
内には還、排気用RA送風機（２）を各配設する。
送風機（１）を、熱交換室（ｂ）内には冷却コイル
（３）を、上記OA室（ａ）とEA室（ｂ）間の機体中央部
分に全熱交換器（５）を直立または斜設し、RA室（ｃ）
内には還、排気用RA送風機（２）を各配設する。
更に上記、送風回路「A1」の一部には全外気冷房用ダン
パー（９）を、送風回路「Ｃ」にはRAバイバスダンパー
（10）を、送風回路「B1」「B2」内には全排気ダンパー
（11）、排気調整ダンパー（12）等の風流切替え用機構
を各配設し、夫々の回路内を通流する空気の方向を変更
する。
パー（９）を、送風回路「Ｃ」にはRAバイバスダンパー
（10）を、送風回路「B1」「B2」内には全排気ダンパー
（11）、排気調整ダンパー（12）等の風流切替え用機構
を各配設し、夫々の回路内を通流する空気の方向を変更
する。
また此れらの機構は連動連結機構、風量調整センサーに
よる自動調整或はリモートコントロール方式等と如何な
る方法を用いるも可能である。
よる自動調整或はリモートコントロール方式等と如何な
る方法を用いるも可能である。
なお上記、構成中においてメインフィルタ（６）、OAプ
レフィルタ（７）、RAプレフィルタ（８）、ドレンパン
（13）、加湿器（14）を示すもので、他に給、排水バル
ブ等の種々の空調部材を必要において夫々が配置されて
いる。とは謂うまでもない。
レフィルタ（７）、RAプレフィルタ（８）、ドレンパン
（13）、加湿器（14）を示すもので、他に給、排水バル
ブ等の種々の空調部材を必要において夫々が配置されて
いる。とは謂うまでもない。
また、本発明においては熱交換（ｂ）内に設置する冷却
コイル（３）は第１図示にのみ限定されるものではな
く、第５図示の如く前後方向に斜設するか、或は送風側
供給の条件に応じて第４図示の如く夫々能力の異なる複
数箇の冷却コイル（３）、（３）を左右方向、或は前後
方向に逆Ｖ型状、またはＶ型状、Ｗ型状等に配置し、該
コイル上方の熱交換室（ｂ）を仕切板（15）によって複
数の送風路（c1）、（c2）に分断形成し此れらの送風路
（c1）、（c2）を夫々の給気口（イ）、（ロ）に連通す
ると共に該送風路（c1）、（c2）内に風量調整機構（1
6）、（16）を設け、各送風路内を通流する空気流れを
開閉調整行なわしめることによって、各室内の条件、即
ちインテリアゾーン、ペリメータゾーン等室内夫々の空
気環境に適した理想的な空調分布を同時にきわめて容易
に求めることができ得るのである。
コイル（３）は第１図示にのみ限定されるものではな
く、第５図示の如く前後方向に斜設するか、或は送風側
供給の条件に応じて第４図示の如く夫々能力の異なる複
数箇の冷却コイル（３）、（３）を左右方向、或は前後
方向に逆Ｖ型状、またはＶ型状、Ｗ型状等に配置し、該
コイル上方の熱交換室（ｂ）を仕切板（15）によって複
数の送風路（c1）、（c2）に分断形成し此れらの送風路
（c1）、（c2）を夫々の給気口（イ）、（ロ）に連通す
ると共に該送風路（c1）、（c2）内に風量調整機構（1
6）、（16）を設け、各送風路内を通流する空気流れを
開閉調整行なわしめることによって、各室内の条件、即
ちインテリアゾーン、ペリメータゾーン等室内夫々の空
気環境に適した理想的な空調分布を同時にきわめて容易
に求めることができ得るのである。
また上記送風状況等に応じて冷却コイル（３）の能力不
足の場合、或は能力アップを求める場合には更に上記コ
イル（３）面に加熱コイル（４）を併設することによっ
て容易に解決することもでき得る。
足の場合、或は能力アップを求める場合には更に上記コ
イル（３）面に加熱コイル（４）を併設することによっ
て容易に解決することもでき得る。
なお、場合によっては上記、冷却コイル（３）の何れか
一方、または両側への加熱を停止し外気を単に通過させ
外気のみを送供行なわしめることも可能である。
一方、または両側への加熱を停止し外気を単に通過させ
外気のみを送供行なわしめることも可能である。
本発明は上記の如く構成したものであるから全体型状が
非常にコンパクトに形成され、且つ全熱交換器（５）、
給気用SA送風機（１）等の重量機構を機体中央部分に配
置したことによって安定性も頗ぶる良効であり、騒振動
を軽減するは勿論、特に全外気を取り入れる場合におい
ても本体を何等変更することなく嵩小てて全外気空調を
容易に得られる等の効果がある。
非常にコンパクトに形成され、且つ全熱交換器（５）、
給気用SA送風機（１）等の重量機構を機体中央部分に配
置したことによって安定性も頗ぶる良効であり、騒振動
を軽減するは勿論、特に全外気を取り入れる場合におい
ても本体を何等変更することなく嵩小てて全外気空調を
容易に得られる等の効果がある。
更に本発明は請求項第項に記載の如く、熱交換室
（ｂ）内に冷起コイル（３）を斜設または逆Ｖ型状、Ｗ
型状等に配置し、該冷却コイル（３）の送風通路を分断
し、空気環境の異なる各室毎に、或はインテリアゾー
ン、ペリメータゾーン等の送風部分に連通行なわしめる
ことによって夫々の部分箇処に理想的な空調展開を同時
にして容易に求めることができ得る等の利点を有してい
る。
（ｂ）内に冷起コイル（３）を斜設または逆Ｖ型状、Ｗ
型状等に配置し、該冷却コイル（３）の送風通路を分断
し、空気環境の異なる各室毎に、或はインテリアゾー
ン、ペリメータゾーン等の送風部分に連通行なわしめる
ことによって夫々の部分箇処に理想的な空調展開を同時
にして容易に求めることができ得る等の利点を有してい
る。
更に本発明においては請求項第項記載の如く、機体の
上部に外気取入口（ア）、給気口（イ）、排気口（エ）
等の各空気出入口を開口設け、且つ内部に適宜の消音機
構を配設してなる消音チャンバー（17）、（17′）を一
体的に連設することによって超低騒音機能を有した空調
を容易に求めることができ得るのである。
上部に外気取入口（ア）、給気口（イ）、排気口（エ）
等の各空気出入口を開口設け、且つ内部に適宜の消音機
構を配設してなる消音チャンバー（17）、（17′）を一
体的に連設することによって超低騒音機能を有した空調
を容易に求めることができ得るのである。
また場合によっては請求項第項に記載の如く、熱交換
室（ｂ）部分を本体部分と分離し、該送風給気用SA送風
機（１）の吹出口（１′）を各室内に配設せるコイルユ
ニット、即ち空調端末ユニット側（Ｄ）に直結すること
によって室内送風口と近接し、以て送流時に自然消耗す
る熱エネルギーの損失を未然に防止する等の省エネ効果
をも併せ有するものである。
室（ｂ）部分を本体部分と分離し、該送風給気用SA送風
機（１）の吹出口（１′）を各室内に配設せるコイルユ
ニット、即ち空調端末ユニット側（Ｄ）に直結すること
によって室内送風口と近接し、以て送流時に自然消耗す
る熱エネルギーの損失を未然に防止する等の省エネ効果
をも併せ有するものである。
第１図は本発明に係わる全外気兼用型空調機の内部構造
を例示せる正面図、 第２図は同上、平面図、 第３図は同上、中央部分の断面略解図、 第４図は他の実施態様を例示する正面図、 第５図は同上熱交換コイルの斜設状態を示す正面図、 第６図は空気流通回路図、 第７図は本発明空調機の他の応用例示図である。 符号の説明 （ａ）……OA室、（ｂ）……熱交換室、（ｃ）……RA
室、（ｄ）……EA室 （１）……給気用SA送風機、（２）……還、排気用送風
機 （３）……冷却コイル、（４）……加熱コイル、（５）
……全熱交換器 （17）……消音チャンバー
を例示せる正面図、 第２図は同上、平面図、 第３図は同上、中央部分の断面略解図、 第４図は他の実施態様を例示する正面図、 第５図は同上熱交換コイルの斜設状態を示す正面図、 第６図は空気流通回路図、 第７図は本発明空調機の他の応用例示図である。 符号の説明 （ａ）……OA室、（ｂ）……熱交換室、（ｃ）……RA
室、（ｄ）……EA室 （１）……給気用SA送風機、（２）……還、排気用送風
機 （３）……冷却コイル、（４）……加熱コイル、（５）
……全熱交換器 （17）……消音チャンバー
Claims (5)
- 【請求項１】機体の上部、適宜箇処に外気取入口、給気
口、還気口、排気口を各開口設け、該機体の一方に上
記、外気取入口と給気口を連通する略Ｕ型状のOA−SA送
風回路A1を形成すると共に、該回路内に給気用SA送風機
および熱交換室内には熱交換コイルを斜設配置し、該回
路A1に全外気冷房用ダンパーを設けて上記送風回路A1を
通流する外気の必要OA量を機体の略中央部に設置せる全
熱交換器に切換え流通自在とした送風回路A2と、上記送
風回路A1の隣接側に還気口と排気口を連通してなるRA−
EA送風回路B1を形成すると共に、該回路B1内に還、排気
用RA送風機及びRAバイバスダンパー、全排気ダンパー、
排気調整ダンパーの各風流切換え機構を夫々に配置し、
此れらのダンパー機構の操作によって上記送風回路B1内
を通流する排気の全量を排気、若しくは一部を上記全熱
交換器と連通する送風回路B2を通して排気および上記、
OA−SA送風回路A1に還流すべく構成せしめたことを特徴
とする全外気兼用型空調機。 - 【請求項２】上記、熱交換室内に設置せる冷却、加熱コ
イルを左右、或は前後方向に斜設またはＶ型状、Ｖ型
状、Ｗ型状等に設置すると共に、該冷却、加熱コイルの
送風側通路を仕切板により複数送風通路に分断形成し、
該送風通路をインテリアゾーン、ペリメータゾーン等の
如く各室内の空気条件の異なる給気口に夫々接続連通す
るように構成したことを特徴とする請求項第項記載の
全外気兼用型空調機。 - 【請求項３】上記、冷却コイルの一面に該コイルの能力
容量に応じて更に適宜容量の加熱コイルを併設せしめた
ことを特徴とする上記請求項第項記載の全外気兼用型
空調機。 - 【請求項４】機体の上部に外気取入口、給気口、還気
口、排気口等の各空気出入口を開口設け、且つ該内部に
適宜の消音機構を配設してなる消音チャンバーを一体的
に連設してなる上記請求項第項記載の全外気兼用型空
調機。 - 【請求項５】上記構成において全熱交換器と還排気機構
を有してなる本体側と、冷却、加熱コイル等の機構を配
設した給気側とを分離自在に形成し、給気用SA送風機の
送風口を直接に各室内に配設せる熱交換ユニット等の空
調端末機に連結するように構成せしめたことを特徴とす
る請求項第項記載の全外気兼用型空調機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1304499A JPH0694940B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 全外気兼用型空調機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1304499A JPH0694940B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 全外気兼用型空調機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03164630A JPH03164630A (ja) | 1991-07-16 |
| JPH0694940B2 true JPH0694940B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=17933768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1304499A Expired - Fee Related JPH0694940B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 全外気兼用型空調機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694940B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002181351A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Shimizu Corp | 外気処理ユニットおよび空調設備 |
| JP4816259B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-11-16 | マックス株式会社 | 空調装置 |
| CN109556219B (zh) * | 2018-11-12 | 2020-10-23 | 无锡欧龙德科技有限公司 | 变风量空调机组及其控制方法 |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP1304499A patent/JPH0694940B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03164630A (ja) | 1991-07-16 |
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