JPH06323570A - 層階室内の空調方法とその装置 - Google Patents
層階室内の空調方法とその装置Info
- Publication number
- JPH06323570A JPH06323570A JP5107810A JP10781093A JPH06323570A JP H06323570 A JPH06323570 A JP H06323570A JP 5107810 A JP5107810 A JP 5107810A JP 10781093 A JP10781093 A JP 10781093A JP H06323570 A JPH06323570 A JP H06323570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- port
- chamber
- exhaust
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】空調機を重層階建物の各階層間空間を利用して
有効設置し、冷暖気の送給は勿論新鮮外気の導入を容易
に行わしめる。 【構成】機体１の前部上下に給気口２、還気口３を開
設、他方側に排気口４、外気取入口５を設け、還気口３
と排気口４、外気取入口５と給気口２を夫々風路６ａ，
６ｂにて連通し、外気導入室Ａ、還気室Ｂ、排気室Ｃ、
給気室Ｄ、熱交換室Ｅを形成し、還排気用送風機７、給
気用送風機８、冷温水用熱交換コイル９，１０、ドレン
パン１１、加湿器１２、フィルター１３を、風路６ａ，
６ｂ間に全熱交換器１５を、風路６ａ，６ｂ間に外気バ
イパスダンパーＦを付設し、ダンパーＦの操作により機
内流通の空気を、換気、全外気冷房運転等任意自在に切
換え可能に設けてある。特に給気口２、還気口３に夫々
ダクト１６，１７を恰もコ型形状に設け、このコ型連結
管の股間部分に天井が位置するよう構成してある。
有効設置し、冷暖気の送給は勿論新鮮外気の導入を容易
に行わしめる。 【構成】機体１の前部上下に給気口２、還気口３を開
設、他方側に排気口４、外気取入口５を設け、還気口３
と排気口４、外気取入口５と給気口２を夫々風路６ａ，
６ｂにて連通し、外気導入室Ａ、還気室Ｂ、排気室Ｃ、
給気室Ｄ、熱交換室Ｅを形成し、還排気用送風機７、給
気用送風機８、冷温水用熱交換コイル９，１０、ドレン
パン１１、加湿器１２、フィルター１３を、風路６ａ，
６ｂ間に全熱交換器１５を、風路６ａ，６ｂ間に外気バ
イパスダンパーＦを付設し、ダンパーＦの操作により機
内流通の空気を、換気、全外気冷房運転等任意自在に切
換え可能に設けてある。特に給気口２、還気口３に夫々
ダクト１６，１７を恰もコ型形状に設け、このコ型連結
管の股間部分に天井が位置するよう構成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はビル、ホテル等の重層
階建物の各階層間空間を利用して空調機を設置し、室内
に冷暖気の送給は勿論、新鮮な外気の導入をも容易に行
わしめんとする層階室内の空調方法とその装置に関す
る。
階建物の各階層間空間を利用して空調機を設置し、室内
に冷暖気の送給は勿論、新鮮な外気の導入をも容易に行
わしめんとする層階室内の空調方法とその装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】通常、ビル、ホテル等の重層階建物の各
室内毎に冷暖房空調用としての種々の空調機が設置され
ているが、室内の意匠感、環境等により近時、該空調機
を天井内または壁面内に埋設して用いる傾向がある。し
かるに上記の如く、比較的狭小な天井内、壁内等箇所に
嵩高な空調機を設置することは該設置スペースの関連か
ら当然に制約を受けるは勿論のこと、特に一台の機器に
て還，排気、外気の導入等全ての空調作業を求めること
は構造上きわめて困難であると共に空気吹出口、還気
口，排気口の各吸、排気口と連設するダクト配管も複雑
となり、これらのメンテナンス作業もきわめて難多であ
る等の欠点を有していた。
室内毎に冷暖房空調用としての種々の空調機が設置され
ているが、室内の意匠感、環境等により近時、該空調機
を天井内または壁面内に埋設して用いる傾向がある。し
かるに上記の如く、比較的狭小な天井内、壁内等箇所に
嵩高な空調機を設置することは該設置スペースの関連か
ら当然に制約を受けるは勿論のこと、特に一台の機器に
て還，排気、外気の導入等全ての空調作業を求めること
は構造上きわめて困難であると共に空気吹出口、還気
口，排気口の各吸、排気口と連設するダクト配管も複雑
となり、これらのメンテナンス作業もきわめて難多であ
る等の欠点を有していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記室内
外設置による冷暖房空調機の欠点を解決しょうとするも
のであって、従来全く無視されていた各階層間における
空間部を利用して空調機を容易に設置出来得、且つ該空
調機の全体形状をきわめて小型コンパクト化に形成する
と共に室内換気と同時に外気の導入をも可能とした室内
への空調方法と上記の如く多機能を有した室外設置形換
気装置を提供しようとするものである。
外設置による冷暖房空調機の欠点を解決しょうとするも
のであって、従来全く無視されていた各階層間における
空間部を利用して空調機を容易に設置出来得、且つ該空
調機の全体形状をきわめて小型コンパクト化に形成する
と共に室内換気と同時に外気の導入をも可能とした室内
への空調方法と上記の如く多機能を有した室外設置形換
気装置を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段として、この発明に用いられている換気ユニットの構
造の概略は例示する図面に示す如く、機体１の前部上下
に給気口２と還気口３を設置すべき天井c 厚さと略同一
の間隔を隔てて開設し、他方側に排気口４及び外気取入
口５を各開口設け、且つ該還気口３と排気口４、外気取
入口５と給気口２を夫々送風通路６ａ、６ｂにて連通す
るすると共に該機内に外気導入室Ａ、還気室Ｂ、排気室
Ｃ、給気室Ｄ、熱交換室Ｅの各室を形成設け、夫々の各
室内に還排気用送風機７，給気用送風機８、冷、温水用
熱交換コイル９，１０、ドレンパン１１、加湿器１２、
フィルター１３等の機構を、また上記両側送風通路６
ａ，６ｂ間に全熱交換器１５を配置し、更に該送風通路
６ａ、６ｂ間に外気バイバスダンパーＦを開閉自在に付
設し、該ダンパーＦの操作によって機内通流の空気を還
気、全外気冷房運転等任意自在に切換え運転を行わしめ
るように構成してなるものである。
段として、この発明に用いられている換気ユニットの構
造の概略は例示する図面に示す如く、機体１の前部上下
に給気口２と還気口３を設置すべき天井c 厚さと略同一
の間隔を隔てて開設し、他方側に排気口４及び外気取入
口５を各開口設け、且つ該還気口３と排気口４、外気取
入口５と給気口２を夫々送風通路６ａ、６ｂにて連通す
るすると共に該機内に外気導入室Ａ、還気室Ｂ、排気室
Ｃ、給気室Ｄ、熱交換室Ｅの各室を形成設け、夫々の各
室内に還排気用送風機７，給気用送風機８、冷、温水用
熱交換コイル９，１０、ドレンパン１１、加湿器１２、
フィルター１３等の機構を、また上記両側送風通路６
ａ，６ｂ間に全熱交換器１５を配置し、更に該送風通路
６ａ、６ｂ間に外気バイバスダンパーＦを開閉自在に付
設し、該ダンパーＦの操作によって機内通流の空気を還
気、全外気冷房運転等任意自在に切換え運転を行わしめ
るように構成してなるものである。
【０００５】特にこの発明においては、上部の給気口２
に送風管１６を、下部の還気口３に還気管１７を恰もコ
型形状に連結設け、該コ型連結管の股間部分に丁度、天
井cが位置すべく股架設置行わしめるように構成した点
を特徴としている。
に送風管１６を、下部の還気口３に還気管１７を恰もコ
型形状に連結設け、該コ型連結管の股間部分に丁度、天
井cが位置すべく股架設置行わしめるように構成した点
を特徴としている。
【０００６】更に、上記給気口２部分に，管内部に適宜
形状の消音機構ｄを付設してなる送風管１６を連結設け
室内に静粛な空調展開が求め得られるように構成した点
もその特徴としているものである。
形状の消音機構ｄを付設してなる送風管１６を連結設け
室内に静粛な空調展開が求め得られるように構成した点
もその特徴としているものである。
【０００７】
【作用】上記、構造を有してなる換気ユニットを、例え
ば図５に示す如く、給気管１６が天井c の上部側に、還
気管１７が下方に位置するが如く天井c を境として恰も
コ形状に股架設置し、下方の還気管１７を直接に室内側
空気還気口ｈに開口して室内よりの空気を吸い込みし、
また上部の送風管１６を天井内に這設したダクトｊに連
結するか、または直接に吹出口ｋに連設する。かかる状
体で還，排、給気用送風機７、８を運転行わしめること
によって室内側空気還気口ｈより室内の汚染された空気
が機内に導流し、還気室Ｂを遠り、矢印アーイに示す送
風通路ａを経て排気口４より室外に放出する。また上
記、作用と同時に室外の新鮮な空気は外気取入口５より
矢印ウーエに示す送風通路ｂを経て給気室Ｄ、熱交換室
Ｅに流れ給気口２より室内に送給する。その間、室内よ
りの還気空気は該還気中の熱量が全熱交換器１５通過時
において一部が回収され、またこれと同時に機内に導入
せる外気が該全熱交換器１５の作用により通過時におい
て該外気内の熱量の一部を給熱しながら熱交換室Ｅに送
られるので使用熱量を大巾に節減出来得。因みに室内に
冷房を求める場合には熱交換室Ｅ内に設置されている冷
水用熱交換コイル９に冷水を通流し、外気取入口５より
の外気を該冷水用熱交換コイル９を通過行わしめること
によって該外気が適当な温度に冷却されて室内に冷風を
送給することが出来得、また暖房を必要とする場合には
温水用熱交換コイル１０を開栓して温水を供給し、外気
を上記と同様に該温水用熱交換コイル１０を通過行わし
めることによって空気が適宜温度に加熱され室内に所定
の暖風を送風することが出来得るのである。また上記、
冷暖風時において室内がより乾燥し、加湿空気を必要と
する場合には加湿器１２に加湿水を給水することにより
該加湿器１２の作用によって適当な加湿空気をも同時に
送給行わしめることも出来得る。
ば図５に示す如く、給気管１６が天井c の上部側に、還
気管１７が下方に位置するが如く天井c を境として恰も
コ形状に股架設置し、下方の還気管１７を直接に室内側
空気還気口ｈに開口して室内よりの空気を吸い込みし、
また上部の送風管１６を天井内に這設したダクトｊに連
結するか、または直接に吹出口ｋに連設する。かかる状
体で還，排、給気用送風機７、８を運転行わしめること
によって室内側空気還気口ｈより室内の汚染された空気
が機内に導流し、還気室Ｂを遠り、矢印アーイに示す送
風通路ａを経て排気口４より室外に放出する。また上
記、作用と同時に室外の新鮮な空気は外気取入口５より
矢印ウーエに示す送風通路ｂを経て給気室Ｄ、熱交換室
Ｅに流れ給気口２より室内に送給する。その間、室内よ
りの還気空気は該還気中の熱量が全熱交換器１５通過時
において一部が回収され、またこれと同時に機内に導入
せる外気が該全熱交換器１５の作用により通過時におい
て該外気内の熱量の一部を給熱しながら熱交換室Ｅに送
られるので使用熱量を大巾に節減出来得。因みに室内に
冷房を求める場合には熱交換室Ｅ内に設置されている冷
水用熱交換コイル９に冷水を通流し、外気取入口５より
の外気を該冷水用熱交換コイル９を通過行わしめること
によって該外気が適当な温度に冷却されて室内に冷風を
送給することが出来得、また暖房を必要とする場合には
温水用熱交換コイル１０を開栓して温水を供給し、外気
を上記と同様に該温水用熱交換コイル１０を通過行わし
めることによって空気が適宜温度に加熱され室内に所定
の暖風を送風することが出来得るのである。また上記、
冷暖風時において室内がより乾燥し、加湿空気を必要と
する場合には加湿器１２に加湿水を給水することにより
該加湿器１２の作用によって適当な加湿空気をも同時に
送給行わしめることも出来得る。
【０００８】また室内の環境等により、外気のみによる
室内冷房を必要とする場合には外気バイバスダンパーＦ
を開路とすることによって外気取入口５よりの新鮮な外
気が全熱交換器１５を通過することなく直接、点線ウー
オに流れ送風機室Ｃより熱交換室Ｅを経て、送風管１６
を通して室内に、または各室内に送給する。なお上記に
よる場合には当然、冷、温水熱交換コイル７、８への給
水が停止されているが、更に室内の人口密度、日照等の
関係にて冷気が不足する場合には冷水コイル９に冷水を
給水して所定の温度に補填する。 その他、ダンパーＦ
操作にて送風通路６ａ、６ｂを切換え行わしめることに
より室内空気の全量を外部に放出することなく一部を屋
外に廃棄し、一部を還戻させることも可能である。
室内冷房を必要とする場合には外気バイバスダンパーＦ
を開路とすることによって外気取入口５よりの新鮮な外
気が全熱交換器１５を通過することなく直接、点線ウー
オに流れ送風機室Ｃより熱交換室Ｅを経て、送風管１６
を通して室内に、または各室内に送給する。なお上記に
よる場合には当然、冷、温水熱交換コイル７、８への給
水が停止されているが、更に室内の人口密度、日照等の
関係にて冷気が不足する場合には冷水コイル９に冷水を
給水して所定の温度に補填する。 その他、ダンパーＦ
操作にて送風通路６ａ、６ｂを切換え行わしめることに
より室内空気の全量を外部に放出することなく一部を屋
外に廃棄し、一部を還戻させることも可能である。
【０００９】
【実施例】以下、実施例を図面について説明すると、１
は機体にて室内側に面する機体の前面上部に給気口２
を、該下方に一定の間隔を隔てて還気口３を、また該機
体１の背部側に排気口４を、底面片側に外気取入口５の
各吸、排気口が夫々に開設されている。また機内中央を
数枚の仕切板ａ，ｂにて上下左右に区切りし下方に外気
導入室Ａ及び還気室Ｂと排気室Ｃを、上部に給気室Ｄ及
び熱交換室Ｅの各室を形成すると共に夫々の室内を、送
風通路６ａにて還気口３より排気口４に、送風通路６ｂ
にて外気取入口５より給気口２に至る通路にて各連通行
わしめる。更に、上記形成せる各室毎に、例えば還気室
Ｂ内に還，排気用送風機７を、給気室Ｄ内に給気用送風
機８の送風機を上下左右に夫々に配置し、熱交換室Ｅ内
には冷水用熱交換コイル９、温水用熱交換コイル１０及
びドレンパン１１、加湿器１２、バルブ機構１４等の諸
機構装置を配置し、更に外気取入口５、還気口３のの近
辺箇所にプレフィルター、中性能フィルター等機能に応
じた適宜のフィルター１３を配置する。なお場合によっ
ては上記各室内の空間部を利用してその他必要とする機
構装置を同時に配置収容することも出来得る。
は機体にて室内側に面する機体の前面上部に給気口２
を、該下方に一定の間隔を隔てて還気口３を、また該機
体１の背部側に排気口４を、底面片側に外気取入口５の
各吸、排気口が夫々に開設されている。また機内中央を
数枚の仕切板ａ，ｂにて上下左右に区切りし下方に外気
導入室Ａ及び還気室Ｂと排気室Ｃを、上部に給気室Ｄ及
び熱交換室Ｅの各室を形成すると共に夫々の室内を、送
風通路６ａにて還気口３より排気口４に、送風通路６ｂ
にて外気取入口５より給気口２に至る通路にて各連通行
わしめる。更に、上記形成せる各室毎に、例えば還気室
Ｂ内に還，排気用送風機７を、給気室Ｄ内に給気用送風
機８の送風機を上下左右に夫々に配置し、熱交換室Ｅ内
には冷水用熱交換コイル９、温水用熱交換コイル１０及
びドレンパン１１、加湿器１２、バルブ機構１４等の諸
機構装置を配置し、更に外気取入口５、還気口３のの近
辺箇所にプレフィルター、中性能フィルター等機能に応
じた適宜のフィルター１３を配置する。なお場合によっ
ては上記各室内の空間部を利用してその他必要とする機
構装置を同時に配置収容することも出来得る。
【００１０】更に、上記両送風通路６ａ、６ｂ間に全熱
交換器１５を設置すると共に該送風通路６ａ、６ｂ間に
外気バイバスダンパーＦを開閉自在に配設行わしめるこ
とによって送風通路内の空気流れを使用目的に応じて任
意方向に自在に切換変更を行わしめることが出来得る。
交換器１５を設置すると共に該送風通路６ａ、６ｂ間に
外気バイバスダンパーＦを開閉自在に配設行わしめるこ
とによって送風通路内の空気流れを使用目的に応じて任
意方向に自在に切換変更を行わしめることが出来得る。
【００１１】特にこの発明においては、上記機構よりな
る換気ユニットにおいて、機体１の前面上部に開設せる
給気口２に適当長さの送風管１６を、また下部の還気口
３に適当長さの還気管１７を上下適当な間隔を隔てて恰
もコ型形状に連設してなるものであって、上記間隔とし
ては図５にて示す如く、天井c 部分の厚さに相当するこ
とが望ましく該天井c を境としてコ型形状に股架設置行
わしめる。
る換気ユニットにおいて、機体１の前面上部に開設せる
給気口２に適当長さの送風管１６を、また下部の還気口
３に適当長さの還気管１７を上下適当な間隔を隔てて恰
もコ型形状に連設してなるものであって、上記間隔とし
ては図５にて示す如く、天井c 部分の厚さに相当するこ
とが望ましく該天井c を境としてコ型形状に股架設置行
わしめる。
【００１２】なお、この発明は上記の如く、送風管１６
及び還気管１７を天井c を挟んでコ型形状に股架させ設
置することが主な使用態様であるが、その他、場合によ
っては構造の一部を変更して例えば塀壁の間隙内、廊
下、ペランダの隙間、また室内用として室内の空間、家
具等調度品の間隙、角隅等の空間箇所を利用して有効に
設置し用いることも出来得る。
及び還気管１７を天井c を挟んでコ型形状に股架させ設
置することが主な使用態様であるが、その他、場合によ
っては構造の一部を変更して例えば塀壁の間隙内、廊
下、ペランダの隙間、また室内用として室内の空間、家
具等調度品の間隙、角隅等の空間箇所を利用して有効に
設置し用いることも出来得る。
【００１３】更に、この発明においては上記、送風管１
６及び還気管１７等の管内に適宜形状の消音機構ｄを付
設行わしめることによって、機内にて発生せる騒振音の
流出を未然に阻止する機能をも有している。
６及び還気管１７等の管内に適宜形状の消音機構ｄを付
設行わしめることによって、機内にて発生せる騒振音の
流出を未然に阻止する機能をも有している。
【００１４】また、この発明においては送風通路内の下
方に下面パネル１８を開閉自在に取付けすることによっ
て、機体１の下方よりフィルターの取替交換、コイルの
点検修理等の諸メンテナンス作業を容易確実に行わしめ
ることも出来得るのである。
方に下面パネル１８を開閉自在に取付けすることによっ
て、機体１の下方よりフィルターの取替交換、コイルの
点検修理等の諸メンテナンス作業を容易確実に行わしめ
ることも出来得るのである。
【００１５】
【発明の効果】上記の如くこの発明は、機内を仕切板ａ
にて外気導入室Ａ、還気室Ｂ、排気室Ｃ、給気室Ｄ、熱
交換室Ｅの各室に形成すると共に送風通路６ａ、６ｂ間
に全熱交換器１５を設置し、且つ該通路間に外気バイバ
スダンパーＦを付設してなるもので該ダンパーＦの切換
え操作にて目的とする全外気による直接冷房を始めとし
室内に爽快な冷暖房展開を容易に求めることが出来得る
のである。
にて外気導入室Ａ、還気室Ｂ、排気室Ｃ、給気室Ｄ、熱
交換室Ｅの各室に形成すると共に送風通路６ａ、６ｂ間
に全熱交換器１５を設置し、且つ該通路間に外気バイバ
スダンパーＦを付設してなるもので該ダンパーＦの切換
え操作にて目的とする全外気による直接冷房を始めとし
室内に爽快な冷暖房展開を容易に求めることが出来得る
のである。
【００１６】特にこの発明においては、機体１の上下に
開設してなる給気口２及び還気口３の夫々に適当長さの
送風管１６、還気管１７を恰もコ型形状に連結すると共
に該両連結管の間に天井c を境としてコ型状に股架設置
行わしめることによって、従来、全く無視されていた壁
間の空間スペースを最も有効に利用することが可能であ
り、故に広大な空調機の設置場所等も毛頭、必要とする
こともなく如何なる狭小な場所にでも容易に設置出来
得、しかも室内の意匠感をも何ら阻減する憂いもなく効
率良好な空調展開を容易確実に得られる等顕著な効果を
有している。
開設してなる給気口２及び還気口３の夫々に適当長さの
送風管１６、還気管１７を恰もコ型形状に連結すると共
に該両連結管の間に天井c を境としてコ型状に股架設置
行わしめることによって、従来、全く無視されていた壁
間の空間スペースを最も有効に利用することが可能であ
り、故に広大な空調機の設置場所等も毛頭、必要とする
こともなく如何なる狭小な場所にでも容易に設置出来
得、しかも室内の意匠感をも何ら阻減する憂いもなく効
率良好な空調展開を容易確実に得られる等顕著な効果を
有している。
【００１７】更に、この発明においては請求項３項記載
の如く、機体１の前部に開設せる給気口２に，管内部に
適宜形状の消音機構d を付設してなる送風管１６を連結
行わしめることによって、騒振音の室内への流出を未然
に阻止し、室内に常時、静粛な環境が空調と共に容易に
求め得られる効果がある。
の如く、機体１の前部に開設せる給気口２に，管内部に
適宜形状の消音機構d を付設してなる送風管１６を連結
行わしめることによって、騒振音の室内への流出を未然
に阻止し、室内に常時、静粛な環境が空調と共に容易に
求め得られる効果がある。
【００１８】また、この発明においては請求項４項記載
の如く、機体１の底部にメンテナンス用としての下面パ
ネル１８を開閉自在に取付け設けたことによって、従来
困難となされていた機内の点検、掃除等のメンテナンス
作業が機体１の下方より容易確実に行わしめることも出
来得る。
の如く、機体１の底部にメンテナンス用としての下面パ
ネル１８を開閉自在に取付け設けたことによって、従来
困難となされていた機内の点検、掃除等のメンテナンス
作業が機体１の下方より容易確実に行わしめることも出
来得る。
【図１】 この発明に用いる換気ユニットの内部構造を
示す平面図、
示す平面図、
【図２】 同上、正面図、
【図３】 同上、底面図、
【図４】 同上、縦断側面図、
【図５】 同上、設置状体を示す概略図である。
２ 給気口 ３ 還気口 ４ 排気口 ５ 外気取入口 ９ 冷水用熱交換コイル １０ 温水用熱交換コイル １５ 全熱交換器 １６ 送風管 １７ 還気管 １８ 下面パネル Ｆ 外気バイバスダンパー
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｆ 13/14 Ｚ 7616−3Ｌ
Claims (4)
- 【請求項１】 機体１の前部上下に給気口２と還気口３
を、他方に排気口４及び外気取入口５の吸、排気口を各
開口設け、該還気口３と排気口４を送風通路６ａにて、
外気取入口５と給気口２を送風通路６ｂにて各連通する
すると共に該機内を仕切板ａ，ｂにより外気導入室Ａ、
還気室Ｂ、排気室Ｃ、給気室Ｄ、熱交換室Ｅの各室に区
切り形成し、夫々の室内に還，排気用送風機７，給気用
送風機８、冷、温水用熱交換コイル９，１０、ドレンパ
ン１１、加湿器１２、フィルター１３等の諸機構装置を
配置し、且つ上記送風通路６ａ，６ｂ間に全熱交換器１
５を設置し、更に上記両側送風通路６ａ、６ｂ間に外気
バイバスダンパーＦを開閉自在に付設し、該ダンパーＦ
による操作によって機内通流の空気を還気、全外気冷房
運転等任意自在に切換え運転を行わしめるように構成し
てなる換気ユニットにおいて、上記、機体１の前部上下
に開設せる給気口２と還気口３に送風管１６及び還気管
１７を恰もコ型形状に各連結設け、該上下連結管の上下
間において天井c が位置するが如く該天井c を境として
コ型形状に股架設置し、下方の還気管１７を通して室内
よりの還気空気を室外に放出し、同時に上部の送風管１
６より外気取入口５より取入せる新鮮な外気を室内に送
給行わしめんとすることを特徴とする層階室内の空調方
法。 - 【請求項２】 機体１の前部上下に給気口２と還気口３
を、他方に排気口４及び外気取入口５の吸、排気口を各
開口設け、該還気口３と排気口４を送風通路６ａにて、
外気取入口５と給気口２を送風通路６ｂにて各連通する
すると共に該機内を仕切板ａ，ｂにより外気導入室Ａ、
還気室Ｂ、排気室Ｃ、給気室Ｄ、熱交換室Ｅの各室に区
切り形成し、夫々の室内に還，排気用送風機７，給気用
送風機８、冷、温水用熱交換コイル９，１０、ドレンパ
ン１１、加湿器１２、フィルター１３等の諸機構装置を
配置し、且つ上記送風通路６ａ，６ｂ間に全熱交換器１
５を設置し、更に上記両側送風通路６ａ、６ｂ間に外気
バイバスダンパーＦを開閉自在に配置設け、上記、上下
の給気口２と還気口３に送風管１６及び還気管１７を恰
もコ型形状に各連結設けたことを特徴とする室外設置形
換気装置。 - 【請求項３】 機体１の前部に開設せる給気口２に，管
内部に適宜形状の消音機構d を付設してなる送風管１６
を連結設けたことを特徴とする請求項２項記載の室外設
置形換気装置。 - 【請求項４】 機体１の底部にメンテナンス用の下面パ
ネル１８を開閉自在に取付け設けたことを特徴とする請
求項２項記載の室外設置形換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5107810A JP2531083B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 層階室内の空調方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5107810A JP2531083B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 層階室内の空調方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323570A true JPH06323570A (ja) | 1994-11-25 |
| JP2531083B2 JP2531083B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=14468616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5107810A Expired - Fee Related JP2531083B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 層階室内の空調方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531083B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120071081A1 (en) * | 2009-05-29 | 2012-03-22 | Hyung Ho Park | Ventilating apparatus, and method for controlling the ventilating apparatus |
| JP2015038395A (ja) * | 2012-10-30 | 2015-02-26 | 木村工機株式会社 | 外気処理空調機 |
| CN106225137A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-14 | 北京森翔环境科技有限公司 | 一种新型壁挂式新风通风净化装置 |
| KR20190001916U (ko) * | 2018-01-19 | 2019-07-29 | 코오롱글로벌 주식회사 | 벽면설치가 가능한 열회수형환기장치 |
| CN112228963A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-01-15 | 滁州普创工业设计有限公司 | 一种踢脚线空调室内机 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5107810A patent/JP2531083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120071081A1 (en) * | 2009-05-29 | 2012-03-22 | Hyung Ho Park | Ventilating apparatus, and method for controlling the ventilating apparatus |
| US8925907B2 (en) * | 2009-05-29 | 2015-01-06 | Lg Electronics Inc. | Ventilating apparatus, and method for controlling the ventilating apparatus |
| JP2015038395A (ja) * | 2012-10-30 | 2015-02-26 | 木村工機株式会社 | 外気処理空調機 |
| CN106225137A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-14 | 北京森翔环境科技有限公司 | 一种新型壁挂式新风通风净化装置 |
| KR20190001916U (ko) * | 2018-01-19 | 2019-07-29 | 코오롱글로벌 주식회사 | 벽면설치가 가능한 열회수형환기장치 |
| CN112228963A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-01-15 | 滁州普创工业设计有限公司 | 一种踢脚线空调室内机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2531083B2 (ja) | 1996-09-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4462460A (en) | Modular air conditioning apparatus | |
| JP5530282B2 (ja) | 換気空調システム及び建物 | |
| JP2531083B2 (ja) | 層階室内の空調方法とその装置 | |
| JP4228279B2 (ja) | 床吹出し空調システム | |
| JPH04106333A (ja) | 一体型集中空調システム | |
| JP2001027428A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH06323568A (ja) | 空調用床置形換気ユニット | |
| JPH10141705A (ja) | 換気機能を有するファンコイルユニット | |
| JPH11218342A (ja) | 家屋の空調システム及び空調方法 | |
| JP3079190B2 (ja) | 間仕切壁融合型全熱交換器 | |
| JPH04148128A (ja) | ターミナル空気調和機 | |
| JPH0792248B2 (ja) | 空調システムを有する家屋 | |
| JP3290007B2 (ja) | 空調システム | |
| JPH0830597B2 (ja) | 外気冷房兼用換気ユニット | |
| JPH06307670A (ja) | 空調用床置形換気ユニット | |
| JPH07104004B2 (ja) | 空調用床置形換気ユニット | |
| JPH0413024A (ja) | 全外気室内両兼用型空調機 | |
| JPH06300350A (ja) | 床構造および空調装置および床暖房装置 | |
| JPH0543934B2 (ja) | ||
| JP2781439B2 (ja) | 換気空調ユニット | |
| JPH07104003B2 (ja) | 空調用天吊形換気ユニット | |
| JPH06101872A (ja) | 空調構造 | |
| JPH0452433A (ja) | 床設置型空調装置 | |
| JPH0686945B2 (ja) | エアーコンディショナー | |
| JPH05196251A (ja) | 天井内空間を利用した外気の取入れ方法とその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |