JP2781439B2 - 換気空調ユニット - Google Patents

換気空調ユニット

Info

Publication number
JP2781439B2
JP2781439B2 JP2013879A JP1387990A JP2781439B2 JP 2781439 B2 JP2781439 B2 JP 2781439B2 JP 2013879 A JP2013879 A JP 2013879A JP 1387990 A JP1387990 A JP 1387990A JP 2781439 B2 JP2781439 B2 JP 2781439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
intake
exhaust
air
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2013879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03217729A (ja
Inventor
洋実 樋田
Original Assignee
松下精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP2013879A priority Critical patent/JP2781439B2/ja
Publication of JPH03217729A publication Critical patent/JPH03217729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2781439B2 publication Critical patent/JP2781439B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は集合住宅などの空調と、換気機能を有する換
気空調ユニットに関するものである。
従来の技術 近年、集合住宅(マンションなど)の換気と空調の形
態は天井裏内に吊下げて使用される換気空調ユニットが
主流となっている。
従来のこの種の換気空調ユニットの構成について、第
4図を参照しながら説明する。図に示すように、集合住
宅の天井裏面内50内に、換気空調ユニットの本体51が吊
ボルト52によって据付けられ、前記本体51内には、吸気
ファン53および排気ファン54を備えるとともに、空調用
送風機55と、冷温水や冷媒を通す熱交換器56を備え、室
外から引き込まれたダクト57により外気を取込み、図示
していないが、室内空気のリターンとなるリターンダク
トを設けるとともに、他方側には、室内への吹出口とな
る室内吹出ダクト58を介して、各室内へ吹出すようにし
ている。また、図示していないが、室内空気を排気する
ための室外排気口など、換気をするためのダクトや、空
調した空気を各室に分岐するための複数のダクトを配設
して、換気や空調を行なうものであった。なお、59は天
井面60に設けた点検口である。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、空調用送風機55と、吸気
ファン53および排気ファン54によって、換気を行いなが
ら空調する機能はあるが、ある室が著しく汚れた場合
は、通常の換気では清浄化することができなく、汚れた
ままその室を使用するか、窓を開けるなどして換気しな
ければならず、窓を開けると空調負荷が著しく増大し、
もとの室温に戻す時間が大となるなどの課題を有してい
た。
本発明は、このような課題を解決するもので、通常の
空調を行いながら換気を行い、室内が著しく汚れた場合
は即時的に大量の外気を空調しながら導入するようにし
た空調換気ユニットを提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、本体の天面に室
内と連通する室内吹出口に対応した熱交換器を設けた熱
交換室と、この熱交換室に連通し、空調用送風機を設け
た送風機室と、この送風機室と連通し、各独立して運転
可能に設けた吸気用送風機および排気用送風機を設けた
換気室と、前記熱交換室と前記送風機室と、前記換気室
とに対応し、仕切板によって区画形成した本体後方側に
吸排気路部とを備え、前記天面に各室内より戻るリター
ン吸込口より前記送風機室に開口し、第1の開閉ダンパ
ーを設けた循環開口部を経て熱交換室に至る空調流路
と、前記天面に設けた外気吸気口より吸排気路部の一方
を通り吸気開口部を経て吸気用送風機によって吸気し、
吸気連通口より送風機室に至る吸気流路と、前記循環開
口部より換気室の排気連通口を通り排気用送風機により
排気開口部を経て吸排気路部の他方を通り天面に設けた
屋外排気口に至る排気流路と、前記換気室と吸排気路と
に開口した連通部を有し第2の開閉ダンパーとを備え、
この開閉ダンパーが開となったとき排気連通口より空調
用送風機により誘引される可逆吸気流路とを構成したも
のである。
作用 この構成により、空調流路によって、リターン吸込口
より第1開閉ダンパーを開とした循環開口部を経て、熱
交換器を通り空調されるとともに、吸気流路により吸気
用送風機で外気を空調用送風機に送り込み、熱交換器を
通して室内へ吸気し、排気流路により、リターン吸込口
により循環開口部に流入した一部の空気が排気用送風機
により室外排気口を通って室内空気を排気し、また室内
の汚れが著しいときは、排気流路を可逆吸気流路とし、
排気用送風機を停止し、空調用送風機で誘引し、この誘
引により屋外排気口より外気を取り入れ第2開閉ダンパ
ーを有した連通部を開とし排気開口部を通って空調用送
風機に至らしめ、熱交換器を通って空調された空気を室
内吹出口より室内へ吹出し、大量の外気を導入すること
となる。
実 施 例 以下本発明による一実施例を第1図〜第3図にもとづ
いて説明する。
図に示すように、デッドスペースなどに据付けられる
本体1は、媒体を通す熱交換器2を有する熱交換室3
と、この熱交換室3に送風機の吐出口により連通する空
調用送風機4を有する送風機室5と、この送風機室5と
連通し、それぞれ独立して運転可能に設けた吸気用に供
する吸気用送風機6と、排気用に供する排気用送風機7
を設けた換気室8と、前記熱交換室3と送風機室5と、
換気室8の本体後方側には、吸排気路部9を設けるとと
もに、天面10の右側には室外と連通し、独立流路となる
外気吸気口11と、同じく天面10の左側には独立流路とな
る屋外排気口12と、前記外気吸気口11と前記屋外排気口
12との間には室内からリターンしてくるリターン吸込口
13と、同じく天面10であって熱交換器2に対応して室内
へ連通する室内吹出口13aを設けている。前記送風機室
5には、前記リターン吸込口13と連通するように第1の
開閉ダンパー14を設けた循環開口部15を設けている。一
方、換気室8には独立したモータ16に取着されたファン
17を有した吸気用送風機6を設けるとともに、同じく独
立したモータ18に取着されたファン19を有した排気用送
風機7を設けている。そして、本体1の前面側にはこう
した熱交換室3と、送風機室5と換気室8があり、その
後方には前述したように仕切板によって区画形成した吸
排気路部9が構成されている。さらに前記換気室8には
外気吸気口11と連通する吸気開口部22と、送風機室5側
に連通する吸気連通口23を設けている。一方、排気用送
風機7側には、通常の室内空気を排気するための排気開
口部24と、換気室8と送風機室5との間を連通するよう
に排気連通口25を設けるとともに、換気室8と、吸排気
室部9との間を連通し、かつ仕切板21に設け室外排気口
12と同じ流路となる(第2図の点線)位置に連通部26を
有し、第2の開閉ダンパー27によって開閉するようにし
ている。
上記構成において、空調と通常の吸排気による換気を
行うときは、空調用送風機4と、吸気用送風機6および
排気用送風機7を運転するとともに、第2の開閉ダンパ
ー27は連通部26を閉とし、循環開口部15の第1の開閉ダ
ンパー14は開としている。このことにより、リターン吸
込口13より流入した室内空気は、循環開口部15を経て空
調用送風機4により熱交換器2を通って室内吹出口13a
より室内へ向う空調流路28が形成される。一方天面に設
けた外気吸気口11より外気が流入し吸排気路部9の一方
を通り吸気開口部22を通り、吸気用送風機6を経て吸気
連通口23より送風機室5に至り空調用送風機4によって
熱交換器2に至る矢印Aに示す吸気流路29が形成され
る。一方、循環流路28の途中の循環開口部15より室内空
気の一部が排気連通口25より換気室8の吸気用送風機7
を経て排気用開口部24より吸排気路部9の一部に形成し
た通路を垂直上方に流れて屋外排気口12に至る矢印Bに
示す排気流路30が形成される。こうした吸気流路29と排
気流路30によって換気を行いながら空調が行われるので
ある。
次に室内が著しく汚れ空調をしながら外気のみを大量
に取り入れるときは、独立した排気用送風機7は停止に
して、仕切板21に設けた循環開口部15の第1の開閉ダン
パーは閉とし、同じ仕切板21に設けられた連通部26の第
2の開閉ダンパーは開として、室外排気口12に連通する
連通部26が開口状態となっている。このことにより外気
吸気口11より外気が流入し、吸気開口部22を通って独立
して運転されている吸気用送風機6により吸気連通口23
に至る吸気流路29により外気が導入されるとともに、空
調用送風機4の運転により屋外排気口12より外気が流入
し、連通部26を通って排気連通口25より空調用送風機4
に誘引される可逆吸気流路31(点線矢印)が形成され
る。この可逆吸気流路31と、吸気流路29により空気は全
部外気より吸入され、熱交換器2を通って室内吹出口13
空調された空気が吹出され、大量の外気を取入れること
が可能となるのである。
発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、外気
吸気口より吸気開口部を通って吸気用送風機により吸気
し吸気連通口より空調用送風機に至る吸気流路と、循環
開口部より室内空気の一部を排気連通口により排気用送
風機を経て排気開口部より屋外排気口に至る排気流路
と、リターン吸込口より開閉ダンパーを備えた循環開口
部を通り空調用送風機に至る空調流路と、外気を大量に
導入するときは排気用送風機を停止し、空調用送風機で
誘引するように、屋外排気口より開閉ダンパーを備えた
連通部を通って排気開口部より空調用送風機に至る可逆
吸気流路とを備えた構成としたから、ある室内が著しく
汚れている場合や、喫煙で室内の汚れがひどい場合に
は、外気を大量に入れて、熱交換器を通して即時的に新
鮮空気に換えることが可能となり、従来のように空調負
荷を増大させるように窓開けも不要となる。また外気吸
気口,屋外排気口,リターン吸込口,室内吹出口等は天
面側に集約することでダクトの接続施工も容易となり、
かつメンテナンスも容易となる。さらには熱交換器への
媒体の送り込みを停止して、空調用送風機と吸気用送風
機の運転により、大量の外気導入機能を有するから、夏
期の夜間などは外気による冷房も行なえるなどの効果を
有する換気空調ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の換気空調ユニットの構成を
示す断面図、第2図は同換気空調ユニットの構成を示す
内部構造図、第3図は同換気空調ユニットの天面の平面
図、第4図は従来の換気空調ユニットを天井裏内に据付
けた構造図である。 1……本体、2……熱交換器、3……熱交換室、4……
空調用送風機、5……送風機室、6……吸気用送風機、
7……排気用送風機、8……換気室、9……吸排気路
部、10……天面、11……外気吸気口、12……室外排気
口、13……リターン吸込口、13a……室内吹出口、14…
…第1の開閉ダンパー、15……循環開口部、21……仕切
板、22……吸気開口部、23……吸気連通口、24……排気
開口部、25……排気連通口、26……連通部、27……第2
の開閉ダンパー、28……空調流路、29……吸気流路、30
……排気流路、31……可逆吸気流路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の天面に室内と連通する室内吹出口に
    対応した熱交換器を設けた熱交換室と、この熱交換室に
    連通し、空調用送風機を設けた送風機室と、この送風機
    室と連通し、各独立して運転可能に設けた吸気用送風機
    および排気用送風機を設けた換気室と、前記熱交換室と
    前記送風機室と、前記換気室とに対応し、仕切板によっ
    て区画形成した本体後方側に吸排気路部とを備え、前記
    天面に各室内より戻るリターン吸込口より前記送風機室
    に連通するように開口し、第1の開閉ダンパーを備えた
    循環開口部を経て熱交換室に至る空調流路と、前記天面
    に設けた外気吸気口より吸排気路部の一方を通り吸気開
    口部を経て吸気用送風機によって吸気し、吸気連通口よ
    り送風機室に至る吸気流路と、前記循環開口部より換気
    室の排気連通口を通り排気用送風機により排気開口部を
    経て吸排気路部の他方を通り天面に設けた屋外排気口に
    至る排気流路と、前記換気室と吸排気路部とに開口した
    連通部を有し第2の開閉ダンパーとを備え、この開閉ダ
    ンパーが開となったとき前記排気連通口より空調用送風
    機により誘引される可逆吸気流路とを構成してなる換気
    空調ユニット。
JP2013879A 1990-01-24 1990-01-24 換気空調ユニット Expired - Lifetime JP2781439B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013879A JP2781439B2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 換気空調ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013879A JP2781439B2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 換気空調ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03217729A JPH03217729A (ja) 1991-09-25
JP2781439B2 true JP2781439B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=11845498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013879A Expired - Lifetime JP2781439B2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 換気空調ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2781439B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03217729A (ja) 1991-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58173322A (ja) 空気調和機
CN100547309C (zh) 室内空气换气装置及换气方法
JP3519482B2 (ja) 換気システム、及び、換気ユニット
JP2781439B2 (ja) 換気空調ユニット
JPS58205031A (ja) 空調換気装置
JP2867648B2 (ja) 空気調和装置
JP2531083B2 (ja) 層階室内の空調方法とその装置
JPH02238234A (ja) 換気空調ユニット
JPS62237231A (ja) 空気調和機
JPH1078244A (ja) 空気調和装置
JPH04353327A (ja) 換気機能付空気調和装置
JPH05141699A (ja) 熱交換気空調ユニツト
JPH07208767A (ja) ダクト空調用吸込ボックス
JPH07101112B2 (ja) 空調用床置形換気ユニット
JP2512058B2 (ja) 換気空調ユニット
JP2921405B2 (ja) 空気調和装置
JPH04236028A (ja) 換気空調ユニット
JPH0712814Y2 (ja) 空気浄化換気空調装置を備えたボックス
JPH06307670A (ja) 空調用床置形換気ユニット
JPS6060437A (ja) 空気熱源空調設備
JPS62268943A (ja) 空気調和機
JPH04236027A (ja) 空気調和装置
JPH085099A (ja) 縦長型空気調和機
JPH0413024A (ja) 全外気室内両兼用型空調機
JPS63153341A (ja) 換気空調ユニツト