JP2006162173A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、循環風量の大小に係らず、常に有効な循環流を形成して、居住域へ逃げる風量を抑制し、特に除湿運転時における送風効率および熱交換効率の向上化を得られる空気調和機を提供する。
【解決手段】室内機本体の内部に、除湿弁10を介して連通する第1の熱交換器部Uと第2の熱交換器部Dからなる室内熱交換器9および室内送風機12を収容し、可動式の前面パネル6を前面吸込み口に開閉自在に設け、水平ルーバ7A,7Bを吹出し口に設け、制御部8は、前面パネルが前面吸込み口を閉成する全閉モードと、前面吸込み口を開放する全開モードと吹出される熱交換空気が前面パネルの外側表面に沿って流れて第1の熱交換器部と熱交換するパネル外面循環気流Qoと、吹出される熱交換空気が前面パネルの内側表面に沿って流れて第2の熱交換器部Dと熱交換するパネル内面循環気流Qiとを形成する半開モードのいずれかに前面パネルの位置姿勢を切換え制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室内機に前面吸込み口を開閉する可動式の前面パネルを備えた空気調和機に係り、特に除湿運転における前面パネルの動作制御の改良に関する。
空気調和機を構成する室内機においては、長期の使用に亘ると本体内の隙間などから侵入した塵埃が熱交換器に付着堆積し、あるいは送風機ファンや送風路、ドレンパンに付着してしまう。さらに、冷房運転の停止直後は、熱交換器で凝縮した凝縮水の一部が流下せずに留り易く、あるいはドレンパンに残って本体内の湿度が高くなる。そのため、塵埃に含まれる雑菌やカビの繁殖がより強まる結果となっている。
そこで、本出願人においては、たとえば[特許文献1]の技術を提供するに至った。ここには、前面吸込み口に可動式の前面パネルを開閉自在に備えることを特徴としている。前面パネルは、通常の空気調和運転時および本体内乾燥運転時に突出駆動されて前面吸込み口を開放し、運転停止時および本体内殺菌運転時に後退駆動されて前面吸込み口を閉成する。
すなわち、冷房運転終了後に除湿運転を行うとともに、吹出し口から吹出される乾燥空気を直接、前面吸込み口に吸込ませるようショートサーキットさせ、内部の構成機器を乾燥させて、雑菌やカビの繁殖を防止する。さらに、このショートサーキット運転時に、電気集塵機で発生するオゾンを本体内部全体に充満させ、雑菌やカビを確実に滅菌、殺菌する。
特開2003−74897号公報
ところで、上述の[特許文献1]の技術では、本体に設けられる前面吸込み口の下端と、吹出し口の上端とは所定の間隔を存している。そのため、循環風量が小さい場合は熱交換空気が前面パネルの外側表面に沿って上昇し有効な効果が得られるが、循環風量を大きく設定すると、一部の吹出し気流が前面パネルの外側表面から離間して室内(居住域)へ吹出される傾向にある。
一方、従来より多用される再熱方式を採用した除湿運転では、固定の絞り機構を介して室内熱交換器を再熱部と除湿部に分けている。そのため、除湿部における冷媒の蒸発温度を空気露点温度以下にする必要があり、圧縮機の運転周波数(回転数)を大にすることで対応していた。
しかしながら、圧縮機の運転周波数を大にすると高圧側の圧力も上昇して、実際に除湿に必要な潜熱能力に対して無駄な顕熱能力(再熱量と冷却熱量)が大きくなる。たとえば、消費電力が2.8KWクラスの空気調和機において、冷房運転時の入力が500Wであるのに対して、除湿量800cc/hの除湿運転時の入力は400Wも要しており、省エネ性が悪化する。
また、上記した再熱方式では通過する空気との熱交換量を高めて省エネ性の向上化を図るために、室内へより多量の風量を吹出す。したがって、風速による肌寒さが問題となっている。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、前面吸込み口を開閉する可動式の前面パネルを備えたうえで、循環風量の大小に係らず、常に有効な循環流を形成して、居住域へ逃げる風量を抑制し、特に除湿運転時における送風効率および熱交換効率の向上化を得られる空気調和機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため本発明は、室内機および室外機を備えて冷媒管を介して冷凍サイクルを構成するように連通する空気調和機において、室内機の室内機本体は、前面と上面に吸込み口、前面下部に吹出し口が設けられる筐体であり、内部に、補助絞り装置を介して連通される第1の熱交換器部と第2の熱交換器部からなり除湿運転時に第1の熱交換器を再熱部とし、第2の熱交換器を蒸発部とする構成の室内熱交換器および室内送風機を収容し、可動式の前面パネルは室内機本体の前面吸込み口に開閉自在に設けられ、水平ルーバは吹出し口に設けられて熱交換空気の上下方向の風向を設定し、制御手段は、前面パネルが、下部が上記水平ルーバの前面一部を覆う位置まで延出されて前面吸込み口に当接してこの前面吸込み口を閉成する全閉モードと、下部が吹出し口より上側に位置され前面吸込み口より離間して対向する位置姿勢に制御されてこの前面吸込み口を開放する全開モードおよび、下部が水平ルーバの前面に間隙を介して対向し上部が前面吸込み口と間隙を介して対向する位置姿勢に制御されて吹出し口から吹出される熱交換空気が前面パネルの外側表面に沿って流れ、上面吸込み口と前面吸込み口から室内機本体内に吸込まれるパネル外面循環気流と、吹出し口から吹出される熱交換空気が前面パネルの内側表面に沿って流れ、前面吸込み口から室内機本体内に吸込まれるパネル内面循環気流とを形成する半開モードとのいずれかに上記前面パネルの位置姿勢を切換え制御する
本発明によれば、循環風量の大小に係らず常に有効な循環流を形成して居住域へ逃げる風量を抑制し、特に除湿運転時における送風効率および熱交換効率の向上化を得られる等の効果を奏する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は空気調和機を構成する室内機の概略の断面図、図2は空気調和機の冷凍サイクル構成図、図3は除湿運転時における全開モード時の室内機の模式的な断面図、図4は除湿運転時における半開モード時の室内機の模式的な断面図である。
図中1は、前面板1Aと後板1Bとから構成される筐体からなる室内機本体である。この室内機本体1は、側面視で湾曲成される前面部を備え、上面部と下面部および左右両側部は、ほぼ平板状をなしている。
室内機本体1の上面部に上面吸込み口2が設けられ、前面部に前面吸込み口3が設けられる。前面吸込み口3の下部に沿って吹出し口4が設けられる。上面吸込み口2にはグリル5が嵌め込まれていて、常時、開口状態にあるが、前面吸込み口3には後述する可動式の前面パネル6がリンク式の開閉機構を介して開閉自在に取付けられる。
上記吹出し口4には、上下部2枚の水平ルーバ7A,7Bが上下に並行して設けられる。下部水平ルーバ7Bは、水平長手方向とは直交する前後方向寸法が、上部水平ルーバ7Aの水平長手方向とは直交する前後方向寸法よりも大に形成される。
これら上下部水平ルーバ7A,7Bは、図示しない駆動機構に連結されていて、この駆動機構は制御部(制御手段)8と電気的に接続され、それぞれ別個に回動制御される。すなわち、吹出し口4から吹出される熱交換空気の上下方向の風向を設定する、もしくは吹出し口4を閉成するようになっている。
室内機本体1内には、前側熱交換器部9Aと後側熱交換器部9Bとで略逆V字状に形成される冷凍サイクル機器である室内熱交換器9が配置される。上記前側熱交換器部9Aは、室内機本体1の前面から上面の一部に亘り所定間隙を存してほぼ平行に湾曲成される。後側熱交換器部9Bは、直状で斜めに傾斜して上面吸込み口2と対向する。
なお、上記室内熱交換器9は、構造上は以上説明したように前側熱交換器部9Aと後側熱交換器部9Bとからなり略逆V字状に形成されるが、冷凍サイクル上は後述するように構成されている。
上記室内熱交換器9の前側熱交換器部9Aの前面側には、電気集塵機11が取付けられている。この電気集塵機11は、上記制御部8と電気的に接続され、本来の集塵動作をなすとともにオゾン発生装置として動作させることも可能である。
上記熱交換器9の前後側熱交換器部9A,9Bの相互間で、かつ上記吹出し口4と対向して、上記制御部8と電気的に接続される室内送風機12が配置される。この室内送風機12は、室内熱交換器9の幅方向寸法と略同一の軸方向寸法を備え、室内熱交換器9と対向して配置される横流ファンと、この横流ファンを回転駆動するファンモータとから構成される。
上記前側熱交換器部9Aの下端部は前ドレンパン13a上に載り、後側熱交換器部9Bの下端部は後板1Bと一体に形成される後ドレンパン13b上に載って、それぞれの熱交換器部9A,9Bから滴下するドレン水を受け、図示しない排水ホースを介して外部に排水できるようになっている。
前後ドレンパン13a,13bと近接した位置には、室内送風機12のファンに対するノーズを構成し、かつ吹出し口7に亘って隔壁部材14が設けられる。この隔壁部材14と上記後板1Bとで囲まれる空間が、ノーズと吹出し口4とを連通する送風路15の一部となる。
すなわち、室内機本体1内は上記送風機12の駆動にともなって、上面吸込み口2および前面吸込み口3と、上記吹出し口4とを連通する送風路15が形成される。上記室内熱交換器9および電気集塵機11は、この送風路15の中途部に配置されることになる。
一方、上面吸込み口2および前面吸込み口3と、前部熱交換器部9Aおよび上部熱交換器部9Bとの間にフィルタ17が取付けられる。このフィルタ17は、前面パネル6を開放した状態で、吹出し口4上端から挿着され、必要に応じて同部位から取外し自在である。
つぎに、上記前面パネル6について詳述する。
上記前面パネル6は、前面吸込み口3を閉成する状態で、前面パネル6の上端と両側端が上記前面吸込み口3の上端と両側端に沿って当接するが、前面パネル6の下部6aは前面吸込み口3の下端からさらに下方の吹出し口4の上下方向中間部まで延出される。
そして、前面パネル6の下部6aは吹出し口4を閉成している上部水平ルーバ7Aの前面と狭小の間隙を存して重なり、前面パネル6の下端は下部水平ルーバ7B上端と近接した状態になるよう設計されている。すなわち、前面パネル6は前面吸込み口3を閉成するばかりでなく、前面パネル下部6aは吹出し口4の上部側を上部水平ルーバ7Aとともに略二重構造として閉成する。
上記開閉駆動機構は、特に詳細に図示していないが、複数組のリンク部材と、リンク部材を連結する駆動軸と、駆動軸を駆動する駆動源とから構成される。上記駆動源は、上記制御部8と電気的に接続され、ここからの制御信号を駆動源が受けて駆動軸を駆動し、リンク部材が伸縮して前面パネル6を前後方向に移動できるようになっている。
図1に示すように、前面パネル6が前面吸込み口3を閉成するとともに、前面パネル下部6aが吹出し口4の上部を覆うよう上部水平ルーバ7Aの前面に対向した位置まで延出している。このような前面パネル6の位置姿勢を「全閉モード」と呼ぶ。
図3に示すように、前面パネル6が前面吸込み口3に対する閉成位置から前上方へ離間し、前面吸込み口3を大きく開放してその位置姿勢を保持した状態で、前面パネル6の上端は前面吸込み口3の上端より高い位置になり、前面パネル6の下端が吹出し口4の上端よりも高い位置になる。このような前面パネル6の位置姿勢を「全開モード」と呼ぶ。
図4に示すように、前面パネル6が前面吸込み口3における閉成位置からわずかに前方へ離間し、前面吸込み口3を小さく開放してその位置姿勢を保持する。そして、前面パネル下部6aが吹出し口4の上部を覆うよう上部水平ルーバ7Aの前面に対向した位置まで延出した位置に保持される。前面パネル上端は前面パネル下端よりも前方へ突出し、前面パネル6全体として傾斜姿勢をなしている。このような前面パネル6の位置姿勢を「半開モード」と呼ぶ。
図2に示すように、室内機とともに空気調和機を構成する室外機は、室外機本体20内に圧縮機21と、四方切換え弁22と、室外熱交換器23と、減圧装置である電子膨張弁24と、上記室外熱交換器23と対向して室外送風機25が収容配置される。
上記圧縮機21、四方切換え弁22、室外熱交換器23、電子膨張弁24および上記室内機本体1内の室内熱交換器9は、冷媒管Pを介してヒートポンプ式の冷凍サイクル回路を構成するよう連通される。
そして、上記圧縮機21、四方切換え弁22、電子膨張弁24および室外送風機25は、上記制御部8と電気的に接続されていて、この制御部8から必要な制御信号を受けるようになっている。
上記室内熱交換器9は、前側熱交換器部9Aと後側熱交換器部9Bが直列に接続されて冷媒が導通するよう構成される。後述する冷房運転時および除湿運転時には、冷媒は後側熱交換器部9Bに導入されて前側熱交換器部9Aから導出され、暖房運転時には逆に、冷媒は前側熱交換器部9Aから導入されて後側熱交換器部9Bから導出される。
そして、室内熱交換器9は、冷媒導通路の中間部に補助絞り弁である除湿弁10が設けられていて、この除湿弁10を介して第1の熱交換器部Uと第2の熱交換器部Dとが接続されてなる。
上記第1の熱交換器部Uは、後側熱交換器部9Bの全部および前側熱交換器部9Aの上下方向における略中間部分より上半分の部分から構成される。上記第2の熱交換器部Dは、前側熱交換器部9Aの上下方向における略中間部分より下半分の部分から構成される。上記除湿弁10は、第1の熱交換器部Uと第2の熱交換器部Dとの間である、前側熱交換器部9Aの上下方向における略中間部分に設けられる。
このようにして構成される空気調和機であって、再び図1に示すように、運転停止時は前面パネル6が前面吸込み口3を閉成するとともに、前面パネル下部6aが上部水平ルーバ7Aの略前面にあって下部水平ルーバ7Bとともに吹出し口4を閉成する。
上下部水平ルーバ7A,7Bは吹出し口4を閉成しているので、前面吸込み口3および吹出し口4から室内機本体1内部への塵埃の侵入はない。そして、前面パネル下部6aが上部水平ルーバ7Aの前面にあり、上部水平ルーバ7Aの表面に対する塵埃の付着を防止するので、後述するように熱交換空気が循環気流を形成する場合に極めて有効である。
冷房運転を設定すると、制御部8はコンプレッサ21を駆動制御して冷凍サイクル運転を開始する。この運転では、電子膨張弁24は絞り制御され、除湿弁10は完全開放される。さらに、室内送風機12を駆動して送風路15に沿って室内空気を導びく。同時に、開閉駆動機構および上下部水平ルーバ7A,7Bの駆動源を駆動する。前面パネル6は前面吸込み口3を完全開放し、上下部水平ルーバ7A,7Bは略水平姿勢に回動変位して、吹出し口4を完全開放する。
室内空気は上面吸込み口2および前面吸込み口3から室内機本体1内に吸込まれ、送風路15に沿って導かれる。その途中、電気集塵機11で集塵され、室内熱交換器9と熱交換して冷気に変り、吹出し口4から吹出される。冷気が室内へ吹出されることにより、室内の冷房作用を得られる。
なお、制御部8は、冷房立ち上がり時と、室温安定時および居住者の要求に応じた運転条件(たとえば、肌の乾燥を防止する人にやさしい気流運転)のそれぞれに応じて、前面パネル6と上下部水平ルーバ7A,7Bの位置および姿勢を、きめ細かく設定制御できるようになっている。
暖房運転が設定された場合は、四方切換え弁22が切換る以外、除湿弁10をはじめとする各構成部品は、基本的には冷房運転時と同様に制御される。室内熱交換器9で冷媒の凝縮作用がなされ、室内熱交換器9を流通する室内空気が暖気に変って室内へ吹出され暖房作用を得られる。
このときも、暖房立ち上がり時と、室温安定時および居住者の要求に応じた運転条件(たとえば、肌の乾燥を防止する人にやさしい気流運転)のそれぞれに応じて、前面パネル6と上下部水平ルーバ7A,7Bの位置および姿勢を、きめ細かく設定制御できるようになっていることは、勿論である。
除湿運転が設定されると、図3に示すように、前面パネル6は全開モードに切換え制御され、上下部吹出しルーバ7A,7Bは互いに室内に向かって斜め下方に傾斜するよう姿勢が定められる。したがって、前面吸込み口3と吹出し口4が完全開放される。
そして、電子膨張弁24が全開状態となる一方で除湿弁10が絞り制御され、圧縮機21および室外送風機23と室内送風機25の運転が開始される。圧縮機21で圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、四方切換え弁22を介して室外熱交換器23に導かれ、大部分の冷媒ガスが凝縮する。
そして、全開状態の電子膨張弁24を流通して室内熱交換器9に導入される。ここでは、はじめに第1の熱交換器部Uに導かれて、室外熱交換器23で凝縮しきれない残りの冷媒ガスが凝縮する。すなわち、第1の熱交換器部Uは再熱部として機能する。
第1の熱交換器部Uで全ての冷媒ガスが凝縮された状態で除湿弁10に導かれ、減圧膨張して第2の熱交換器Dに導かれ蒸発する。したがって、第2の熱交換器部Dは除湿部(蒸発部)として機能する。
結局、室内熱交換器9においては、図に破線ハッチングで示す第1の熱交換器部Uで冷媒を凝縮し、流通する室内空気に凝縮熱を放出する。室内空気は、図に破線矢印で示すように暖気になって送風路15に沿って導かれ、吹出し口4から吹出される。
さらに、室内熱交換器9においては、図に交差ハッチングで示す第2の熱交換器部Dで冷媒が蒸発し、流通する室内空気から蒸発潜熱を奪う。室内空気は、図に一点鎖線矢印に示すように除湿冷気になって送風路15を導かれ、吹出し口4から吹出される。
吹出し口4においては暖気と除湿冷気とが混合して、再熱除湿された熱交換空気となる。上下部水平ルーバ7A,7Bが室内に向けて斜め下方に傾斜した姿勢となっているので、全ての熱交換空気が効率よく室内へ吹出される。
上述したように前面パネル6が前面吸込み口3を全開するうえに、上面吸込み口2からも室内空気を吸込むところから、吹出し口4から吹出される熱交換空気は充分な風量が確保され、室内は早急に除湿される。
室内の除湿環境が安定すると、制御部8は圧縮機21の運転周波数を所定値以下に保持して運転能力を低下するとともに、図4に示すように前面パネル6と上下部水平ルーバ7A,7Bの位置姿勢を切換え制御する。
すなわち、前面パネル6は半開モードに切換えられ、上下部水平ルーバ7A,7Bは、ともに前端が後端よりもわずかに上方へ向き、室内に向かって斜め上方へ傾く姿勢となる。そのため、吹出し口4では、上部水平ルーバ7Aと吹出し口4上部との間に熱交換空気が吹出されるとともに、上部水平ルーバ7Aと下部水平ルーバ7Bとの間に熱交換空気が吹出される。
室内送風機12の駆動にともない、図に一点鎖線矢印で示すように、上部水平ルーバ7Aの上部側から吹出される熱交換空気が、室内機本体1前面と前面パネル6内側表面との間を通過して上昇する。熱交換空気が前面吸込み口3に対向したところで室内送風機12の吸込み圧の影響を受け、前面吸込み口3の下部側を流通して室内機本体1内に導入される。
さらに、熱交換空気はフィルタ17を介して室内熱交換器9に導かれるが、室内熱交換器9を構成する前側熱交換器部9Aが前面吸込み口3と略対向して配置されるところから、ほとんどの熱交換空気は前側熱交換器部9A下部に形成される第2の熱交換器部Dを流通して熱交換する。
そのあと、室内送風機12に吸込まれて送風路15に沿って送風される。この熱交換空気が吹出し口4から吹出される位置は、主に上部水平ルーバ7Aにより仕切られる吹出し口4の上部側であるので、再び上述の径路を循環する。
このように、吹出し口4から吹出され前面パネル6の内側表面に沿って導かれて第2の熱交換器部Dと熱交換する空気は、常に室内機本体1内部を循環することになり、室内機本体1側から出ないところから、この熱交換空気の流れ状態をパネル内面循環気流Qiと呼ぶ。
これに対して、図に破線矢印で示すように、上部水平ルーバ7Aで仕切られる吹出し口4の下部である上部水平ルーバ7Aと下部水平ルーバ7Bとの間から吹出される熱交換空気は、前面パネル6の外側表面側に導かれる。そして、前面パネル6の外側表面に沿って上昇し、ついには上端に至る。
ここで室内送風機12の吸込み圧の影響を受け、そのほとんどは上面吸込み口2から室内機本体1内に導入され、一部は前面吸込み口3上端から室内機本体1内に導入され、フィルタ17を介して室内熱交換器9に導かれる。
室内熱交換器9を構成する前側熱交換器部9Aの上部および後側熱交換器部9Bが上面吸込み口2に略対向して配置されるところから、ほとんどの熱交換空気は前側熱交換器部9A上部と後側熱交換器部9Bにより形成される第1の熱交換器部Uを流通して熱交換する。
そのあと、室内送風機12に吸込まれて送風路15に沿って送風される。この熱交換空気が吹出し口4から吹出される位置は、主に上部水平ルーバ7Aにより仕切られる吹出し口4の下部側であるので、再び上述の径路を循環する。
このように、吹出し口4から吹出され前面パネル6の外側表面に沿って導かれ第1の熱交換器部Uと熱交換する空気は、室内機本体1外面部を循環するので、この熱交換空気の流れ状態をパネル外面循環気流Qoと呼ぶ。
結局、圧縮機21の運転周波数を低下制御したうえで、室内機においてはパネル内面循環気流Qiとパネル外面循環気流Qoが同時に形成されて循環する。これらパネル内面循環気流Qiとパネル外面循環気流Qoに導かれる熱交換空気は、いずれも上部水平ルーバ7Aに沿って導かれる。
上述したように、特に運転停止中における前面パネル6の全閉モード時では、上部水平ルーバ7Aが前面パネル下部6aによって遮蔽されており、塵埃が付着しない状態になっているので、循環気流の衛生度が保持される。
そして、上述したように除湿弁10が絞り制御されるので、第1の熱交換器部Uは室外熱交換器23で凝縮しきれない冷媒を凝縮して、パネル外面循環気流Qoを循環する空気を再熱する再熱部となる。第2の熱交換器部は冷媒を蒸発し、パネル内面循環気流Qiに循環する空気を冷却除湿する再熱部となる。
上記前面パネル6を半開モード位置にしたうえに、上下部水平ルーバ7A,7Bの位置姿勢を制御して再熱除湿運転をなすことにより、吹出し口4から吹出される全ての再熱除湿された熱交換空気は、パネル外面循環気流Qoとパネル内面循環気流Qiとして循環する。居住域には全く送風されることがないから、居住人にとっては体感温度が向上して快適な除湿環境が得られる。
なお、除湿を行なうためには蒸発温度を空気露点温度以下まで下げる必要があるが、この発明では、吸込み温度が低い吹出された熱交換空気を吸込む運転と、圧縮機の運転周波数を低下させた低能力運転を行なうことにより、冷凍サイクル全体の圧力が低下し、第1の熱交換器部(再熱部・高圧)U温度と、第2の熱交換器部(蒸発部・低圧)D温度が低下する。
通常の再熱除湿運転では、蒸発部温度を下げるため圧縮機の運転周波数を最大限上昇させることにより対処していたが、本発明では圧縮機21の運転周波数を上昇させることなく第2の熱交換器部Dの温度を低下でき、大幅な省エネ化を図れる。
さらに、第1の熱交換器部Uの温度が低くとも、吸込み温度が低いために、第1の熱交換器部Uでは放熱が行われて等温性を確保できるとともに、冷凍サイクル全体の圧力が低下するため高圧側も低くなり、室外熱交換器23と通過する冷媒の温度も低くなって熱交換が抑制され、室外側での放熱量を抑制できる。
そのため、従来の再熱方式と比較して、低能力運転としても十分な潜熱能力(除湿能力)を得ると共に顕熱能力(部屋を冷やす能力)を低減できる。そして、上述構成の前面パネル6を用いることで、パネル外面循環気流Qoとともにパネル内面循環気流Qiの径路を安定して確保できる。
なお、除湿運転時において上記制御部8は、前面パネル6を全開モード位置にして通常気流を形成する運転開始時よりも、半開モード位置にしてパネル内面循環気流Qiを形成する安定時の方が、圧縮機21の最大運転周波数を小さくするよう切換え制御している。
すなわち、除湿運転安定時は、パネル内面循環気流Qiとともにパネル外面循環気流Qoを形成して再熱除湿をなすため、圧縮機21の運転周波数を低くしても除湿量を確保することができる。したがって、圧縮機21の最大運転周波数を抑制することができ、省エネ性および静音性の向上化を図れる。
さらに、除湿運転時において上記制御部8は、通常気流を形成する運転開始時と、パネル内面循環気流Qiを形成する安定時において、圧縮機21の運転周波数を互いに同一とする前提で、上記室内送風機12のファン回転数を、運転開始時より安定時の方が大となるよう切換え制御する。
すなわち、安定時では圧縮機21の運転周波数を低くしても除湿量を確保できるが、吹出し温度がより低下して吹出し口4などにおいて結露等が発生する虞れがある。そこで、安定時の圧縮機21の運転周波数を運転開始時と同一に設定したうえで、室内送風機12のファン回転数を上昇させることにより、上記結露の発生を阻止できるとともに、除湿量の向上が図れる。
さらに、除湿運転時において上記制御部8は、通常気流を形成する運転開始時と、パネル内面循環気流Qiを形成する安定時において、圧縮機21の運転周波数を互いに同一とすると、上記室外送風機25のファン回転数を、運転開始時より安定時の方が大であるよう切換え制御する。
すなわち、室内機本体1でパネル内面循環気流Qiとパネル外面循環気流Qoを形成すると、室外熱交換器23での放熱量が減少する反面、室内の等温性が向上する。同じ等温性を確保するには、室外熱交換器23での放熱量を上昇させる必要があり、室外送風機25のファン回転数を通常気流形成時より上げることで、等温性を同一にできる。そして、室外熱交換器23において放熱量が増加することにより、冷凍サイクル内圧力が下がって省エネ化が図れる。
図5(A)は除湿運転における運転開始時(以下、通常気流方式と呼ぶ)の各部の温度を説明する図、図5(B)は除湿運転安定時(以下、パネル内面循環気流方式と呼ぶ)における各部の温度を説明する図、図6は通常気流方式とパネル内面循環気流方式の除湿量に対する消費電力の特性を表す図である。[表1]および[表2]は、通常気流方式とパネル内面循環気流方式のサイクル温度や各種のデータを合わせて示す。
Figure 2006162173
Figure 2006162173
はじめに、図5(A)と(B)から通常気流方式とパネル内面循環気流方式とを比較すると、パネル内面循環気流方式の方が通常気流方式よりも、高低の温度差が小さくてすみ、圧縮機21の圧縮機21の運転周波数(コンプ回転数)を低く保持して省エネ化を得られ、除湿部(第2の熱交換器部D)がより低い温度となって除湿量を確保できる。
以上は、表1のデータからも証明される。すなわち、通常気流方式とパネル内面循環気流方式で同一の除湿量(400cc/h)を得る結果にも関わらず、圧縮機21の運転周波数(コンプ回転数)が低減化(20rps−12rps)されて省エネ化を得られるとともに、3dB(30dB−27dB)であるが室内騒音の静音化を図れる。
図6において、図の丸印を結ぶ線Nはパネル内面循環気流方式、三角印を結ぶ線Tは通常気流方式の特性を示している。パネル内面循環気流方式Nを採用すれば、いずれの除湿量においても、通常気流方式Tと比較して消費電力が約1/2になり、省エネ化が図られていることが分かる。
また、パネル内面循環気流方式は、空気中の水分の濃度拡散速度が速いために、直接居住域へ送る風量が減っても十分な除湿量を確保できる。なお説明すると、除湿運転は、早く湿度を低下させるために運転開始時に多くの湿気を取るパワフルさが必要であるととともに、他の運転に比べて長時間使用するため安定時に少ない消費電力で運転する省エネ性の両立が必要となる。
現在、多用される再熱除湿方式では、室内熱交換器の除湿部の温度を下げて除湿量を確保するためパワフルさの要求には応えているが、除湿部温度の低下を圧縮機の運転周波数を上げて対応しているため、省エネ性が十分ではなく、冷房運転時と同じ体感温度で比較した場合、冷房の2〜3倍の消費電力が必要となる。
そこで、本発明においては、除湿運転の開始時に前面パネル6を完全開放して大風量を確保するとともに、冷媒循環量を上げて、除湿量を最大限保持する。運転安定時には、前面パネル6を半開モードにして、一度除湿した空気を再度、前面パネル6の内側表面に沿って導く低温のパネル内面循環気流Qiを形成し、除湿部温度を下げている。その結果、従来の再熱除湿方式と比較して、約2倍の効率で除湿でき、省エネ性が向上することは、先に説明した通りである。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
本発明の実施の形態に係る、空気調和機の室内機を模式的に示す断面図。 同実施の形態に係る、空気調和機の構成と冷凍サイクルおよび制御を説明する図。 同実施の形態に係る、除湿運転開始時の室内機を模式的に示す断面図。 同実施の形態に係る、除湿運転安定時の室内機を模式的に示す断面図。 除湿運転時における、従来方式と本発明方式との各部温度を示す図。 除湿運転時における、除湿量の消費電力特性図。
符号の説明
3…前面吸込み口、2…上面吸込み口、4…吹出し口、10…除湿弁(補助膨張弁)、U…第1の熱交換器部、D…第2の熱交換器部、9…室内熱交換器、12…室内送風機、1…室内機本体、6…前面パネル、7A…上部水平ルーバ、7B…下部水平ルーバ、Qo…パネル外面循環気流、Qi…パネル内面循環気流、8…制御部(制御手段)、21…圧縮機、25…室外送風機。

Claims (2)

  1. 室内機および室外機を備え、これら室内機と室外機が冷媒管を介して冷凍サイクルを構成するように連通される空気調和機において、
    上記室内機は、
    前面と上面に吸込み口が設けられ、前面下部に吹出し口が設けられる筐体であり、内部に、補助絞り装置を介して連通される第1の熱交換器部および第2の熱交換器部からなり除湿運転時に第1の熱交換器を再熱部とし、第2の熱交換器を蒸発部とする構成の室内熱交換器および、室内送風機を収容する室内機本体と、
    この室内機本体の上記前面吸込み口に開閉自在に設けられる可動式の前面パネルと、
    上記吹出し口に設けられ、吹出される熱交換空気の上下方向の風向を設定する水平ルーバと、
    上記前面パネルは、下部が上記水平ルーバの前面一部を覆う位置まで延出されて前面吸込み口に当接してこの前面吸込み口を閉成する全閉モードと、下部が吹出し口より上側に位置され前面吸込み口より離間して対向する位置姿勢に制御されてこの前面吸込み口を開放する全開モードおよび、下部が水平ルーバの前面に間隙を介して対向し、上部が前面吸込み口と間隙を介して対向する位置姿勢に制御されて吹出し口から吹出される熱交換空気が前面パネルの外側表面に沿って流れ、上面吸込み口と前面吸込み口から室内機本体内に吸込まれるパネル外面循環気流と、吹出し口から吹出される熱交換空気が前面パネルの内側表面に沿って流れ、前面吸込み口から室内機本体内に吸込まれるパネル内面循環気流とを形成する半開モードと、このいずれかに前面パネルの位置姿勢を切換え制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする空気調和機。
  2. 上記制御手段は、除湿運転において上記補助絞り弁を絞り制御し、パネル外面循環気流に位置する第1の熱交換器部を再熱部となし、パネル内面循環気流に位置する第2の熱交換器部を除湿部となすよう構成することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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