JP4036597B2 - 低温ショーケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯蔵室の前面開口を引き戸式扉にて開閉自在に閉塞して成る低温ショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種低温ショーケースは、特に飲料や食品などを陳列するショーケースは、例えば特開平9−101075号公報に示される如く、貯蔵室を有する断熱箱体の前面開口は透視可能なガラス扉により開閉自在に閉塞し、断熱箱体外の下部には機械室を設置し、この機械室内に冷却装置の冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用ファンなどを設置すると共に、貯蔵室内には同じく冷凍サイクルを構成する冷却器を設け、この冷却器によって貯蔵室内を所定の低温度に冷却していた。
【0003】
このように貯蔵室内が冷却されると、扉ガラスの内面および扉枠も冷気に晒される。一方、ガラス扉の断熱性には限界があるため、どうしても扉ガラスの前面や扉枠に外気中の水分が結露となって凝結するようになる。係る結露が生じると、ガラス扉の視認性が損なわれたり、扉枠の結露による水滴の落下により床を濡らす等の損害を及ぼすため、従来では扉ガラスおよび扉枠を電気ヒータなどにて加熱していた。
【0004】
しかしながら、係るヒータによる加熱はショーケースの電気エネルギー消費の増大に繋がる。そこで、前記公報では機械室カバーの上面に吹出部を穿設し、凝縮器用ファンからの暖気をこの吹出部から吹き出すことにより、ガラス扉前面に結露し難いように考慮していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、係る従来の構造では機械室カバーの上面に単に吹出部を穿設するのみであったため、吹出部より上昇する暖気は直ぐに拡散してしまい、ガラス扉前面に行き渡らない。そのため、十分なる結露防止効果が得られない問題があった。
【0006】
しかも、貯蔵室の前面開口を引き戸式ガラス扉にて開閉自在に閉塞する低温ショーケースの場合には、特に後側のガラス扉は、前側のガラス扉に比較し吹出部からの距離が遠くなり、またこの後側のガラス扉は冷却されている貯蔵室の影響を強く受けるため、ガラス面に対する十分なる結露防止効果が得られない問題があった。
【0007】
また、前後のガラス扉間には、それらの移動を円滑にするために間隔が形成されており、ガラス扉を閉じたときに各ガラス扉の相互に重なる辺間には隙間が空いてしまうため、この隙間から貯蔵室の冷気の漏洩、或いは、貯蔵室への外気の侵入が生じ、ガラス面に結露することがあった。
【0008】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、凝縮器用ファンからの空気を利用して特に後側の引き戸式ガラス扉への結露を効果的に解消できる低温ショーケースを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の低温ショーケースは、断熱箱体内に構成された貯蔵室と、この貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する引き戸式ガラス扉と、前記貯蔵室下方に位置して前記断熱箱体外に構成された機械室と、この機械室内に設置された圧縮機、凝縮器及び凝縮器用ファンと、前記機械室の前面を開閉自在に閉塞し、前記ガラス扉の下方に位置する機械室カバーとを備えたものであって、前記ガラス扉のうち前側のガラス扉側の機械室カバーの上部には上方に吹き出す吹出部を、後側のガラス扉側の機械室カバーの上部には上方及び後方に吹き出す吹出部をそれぞれ形成し、前記凝縮器用ファンから吐出された空気を前記吹出部より前記ガラス扉の前面に向けて吹き出させたものである。
【0010】
請求項1の発明によれば、凝縮器用ファンからの空気を前側の引き戸式ガラス扉には上方向に吹き出させ、一方、前側のガラス扉に比較し吹出し口からより遠距離にある後側の引き戸式ガラス扉には斜め上後方に指向させて吹き出させることができるため、前ガラス扉への結露を防止すると共にこの後側のガラス扉への結露をより効果的に解消できるものである。
【0011】
請求項2の発明の低温ショーケースは、請求項1において、前記後方に吹き出す吹出部は、ガラス面が低温となる側の吹出し量を多くした吹出口により構成されるものである。
【0012】
請求項2の発明によれば、後側の引き戸式ガラス扉方向へ向けて吹き出させる空気を低温となるガラス面により多く吹き出させるため、この低温となるガラス面(例えば冷却器の吹き出し口の前方に対応するガラス面)付近が暖気によってより強く暖められることになり、より一層結露防止効果が得られることになる。
【0013】
請求項3の発明の低温ショーケースは、請求項1において、前記後方に吹き出す吹出部は、前記ガラス扉が閉じた状態で前後に重なる各ガラス扉の略垂直辺近傍における吹出し量を多くした吹出口により構成されるものである。
【0014】
請求項3の発明によれば、各ガラス扉を閉じたときに各ガラス扉の相互に重なる辺間の隙間が生じている引き戸式の扉のショーケースの場合にこの隙間から貯蔵室の冷気の漏洩、或いは、貯蔵室への外気の侵入が生じていることがあっても、ガラス扉が閉じた状態で前後に重なる各ガラス扉の略垂直辺近傍における吹出し量を多くしてあるので、ガラス面の結露を有効に低減若しくは阻止することができるようになるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用する実施例としての低温ショーケースSの斜視図、図2は低温ショーケースSの縦断側面図、図3は低温ショーケースSの機械室カバー右上部の要部縦断側面図(図1のA−A断面)、図4は低温ショーケースSの機械室カバー左上部の要部縦断側面図(図1のB−B断面)、図5は本発明の他の実施例としての低温ショーケースSの一部斜視図である。
【0016】
実施例の低温ショーケースSは、前面に開口2を有した貯蔵室3を内部に備えた断熱箱体4と、前記貯蔵室3の下側の断熱箱体4外に形成され、これも前面に開口6を有した機械室7などから構成されている。前記貯蔵室3内後部には断熱箱体4の背面と間隔を存して仕切板8が取り付けられ、この仕切板8と断熱箱体4間にダクト11が形成されている。
【0017】
そして、このダクト11内に冷却装置の冷凍サイクルの周知の冷媒回路を構成する冷却器13が縦設されると共に、ダクト11の最上部は貯蔵室3の上部に形成された吐出口14にて貯蔵室3に連通している。そして、この吐出口14の奥方のダクト11内には吐出型の冷却用ファン16が設けられている。仕切板8前方の貯蔵室3内には商品陳列用の棚17が複数段架設されており、最下部の棚17下側がダクト11下端の吸込口18に連通している。これにより、吸込口18から貯蔵室3内の冷気は冷却ファン16によって吸引され、冷却器13方向に吸い込まれる。そして、冷却器13で冷却された冷気は吐出口14から貯蔵室3内に吐出される循環を行う。
【0018】
前面開口2の上下には上レール枠54、下レール枠55が設けられ、相互に所定の間隔を存してそれぞれ下方、上方に突出し、共に左右に渡る前後二条の軌道58、59を形成している。
【0019】
貯蔵室3の前面開口2は上レール枠54、下レール枠55に嵌め込まれた引き戸式の前ガラス扉52と後ガラス扉53にて開閉自在に閉塞されている。
【0020】
この前ガラス扉52と後ガラス扉53は、それぞれ周囲の枠状サッシュ56、57と、このサッシュ56、57内に嵌め込まれた透明複層ガラス21、21とから成るもので、前ガラス扉52を前側の軌道58に、後ガラス扉53を後側の軌道59に左右方向移動自在に取り付ける。このガラス扉52、53の左右移動によって貯蔵室3の開口2は開閉自在に閉塞されることになる。
【0021】
そして、各ガラス扉52、53が閉じた状態で、前ガラス扉52の左辺52Cのサッシュ56と後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57は前後に重なる。そして、前ガラス扉52の左辺52Cのサッシュ56の後面と後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57の間には各ガラス扉52、53の移動時の接触を防止するため、多少の間隔が設けられている。尚、25は、前ガラス扉52のサッシュ56と後ガラス扉53のサッシュ57に設けられた把手である。
【0022】
一方、前記機械室7内には前記冷凍サイクルの冷媒回路を構成する圧縮機26や凝縮器27などが設置されると共に、更にそれらに送風する凝縮器用ファン28も設けられている。この場合、凝縮器27が開口6の左右方向の略中央部に位置して台脚29上に設置されると共に、その後側に凝縮器用ファン28が設置され、更にその後側に圧縮機26が台脚29上に設置されている。
【0023】
前記凝縮器用ファン28は吸引型の送風機であり、凝縮器27から後方に延在するファンケース31の後端に取り付けられている。これにより、凝縮器用ファン28が運転されると、凝縮器27の前側の空気は凝縮器27内に吸い込まれ、当該凝縮器27及び凝縮器用ファン28を経て後方の圧縮機26に吹き付けられることになる。それによって、凝縮器27と圧縮機26の放熱を促進させる。また、係る機械室7の後面は閉塞板32により閉塞されると共に、機械室7の前面開口6には機械室カバー33が取り付けられ、上方の前ガラス扉52,後ガラス扉53の下方に位置している。
【0024】
この機械室カバー33は、前面が平板状の鋼板製のもので、その前面には、吸込口44・・が穿設されている。また、この機械室カバー33の下縁と台脚29の前方下部にはヒンジ36が取付けられ、このヒンジ36により機械室カバー33が回動自在に枢支されている。また、機械室カバー33の上方にはマグネット34が取付けられており、機械室カバー33を断熱箱体3にその磁力により開閉可能に固定している。更に、機械室カバー33の上部には、この機械室カバーの前面部の上端から後方に少許高く傾斜した傾斜部37が形成されており、また、この傾斜部37から略垂直に下方に延在した略垂直部38が断熱箱体3と間隔を存して形成されている。これにより、前ガラス扉52及び後ガラス扉53の前方側の略垂直部38の後部は、上方へ吹出す上方吹出部39が機械室カバー33の幅略全体に渡って形成される。また、後ガラス扉53の前方側の略垂直部38には、さらに吹出孔40が穿設されて後方吹出口41が形成されている。
【0025】
係る機械室カバー33が機械室7の開口6に取り付けられことによって、ファンケース31の前縁は、機械室カバー33の吸込口44・・の上方に接触する。これによって、機械室7内は、凝縮器27及び凝縮器ファン28を介して機械室カバー33の前方に連通すると共に、上方吹出部39及び後方吹出口41を介して機械室カバー33上方に連通するかたちとなる。
【0026】
以上の構成で、圧縮機26と凝縮器用ファン28、冷却用ファン16が運転されると、冷却器13が冷却作用を発揮し、それによって冷却された冷気は前述の如く冷却用ファン16によって貯蔵室3内に循環される。これによって、貯蔵室3内は所定の低温度(冷蔵・冷凍)に冷却される。
【0027】
他方、凝縮器用ファン28の運転によって機械室カバー33前方の外気は吸込口44・・から吸引され、先ず凝縮器27に流入して空冷する。次ぎに、凝縮器用ファン28を経て圧縮機26に吹き付けられ、それを空冷する。このように凝縮器27、圧縮機26を順次空冷して暖かくなった外気(暖気)は、機械室7の後面が閉塞板32によって閉塞されている関係上、図2中矢印の如く機械室7内上部においてUターンし、前方に向かう。
【0028】
そして、ファンケース31の外側を前方に向かう暖気は、前ガラス扉52の前方では、上方吹出部39より図3中矢印の如く上方に吹き出される。一方、後ガラス扉53の前方では、上方吹出部39及び後方吹出口41より図4中矢印の如く斜め上後方に指向されて吹き出される。これにより、吹き出された後の拡散が遅延されると共に、前ガラス扉52、後ガラス扉53のガラス21、21前面のより広い範囲に暖気が行き渡るようになり、この暖気の上昇気流によって前ガラス扉52、後ガラス扉53前面への結露は効果的に防止若しくは抑制される。
【0029】
尚、前ガラス扉52、後ガラス扉53の前面に結露が生じた場合、当該結露はそこを伝って流下し、下レール枠55に流入する。そして、貯蔵室内の図示しない排水口に流れ、機械室内の図示しないドレン皿に導かれ、処理される。
【0030】
次に、図5は、さらに、後方吹出口41としてガラス21面が低温となる側に吹出孔40を多く穿設することにより、低温となるガラス21面側の吹出し量を多くしたものである。例えば冷却器13から吹出した冷気が直接当たるガラス21面(一般に冷却器13が位置する貯蔵室3中央部の前方のガラス21面)は他の部分より低温と成っているので、機械室カバー33から後方に吹き出す吹出し量を多くすることにより、この低温と成っているガラス21面により多く暖気を当てることができるため、後ガラス扉53前面への結露防止効果をより一層向上させることができるようになる。
【0031】
図5は、また、後方吹出口41として、前後のガラス扉52、53が閉じた状態で前後に重なる各ガラス扉52、53の略垂直辺52c、53c近傍であって、機械室カバー33の後ガラス扉53の前方側の略垂直部38の吹出孔40を多く穿設することにより、ガラス21面が低温となる付近の吹出し量を多くしたものでもある。前述の如く、各ガラス扉52、53が閉じた状態で、前ガラス扉52の左辺52Cのサッシュ56の後面と後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57の間には多少の間隔が設けられているので、この間隔から貯蔵室3内の冷気が多少漏洩している。そのため、後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57付近のガラス面21は特に他の部分より低温と成っている。そこで、後方吹出口41として、後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57付近の機械室カバー33に吹出孔40をより多く穿設し、後方に吹き出す吹出し量を多くすることにより、この低温と成っているガラス21面により多く暖気を当てることができるため、後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57付近前面への結露防止効果をより一層向上させることができるようになる。
【0032】
また、この場合に、各ガラス扉52、53が閉じた状態で、前ガラス扉52の左辺52Cのサッシュ56の後面と後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57の間に設けられている間隔から貯蔵室内の冷気が多少漏洩していることによって前ガラス扉52の左辺52Cのサッシュ56付近のガラス面も、前記冷気の漏洩により冷却されて低温と成っている。そこで、後方吹出口41として、後ガラス扉53の右辺53Cのサッシュ57付近の機械室カバー33の吹出孔40に加え、前ガラス扉52の左辺52Cのサッシュ56付近の機械室カバー33にも吹出孔40を多く穿設し、後方に吹き出す吹出し量を多くすることにより、この低温と成っているガラス21面により多く暖気を当てるようにした場合は、上記に加えてより一層前ガラス扉52の左辺52Cのサッシュ56付近前面への結露防止効果を向上させることができるようになる。
【0033】
尚、機械室カバー33の傾斜部37から略垂直に下方に延在した略垂直部38と断熱箱体3との間に手指を差込める程度の間隔を存して形成されている場合にあっては、機械室カバー33の上部を掴んでヒンジ36を支点として回動自在に容易に開閉し、機械室7内のドレン皿のドレン水を廃棄することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項1の発明によれば、凝縮器用ファンからの空気を前側の引き戸式ガラス扉には上方向に吹き出させ、一方、前側のガラス扉に比較し吹出し口からより遠距離にある後側の引き戸式ガラス扉には斜め上後方に指向させて吹き出させることができるため、前ガラス扉への結露を防止すると共にこの後側のガラス扉への結露をより効果的に解消できるものである。
【0035】
また、請求項2の発明によれば、後側の引き戸式ガラス扉方向へ向けて吹き出させる空気を低温となるガラス面により多く吹き出させるため、この低温となるガラス面(例えば冷却器の吹き出し口の前方に対応するガラス面)付近が暖気によってより強く暖められることになり、より一層結露防止効果が得られることになる。
【0036】
また、請求項3の発明によれば、各ガラス扉を閉じたときに各ガラス扉の相互に重なる辺間の隙間が生じている引き戸式の扉のショーケースの場合にこの隙間から貯蔵室の冷気の漏洩、或いは、貯蔵室への外気の侵入が生じていることがあっても、ガラス扉が閉じた状態で前後に重なる各ガラス扉の略垂直辺近傍における吹出し量を多くしてあるので、ガラス面の結露を有効に低減若しくは阻止することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する実施例としての低温ショーケースの斜視図である。
【図2】本発明の低温ショーケースの縦断側面図である。
【図3】本発明の図1のA−A断面を示す低温ショーケースの機械室カバー右上部の要部縦断側面図である。
【図4】本発明の図1のB−B断面を示す低温ショーケースの機械室カバー左上部の要部縦断側面図である。
【図5】本発明の他の実施例としての低温ショーケースの一部斜視図である。
【符号の説明】
S 低温ショーケース
2、6 開口
3 貯蔵室
4 断熱箱体
7 機械室
13 冷却器
26 圧縮機
27 凝縮器
28 凝縮器用ファン
33 機械室カバー
39 上方吹出部
40 吹出孔
41 後方吹出口
44 吸込口
52 前ガラス扉
53 後ガラス扉
56 サッシュ(前ガラス扉)
57 サッシュ(後ガラス扉)
Claims (3)
- 断熱箱体内に構成された貯蔵室と、この貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する引き戸式ガラス扉と、前記貯蔵室下方に位置して前記断熱箱体外に構成された機械室と、この機械室内に設置された圧縮機、凝縮器及び凝縮器用ファンと、前記機械室の前面を開閉自在に閉塞し、前記ガラス扉の下方に位置する機械室カバーとを備えた低温ショーケースにおいて、
前記ガラス扉のうち前側のガラス扉側の機械室カバーの上部には上方に吹き出す吹出部を、後側のガラス扉側の機械室カバーの上部には上方及び後方に吹き出す吹出部をそれぞれ形成し、前記凝縮器用ファンから吐出された空気を前記吹出部より前記ガラス扉の前面に向けて吹き出させたことを特徴とする低温ショーケース。 - 前記後方に吹き出す吹出部は、ガラス面が低温となる側の吹出し量を多くした吹出口により構成されることを特徴とする請求項1の低温ショーケース。
- 前記後方に吹き出す吹出部は、前記ガラス扉が閉じた状態で前後に重なる各ガラス扉の略垂直辺近傍における吹出し量を多くした吹出口により構成されることを特徴とする請求項1の低温ショーケース。
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