JP3495435B2 - ショーケースの扉装置 - Google Patents

ショーケースの扉装置

Info

Publication number
JP3495435B2
JP3495435B2 JP26762594A JP26762594A JP3495435B2 JP 3495435 B2 JP3495435 B2 JP 3495435B2 JP 26762594 A JP26762594 A JP 26762594A JP 26762594 A JP26762594 A JP 26762594A JP 3495435 B2 JP3495435 B2 JP 3495435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sash
rail
showcase
lower edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26762594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08128775A (ja
Inventor
豊作 濱田
功三 牧
林  広茂
修司 樫出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP26762594A priority Critical patent/JP3495435B2/ja
Publication of JPH08128775A publication Critical patent/JPH08128775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3495435B2 publication Critical patent/JP3495435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開口を引き戸式扉にて
開閉自在に閉塞するショーケースの扉装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種ショーケースは、例えば実公
昭61−40212号公報(A47F3/04)に示さ
れるように、ガラス等の透明壁にて囲繞された庫内を備
え、この庫内の上面の開口は、アクリル等の樹脂板から
成る摺動自在の引き戸式透明扉にて開閉自在に閉塞され
ている。前記庫内はショーケースの棚下内部に設置され
た冷却器によって所定の温度に冷却され、棚上には食品
などの商品が陳列保存される。
【0003】そして、前記開口の下縁には図示しないレ
ールが取り付けられ、前記透明扉はこのレールに摺動自
在に支持されるものであるが、係る樹脂製の扉は価格的
には安い反面、温度変化或いは庫内の湿気を吸うことに
よって変形が生ずる。このため、結露し易い扉の下縁に
は補強用のサッシュを取り付けることにより、変形を矯
正するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、扉の摺
動時に下縁のサッシュ端縁部がレールに接触するため、
擦れて開閉操作性が悪化すると共に、騒音や傷つきが発
生する問題があった。本発明は係る従来の技術的課題を
解決するために成されたものであり、開口を閉塞する引
き戸式の扉の下縁にサッシュを取り付けた場合にも、容
易に開閉することができるようにしたショーケースの扉
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
ショーケースの扉装置は、開口下縁に設けられたレール
と、このレールに移動自在に支持され、開口を開閉自在
に閉塞する引き戸式扉とを備えたものであって、扉の下
縁にサッシュを取り付け、このサッシュの下面中央部を
下方に湾曲して突出させたものである。
【0006】また、請求項2の発明のショーケースの扉
装置は、開口下縁に設けられたレールと、このレールに
移動自在に支持され、開口を開閉自在に閉塞する引き戸
式扉とを備えたものであって、扉の下縁にサッシュを取
り付けると共に、扉下縁中央部とサッシュ間にはスペー
サを介設したものである。また、請求項3の発明のショ
ーケースの扉装置は、上記のスペーサとしてゴムを用い
たものである。
【0007】更に、請求項4の発明のショーケースの扉
装置は請求項2のスペーサとして両面接着テープを用い
たものである。
【0008】
【作用】本発明のショーケースの扉装置によれば、ショ
ーケースの開口を閉塞する引き戸式の扉の下縁に取り付
けたサッシュの下面中央部を下方に湾曲して突出させた
ので、サッシュの両端縁がレールに擦れて引っかかるこ
とを防止できる。従って、扉を円滑に開閉することがで
きるようになると共に、扉の移動に伴う騒音や扉及びレ
ールの損傷も低減させることが可能となる。
【0009】また、請求項2の発明のショーケースの扉
装置によれば、ショーケースの開口を閉塞する引き戸式
の扉の下縁に取り付けたサッシュの下面中央部にスペー
サを介設したので、サッシュの下縁中央部が下方に湾曲
して突出することになる。従って、同様に扉を円滑に開
閉することができるようになると共に、扉の移動に伴う
騒音や扉及びレールの損傷も低減させることが可能とな
る。
【0010】特に、この場合サッシュ自体を格別な形状
に成形する必要がないので、汎用性に富んだものとな
り、コスト的にも有利となる。また、請求項3の発明の
ショーケースの扉装置によれば、上記のスペーサとして
ゴムを用いているので、取り扱いが容易であると共に、
予めサッシュ内に挿入して置けるので組立作業性が向上
する。
【0011】更に、請求項4の発明のショーケースの扉
装置によれば、請求項2のスペーサとして両面接着テー
プを用いているので、扉下縁に容易に仮止めして取り付
けることができ、生産性が向上するものである。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明を適用するショーケース1の斜視図、
図2はショーケース1の縦断側面図、図3はショーケー
ス1上部の縦断側面図をそれぞれ示している。各図にお
いて、ショーケース1は例えばコンビニエンスストア等
において、アイスクリーム等を陳列保存するために用い
られるものであり、上方に開放した横長矩形状の断熱箱
体2から構成されている。この断熱箱体2は、金属製の
外箱3と、この外箱3内に間隔を存して組み込まれた金
属製の内箱6と、両箱3、6の上端を連結する樹脂製の
ブレーカ4と、これら両箱3、6及びブレーカ4間に現
場発泡方式にて充填された発泡ポリウレタン等の断熱材
7とから構成されている。
【0013】前記内箱6の前後面内側には間隔を存して
ダクト板8、9が取り付けられており、このダクト板
8、9の上端は内方に湾曲して折曲されている。更に、
ダクト板8、9の下縁間には底板11が着脱可能に架設
され、これによって、内箱6の内側には底面から前後に
立ち上がる一連のダクト12が構成されると共に、これ
らダクト板8、9と底板11の内側に貯蔵室22が画成
される。一方、前記断熱箱体2の底壁13は前部に低位
部13Aと、後部に高位部13Bを有した段差形状とさ
れており、前記底板11は前記高位部13Bより上方に
位置する。
【0014】そして、前記低位部13Aの上面にはドレ
ンパン14が設けられ、このドレンパン14の最も低い
位置には断熱箱体2外下方に連通した排水孔16が形成
されている。このドレンパン14上には前記ダクト12
内に位置して横長のプレートフィン型冷却器17が配設
され、この冷却器17の前側に設けたファンケース18
内には吸込型のプロペラファンから成る送風機19が取
り付けられている。
【0015】前記冷却器17の後側となる高位部13B
と低位部13Aの段差部分は上部が冷却器17から離間
するように傾斜面13Cとされている。また、前記ダク
ト板9の上端は吐出口9A、ダクト板8の上端は吸込口
8Aとされると共に、吐出口9Aには内側に湾曲した風
向板21、21が所定間隔で取り付けられている。一
方、断熱箱体2の下縁前後には多数の透孔24・・が穿
設されたキックプレート26、26が取り付けられ、こ
のキックプレート26、26間に位置して断熱箱体2の
下方には機械室27が構成されている。そして、前記高
位部13B下方に位置する機械室27内には、前記冷却
器17と共に周知の冷凍サイクルを構成する圧縮機(図
示せず)、凝縮器29及び凝縮器用送風機31、電装箱
(図示せず)等が配設されると共に、この機械室27の
後面は複数枚のパネル36〜38にて開閉自在に閉塞さ
れ、更に、パネル37、38にはスリット39・・が複
数形成されている。
【0016】前記圧縮機及び送風機19、31が運転さ
れると、冷却器17にて冷却された冷気は傾斜面13C
からダクト12内を後方に吹き上げられ、ダクト板9上
端の吐出口9Aから貯蔵室22の上部に向かって吐出さ
れる。貯蔵室22内を循環した冷気はダクト板8上端の
吸込口8Aからダクト12内に吸い込まれ、送風機19
に帰還する循環(図2中破線矢印で示す)を行う。これ
によって、貯蔵室22内は例えば−20℃等の所定の冷
凍温度に冷却される。
【0017】他方、前記断熱箱体2の開口両側には透明
アクリル樹脂の厚板から成る側板41、41が立設され
ている。この側板41、41は前後辺41A、41Bの
上部が近接するように傾斜した略山型を呈しており、そ
れらの上端部間にはステンレス製の天板42がこれもス
テンレス製の飾り43、43を介して側方からネジ止め
されている。
【0018】この天板42は側板41、41上部の形状
に沿った断面山型形状を呈しており、その下面には前後
のステンレス製上部支持板44、44を介してこれもス
テンレス製の反射板46が取り付けられている。尚、上
部支持板44、44は反射板46の一部を構成する。こ
の上部支持板44、44は天板42下面と間隔を存して
おり、その先端は側板41の前後辺41A、41Bの傾
斜に略沿ってそれぞれ下方に低く傾斜している。
【0019】前記反射板46の前後側面46A、46A
は図3及び図5に示す如く上部支持板44、44の下方
に間隔を存して外側に向け低く傾斜しており、その下面
はクランク状に屈曲されて、下方に開放した凹所47
と、上方に開放した凹所48が前後に並設されている。
そして、前記下方に開放した凹所47内にはジャケット
49に挿入された横長の蛍光灯51が収納配設されると
共に、前記上方に開放した凹所48内には蛍光灯51を
点灯させるための安定器52が配設されている。また、
前記両上部支持板44、44の上端基部、即ち、天板4
2への取り付け部分には複数の透孔(長孔)53・・が
穿設されており、これによって、前記安定器52が収納
された凹所48内と上部支持板44、44上面とは連通
されている。
【0020】一方、断熱箱体2の前後開口縁の内側に
は、吸込口8A及び吐出口9Aの上方に位置する上風向
板56、56がブレーカ4内面にそれぞれ取り付けられ
ており、各上風向板56の上側には間隔を存してステン
レス製の上面板57がそれぞれ組み合わせられている。
これら上風向板56及び上面板57間には上断熱材58
が挿入され、この上断熱材58と上面板57間には結露
防止ヒータ59が介設されている。
【0021】前記上面板57、57の外側(各前後方
向)は傾斜して降下し、略Z字状に折曲されながら、ブ
レーカ4の上面中央部まで延在している。また、上面板
57、57の下側にはレール板61、61がそれぞれ挿
入され、上面板57の先端から外側に向けて傾斜しなが
ら立ち上がり、外端は再び降下するよう折曲されてい
る。そして、このレール板61、61の外端には外箱3
に渡る飾り板62が取り付けられている。
【0022】前記各上面板57、57の外側部分は上述
の如く略Z字状(図4に拡大して示す)に折曲されるこ
とにより、前記反射板46の側面46A、46A方向に
面した左右に渡る内側レール面63Aを形成しており、
前記レール板61、61はこの内側レール面63Aの外
側に平行して前記上部支持板44、44方向に面した外
側レール面63Bを形成している。内外側レール面63
A、63Bはそれぞれ所定の幅を有しており、これら内
外側レール面63A、63Bにて主レール63が構成さ
れる。そして、これら主レール63、63と前記天板4
2間においてショーケース1の貯蔵室22は前後方向に
開放(開口64、64)する。
【0023】係る構成によりショーケース1の貯蔵室2
2の前後開口64、64上縁は下縁よりも奥方に位置し
て斜め上方に開放しており、前記主レール63、63は
これら開口64、64の下縁に位置し、前記上部支持板
44、44及び反射板46の側面46A、46Aは開口
64、64の上縁に位置することになる。尚、66は内
側レール面63Aの内側に位置する上面板57下縁に穿
設された結露水の排水孔である。
【0024】更に、この主レール63、63上にはステ
ンレス製の補助レール71が着脱自在に載置して取り付
けられている。この補助レール71は2枚のステンレス
板を溶接することにより、略W字状に形成されており、
それによって、前記主レール63の内外側レール面63
A、63Bの幅よりも狭い幅を有した内外側レール面7
1A、71Bが形成されている。また、この補助レール
71の表面にはフッ素系の樹脂(テフロン等)が塗装、
或いはコーティングされている。
【0025】そして、補助レール71は主レール63上
に載置され、その状態で、前記内外側レール面71A、
71Bは、主レール63の各レール面63A、63Bの
上外側に位置して、それぞれ前記反射板46の側面46
A、46A方向、及び、前記上部支持板44、44方向
に面する。尚、各レール面71A、71Bの下端部には
これも結露水の排水孔72、72が穿設されている。
【0026】また、補助レール71の内外側レール面7
1A、71B上には複数枚の引き戸式樹脂扉73・・が
摺動自在に載置支持されている。この場合、実施例では
内外に2枚ずつ前後合わせて8枚の樹脂扉73が支持さ
れると共に、内側レール面71Aに支持された樹脂扉7
3の上部は図7に示す如く前記反射板46の側面46A
に支持され、外側レール面71Bに支持された樹脂扉7
3の上部は前記上部支持板44に支持される。
【0027】前記蛍光灯51は点灯して上方から貯蔵室
22内を照明するものであるが、このとき、蛍光灯51
及び安定器52は発熱する。この安定器52によって加
熱された暖気は、図5中破線矢印で示す如く前後の透孔
53、53から樹脂扉73・・の外面上部に流出する。
ここで、樹脂扉73は貯蔵室22内の冷気により冷却さ
れ、その外面には結露が生じ易くなっているが、実施例
では前述の如く安定器52からの暖気を樹脂扉73の外
面に導いているので、係る樹脂扉73外面への結露の付
着を抑制することができる。
【0028】また、樹脂扉73の内側には側板41の後
辺41Bの傾斜に沿い、白色塩化ビニル製のパイプ88
が取り付けられている。このパイプ88は、前記機械室
27内と反射板46上方の空間とを連通しており、この
パイプ88内を通して前記蛍光灯51へのリード線(図
示せず)を前記電装箱から反射板46上方に引き入れ
る。
【0029】このとき、断熱箱体2上方は周囲を透明な
側板41、41或いは扉73・・にて囲繞されている
が、パイプ88は前述の如く扉73の内側において、側
板41の後辺41Bの傾斜に沿い設けられているので、
外部から目立たなくなしている。これにより、ショーケ
ース1の外観の悪化を最小限に抑えている。一方、補助
レール71の内外側レール面71A、71Bは上述の如
く主レール63の各レール面63A、63Bの上外側に
位置してそれぞれ前記反射板46の側面46A、46A
方向、及び、前記上部支持板44、44方向に面してい
る。これにより、樹脂扉73・・の傾斜は側板41の前
後面41A、41Bの傾斜に略合致するようになる。
【0030】他方、樹脂扉73は図6に示す如く比較的
厚さ寸法の薄い透明アクリル樹脂板から成り、その結露
し易い下縁には補強用のサッシュ75が取り付けられて
いる。このサッシュ75は樹脂扉73の温度変化或いは
庫内の湿気を吸うことによって生ずる変形を防止するた
めに用いられ、前記補助レール71同様ステンレス製で
断面略コ字状を呈し、その両端75A、75Bは樹脂扉
73の下縁両端面より小許内側に位置している。
【0031】また、サッシュ75の下面中央部は所定の
湾曲形状とされて下方に突出せられており、シリコンな
どにより樹脂扉73の下縁に接着されている。これによ
り、樹脂扉73を開閉する際には、サッシュ75の湾曲
部の頂点が内外側レール面71A、71Bに接触するよ
うになるので、その両端75A、75Bが内外側レール
面71A、71Bに接触して騒音が発生したり損傷して
引っかかったりするようなことがなくなる。それによっ
て樹脂扉73・・を極めて容易に開閉できるようにな
る。
【0032】次に、図7、図8は他の樹脂扉73の構成
を示している。この場合、サッシュ75は通常の直状の
ものを用いるが、樹脂扉73の下縁中央部とサッシュ7
5間にはスペーサとしてのゴム74を介設する。このゴ
ム74はサッシュ75の中央付近を樹脂扉73より離間
させるためのもので、所定の厚さの硬質ゴムから成り、
サッシュ75の溝と略同じ幅と所定の長さを呈してい
る。そして、サッシュ75の溝内に予め嵌め込み、サッ
シュ75を図7中矢印の如く樹脂扉73の下縁に嵌め込
んでシリコンにて接着固定する(図8)。
【0033】これにより、サッシュ75は両端75A、
75B部に比して略ゴム74の厚さ分中央部が湾曲して
下方に突出するので同様にサッシュ75の湾曲部の頂点
が内外側レール面71A、71Bに接触するようにな
り、その両端75A、75Bが内外側レール面71A、
71Bに接触して騒音が発生したり、損傷して引っかか
ったりするようなことがなくなる。それによって樹脂扉
73・・を極めて容易に開閉できるようになる。
【0034】特に、この場合にはサッシュ75として通
常のものを用いることができるので、汎用性に富むと共
に、コストも低減することができる。また、サッシュ7
5の下面中央部を湾曲させるスペーサとしては所定の厚
さの両面テープ(図7、図8の74で示す)を用いてサ
ッシュ75の中央部を下方に湾曲させてもよい。この場
合、両面テープ74は樹脂扉73の下縁中央部に予め接
着させて置くことになる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、ショーケースの開口を閉塞する引き戸式の扉の下縁
に取り付けたサッシュの下面中央部を下方に湾曲して突
出させたので、サッシュの両端縁がレールに擦れて引っ
かかることを防止できる。従って、扉を円滑に開閉する
ことができるようになると共に、扉の移動に伴う騒音や
扉及びレールの損傷も低減させることが可能となる。
【0036】また、請求項2の発明によれば、ショーケ
ースの開口を閉塞する引き戸式の扉の下縁に取り付けた
サッシュの下面中央部にスペーサを介設したので、サッ
シュの下縁中央部が下方に湾曲して突出することにな
る。従って、同様に扉を円滑に開閉することができるよ
うになると共に、扉の移動に伴う騒音や扉及びレールの
損傷も低減させることが可能となる。
【0037】特に、この場合サッシュ自体を格別な形状
に成形する必要がないので、汎用性に富んだものとな
り、コスト的にも有利となる。また、請求項3の発明に
よれば、上記のスペーサとしてゴムを用いているので、
取り扱いが容易であると共に、予めサッシュ内に挿入し
て置けるので組立作業性が向上する。
【0038】更に、請求項4の発明によれば、請求項2
のスペーサとして両面接着テープを用いているので、扉
下縁に容易に仮止めして取り付けることができ、生産性
が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したショーケースの斜視図であ
る。
【図2】本発明を適用したショーケースの縦断側面図で
ある。
【図3】本発明を適用したショーケース上部の縦断側面
図である。
【図4】樹脂扉を設置した状態の断熱箱体開口部の拡大
縦断側面図である。
【図5】樹脂扉を設置した状態のショーケースの天板部
分の拡大縦断側面図である。
【図6】樹脂扉の斜視図である。
【図7】もう一つの本発明の樹脂扉にサッシュを取り付
ける作業を示す図である。
【図8】図7におけるサッシュを取り付けた樹脂扉の斜
視図である。
【符号の説明】
1 ショーケース 2 断熱箱体 63 主レール 71 補助レール 73 樹脂扉 74 ゴム(両面テープ) 75 サッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫出 修司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−159185(JP,U) 実開 昭57−164673(JP,U) 実開 昭57−50687(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/02 302

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口下縁に設けられたレールと、該レー
    ルに移動自在に支持され、前記開口を開閉自在に閉塞す
    る引き戸式扉とを備えたショーケースにおいて、 前記扉の下縁にはサッシュを取り付け、このサッシュの
    下面中央部を下方に湾曲して突出させたことを特徴とす
    るショーケースの扉装置。
  2. 【請求項2】 開口下縁に設けられたレールと、該レー
    ルに移動自在に支持され、前記開口を開閉自在に閉塞す
    る引き戸式扉とを備えたショーケースにおいて、 前記扉の下縁にサッシュを取り付けると共に、扉下縁中
    央部とサッシュ間にはスペーサを介設したことを特徴と
    するショーケースの扉装置。
  3. 【請求項3】 スペーサはゴムから成ることを特徴とす
    る請求項2のショーケースの扉装置。
  4. 【請求項4】 スペーサは両面接着テープから成ること
    を特徴とする請求項2のショーケースの扉装置。
JP26762594A 1994-10-31 1994-10-31 ショーケースの扉装置 Expired - Fee Related JP3495435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26762594A JP3495435B2 (ja) 1994-10-31 1994-10-31 ショーケースの扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26762594A JP3495435B2 (ja) 1994-10-31 1994-10-31 ショーケースの扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08128775A JPH08128775A (ja) 1996-05-21
JP3495435B2 true JP3495435B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=17447291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26762594A Expired - Fee Related JP3495435B2 (ja) 1994-10-31 1994-10-31 ショーケースの扉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3495435B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6071391A (en) 1997-09-12 2000-06-06 Nok Corporation Enzyme electrode structure
JP2008206640A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Nakano Refrigerators Co Ltd オープンショーケース

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08128775A (ja) 1996-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3495435B2 (ja) ショーケースの扉装置
GB2167846A (en) Refrigerated storage cabinet
JP4036597B2 (ja) 低温ショーケース
JP2003079488A (ja) 冷蔵ショーケース
JP3011624B2 (ja) 扉装置
JP2001235269A (ja) ショーケース
JP3086588B2 (ja) ショーケースの扉装置
JP3213541B2 (ja) 扉装置
JP3128497B2 (ja) ショーケース
JP3118367B2 (ja) 低温ショーケース
JP4097381B2 (ja) 低温ショーケース
JPH07275093A (ja) ショーケースの扉装置
JP3086589B2 (ja) 低温ショーケース
JPS6117296Y2 (ja)
JP2975828B2 (ja) ショーケース
JPH09210542A (ja) 扉装置
JP3162996B2 (ja) ショーケース
JP2902914B2 (ja) オープンショーケースの側板
JPH0854171A (ja) 冷蔵ショーケース及びガラス側板デフロスト構造
JPH07280414A (ja) 冷却装置
JP3022157B2 (ja) 冷却装置
JP3568390B2 (ja) 冷蔵ショーケース
JP3389494B2 (ja) 冷蔵冷凍ショーケース
JPH063342Y2 (ja) 冷蔵装置
JP3071120B2 (ja) 冷却貯蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees