JP2975828B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2975828B2
JP2975828B2 JP5314144A JP31414493A JP2975828B2 JP 2975828 B2 JP2975828 B2 JP 2975828B2 JP 5314144 A JP5314144 A JP 5314144A JP 31414493 A JP31414493 A JP 31414493A JP 2975828 B2 JP2975828 B2 JP 2975828B2
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作己 渋沢
司 坂本
照夫 安田
千恵子 渡辺
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵室内下部に底板を
設けたショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ショーケース、特に洋菓子等
を陳列する対面型ショーケースと称されるものは、例え
ば実公平5−17583号公報(F25D21/08)
に示されるように、貯蔵室の前面に透明ガラスを配置
し、後面には引き戸式の扉を備えている。そして、貯蔵
室の下部には通称デッキパンと称される底板(底敷)が
載置されていた。
【0003】図4及び図5に従来の係るショーケース1
00の貯蔵室101下端後部の縦断側面図及び底板10
2の斜視図をそれぞれ示す。ショーケース100は断熱
材が充填された底壁103と図示しない天壁の左右に図
示しない側板を取り付けると共に、これら天壁及び底壁
103の前端間に図示しない透明ガラスを取り付けて後
面に開口した貯蔵室101を構成している。底壁103
の後端には後受け金具104が左右に渡って取り付けら
れており、更に、この後受け金具104の前部には前受
け金具106が貯蔵室101側に延在し、左右に渡って
取り付けられている。
【0004】この前受け金具106の後部は上方に開放
した断面略コ字状を呈しており、それによって後受け金
具104内を前後に仕切っている。このように仕切られ
た前後受け金具106、104上にはローラ107をそ
れぞれ備えた引き戸式のガラス扉108、109が滑動
自在に取り付けられ、これによって貯蔵室101の後面
開口は開閉自在に閉塞されている。
【0005】前受け金具106の前部はその上面106
Bから下方に段落形成され、最下端となる前端には左右
に渡る載置面106Aが構成されている。一方、底板1
02はステンレス鋼板を折曲して構成されており、矩形
状の上面102Aと、この上面102Aから直角に折曲
されて垂下する前後左右の側面102Bとを備えてい
る。また、係る底板102の上面102Aには陳列する
商品の演出効果を上げるために、通常天然石やカラーガ
ラス等から成る化粧材111が貼り付けられている。そ
して、係る底板102は後側面102Bを前記前受け金
具106の載置面106A上に着脱自在に載置すること
により、底壁103の上方に間隔を存して取り付ける。
【0006】底壁103の上面は図示しない排水孔に向
けて低く傾斜しており、貯蔵室101からの排水はこの
底壁103上面を流れてショーケース100外に排出さ
れる。また、係る排水中のゴミにより排水孔が詰まった
場合等には、底板102を取り外して清掃するものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、貯蔵室1
01の底板102は前受け金具106の載置面106A
上に着脱自在に載置されるものであるが、従来では底板
102の上面102Aの高さが前受け金具106の上面
106Bの高さと略同じとされており、且つ、不連続感
を無くすために前受け金具106と後側面102Bは極
めて近接しているため、底板102を取り外す際にこの
後側面102Bと前受け金具106間に指を挿入するこ
とができなかった。
【0008】そのため、従来では底板102の上面10
2A後部に孔114を穿設し、この孔114に指を挿入
して底板102を持ち上げられるようにしていた。その
ため、底板102の外観が損なわれると共に、底板10
2上面102Aに化粧材111を貼り付ける場合には、
前記孔114に対応して化粧材111にも指挿入用の孔
116を穿設しなければならず、化粧材111の加工費
用が嵩むと共に、外観も一層低下する問題があった。
【0009】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、貯蔵室内下部に設けられ
る底板及びそれに取り付けられる化粧材等の部材の外観
を向上し、且つ、コストの低減を図ることができるショ
ーケースを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
ショーケース1は、貯蔵室2内下部に底板3を設けたも
のであって、底板3は上面3Aと少なくとも後側面3B
とを備えており、この後側面3Bを貯蔵室2内後部に設
けた受け具(受け金具)21に載置することにより着脱
自在に設けられると共に、底板3の上面3Aを受け具
(受け金具)21よりも高くし、この受け具(受け金
具)21の上方に位置する底板3の後側面3Bには把手
32を設けたものである。
【0011】また、請求項2の発明のショーケース1は
上記に加えて、把手32を後側面3Bより引き出し自在
に設けたものである。
【0012】更に、請求項3の発明のショーケース1は
請求項1に加えて、底板3の上面3Aには化粧材28を
取り付けたものである。
【0013】
【作用】本発明のショーケース1によれば、底板3の上
面3Aが受け具(受け金具)21よりも高くされてお
り、且つ、受け具(受け金具)21の上方に位置する後
側面3Bには把手32を設けたものであるから、底板3
を取り外す際にはこの把手32を持って底板3を持ち上
げることができる。従って、従来の如く底板3上面に指
挿入用の孔を穿設する必要がなくなると共に、把手32
は外部から見え難い底板3の後側面3Bにあるので、外
観も向上する。
【0014】また、請求項2の発明のショーケース1に
よれば、上記に加えて把手32を底板3の後側面3Bよ
り引き出し自在に設けたので、不要なときには把手32
の大部分を底板3の後側面3B内側に収納して置き、底
板3を取り外す際のみ引き出して使用することができる
ようになり、尚一層の外観向上を図ることができる。
【0015】更に、請求項3の発明のショーケース1に
よれば、請求項1に加えて底板3の上面3Aに化粧材2
8を取り付けたので、商品の演出効果を向上させること
ができると共に、底板3の後側面3Bに把手32を設け
た関係上、化粧材28に指挿入用の孔を穿設する必要も
なくなるので、化粧材28の加工コストを削減できると
共に、化粧材28自体の外観向上も図ることができるも
のである。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明のショーケース1の縦断側面図、図2
はショーケース1の貯蔵室2下端後部の縦断側面図、図
3は底板3の斜視図をそれぞれ示している。実施例のシ
ョーケース1は、例えばケーキやチョコレート等の洋菓
子を陳列する対面型のショーケースであり、断熱材4が
充填された底壁6と、その上方に位置する天壁7の左右
に図示しない側板を取り付けると共に、これら天壁7及
び底壁6の前端間に湾曲透明ガラス8を取り付けること
により、後面に開口した貯蔵室2を構成している。
【0017】底壁6の下側には床置きされる機械室11
が形成されており、この機械室11内に冷凍装置を構成
する図示しない圧縮機、凝縮器等から成るコンデンシン
グユニット12が設置されている。13は前記凝縮器冷
却用の送風機である。貯蔵室2内下部には底板3が設け
られ、更にその上方には棚14が架設されており、この
棚14下面及び天壁7下側には前記冷凍装置を構成する
冷却器16、17がそれぞれ取り付けられ、それらの下
側には露受板18、19が対応して設けられている。
【0018】そして、前記コンデンシングユニット12
の圧縮機が運転されると、各冷却器16、17は冷却作
用を発揮し、それによって冷却された冷気は自然循環に
より貯蔵室2内を循環して貯蔵室2内の商品を所定の冷
蔵温度に冷却する。
【0019】一方、底壁6の後端部には受け具としての
受け金具21が左右に渡って取り付けられている。この
受け金具21は底壁6の後面から上面に渡って貯蔵室2
内に延在しており、その前端は上面21Aから下方に段
落形成され、左右に渡る載置面21Bが構成されてい
る。また、受け金具21の上面21Aは左右に渡る断面
コ字状のレール部材22により前後に仕切られており、
この仕切られた受け金具21及びレール部材22上には
ローラ23をそれぞれ備えた引き戸式のガラス扉24、
26が滑動自在に取り付けられ、これによって貯蔵室2
の後面開口は開閉自在に閉塞されている。
【0020】一方、底板3は図3の如くステンレス鋼板
を折曲して構成されており、矩形状の上面3Aと、この
上面3Aから直角に折曲されて垂下する前後左右の側面
3Bとを備えている。また、係る底板3の上面3Aには
陳列する商品の演出効果を上げるために、天然石やカラ
ーガラス等から成る化粧材28が貼り付けられている。
【0021】尚、係る底板3の後側壁3Bの高さ寸法は
受け金具21の段差寸法よりも大きくしており、更に、
後側壁3Bの中央上部には左右に2カ所透孔31、31
が穿設されている。そして、これら透孔31、31には
金属ワイヤをコ字状に折曲して構成した把手32の両端
部32A、32Aが移動自在に挿入されている。この把
手32の両端部32A、32Aは下方に屈曲されてお
り、それによって、把手32は後側面3Bより引き抜き
不能であって、且つ、引き出し自在に底板3に取り付け
られている。
【0022】そして、係る底板3は後側面3Bの下端面
を前記受け金具21の載置面21A上に着脱自在に載置
することにより、底壁6の上方に間隔を存して取り付け
る。このとき、底板3の上面3Aは受け金具21の上面
21Aよりも高くなっており、後側面3Bの把手32も
上面21Aより上方に位置する。また、通常把手32の
両端部32A、32Aは底板3内に押し込まれており、
それによって把手32の大部分は底板3内に隠蔽されて
いる。
【0023】ところで、底壁6の上面は排水孔36に向
けて低く傾斜しており、露受板18、19に受容された
冷却器16、17からの除霜水等の排水は、この底壁6
上面に流下し、そこを流れて排水孔36よりホース37
を介してショーケース1外に排出されるが、係る排水中
のゴミにより排水孔36が詰まった場合等には、底板3
を取り外して清掃する必要がある。
【0024】その場合は、把手32を底板3の後側面3
Bより引き出し(尚、両端部32A、32Aが後側面3
Bの裏面に当接するため、把手32はそれ以上引き出せ
なくなる)、引き出した把手32を持って底板3を引き
上げる。このとき、把手32は受け金具21の上面21
A上方に位置しているから、容易に操作することができ
ると共に、把手32は底板3の後側面3Bにあり、且
つ、通常はその大部分を底板3内に収納して置き、必要
なときのみ後側面3Bより引き出すものであるから、底
板3の外観に悪影響を与えない。
【0025】特に、把手32を設けたことにより、従来
の如く底板3の上面3A及び化粧材28に指挿入用の孔
等を穿設する必要がなくなり、加工コストの削減と外観
の一層の向上を図ることができる。
【0026】尚、ショーケース1としては実施例のもの
に限られるものではなく、他のオープンショーケース等
にも本発明は有効である。また、底板3は少なくとも後
側面3Bを備えていれば良く、左右の側面を有しないも
の等、その形状は種々変更可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、底板
の上面が受け具よりも高くされており、且つ、受け具の
上方に位置する底板の後側面には把手を設けたものであ
るから、底板を取り外す際にはこの把手を持って底板を
持ち上げることができる。従って、従来の如く底板上面
に指挿入用の孔を穿設する必要がなくなると共に、把手
は外部から見え難い底板の後側面にあるので、外観も向
上するものである。
【0028】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて把手を底板の後側面より引き出し自在に設けたの
で、不要なときには把手の大部分を底板の後側面内側に
収納して置き、底板を取り外す際のみ引き出して使用す
ることができるようになり、尚一層の外観向上を図るこ
とができるものである。
【0029】更に、請求項3の発明によれば、請求項1
に加えて底板の上面に化粧材を取り付けたので、商品の
演出効果を向上させることができると共に、底板の後側
面に把手を設けた関係上、化粧材に指挿入用の孔を穿設
する必要もなくなるので、化粧材の加工コストを削減で
き、化粧材自体の外観向上も図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの縦断側面図である。
【図2】本発明のショーケースの貯蔵室下端後部の縦断
側面図である。
【図3】本発明のショーケースの底板の斜視図である。
【図4】従来のショーケースの貯蔵室下端後部の縦断側
面図である。
【図5】従来のショーケースの底板の斜視図である。
【符号の説明】
1 ショーケース 2 貯蔵室 3 底板 3A 上面 3B 側面 21 受け金具 21B 載置面 28 化粧材 32 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 千恵子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−153557(JP,U) 実開 昭61−153558(JP,U) 実開 平5−47792(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 25/02 F25D 11/00 101 A47F 3/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室内下部に底板を設けたショーケー
    スにおいて、前記底板は上面と少なくとも後側面とを備
    えており、該後側面を前記貯蔵室内後部に設けた受け具
    に載置することにより着脱自在に設けられると共に、前
    記上面を前記受け具よりも高くし、該受け具の上方に位
    置する前記後側面には把手を設けたことを特徴とするシ
    ョーケース。
  2. 【請求項2】 把手を後側面より引き出し自在に設けた
    ことを特徴とする請求項1のショーケース。
  3. 【請求項3】 底板の上面には化粧材を取り付けたこと
    を特徴とする請求項1のショーケース。
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KR100563638B1 (ko) * 1999-02-24 2006-03-23 인더스트리얼 테크놀로지 리써치 인스티튜트 칼라 필터의 제조방법
JP2010117043A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Okamura Corp 冷凍・冷蔵ショーケース

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