JP4070384B2 - ショーケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯蔵室内に設けられた商品を載置する棚板とランカンとの間に生じた露の処理を行うショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のショーケースとして、登録実用新案第3009147号公報(A47F5/00)には、内部に商品を陳列する貯蔵室と、この貯蔵室内に商品を載置する棚板と、この棚板の前方に設けられたプライスレールと、棚板とプライスレールの間に形成されたランカンを有する構成について開示されている。
【0003】
また、この支持板上の商品を顧客によりアピールするために、係合孔の位置を変更して支持部材の角度を変更することができる構成もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様な従来技術では、ショーケースの温度帯が例えば冷凍等の低温に設定される場合において、プライスレールに棚板とランカンとの間に生じた露に対する処理を特に施していないために、露がプライスレール内にて氷結し、棚板よりプライスレールの着脱が不可能になってしまったり、成長した氷によりランカンが上方に押されてしまう虞がある。
【0005】
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、貯蔵室内に設けられた商品を載置する棚板とランカンとの間に生じた露の処理を行うことができるショーケースを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための手段として、請求項1では、内部に商品を陳列する貯蔵室と、この貯蔵室内に商品を載置する棚板と、この棚板の前方に着脱自在に設けられたプライスレールと、棚板とプライスレールの間に挿入されたランカンを有するものであって、前記プライスレールに棚板とランカンとの間に生じた露をプライスレール外に導く水切孔を形成したショーケースである。
【0007】
この様に、プライスレールに棚板とランカンとの間に生じた露をプライスレール外に導く水切孔を形成したことにより、棚板とランカンとの間に生じた露をプライスレール外に導くことができるので、ショーケースの温度域が冷凍等の低温に設定される場合においても、プライスレール内に氷結することが無くなり、プライスレールの着脱やランカンを正規の位置に保持することができる。
【0008】
請求項2では、請求項1に加えて、前記水切孔の下方に露受部を形成したショーケースである。
【0009】
この様に、水切孔の下方に露受部を形成したことにより、水切孔より落下した露が下方の棚に載置された商品に落下することを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1はショーケース1の斜視図、図2はショーケース1の縦断側面図、図3は棚装置17の前部の断面図、図4は図3の要部断面図である。
【0012】
図1及び図2において、ショーケース1は前面に開口2を有する断面略コ字状のオープンタイプと称される低温ショーケースであり、前面に開口した箱状の断熱壁3の内部に第1及び第2の仕切板4,5を設け、第1の仕切板4の内側を貯蔵室6とし、第1の仕切板4と第2の仕切板5との間を内側冷気通路7とすると共に、第2の仕切板と断熱壁3との間を外側冷気通路8とし、内側冷気通路7には、図示しない冷凍装置により冷却された冷却器9が設けられている。また、下部において、内側冷気通路7及び外側冷気通路8は仕切られておらず、貯蔵室6の底板10の下部には、下部冷気通路11を形成し、この下部冷気通路11内には送風機12が設けられている。また、内側冷気通路7及び外側冷気通路8の上下前端は、内側冷気吐出口,外側冷気吐出口13,14及び冷気吸込口15によって貯蔵室6と連通している。冷却器9によって冷却された冷気は送風機12により内側冷気通路7内を上昇せられ、内側冷気吐出口13から貯蔵室6内に吐出されると共に、貯蔵室6内を循環した冷気は冷気吸込口15から下部冷気通路11に吸い込まれる。これによって貯蔵室6の前面には二重のエアーカーテンを形成すると共に、貯蔵室6内は所定の冷蔵、若しくは冷凍温度に冷却される。また、ショーケース1の両端には側板16が設けられている。ここで、貯蔵室8内には棚装置17が複数段架設されている。
【0013】
棚装置17は、貯蔵室6背面に形成された図示しない棚支柱に係合されるブラケット18と、このブラケット18に両側面を保持される棚板19と、この棚板19の前方に回動することにより着脱自在に設けられたプライスレール20と、棚板19とプライスレール20の間に隙間に挿入されたランカン21とを有している。
【0014】
棚板19は、商品を載置する載置部22と、載置部22の前端から下方に折曲された前面部23と、前面部23の下端から後方に折曲されたフランジ24より構成されている。
【0015】
プライスレール20は、載置部22上に載置された商品の品名・価格等を表示する表示具の上下端を保持する上下爪部25,26と、プライスレール20を棚板19の前方に保持させるために、フランジ24を保持するフランジ保持部27と、ランカン21を保持するランカン保持部28と、棚板19の前面部23とランカン21の間の露をプライスレール20外に導く水切孔29と、水切孔29の下方に水切孔29より排出された露を受ける露受部30が形成されている。
【0016】
以上詳述した如く、プライスレール20に棚板19とランカン21との間に生じた露をプライスレール20外に導く水切孔29を形成したことにより、棚板19とランカン21との間に生じた露をプライスレール20外に導くことができるので、ショーケースの温度域が冷凍等の低温に設定される場合においても、プライスレール20内に氷結することが無くなり、フランジ24がフランジ保持部27と氷結することが防止できると共に、プライスレール20の着脱やランカン21とランカン保持部28との間に氷ができてランカン21を上方に押し上げることが無く、ランカン21を正規の位置に保持することができる。
【0017】
また、水切孔29の下方に水切孔29より排出された露を受ける露受部30を形成したことにより、水切孔29より落下した露が下方の棚板19に載置された商品に落下することを防止できる。
【0018】
尚、状況によってはランカン21を使用せずに、棚板19の前方にプライスレール20のみを設けることも可能である。その場合も、棚板19及びプライスレール20は同様な構成にて、棚板19の前面部23とプライスレール20の間の露の処理を行うことになる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述した如く請求項1において、プライスレールに棚板とランカンとの間に生じた露をプライスレール外に導く水切孔を形成したことにより、棚板とランカンとの間に生じた露をプライスレール外に導くことができるので、ショーケースの温度域が冷凍等の低温に設定される場合においても、プライスレール内に氷結することが無くなり、プライスレールの着脱やランカンを正規の位置に保持することができる。
【0020】
請求項2において、水切孔の下方に露受部を形成したことにより、水切孔より落下した露が下方の棚板に載置された商品に落下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ショーケースの斜視図である。
【図2】ショーケースの縦断側面図である。
【図3】棚装置の前部の断面図である。
【図4】図3の要部断面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース
6 貯蔵室
19 棚板
20 プライスレール
21 ランカン
29 水切孔
30 露受け部
Claims (2)
- 内部に商品を陳列する貯蔵室と、この貯蔵室内に商品を載置する棚板と、この棚板の前方に着脱自在に設けられたプライスレールと、棚板とプライスレールの間に挿入されたランカンを有するショーケースにおいて、前記プライスレールに棚板とランカンとの間に生じた露をプライスレール外に導く水切孔を形成したことを特徴とするショーケース。
- 前記水切孔の下方に露受部を形成したことを特徴とする請求項1のショーケース。
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2000
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