JP3291427B2 - 冷却ショーケース - Google Patents

冷却ショーケース

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JP3291427B2
JP3291427B2 JP33116995A JP33116995A JP3291427B2 JP 3291427 B2 JP3291427 B2 JP 3291427B2 JP 33116995 A JP33116995 A JP 33116995A JP 33116995 A JP33116995 A JP 33116995A JP 3291427 B2 JP3291427 B2 JP 3291427B2
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/06Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation
    • F25D17/08Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation using ducts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • F25D23/023Air curtain closures

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室を複数の区
画に仕切る仕切り板を備えている冷却ショーケースに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷蔵ショーケース、冷凍シ
ョーケースなどの冷却ショーケースは、たとえば特公平
3−78553号公報(F25D11/02)などに記
載されているように、貯蔵室が複数の区画に仕切り板で
分割されている。この仕切り板はビスなどで固定されて
いる。また、仕切り板には結露水が生じるが、結露水
は、仕切り板の下端から支持部材を伝って断熱箱体の底
壁に流れ落ちている。さらに、貯蔵室を冷却するため
に、貯蔵室の商品取り出し用開口にエアーカーテンが形
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却ショー
ケースの貯蔵室は、清潔にしておく必要があり、頻繁に
清掃が行われている。しかも、この清掃は貯蔵室のすみ
ずみまで行われるので、仕切り板などの部材を取り外し
て行われている。したがって、仕切り板がビス止めされ
ていると、仕切り板の着脱に手数がかかり、清掃作業に
手間がかかる。
【0004】そして、仕切り板の結露水は、支持部材を
伝って流れるので、冷却器などに落下することがある。
また、結露水を所定の場所に排水するために、排水溝を
設置することも考えられるが、清掃の際に排水溝を取り
外す作業が必要となる。
【0005】さらに、貯蔵室はエアーカーテンで冷却さ
れているが、このエアーカーテンは貯蔵室の上部から下
部に向かって吐出されており、エアーカーテンの下部は
上部よりも段々と勢いが弱くなっている。したがって、
エアーカーテンの下部では、外気を巻き込み、庫内温度
が上部よりも高くなる。また、エアーカーテンの幅方向
においても、中央部よりも両端部の方が、冷却ショーケ
ースの側板などに干渉されて、エアーカーテンの勢いが
弱くなっており、庫内温度が高くなる。この様に、貯蔵
室内の庫内温度が不均一であると、商品の鮮度の維持が
困難となる。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、仕切り板を備えた新規な構造の冷却ショー
ケースを提供することを目的とし、特に、仕切り板の着
脱が容易な冷却ショーケースを提供することを二次的目
的とする。また、庫内温度を均一にすることができる冷
却ショーケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却ショーケー
ス(1)は、断熱箱体(11)と、この断熱箱体の内部
に形成され、かつ、冷却されている貯蔵室(16)とを
備えている。そして、前記目的を達成するために、前記
断熱箱体の上壁(8)と前記貯蔵室の天板(12)とは
間隔を有し、その空間に上部冷気流路(41)が形成さ
れており、また、前記断熱箱体の底壁(10)と前記貯
蔵室の床板(14)とは間隔を有し、その空間に下部冷
気流路(23)が形成されている。略垂直な仕切り板
(19,20)が貯蔵室を複数の区画(16a,16
b)に分割している。前記天板には、前記仕切り板の上
端部が嵌め込まれる凹部(57)が形成されており、一
方、前記床板は貯蔵室の各区画毎に着脱自在に配置され
ており、前記床板の少なくとも一部には、一端部に前記
仕切り板の下端を支持する支持受け(53)が設けられ
ている。
【0008】また、支持受けが、樋構造をしている場合
がある。
【0009】さらに、仕切り板の内部には冷気が流れる
仕切り板内流路(64)が形成されており、この仕切り
板内流路から前記区画に冷気を吐出する吐出口(66)
が、前記仕切り板に形成されている場合がある。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却ショー
ケースの実施の第1の形態を図1ないし図7を用いて説
明する。図1は本発明における冷却ショーケースの斜視
図である。図2は図1の縦断面図で、図3の II-II断面
図である。図3は図2の III-III断面図である。図4は
図3の要部拡大図である。図5は図2の V-V断面の要部
拡大図である。図6は仕切り板の支持構造を説明するた
めの説明図である。図7は床板の着脱時の説明図であ
る。
【0011】まず始めに、冷却ショーケースの概要を説
明する。清涼飲料、弁当、ハム、果物など各種商品を陳
列する冷却ショーケースとしての冷蔵や冷凍の冷却オー
プンショーケース1の下部には機械室3が配置されてい
る。この機械室3には凝縮器4、凝縮器用の送風機5お
よび圧縮機などが設けられている。そして、ショーケー
ス1の上壁8、右側の側壁9および、機械室3との隔壁
である底壁10は、三側面が開放した断熱箱体を構成し
ており、発泡合成樹脂たとえば硬質の発泡ポリウレタン
などの断熱材11からなっている。
【0012】この断熱材11の内面より適当な間隔を有
して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板など
からなる庫内天板12、庫内壁板13および庫内床板1
4が配設されている。また、オープンショーケース1の
左側面には透明な二重ガラス板からなる側板15が配設
されている。この庫内天板12、庫内壁板13、庫内床
板14および側板15で囲まれた貯蔵室としての陳列室
16には、前面および後面に商品収納および取り出し用
開口17が形成されている。また、この陳列室16に
は、左右一対の支柱18が垂直に立設されている。この
支柱18間には透明なメインの仕切り板19が、また左
側の支柱18の左側には透明な補助の仕切り板20が配
置されている。この仕切り板19,20が、陳列室16
を一対の区画すなわち手前側区画室16aおよび奥側区
画室16bに略等分に分割している。この手前側区画室
16aおよび奥側区画室16bには各々、商品陳列棚2
1が左右一対の支持ブラケット22に支持されて、多段
に配置されている。
【0013】庫内床板14と底壁10との間の空間は冷
却室23であり、この下部冷気流路である冷却室23の
3方の周囲は背の低い断熱壁24で覆われており、残り
の右側面は前述の側壁9が閉塞している。この冷却室2
3の左側の部分には、前後一対の冷却器用送風機25が
配置されており、この送風機25の右側には上下2段の
ダクト26,27が右端部に向かって延在している。こ
の上側のダクト26には第1の冷却器28が配置されて
おり、ダクト26,27の前後の側壁は、冷却器28の
一対の管板29(図5参照)が上下左右に延在すること
により構成されている。上側ダクト26の上側には、上
カバー部材31が、一方、上側ダクト26と下側ダクト
27との間には、下カバー部材32が配置されている。
この上カバー部材31および下カバー部材32は各々右
上方から左下方に傾斜している。そして、下カバー部材
32は、第1の冷却器28および底壁10とは間隔を有
して配置されている。
【0014】また、庫内壁板13と側壁9との間には垂
直ダクト36が形成されており、この連結冷気流路であ
る垂直ダクト36には、第2の冷却器37が配設されて
いる。この第2の冷却器37は、下側ダクト27に連通
しており、下側ダクト27からの空気が第2の冷却器3
7に流入するように構成されている。一方、上側ダクト
26は第2の冷却器37の周囲の空間に連通しており、
上側ダクト26からの空気は第2の冷却器37の周囲を
上方に流れる。すなわち、第2の冷却器37の前後の側
面は管板で、左側面は図示しない左カバー部材で、右側
面は側壁9で閉塞されている。そして、第2の冷却器3
7内の空気の流れと、第2の冷却器37の周囲の空気の
流れは、垂直ダクト36の上部で合流している。
【0015】庫内天板12と上壁8との間には、天井部
水平ダクト41が形成されており、この上部冷気流路で
ある天井部水平ダクト41の一端部である右端部は、垂
直ダクト36に連通している。
【0016】前述の冷却器28,37は、機械室3に配
置されている凝縮器4や圧縮機とで冷凍サイクルを構成
しており、この冷凍サイクルが稼働すると、冷却器2
8,37は低温となる。そして、冷却器用送風機25が
駆動すると、上側ダクト26および下側ダクト27に空
気が流入する。上側ダクト26に流入した空気は、第1
の冷却器28で冷却され、一方、下側ダクト27に流入
した空気は、第2の冷却器37で冷却され、冷気とな
る。これらの冷気は、垂直ダクト36の上部で合流し、
天井部水平ダクト41に流れ込む。そして、天井部水平
ダクト41の冷気は、オープンショーケース1の天井部
の前端部および後端部において左右方向に細長く形成さ
れている吐出口44から吐出し、商品収納および取り出
し用開口17にエアーカーテン46を形成している。ま
た、庫内床板14の商品収納および取り出し用開口17
側には吸い込み口48が左右方向に細長く形成されてお
り、エアーカーテン46を形成した冷気は、この吸い込
み口48から冷却室23に流入して、送風機25に戻っ
てくる。この様にして、空気は強制循環されながら、陳
列室16を冷却している。
【0017】ついで、庫内床板14および仕切り板1
9,20の取り付け構造を図4ないし図7を用いて説明
する。冷却室23の左右両側には各々、支持梁51が断
熱壁24に取り付けられて、前後方向に延在している。
この右側の支持梁51の中央部に、右側の支柱18の下
端が固定されている。そして、庫内床板14は手前側区
画室16a用の手前側床板14aおよび、奥側区画室1
6b用の奥側床板14bの2枚で構成されており、各床
板14a,14bの両端部は支持梁51に載置されて、
支持されている。
【0018】手前側床板14aの仕切り板19,20側
の端部には、支持受け53が設けられている。この支持
受け53は、仕切り板19,20の一面に対向する略垂
直な対向部53aと、仕切り板19,20の下端を支持
する略水平な支持部53bと、この支持部53bの端部
から斜め上方に傾斜している傾斜部53cとを具備して
いる。この立ち上がり部である傾斜部53cと支持部5
3bとのなす角度は鈍角である。そして、対向部53
a、支持部53bおよび傾斜部53cで溝形状の露受け
用の樋構造が構成されており、傾斜部53cは外側の樋
壁となる。また、奥側床板14bの仕切り板19,20
側の端部には、仕切り板保持部材55が設けられてい
る。この仕切り板保持部材55は、仕切り板19,20
の他面に対向する略垂直な対向部55aを具備してい
る。なお、支持受け53および仕切り板保持部材55
は、庫内床板14a,14bの端部に沿って細長く設け
られているが、支柱18に対応する部分は切り欠かれて
いる。
【0019】一方、庫内天板12の前後方向の略真ん中
には、凹溝57が左右方向にわたって形成されており、
この凹溝57に、仕切り板19,20の上端部が嵌まり
込む。
【0020】そして、仕切り板19,20をショーケー
ス1に取り付ける際には、ショーケース1を手前側床板
14aが取り外されている状態にする。奥側床板14b
はショーケース1に載置されていても、または、取り外
されていても良い。ついで、仕切り板19,20の上端
を庫内天板12の凹溝57に嵌め込み、下端を支持梁5
1に載置する。この様にして所定位置に配置された仕切
り板19,20の下端を、図7に図示するように、手前
側床板14aを傾斜させて、手前側床板14aの支持受
け53ですくい上げる。そして、仕切り板19,20の
下端を支持受け53の支持部53bで支持して、手前側
床板14aをショーケース1に設置し、図6に図示する
状態とする。この様にして、庫内床板14および仕切り
板19,20はショーケース1に設置される。取り外す
際には、手前側床板14aにおける支持受け53の配置
されている側とは反対側の端部を持ち上げて、手前側床
板14aを傾けて、支持受け53を仕切り板19,20
から離脱させて、手前側床板14aを取り外す。つい
で、仕切り板19,20の上端部を庫内天板12の凹溝
57から外して、仕切り板19,20を取り出す。
【0021】ところで、仕切り板19,20には結露が
発生し、この結露水などの汚水が落下して、支持受け5
3に流れ込む。この支持受け53は樋構造をしているの
で、汚水は支持受け53に導かれて流れる。そして、左
側の支柱18が配置されている部分では、支持受け53
は切り欠かれているので、この支柱18を伝って汚水は
底壁10に流れ落ち、底壁10に設けられている図示し
ないドレーンパイプを介して機械室3に排水される。し
たがって、仕切り板19,20の下端から結露水などの
汚水が落下することを防ぐことができる。その結果、仕
切り板19,20の下方に配置されている送風機25や
冷却器28を汚水で汚損することが減少する。また、冷
却器28に落水して氷結することも防止することができ
る。
【0022】次に、本発明における冷却ショーケースの
実施の第2の形態について図8ないし図10を用いて説
明する。図8は実施の第2の形態の縦断面図である。図
9は図8の横断面図である。図10は仕切り板の要部拡
大断面図である。なお、この第2の形態の説明におい
て、前記第1の形態の構成要素に対応する構成要素には
同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0023】実施の第2の形態においては、仕切り板1
9,20は、図10に図示するように、透明な二重の板
61,62で構成されており、この両板61,62間の
空間は、冷気が流れる仕切り板内流路64となってい
る。そして、各板61,62には吐出用開口66が多数
形成されている。また、庫内天板12の凹溝57には、
冷気供給用開口68が形成されており、この冷気供給用
開口68を介して、天井部水平ダクト41の冷気が仕切
り板内流路64に供給される。供給された仕切り板内流
路64内の冷気は、板61,62の吐出用開口66を通
って、陳列室16に吐出する。
【0024】吐出用開口66は、各商品陳列棚21上の
空間に冷気が吐出するように、図8および図9に図示す
るように、各商品陳列棚21に対応して形成されてい
る。また、板61,62の幅方向の全域にわたって多数
配列されている。ところで、エアーカーテン46の冷却
では、仕切り板19,20の上部よりも下部の方が冷却
されにくいので、仕切り板19,20の下方の方に吐出
用開口66を多数設けたり、吐出用開口66の開口面積
を大きくしたりすることができる。また、同様に、仕切
り板19,20の幅方向には、中央部よりも両端部の方
が冷却されにくいので、仕切り板19,20の両端部側
に、吐出用開口66を多数設けたり、吐出用開口66の
開口面積を大きくしたりすることができる。
【0025】前述のように、実施の形態においては、陳
列室16には、前後両面に商品取り出し用開口17が形
成されており、各商品取り出し用開口17にはエアーカ
ーテン46が形成されている。そして、この陳列室16
は仕切り板19,20により前後区画すなわち手前側区
画室16aおよび奥側区画室16bに分割されている。
ところで、各区画室16a,16bに形成されるエアー
カーテン46の影響で、各区画室16a,16b内の圧
力が異なっている。したがって、この仕切り板19,2
0が無い場合には、エアーカーテン46同士が相互に影
響して、エアーカーテンの流れが乱れ、外気が陳列室1
6内に侵入してくることがある。しかしながら、この実
施の形態の場合には、仕切り板19,20が設けられて
いるので、エアーカーテン46同士が相互に影響するこ
とが減少する。
【0026】また、この仕切り板19,20は透明な板
で構成されているので、片側の区画室だけではなく、陳
列室16全体を見ることができる。したがって、ショー
ケース1の陳列室16が奥行きがある様に感じられ、見
栄えがする。
【0027】さらに、仕切り板19,20の下端および
一面は一方の床板14aの支持受け53で支持され、他
面は他方の床板14bの仕切り板保持部材55で保持さ
れているので、仕切り板19,20の下端がガタ付くこ
とが減少する。
【0028】そして、支持受け53および仕切り板保持
部材55は各床板14a,14bの一端部に設けられて
いるので、仕切り板19,20がショーケース1に配置
されている状態で、簡単に各床板14a,14bを取り
外すことができる。しかしながら、床板の二辺に沿って
仕切り板がある場合に、床板の二個の端部に支持受けを
設けると、二個の支持受け53に各々仕切り板が配置さ
れている状態では、床板を傾けることができず、床板を
取り外すことが困難となる。また、一個の床板を貯蔵室
の二個の区画にわたって設けると、床板の中央部に支持
受けを設ける必要があり、同様に、仕切り板が配置され
ている状態では床板を取り外すことが困難となる。
【0029】また、仕切り板は、支持受けの対向部およ
び支持部と、仕切り板保持部材の対向部で位置決め支持
されているので、ビス止めなどの取り付け作業は不要で
ある。さらに、支持受け53は、外側の樋壁が傾斜して
形成されている樋構造であるので、支持受け53を仕切
り板19,20の下端に簡単に脱着することができる。
【0030】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、ショーケース1は前後両
面に商品取り出し用開口17を具備しているが、前面の
みに商品取り出し用開口17を形成することも可能であ
る。
【0031】 (2)実施の形態においては、陳列室16は前後に区画
されているが、左右に区画することも可能である。 (3)実施の形態においては、支持受け53および仕切
り板保持部材55は、庫内床板14の端部に沿って連続
的に設けられているが、断続的に設けることも可能であ
る。なお、支持受け53を連続的に設けると、樋構造と
なり、結露水の排水が円滑に行われる。
【0032】 (4)実施の形態においては、支持受け53には、傾斜
部53cが設けられているが、結露水の排水をそのまま
落下させることができる場合には、必ずしも、傾斜部5
3cは設ける必要はない。また、外側の樋壁である傾斜
部53cは、庫内床板14を仕切り板19,20の下端
に嵌め込み易いように、傾斜して構成されているが、た
とえば略垂直に構成することも可能であり、外側の樋壁
と支持部53bとのなす角度は適宜変更可能である。
【0033】 (5)実施の形態においては、陳列室16の区画である
手前側区画室16aおよび奥側区画室16bに、各々1
枚の床板14a,14bが配置されているが、床板は、
各区画毎に少なくとも一枚配置されているならば、複数
枚の床板を各区画に配置することも可能である。なお、
各区画毎に一枚の床板を配置すると、支持受け53の樋
構造の連続性を簡単に得ることができる。したがって、
排水が途中でたれ流されることが減少する。 (6)実施の形態においては、凹部である凹溝57は連
続的に設けられているが、仕切り板19,20の上端を
係止することができるならば、仕切り板19,20の上
端の形状に合わせて、凹部を断続的に設けることも可能
である。
【0034】 (7)実施の第2の形態においては、仕切り板内流路6
4は両区画室16a,16bに共用されているが、仕切
り板内流路64を2個設けて、各区画室16a,16b
毎に専用の仕切り板内流路64を配設することも可能で
ある。さらに、商品陳列棚21毎に専用の仕切り板内流
路64を配設することも可能である。 (8)実施の第2の形態においては、仕切り板内流路6
4には、仕切り板の上方からすなわち天井部水平ダクト
41から冷気が供給されているが、仕切り板の側方や下
方から冷気を供給することも可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、天板には凹部が設けら
れており、仕切り板の上端部は、この天板の凹部に嵌め
込むだけで、所定位置に簡単に取り付けることができ
る。一方、床板は貯蔵室の各区画毎に着脱自在に配置さ
れており、この床板の少なくとも一部には、一端部に前
記仕切り板の下端を支持する支持受けが設けられてい
る。したがって、前述のように仕切り板の上端部を天板
の凹部に嵌め込んで所定位置に配置し、支持受けを下方
にして、この支持受けで仕切り板の下端をすくい上げる
様なかたちで床板を設置する。この床板の設置と同時
に、この床板で仕切り板の下端を支持することができ
る。また、床板を外す際には、仕切り板を所定位置に配
置したままで、支持受け側とは反対側の端部を持ち上げ
て、支持受けを仕切り板の下端から離脱させて、床板を
外すことができる。その結果、仕切り板および床板の着
脱を、ビスなどを用いずに簡単に行うことができ、清掃
作業などの作業効率が向上する。
【0036】また、支持受けが、樋構造をしている場合
には、仕切り板に発生する結露水が支持受けを介して所
定の場所に排水される。したがって、床板の下方の電装
品や冷却器などの機器に結露水などが落下することを防
止することができる。その結果、機器の汚損や損壊を防
止することができる。また、冷却器に水滴が垂れて、氷
結することを防止することができる。そして、この樋構
造の支持受けは、前述のように、床板の一端部に設けら
れており、床板とともに簡単に配置または取り外しを行
うことができる。したがって、樋構造の清掃を容易に行
うことができる。
【0037】さらに、仕切り板の内部には冷気が流れる
仕切り板内流路が形成されており、この仕切り板内流路
から貯蔵室の区画に冷気を吐出する吐出口が、仕切り板
に形成されている場合がある。この場合には、エアーカ
ーテンだけでは、貯蔵室を均一に冷却することができな
い時にも、冷気を仕切り板の吐出口から補充しているの
で、貯蔵室内の冷却ムラを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における冷却ショーケースの斜視
図である。
【図2】図2は図1の縦断面図で、図3の II-II断面図
である。
【図3】図3は図2の III-III断面図である。
【図4】図4は図3の要部拡大図である。
【図5】図5は図2の V-V断面の要部拡大図である。
【図6】図6は仕切り板の支持構造を説明するための説
明図である。
【図7】図7は床板の着脱時の説明図である。
【図8】図8は実施の第2の形態の縦断面図である。
【図9】図9は図8の横断面図である。
【図10】図10は仕切り板の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース(冷却ショーケース) 8 上壁 10 底壁 11 断熱材(断熱箱体) 12 庫内天板 14 庫内床板 16 陳列室(貯蔵室) 16a 区画室(区画) 16b 区画室(区画) 17 商品取り出し用開口 19 仕切り板 20 仕切り板 23 冷却室(下部冷気流路) 41 天井部水平ダクト(上部冷気流路) 46 エアーカーテン 53 支持受け 57 凹溝(凹部) 64 仕切り板内流路 66 吐出用開口(吐出口)
フロントページの続き (72)発明者 矢野 雅樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−244574(JP,A) 実開 昭62−162579(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体と、 この断熱箱体の内部に形成され、かつ、冷却されている
    貯蔵室とを備えた冷却ショーケースにおいて、 前記断熱箱体の上壁と前記貯蔵室の天板とは間隔を有
    し、その空間に上部冷気流路が形成されており、 また、前記断熱箱体の底壁と前記貯蔵室の床板とは間隔
    を有し、その空間に下部冷気流路が形成されており、 前記貯蔵室を複数の区画に分割する略垂直な仕切り板が
    設けられており、 前記天板には、前記仕切り板の上端部が嵌め込まれる凹
    部が形成されており、 一方、前記床板は貯蔵室の各区画毎に着脱自在に配置さ
    れており、前記床板の少なくとも一部には、一端部に前
    記仕切り板の下端を支持する支持受けが設けられている
    ことを特徴とする冷却ショーケース。
  2. 【請求項2】 前記支持受けが、樋構造をしていること
    を特徴とする請求項1記載の冷却ショーケース。
  3. 【請求項3】 前記仕切り板の内部には冷気が流れる仕
    切り板内流路が形成されており、 この仕切り板内流路から前記区画に冷気を吐出する吐出
    口が、前記仕切り板に形成されていることを特徴とする
    請求項1または2記載の冷却ショーケース。
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