JP3086588B2 - ショーケースの扉装置 - Google Patents

ショーケースの扉装置

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JP3086588B2
JP3086588B2 JP06093795A JP9379594A JP3086588B2 JP 3086588 B2 JP3086588 B2 JP 3086588B2 JP 06093795 A JP06093795 A JP 06093795A JP 9379594 A JP9379594 A JP 9379594A JP 3086588 B2 JP3086588 B2 JP 3086588B2
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芳朗 石坂
佳久 石田
修司 樫出
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林  広茂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開口を引き戸式の扉に
て開閉自在に閉塞するショーケースの扉装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ショーケースは、例えば実公
昭61−40212号公報(A47F3/04)に示さ
れるように、ガラスやアクリル樹脂などの透明壁にて囲
繞された庫内を備え、この庫内の後面に形成した開口は
摺動自在の引き戸式透明扉にて開閉自在に閉塞されてい
る。前記庫内は冷却器によって所定の温度に冷却され、
棚上には食品などの商品が陳列保存される。
【0003】そして、前記開口の下縁には図示しないレ
ールが取り付けられており、前記透明扉はこのレールに
摺動自在に支持されている。
【0004】ところで、透明扉は顧客の要望に応じてガ
ラス製のものやアクリル製のものが選択的に使用され
る。即ち、ガラス製の扉はコスト的には高いものの、高
級感を出すことができる。一方でアクリル製の扉は庫内
の湿気を吸うことにより、或いは、温度変化によって変
形を生じる危険性があるものの、コスト的に有利となる
からである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
製の扉の周囲には保護用のサッシュが取り付けられると
共に、その重量を支えるためにその下端には通常車輪が
取り付けられる。一方でアクリル製の扉は通常一枚のア
クリル板となるため、外形寸法は同じとしてもその厚さ
寸法はガラス製の扉よりも薄くなる。
【0006】そのため、同一のレールにて双方の扉を支
持しようとすると、アクリル製の扉に対しては幅が広く
なり過ぎ、蛇行して円滑に移動することができなくな
る。特に、開口の上縁が下縁よりも奥方にあるショーケ
ースの場合には、扉が斜めに支持されることになるが、
同一のレールにて支持する場合には、アクリル製の扉の
傾斜が開口の両側の傾斜と異なってしまい、外観が悪化
する問題が生ずる。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、ガラス扉と樹脂製扉な
ど、厚さの異なる引き戸式扉を選択的に使用する場合に
も、円滑に開閉でき、且つ、外観も向上させることがで
きるショーケースの扉装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のショー
ケースの扉装置は、開口下縁に設けられ、この開口を開
閉自在に閉塞する第1の引き戸式扉を移動自在に支持す
る主レールと、この主レールよりも狭幅であり、当該主
レール上に着脱可能に取り付けられる補助レールとを備
えており、この補助レールは主レール上に取り付けられ
た状態で、第1の引き戸式扉よりも厚さの薄い第2の引
き戸式扉を移動自在に支持するものである。
【0009】請求項2の発明のショーケースの扉装置
は、上縁が下縁よりも奥方に位置した開口の前記下縁に
設けられ、開口を開閉自在に閉塞する引き戸式の車輪付
きガラス扉を滑動自在に支持する主レールと、この主レ
ールよりも狭幅であり、主レール上に着脱可能に取り付
けられる補助レールとを備え、この補助レールは主レー
ル上に取り付けられた状態で、引き戸式の樹脂製扉を摺
動自在に支持するものである。
【0010】
【作用】本発明のショーケースの扉装置によれば、ショ
ーケースの開口下縁に設けられた主レール上に、それよ
りも狭幅の補助レールを着脱可能に取り付けたので、ガ
ラス扉等の厚さ寸法の厚い第1の引き戸式扉を用いる場
合には、補助レールを外して主レールに前記第1の引き
戸式扉を支持させ、樹脂製扉等の厚さ寸法の薄い第2の
引き戸式扉を用いる場合には、補助レールを取り付けて
この補助レールに前記第2の引き戸式扉を支持させるこ
とが可能となる。
【0011】従って、係る厚さの異なる引き戸式扉を選
択的に使用する場合にも、円滑に開閉することができる
ようになる。特に、開口の上縁が下縁よりも奥方にある
ショーケースの場合には、上記何れの扉の場合にも、開
口両側の傾斜に扉の傾斜を合わせることが可能となり、
扉を変更した場合に生ずる外観の悪化を解消することが
できる。また、補助レールは主レール上に着脱自在に取
り付けられるので、扉の変更作業自体も極めて容易に行
えるようになるものである。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明を適用するショーケース1の斜視図、
図2はショーケース1の縦断側面図、図3はショーケー
ス1上部の縦断側面図をそれぞれ示している。各図にお
いて、ショーケース1は例えばコンビニエンスストア等
において、アイスクリーム等を陳列保存するために用い
られるものであり、上方に開放した横長矩形状の断熱箱
体2から構成されている。この断熱箱体2は、金属製の
外箱3と、この外箱3内に間隔を存して組み込まれた金
属製の内箱6と、両箱3、6の上端を連結する樹脂製の
ブレーカ4と、これら両箱3、6及びブレーカ4間に現
場発泡方式にて充填された発泡ポリウレタン等の断熱材
7とから構成されている。
【0013】前記内箱6の前後面内側には間隔を存して
ダクト板8、9が取り付けられており、このダクト板
8、9の上端は内方に湾曲して折曲されている。更に、
ダクト板8、9の下端間には底板11が着脱可能に架設
され、これによって、内箱6の内側には底面から前後に
立ち上がる一連のダクト12が構成されると共に、これ
らダクト板8、9と底板11の内側に貯蔵室22が画成
される。一方、前記断熱箱体2の底壁13は前部に低位
部13Aと、後部に高位部13Bを有した段差形状とさ
れており、前記底板11は前記高位部13Bより上方に
位置する。
【0014】そして、前記低位部13Aの上面にはドレ
ンパン14が設けられ、このドレンパン14の最も低い
位置には断熱箱体2外下方に連通した排水孔16が形成
されている。このドレンパン14上には前記ダクト12
内に位置して横長のプレートフィン型冷却器17が配設
され、この冷却器17の前側に設けたファンケース18
内には吸込型のプロペラファンから成る送風機19が取
り付けられている。
【0015】前記冷却器17の後側となる高位部13B
と低位部13Aの段差部分は上部が冷却器17から離間
するように傾斜面13Cとされている。また、前記ダク
ト板9の上端は吐出口9A、ダクト板8の上端は吸込口
8Aとされると共に、吐出口9Aには内側に湾曲した風
向板21、21が所定間隔で取り付けられている。
【0016】一方、断熱箱体2の下端前後には多数の透
孔24・・が穿設されたキックプレート26、26が取
り付けられ、このキックプレート26、26間に位置し
て断熱箱体2の下方には機械室27が構成されている。
そして、前記高位部13B下方に位置する機械室27内
には、前記冷却器17と共に周知の冷凍サイクルを構成
する圧縮機(図示せず)、凝縮器29及び凝縮器用送風
機31、電装箱(図示せず)等が配設されると共に、こ
の機械室27の後面は複数枚のパネル36〜38にて開
閉自在に閉塞され、更に、パネル37、38にはスリッ
ト39・・が複数形成されている。
【0017】前記圧縮機及び送風機19、31が運転さ
れると、冷却器17にて冷却された冷気は傾斜面13C
からダクト12内を後方に吹き上げられ、ダクト板9上
端の吐出口9Aから貯蔵室22の上部に向かって吐出さ
れる。貯蔵室22内を循環した冷気はダクト板8上端の
吸込口8Aからダクト12内に吸い込まれ、送風機19
に帰還する循環(図2中破線矢印で示す)を行う。これ
によって、貯蔵室22内は例えば−20℃等の所定の冷
凍温度に冷却される。
【0018】他方、前記断熱箱体2の開口両側には透明
アクリル樹脂の厚板から成る側板41、41が立設され
ている。この側板41、41は前後辺41A、41Bの
上部が近接するように傾斜した略山型を呈しており、そ
れらの上端部間にはステンレス製の天板42がこれもス
テンレス製の飾り43、43を介して側方からネジ止め
されている。
【0019】この天板42は側板41、41上部の形状
に沿った断面山型形状を呈しており、その下面には前後
のステンレス製上部支持板44、44を介してこれもス
テンレス製の反射板46が取り付けられている。尚、上
部支持板44、44は反射板46の一部を構成する。こ
の上部支持板44、44は天板42下面と所定の間隔を
存しており、その先端は側板41の前後辺41A、41
Bの傾斜に略沿ってそれぞれ下方に低く傾斜している。
【0020】前記反射板46の前後側面46A、46A
は図3及び図7に示す如く上部支持板44、44の下方
に間隔を存して外側に向け低く傾斜しており、その下面
はクランク状に屈曲されて、下方に開放した凹所47
と、上方に開放した凹所48が前後に並設されている。
そして、前記下方に開放した凹所47内にはジャケット
49に挿入された横長の蛍光灯51が収納配設されると
共に、前記上方に開放した凹所48内には蛍光灯51を
点灯させるための安定器52が配設されている。また、
前記両上部支持板44、44の上端基部、即ち、天板4
2への取り付け部分には複数の透孔(長孔)53・・が
穿設されており、これによって、前記安定器52が収納
された凹所48内と上部支持板44、44上面とは連通
されている。
【0021】一方、断熱箱体2の前後開口縁の内側に
は、吸込口8A及び吐出口9Aの上方に位置する上風向
板56、56がブレーカ4内面にそれぞれ取り付けられ
ており、各上風向板56の上側には間隔を存してステン
レス製の上面板57がそれぞれ組み合わせられている。
これら上風向板56及び上面板57間には上断熱材58
が挿入され、この上断熱材58と上面板57間には結露
防止ヒータ59が介設されている。
【0022】前記上面板57、57の外側(各前後方
向)は傾斜して降下し、略Z字状に折曲されながら、ブ
レーカ4の上面中央部まで延在している。また、上面板
57、57の下側にはレール板61、61がそれぞれ挿
入され、上面板57の先端から外側に向けて傾斜しなが
ら立ち上がり、外端は再び降下するよう折曲されてい
る。そして、このレール板61、61の外端には外箱3
に渡る飾り板62が取り付けられている。
【0023】前記各上面板57、57の外側部分は上述
の如く略Z字状(図4に拡大して示す)に折曲されるこ
とにより、前記反射板46の側面46A、46A方向に
面した左右に渡る内側レール面63Aを形成しており、
前記レール板61、61はこの内側レール面63Aの外
側に平行して前記上部支持板44、44方向に面した外
側レール面63Bを形成している。内外側レール面63
A、63Bはそれぞれ所定の幅を有しており、これら内
外側レール面63A、63Bにて主レール63が構成さ
れる。そして、これら主レール63、63と前記天板4
2間においてショーケース1の貯蔵室22は前後方向に
開放(開口64、64)する。
【0024】係る構成によりショーケース1の貯蔵室2
2の前後開口64、64上縁は下縁よりも奥方に位置し
て斜め上方に開放しており、前記主レール63、63は
これら開口64、64の下縁に位置し、前記上部支持板
44、44及び反射板46の側面46A、46Aは開口
64、64の上縁に位置することになる。尚、66は内
側レール面63Aの内側に位置する上面板57下端に穿
設された結露水の排水孔である。
【0025】更に、この主レール63、63上にはステ
ンレス製の補助レール71が着脱自在に載置して取り付
けられている。この補助レール71は2枚のステンレス
板を溶接することにより、略W字状に形成されており、
それによって、前記主レール63の内外側レール面63
A、63Bの幅よりも狭い幅を有した内外側レール面7
1A、71Bが形成されている。また、この補助レール
71の表面にはフッ素系の樹脂(テフロン等)が塗装、
或いはコーティングされている。
【0026】そして、図5に矢印で示す如く補助レール
71は主レール63上に載置され、その状態で、前記内
外側レール面71A、71Bは、主レール63の各レー
ル面63A、63Bの上外側に位置して、それぞれ前記
反射板46の側面46A、46A方向、及び、前記上部
支持板44、44方向に面する。尚、各レール面71
A、71Bの下端部にはこれも結露水の排水孔72、7
2が穿設されている。
【0027】そして、係る補助レール71の内外側レー
ル面71A、71B上には比較的厚さ寸法の薄い透明ア
クリル樹脂板から成る複数枚の引き戸式樹脂扉73・・
(第2の引き戸式扉)が摺動自在に載置支持される。こ
の場合、実施例では内外に2枚ずつ前後合わせて8枚の
樹脂扉73が支持されると共に、内側レール面71Aに
支持された樹脂扉73の上部は図7に示す如く前記反射
板46の側面46Aに支持され、外側レール面71Bに
支持された樹脂扉73の上部は前記上部支持板44に支
持される。
【0028】このとき、補助レール71の内外側レール
面71A、71Bは狭幅であるため、樹脂扉73・・は
蛇行し難くなっている。また、実施例では補助レール7
1の表面にフッ素系樹脂が塗装、或いはコーティングさ
れており、更に、図4から明らかな如く、樹脂扉73の
下端内側角部が内外側レール面71A、71Bに線接触
し、図7から明らかな如く樹脂扉73の上端内側角部が
上部支持板44或いは反射板46の側面46Aに線接触
するように構成しているので、樹脂扉73と補助レール
71、或いは上部支持板44、側面46Aとの摩擦抵抗
は極めて低くなる。従って、樹脂扉73・・の横移動
(摺動)を極めて円滑に行えるようになり、それによっ
て樹脂扉73・・を極めて容易に開閉できるようにな
る。尚、図7に示す77、78はそれぞれ上部支持板4
4と反射板46の側面46Aに取り付けられた扉ストッ
パーである。
【0029】また、補助レール71の内外側レール面7
1A、71Bは上述の如く主レール63の各レール面6
3A、63Bの上外側に位置してそれぞれ前記反射板4
6の側面46A、46A方向、及び、前記上部支持板4
4、44方向に面しているので、樹脂扉73・・の傾斜
は側板41の前後面41A、41Bの傾斜に略合致する
ようになる。
【0030】一方、前記蛍光灯51は点灯して上方から
貯蔵室22内を照明するものであるが、このとき、蛍光
灯51及び安定器52は発熱する。この安定器52によ
って加熱された暖気は、図7中破線矢印で示す如く前後
の透孔53、53から樹脂扉73・・の外面上部に流出
する。ここで、樹脂扉73は貯蔵室22内の冷気により
冷却され、その外面には結露が生じ易くなっているが、
実施例では前述の如く安定器52からの暖気を樹脂扉7
3の外面に導いているので、係る樹脂扉73外面への結
露の付着を抑制することができる。
【0031】次に、樹脂扉73の代わりにガラス扉81
(第1の引き戸式扉)を使用する場合について説明す
る。尚、ガラス扉81は図6に示す如く透明ガラス82
と、このガラス82の周囲を囲繞する額縁状のアルミニ
ウム製サッシュ83と、このサッシュ83下辺の下面及
び内面にそれぞれ取り付けられた下車輪84及び横車輪
86とから成り、そのため、前記樹脂扉73よりその厚
さ寸法(即ち、横車輪86を含むサッシュ83の厚さ寸
法)は大きくなっている。
【0032】そして、この場合補助レール71は取り外
し、主レール63の内外側レール面63A、63B上に
ガラス扉81・・を載置支持させる。尚、実施例では内
外に2枚ずつ前後合わせて8枚のガラス扉81が支持さ
れる。このとき、ガラス扉81は樹脂扉73より厚さが
厚いが、前述の如く主レール63のレール面63A、6
3Bは補助レール71のレール面71A、71Bよりも
幅が広いので、ガラス扉81・・は支障無く載置でき
る。
【0033】また、ガラス扉81の下車輪84はレール
面63A、或いは63Bにそれぞれ滑動自在に当接する
と共に、横車輪86は各レール面63A、63Bの内側
に位置する上面板57の縦壁外面に滑動自在に当接す
る。更に、内側レール面63Aに支持されたガラス扉8
1の上部は樹脂扉の場合と同様に反射板46の側面46
に支持され、外側レール面63Bに支持されたガラス扉
81の上部も前記上部支持板44に支持される。
【0034】係るガラス扉81は前記樹脂扉73よりも
重量が重いが、各車輪84、86が滑動することによっ
て、円滑に横移動させ、開閉することができるようにな
る。また、主レール63の内外側レール面63A、63
Bは上述の如くそれぞれ反射板46の側面46A、46
A方向、及び、前記上部支持板44、44方向に面して
いるので、ガラス扉81・・の傾斜は側板41の前後辺
41A、41Bの傾斜に略合致するようになる。従っ
て、上記ガラス扉81と樹脂扉73のいずれの扉を用い
た場合にも、その傾斜は両側に位置する側板41の前後
辺41A、41Bの傾斜に略一致するようになり、ショ
ーケース1の外観の悪化が防止される。
【0035】尚、樹脂扉73或いはガラス扉81の内側
には側板41の後辺41Bの傾斜に沿い、白色塩化ビニ
ル製のパイプ88が取り付けられている。このパイプ8
8は、前記機械室27内と反射板46上方の空間とを連
通しており、このパイプ88内を通して前記蛍光灯51
へのリード線(図示せず)を前記電装箱から反射板46
上方に引き入れる。
【0036】このとき、断熱箱体2上方は周囲を透明な
側板41、41或いは扉73・・、81・・にて囲繞さ
れているが、パイプ88は前述の如く扉73或いは81
の内側において、側板41の後辺41Bの傾斜に沿い設
けられているので、外部から目立たなくなる。従って、
ショーケース1の外観の悪化を最小限に抑えることが可
能となる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、ショ
ーケースの開口下縁に設けられた主レール上に、それよ
りも狭幅の補助レールを着脱可能に取り付けたので、ガ
ラス扉等の厚さ寸法の厚い第1の引き戸式扉を用いる場
合には、補助レールを外して主レールに前記第1の引き
戸式扉を支持させ、樹脂製扉等の厚さ寸法の薄い第2の
引き戸式扉を用いる場合には、補助レールを取り付けて
この補助レールに前記第2の引き戸式扉を支持させるこ
とが可能となる。
【0038】従って、係る厚さの異なる引き戸式扉を選
択的に使用する場合にも、円滑に開閉することができる
ようになると共に、特に、開口の上縁が下縁よりも奥方
にあるショーケースの場合には、上記何れの扉の場合に
も、開口両側の傾斜に扉の傾斜を合わせることが可能と
なり、扉を変更した場合に生ずる外観の悪化を解消する
ことができるようになる。また、補助レールは主レール
上に着脱自在に取り付けられるので、扉の変更自体も極
めて容易に行えるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したショーケースの斜視図であ
る。
【図2】本発明を適用したショーケースの縦断側面図で
ある。
【図3】本発明を適用したショーケース上部の縦断側面
図である。
【図4】補助レールを取り付けた状態の断熱箱体開口部
の拡大縦断側面図である。
【図5】補助レールの取り付け作業を説明する断熱箱体
開口部の拡大縦断側面図である。
【図6】補助レールを外してガラス扉を使用した状態の
断熱箱体開口部の拡大縦断側面図である。
【図7】本発明を適用したショーケースの天板部分の拡
大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース 2 断熱箱体 41 側板 42 天板 63 主レール 64 開口 71 補助レール 73 樹脂扉 81 ガラス扉 82 ガラス 83 サッシュ 84 下車輪 86 横車輪
フロントページの続き (72)発明者 石田 佳久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 樫出 修司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 濱田 豊作 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 林 広茂 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−114788(JP,A) 実開 昭55−121194(JP,U) 実開 昭62−156790(JP,U) 実開 昭62−162575(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 3/04 F25D 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口下縁に設けられ、該開口を開閉自在
    に閉塞する第1の引き戸式扉を移動自在に支持する主レ
    ールと、該主レールよりも狭幅であり、当該主レール上
    に着脱可能に取り付けられる補助レールとを備え、該補
    助レールは前記主レール上に取り付けられた状態で、前
    記第1の引き戸式扉よりも厚さの薄い第2の引き戸式扉
    を移動自在に支持することを特徴とするショーケースの
    扉装置。
  2. 【請求項2】 上縁が下縁よりも奥方に位置した開口の
    前記下縁に設けられ、前記開口を開閉自在に閉塞する引
    き戸式の車輪付きガラス扉を滑動自在に支持する主レー
    ルと、該主レールよりも狭幅であり、当該主レール上に
    着脱可能に取り付けられる補助レールとを備え、該補助
    レールは前記主レール上に取り付けられた状態で、引き
    戸式の樹脂製扉を摺動自在に支持することを特徴とする
    ショーケースの扉装置。
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