JP3743086B2 - 機械室構造 - Google Patents

機械室構造

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は機械室内における電気品設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種構造を図4に於いて説明する。図に於いて、29は冷凍庫本体。この冷凍庫本体29は主に外板30と内箱31、発泡断熱材32、扉33、それに冷凍サイクルを構成する圧縮機34、冷却器35、冷気循環用送風機36等により構成されている。37は内箱31内に形成された貯蔵庫内、38はその内に設置された棚である。39は霜取りタイマであり、圧縮機34の積算運転時間により、冷却器35についた霜を除霜するためのヒータ40を入り切り作動させる。この霜取りタイマ39は、タイマケース41の中に収納され、冷凍庫本体29を構成する外箱30の背面板42に取り付けられている。
【0003】
尚、この種従来例には、例えば、特開昭63−70085号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来構造を有する冷凍庫に於いては、次のような問題点があった。
【0005】
(1)近年、庫内の大容量化に伴い機械室の空間容積が狭くなってきている中、電気品(タイマ等)の設置場所がないため、機械室内に臨む断熱材中に埋め込むという手段を取った場合には、電気品の発熱により電気品の温度が使用温度範囲を越えてしまい、信頼性に欠けるという問題があった。
【0006】
(2)また、機械室に電気品の設置スペースがあったとしても、今度は圧縮機の熱影響により電気品の温度が上昇し、使用温度範囲を越えてしまい信頼性に欠けるという問題があった。
【0007】
(3)さらに上記をさけるために電気品(タイマ等)を冷凍庫本体の背面板等に取り付けた場合、製品の奥行き寸法が大幅にアップしてしまい、据え付け性が悪いという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる問題点を解決すべくなされた。
【0009】
即ち、本体下部に形成された機械室内に圧縮機及び電気品を設置した構造を備え、上記機械室に庫内側にくぼむ凹部を設け、上記凹部内に上記電気品を収納させ、上記電気品を収納させた上記凹部の断熱壁を、庫内底面に設置される容器と内箱でつくる冷気通路内に設けて上記電気品を庫内側の熱により冷却するようにした。また、圧縮機の空気冷却を促進するために上記機械室に空気を取り入れる冷却用空気取入口と上記電気品を覆うカバーとを備え、この冷却用空気取入口に近づけた位置に、上記凹部を設けた。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図に示す一実施例で説明する。
【0011】
図1は本発明を備えた冷凍庫の縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1中のファンガードを除去した正面図である。図に於いて、1は冷凍庫本体。この冷凍庫本体1は庫内を通常−18℃以下に保持し、冷凍食品等を長期間貯蔵しておくことが出来る。又、冷凍庫本体1は外郭を形成する外箱2、貯蔵庫内3を形成する内箱4、発泡断熱材5、扉6それに冷凍サイクルを構成する圧縮機7、冷却器8等より構成されている。9は貯蔵庫内3内に設置された棚板、10は容器、11は貯蔵庫内3の最下段部に設置された容器。容器11は周囲に冷気通路12を形成するよう設置されている。
【0012】
13は先の冷却器8の上部に設置された冷気強制循環用送風機、14は断熱材(例えばスチロフォーム材)等よりなる仕切板、15はファンガードである。そして、先の送風機13は仕切板14が形成するマウスリング部14aに臨み、冷却器8で冷却された冷気をファンガード15が形成する吹出口15a、15b等を通し、貯蔵庫内3に吹き出し貯蔵庫内3を設定温度迄に冷却する。16は冷気戻り口。この戻り口16は仕切板14、ファンガード15の下部に設けられている。17は仕切板14とファンガード15との間に形成されたダクト。このダクト17は図3にも示すように貯蔵庫内3の両側壁部に近接して設けられており、貯蔵庫内3の背面両側より貯蔵庫内3の収納食品を包み込むよう冷却する。18は棚板9(容器10を含む)間にダクト内に送られてくる冷気を吹き出す冷気吹出口である。即ち、容器10を含むそれぞれの棚板が作る室はそれぞれの室に向かって吹き出されてくる冷気により、確実に冷却される。
【0013】
次に容器11部の冷却について説明する。
【0014】
容器10を含むそれぞれの棚板が作る室を通過してきた冷気は、貯蔵室3の最下段である容器11側まで落とされるが、容器11の底部と内箱底部4a、及び容器11の背面と内箱背面部4bとの間にそれぞれ形成された冷気通路12を通る間に容器11を十分に冷却し、冷気戻り口16に戻って行く。この時容器11の周囲に設けられた冷気通路12がないと最下段まで冷気は降下せず容器11を冷却することはなく直接冷気戻り口16に吸引されてしまう。換言すると、冷気通路12は容器11を冷却するための重要な役割をになっている。19は底板であり、機械室20の上面及び前面を形成し、また内箱4、発泡断熱材5によって断熱壁21を構成するもの。また、22は圧縮機取付け板であり、機械室20の下面を構成するが、圧縮機7の空気冷却を矢印のように促進させるために、機械室20の前面となる断熱壁21aとの間に、圧縮機取付け板22の全幅方向に渡り空気取入口27を設け、間隔Bを、例えば20〜100mm程度取るようにした。23は霜取りタイマであり、圧縮機7の積算運転時間により冷却器8についた霜を除霜するためのヒータ24を入り切り作動させる。この霜取りタイマ23は、断熱壁21a中に庫内側にくぼむようにして作られた凹部断熱壁21bを設け、この中に一般的に金属やプラスチック製にて作られたタイマケース25と伴に収納されている。このタイマケース25は機械室20側へ出張らせると、圧縮機7の配管作業や電気品26の配線作業時に邪魔になるため、断熱壁21aに埋め込まれた形にて配置されている。また、28は霜取りタイマ23を密閉するためのカバーである。従って、霜取りタイマ23は凹部断熱壁21bに埋め込まれた形となり、その断熱効果により霜取りタイマ23の温度が使用温度範囲を越えてしまう。これを改善するため凹部断熱壁21bの壁厚は他の部位よりも薄くすることにより、霜取りタイマ23の温度を庫内側の熱により冷却し、信頼性を確保するようにした。この時、凹部断熱壁21bの壁厚は当然タイマケース24内に結露が発生しない壁厚とする。また、凹部断熱壁21bは図2に示すように、貯蔵庫内3の最下段に設置された容器11と内箱背面部4bとの間に形成された冷気通路12内に配置されたことにより、冷気通路となっていた貯蔵庫内3の内容積上の無効スペースを容器11の冷却を損なわずに有効利用できるようにした。この時、凹部断熱壁21bが冷気通路12よりも貯蔵庫内3側へ張り出すと、容器11と当たり、結局容器11を小さくせざるを得ない状態となるため、容器11の内容積減はもとより、貯蔵庫内3の無効スペースが大幅に増えてしまう。
【0015】
次にもう一つの霜取りタイマ23の温度上昇防止について説明する。
【0016】
図1、図2に於いて、空気取入口27より機械室20に入った空気は矢印のように上昇するに従い圧縮機7の熱影響を受け、その温度が上昇する。一方、霜取りタイマ23は図示はしていないが、ねじ等により直接カバー28に取り付けられているため互いに熱影響を受けやすい構造となっている。換言すると霜取りタイマ23は、貯蔵庫内3の熱によって冷却され、その温度上昇をくい止めるばかりでなく、圧縮機7の熱が熱伝導によりカバー28の近辺の空気温度を上昇させないように、凹部断熱壁21bを空気取入口27に近づけた位置、例えば機械室高さHの略1/2以下に配置させ、空気取入口27から取り入れた空気が圧縮機7の熱影響を受けにくくした。これにより、カバー28は空気取入口27より取り入れた圧縮機の悪影響を受けていない空気による空気対流により冷却され、ひいては霜取りタイマ23の温度上昇を防げるようにした。
【0017】
【発明の効果】
本発明は機械室に庫内側へくぼむ凹部を設け、その凹部内に電気品を収納させて電気品を庫内側の熱により冷却できるため、電気品の信頼性を確保できるばかりでなく、据え付け性を改善できる。また、電気品を収納させた凹部を庫内底面に設置される容器と内箱で作る冷気通路内に設けたことにより、無効スペースを有効に活用して容器の内容積を最大限に確保することができる。
【0018】
また、圧縮機の冷却用空気取入口に近づけた位置に、例えば機械室の高さの略1/2以下に電気品を収納させた凹部を設けたことにより、外気による空気冷却ができるため、電気品の信頼性を維持できるようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた冷凍庫の縦断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1中のファンガードを除去した正面図。
【図4】従来構造を備えた冷凍庫の縦断面図。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体、
2…外箱、
3…貯蔵庫内、
4(4a,4b)…内箱、
5…発泡断熱材、
6…扉、
7…圧縮機、
8…冷却器、
9…棚板、
10,11…容器、
12…冷気通路、
13…冷気循環用送風機、
14…仕切板、
14a…マウスリング部、
15…ファンガード、
15a,15b…吹出口、
16…冷気戻り口、
17…ダクト、
18…冷気吹出口、
19…底板、
20…機械室、
21,21a…断熱壁、
21b…凹部断熱壁、
22…圧縮機取付け板、
23…電取りタイマ、
24…ヒータ、
25…タイマケース、
26…電気品、
27…空気取入れ口、
28…カバー。

Claims (2)

  1. 本体下部に形成された機械室内に圧縮機及び電気品を設置した構造を備え、上記機械室に庫内側にくぼむ凹部を設け、上記凹部内に上記電気品を収納させ、上記電気品を収納させた上記凹部の断熱壁を、庫内底面に設置される容器と内箱でつくる冷気通路内に設けて上記電気品を庫内側の熱により冷却するようにしたことを特徴とする機械室構造。
  2. 上記圧縮機の空気冷却を促進するために上記機械室に空気を取り入れる冷却用空気取入口と上記電気品を覆うカバーとを備え、この冷却用空気取入口に近づけた位置に、上記凹部を設けた請求項1に記載の機械室構造。
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