JP2010065942A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータ圧縮機とファンとの放熱風路上に高調波抑制用のリアクターを配置することにより、ファンの風路を遮り、圧縮機や凝縮器の放熱性能を阻害し、効率よい冷却を行うことができなかった。
【解決手段】インバータ圧縮機106の高調波抑制用のリアクター107を機械室103を構成する床板104の奥壁に収納することにより、ファン105の風路を遮らない構成とすることでインバータ圧縮機106や凝縮器の放熱性能を向上し、凝縮器の増強やマリオンパイプの延長をせずに、また、収納部を覆うカバー部材109を嵌め込むだけでリアクター107を固定でき、組立作業性を向上し効率よい冷却を確保し得ることが可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、圧縮機の回転を制御する制御回路を構成するリアクターを備えた冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫には、電源投入時の突入電流を抑制または配電盤やブレーカー等に悪影響を及ぼす高調波電流の流出を防止するためにリアクターが設けられている。
図9は、特許文献1に記載された従来のリアクターの配置を示すものである。図9に示すように冷蔵庫10の機械室40に冷媒の圧縮機42と、この圧縮機42を冷却するための送風機43が設けられている。この圧縮機42と送風機43との間の、送風機43によって発生する気流が当たる位置にリアクター44を配置する。これにより、送風機43から発生する気流は圧縮機42とリアクター44とを冷却する。
一般にこのリアクターは、特許文献1に示されているように機械室の空間に設けられ、ファンの放熱風路上に係止されて構成されている。
特開2006−177574号公報
しかしながら、上記従来の構成では、リアクターはコイルを内蔵するものであり、通電により発熱し、温度が上昇すると、コイルの損失が大きくなり効率が悪くなる。そのため、所定のリアクタンスを得るためには効率が悪くなった分、電流を多く流す必要があり、この電流を許容できる電流容量を有する外形寸法の大きなリアクターを用いなければならない。特許文献1に示された機械室に収納されたものでは、ファンの風路を遮り圧縮機や凝縮器の温度が上昇しやすいため、結果として機械室40内の放熱が円滑に行えず冷却効率が低下するという問題点があった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、リアクターを機械室の奥壁に埋め込む収納部を配置し、ファンの風路を遮らない構成とすることで圧縮機や凝縮器の放熱性能を確保し効率よい冷却を確保しうる冷蔵庫を提供するものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、外箱と内箱と前記外箱と前記内箱との間に設けた断熱材とよりなる断熱箱体と、前記断熱箱体内部を冷却する冷却サイクルを構成するインバータ圧縮機と、前記圧縮機の高調波抑制用のリアクターと、前記圧縮機を冷却するファンと、前記圧縮機及び前記ファンを収容する樹脂製の外郭で形成された機械室とを備えて、前記機械室の外郭の一部に前記リアクターを埋め込む収納部を配置したことを特徴とする。
この構成によると、送風機の発生させる気流がインバータ圧縮機などの冷却システム構成部材に効率よく当たるため、冷却システムの冷却が促進されて、冷却効率の高い冷蔵庫を提供できる。
また本発明は、前記構成部材が冷凍サイクルの一部をなす、冷媒の圧縮機であり、前記ファンがこの圧縮機を冷却するのに用いるファンであることを特徴とする。
本発明によると、ファンの強制滞留作用によるインバータ圧縮機などの冷却システム構成部材の冷却がリアクターによって阻害されないため、冷却システムの冷却が促進されて、冷却効率の高い冷蔵庫を提供できる。すなわち、圧縮機がこの気流により冷却されるため、冷媒圧縮に伴う温度上昇による圧縮機のモータコイルの損失が抑制される。従って圧縮機の放熱効果をあげるのに、凝縮器の増強や放熱パイプを追加する必要性がある従来よりも放熱性に優れた冷却システムを提供できる。
また圧縮機を冷却するために凝縮器の増強や放熱パイプなどの新たな部品を設けなくても放熱性能を確保し効率よい冷却を確保することができる。
請求項1に記載の発明は、外箱と内箱と前記外箱と前記内箱との間に設けた断熱材とよりなる断熱箱体と、前記断熱箱体内部を冷却する冷却サイクルを構成するインバータ圧縮機と、前記圧縮機の高調波抑制用のリアクターと、前記圧縮機を冷却するファンと、前記圧縮機及び前記ファンを収容する樹脂製の外郭で形成された機械室とを備えて、前記機械室の外郭の一部に前記リアクターを埋め込む収納部を配置したことにより、機械室内の圧縮機の放熱を促進するファンの風路をリアクターにて阻害することない構成とすることで圧縮機や凝縮器の放熱性能を確保し効率よい冷却を確保することができる。
請求項2に記載の発明は、前記収納部内にはリアクターを固定する固定手段を有し、前記収納部の開口部を塞ぐカバー部材とを備え、前記カバー部材は前記開口部をビスなしで塞ぐ係止手段を備えることにより、機械室内へのリアクターの組立作業性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、リアクター収納部はファンの吸込み側に、圧縮機は前記ファンの吐出側に配置され、カバー部材にはリアクターの熱を排熱する排熱孔を備えることにより、リアクターの放熱を促進し、温度上昇を抑制することによりリアクター内のコイルの損失を防止できる。
請求項4に記載の発明は、収納部の周縁壁は断面2重構造で構成され、カバー部材のフランジ部が前記周縁壁に入り込んで固定されることにより、シール性を向上し、特に上方からの水掛りに効果を発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫機械室の背面図である。図2は機械室リアクター収納部前の要部前斜視図である。図3は機械室リアクター収納部後の要部斜視図である。図4はカバー部材の斜視図である。図5はカバー部材の平面図である。図6はカバー部材断面A−Aでの断面図である。
図1において、冷蔵庫101は断熱箱体102で構成され、上部に機械室103を配置する。
機械室103は床面と奥壁,側壁を構成する樹脂製の外郭104で構成され、前記外郭104上に左側からファン105とインバータ圧縮機106を配置し、図2、図3に示すように後方奥壁の左側にリアクター107を収納する収納部108とカバー部材109で構成される。
このように、冷蔵庫101の上部後方の角部に嵌め込まれた形で、樹脂で外郭104を一体成形された機械室103を構成する例であれば、一体成形の樹脂面の一角を凹状に形成することで、容易にかつ経済的にリアクター107を収容する空間を確保できる。
以上のような構成とすることによって、機械室103内の圧縮機106の放熱を促進するファン105の風路をリアクター107にて阻害することない構成とすることで、圧縮機106や凝縮器の放熱性能を確保し効率よい冷却を確保することができる。
また、カバー部材109にはリアクター107を固定する固定手段110を有し、カバー部材109で塞ぐ収納部108には開口部111を備える。また、図4に示すようにカバー部材109には開口部111をビスなしで塞ぐ係止手段112とを備える構造とすることで機械室103内へのリアクター107の組立作業性を向上させることができる。
また、ファン105の風上側すなわち吸込み側にリアクター107の収納部108を設け、カバー部材109にはリアクター107の熱を排熱する排熱孔113を備えることで、収納部108内にあってもリアクター107の放熱を促進し、温度上昇を抑制することによりリアクター107内のコイルの損失を防止することができ、コイルサイズの大きいコスト高のリアクターを採用しなくてもいいメリットがある。
また、図5、図6(カバー部材109)、図7、図8(収納部108)に示すように収納部108の周縁壁には断面2重構造114を構成し、カバー部材109のフランジ部115が周縁壁に入り込んで固定されシール性を向上し、特に上方からの水掛りによる水侵入に効果を発揮することができる。
なお、本実施の形態では、リアクター107の収納部108をファン105の吸込み側に設けたが、吐出側に収納部108を設置してもかまわない。ファン105を作動することによる気圧の圧力差で空気を循環し収納部108内の放熱をすることができる。
また、本実施の形態によれば、収納部の周縁壁は断面2重構造で構成され、カバー部材のフランジ部が前記周縁壁に入り込んで固定する方法を一つの実施例として挙げたが、収納部の上方外周にフランジ状のヒサシを作ることで上方からの水掛りによる水侵入に効果を発揮することが可能である。
以上のように、本発明にリアクターを有する冷蔵庫においてファンの風路を遮らない構成とすることで圧縮機や凝縮器の放熱性能を確保し効率よい冷蔵庫を提供するため、一般家庭用のみならず業務用の冷凍装置や冷蔵庫などへの応用展開が可能である。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫機械室の背面図 本発明の実施の形態1における機械室リアクター収納前の要部斜視図 本発明の実施の形態1における機械室リアクター収納後の要部斜視図 本発明の実施の形態1におけるカバー部材の斜視図 本発明の実施の形態1におけるカバー部材の平面図 本発明の実施の形態1におけるカバー部材断面A−Aでの断面図 本発明の実施の形態1における収納部の正面図 本発明の実施の形態1における収納部断面A−Aでの断面図 従来の機械室の背面図
符号の説明
101 冷蔵庫
102 断熱箱体
103 機械室
104 外郭
105 ファン
106 インバータ圧縮機
107 リアクター
108 収納部
109 カバー部材
110 固定手段
111 開口部
112 係止手段
113 排熱孔
114 2重構造
115 フランジ部

Claims (4)

  1. 外箱と内箱と前記外箱と前記内箱との間に設けた断熱材とよりなる断熱箱体と、前記断熱箱体内部を冷却する冷却サイクルを構成するインバータ圧縮機と、前記圧縮機の高調波抑制用のリアクターと、前記圧縮機を冷却するファンと、前記圧縮機及び前記ファンを収容する樹脂製の外郭で形成された機械室とを備えて、前記機械室の外郭の一部に前記リアクターを埋め込む収納部を配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記収納部内にはリアクターを固定する固定手段を有し、前記収納部の開口部を塞ぐカバー部材とを備え、前記カバー部材は前記開口部をビスなしで塞ぐ係止手段を備える請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. リアクター収納部はファンの吸込み側に、圧縮機は前記ファンの吐出側に配置され、カバー部材にはリアクターの熱を排熱する排熱孔を備える請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 収納部の周縁壁は断面2重構造で構成され、カバー部材のフランジ部が前記周縁壁に入り込んで固定される請求項2に記載の冷蔵庫。
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