JPH11102825A - リアクタ装置 - Google Patents

リアクタ装置

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Publication number
JPH11102825A
JPH11102825A JP9282804A JP28280497A JPH11102825A JP H11102825 A JPH11102825 A JP H11102825A JP 9282804 A JP9282804 A JP 9282804A JP 28280497 A JP28280497 A JP 28280497A JP H11102825 A JPH11102825 A JP H11102825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
cover
case
left sides
metallic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9282804A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Kayano
悟朗 栢野
Motoharu Kobayashi
素晴 小林
Yutaka Kakinuma
裕 柿沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9282804A priority Critical patent/JPH11102825A/ja
Publication of JPH11102825A publication Critical patent/JPH11102825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアクタによる騒音の発生を簡単な構成で効
果的に解消若しくは低減できるリアクタ装置を提供す
る。 【解決手段】 リアクタLと、このリアクタLを覆う基
板ケースカバー2と、これらリアクタLと基板ケースカ
バー2間に介設された防振形状のリアクタカバー14と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器に取り付
けられて制御回路などを構成するリアクタを備えたリア
クタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば特開平8−247606
号公報に示される如き家庭用冷蔵庫などの電気機器に
は、マイクロコンピュータなどを用いた制御回路が取り
付けられている。そして、この制御回路にはコイルから
成るリアクタが通常設けられている。
【0003】図4に係るリアクタLを示す。このリアク
タLは例えばDCモータ制御用のチョッパ回路の高周波
成分を吸収するための素子であり、基板ケース6内の基
台1上にソケットなどにて取り付けられ、図示しない基
板と配線されている。そして、これら基板やリアクタL
は通常金属板から成る基板ケースカバー2によって被覆
されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種リア
クタLはコイルであるため、通電されると磁力線を発生
する。そして、この磁力線は図4に破線で示す如くリア
クタLを覆っている基板ケースカバー2に影響を及ぼす
ため、基板ケースカバー2は電源周波数で振動し、それ
によって騒音が発生する問題があった。
【0005】本発明は、係る従来の技術課題を解決する
ために成されたものであり、リアクタによる騒音の発生
を簡単な構成で効果的に解消若しくは低減できるリアク
タ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のリアクタ装置
は、リアクタと、このリアクタを覆う金属板と、これら
リアクタと金属板間に介設された防振形状の金属製カバ
ーとを備えているものである。
【0007】本発明によれば、リアクタとこれを覆う金
属板との間に、防振形状の金属製カバーを介設したの
で、リアクタから発生する磁力線は金属製カバーにて受
けられ、金属板に及ぼす影響を阻止若しくは抑制するこ
とができる。また、金属製カバーは防振形状とされてい
るので、係る簡単な構造により、リアクタの磁力線によ
る騒音の発生を効果的に解消若しくは低減することがで
きるようになるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する図示しない家
庭用冷蔵庫の基板ケース6の基板ケースカバー2を取り
外した状態の平面図、図2はリアクタLとリアクタケー
ス7の斜視図、図3は基板ケース6のリアクタケース7
部分の縦断側面図である。
【0009】基板ケース6は通常冷蔵庫の背面上部に取
り付けられており、その内部には基台1上に電源や制御
回路を構成する基板11、12が取り付けられている。
また、基台1には上面開口の矩形状リアクタケース7が
一体に形成されており、このリアクタケース7の対向す
る壁の外面には、上面が外側に低く傾斜した係合突起1
3、13が一体に突設されている。
【0010】そして、このリアクタケース7内にはリア
クタLが収納される。このリアクタLは例えば冷蔵庫の
ファンを駆動するDCモータ制御用のチョッパ回路の高
周波成分を吸収するための素子であり、下部をソケット
などにて固定され、その状態でリアクタLは基板11或
いは12上の回路と配線されることになる。
【0011】また、リアクタLを内部に収納した状態
で、リアクタケース7にはリアクタカバー14(金属製
カバー)が取り付けられる。このリアクタカバー14は
短冊状の金属板をコ字状に屈曲することにより、上面1
4Aと左右側面14B、14Bとが構成され、また、そ
れによって、リアクタカバー14は振動し難い防振形状
とされている。更に、前記左右側面14B、14Bの先
端部には図示しない孔が形成されている。
【0012】そして、リアクタケース7の外側において
この左右側面14B、14Bの先端を下に向けて降下さ
せ、各係合突起13、13にそれぞれ上から挿入係合す
ることにより、リアクタカバー14はリアクタケース7
に取り付けられる。このとき、リアクタカバー14の上
面14AはリアクタLの上方に位置している。
【0013】この状態で、最終的には基板ケース6は金
属板から構成された基板ケースカバー2(金属板)にて
被覆される。このとき、リアクタカバー14はリアクタ
Lと基板ケースカバー2の間に介在するかたちとなる。
【0014】以上の構成で、リアクタLに通電されると
リアクタLからは磁力線が発生する。そして、この磁力
線は図3に破線で示す如く基板ケース6を覆っている基
板ケースカバー2方向に向かうが、基板ケースカバー2
に至る前に、リアクタLから発生した磁力線はリアクタ
カバー14にて受け止められ、吸収される。
【0015】これにより、磁力線が基板ケースカバー2
に及ぼす影響を阻止若しくは抑制することができるよう
になる。また、リアクタカバー14は前述の如く防振形
状とされているので、結果的にリアクタLの磁力線によ
る騒音の発生は効果的に解消若しくは低減されることに
なる。
【0016】尚、実施例では家庭用冷蔵庫を例に採って
説明したが、それに限らず、リアクタを使用する各種電
気機器に本発明は有効である。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、リア
クタとこれを覆う金属板との間に、防振形状の金属製カ
バーを介設したので、リアクタから発生する磁力線は金
属製カバーにて受けられ、金属板に及ぼす影響を阻止若
しくは抑制することができる。また、金属製カバーは防
振形状とされているので、係る簡単な構造により、リア
クタの磁力線による騒音の発生を効果的に解消若しくは
低減することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する図示しない家庭用冷蔵庫の基
板ケースの基板ケースカバーを取り外した状態の平面図
である。
【図2】リアクタとリアクタケースの斜視図である。
【図3】基板ケースのリアクタケース部分の縦断側面図
である。
【図4】従来の冷蔵庫の基板ケースのリアクタ部分の縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 基板ケースカバー(金属板) 6 基板ケース 14 リアクタカバー(金属製カバー) L リアクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアクタと、このリアクタを覆う金属板
    と、これらリアクタと金属板間に介設された防振形状の
    金属製カバーとを備えたことを特徴とするリアクタ装
    置。
JP9282804A 1997-09-29 1997-09-29 リアクタ装置 Pending JPH11102825A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9282804A JPH11102825A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 リアクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9282804A JPH11102825A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 リアクタ装置

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JPH11102825A true JPH11102825A (ja) 1999-04-13

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ID=17657313

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