JP2000123966A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2000123966A
JP2000123966A JP10296363A JP29636398A JP2000123966A JP 2000123966 A JP2000123966 A JP 2000123966A JP 10296363 A JP10296363 A JP 10296363A JP 29636398 A JP29636398 A JP 29636398A JP 2000123966 A JP2000123966 A JP 2000123966A
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JP
Japan
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transformer
noise
filter unit
noise filter
metal fitting
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Pending
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JP10296363A
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English (en)
Inventor
Toyotsugu Matsukura
豊継 松倉
Hisahiro Nishitani
久弘 西谷
Shuji Ikeda
修二 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子レンジなどの高周波加熱装置
の電磁ノイズの軽減に関するものである。 【解決手段】 本体ケース13の底板に電源トランス1
9を配置し、かつこの電源トランスの天面と側面方向に
沿うように逆L型金属金具22aを配置した。この構成
によって、昇圧トランス16の2次側の高圧回路が発生
する雑音は、昇圧トランス16の1次回路に伝導し、さ
らに回路配線を伝導して制御基盤18の電源トランス1
9の1次巻線に伝導しても、電源トランス19とノイズ
フィルターユニット20の間には金属金具を配置してい
るため、電源トランス19の漏れ磁束を通じてノイズを
放射しても、そのノイズを金属金具でシールドし、ノイ
ズフィルターユニット20への雑音伝搬を妨ぐことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジなどの
高周波加熱装置の電磁ノイズの軽減に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の高周波加熱装置は実開平
5−87889号公報に記載されているようなものが一
般的であった。この高周波加熱装置は、図3の高周波加
熱装置の電気室概略斜視図に示すように、高周波加熱を
行うための高周波を発生するマグネトロン1と、このマ
グネトロン1に高電圧を供給する昇圧トランス2と、こ
れらマグネトロン1と昇圧トランス2等を強制冷却する
冷却手段としての冷却ファン3とを備えた高周波加熱装
置において、雑音端子電圧を低減するノイズフィルター
ユニット4を冷却手段にて冷却される位置に取り付け、
このノイズフィルターユニット4を電気的には雑音端子
電圧の出口である電源ラインの商用電源側に配置してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の高周波加熱装置では、ノイズフィルターユニット4を
高周波加熱をした時電気部品室5内の温度を上昇させる
要因であるマグネトロン1や昇圧トランス2より上方に
配置している。そのため、高周波加熱をON・OFF動
作を繰り返し連続させた場合、電気部品室5の上方の温
度すなわちノイズフィルターユニット4の周囲温度が高
くなる。特にOFF時に、冷却手段の冷却ファン3が止
まっている間に、電気部品室5の熱気が煙突効果で上方
に上がり、ますます上方に配置したノイズフィルターユ
ニット4にとって周囲温度が高くなることになる。その
結果、ノイズフィルターユニット4を構成する電源ライ
ン間コンデンサーやライン対アース間コンデンサーの周
囲温度が高くなり、高い温度まで使用できる高価な部品
を使わなければならないという問題を有していた。
【0004】特に電熱装置が調理庫の上や下、あるいは
両方に付いている電熱装置付高周波加熱装置は電熱装置
を運転時、電気部品室5の温度が対流によりノイズフィ
ルターユニット4の電気部品の使用温度範囲を超えるこ
とになり、ノイズフィルターユニット4を図3に示した
位置に配置できないという問題を有していた。そこで、
実開平5−87889号公報に記載されている図4の高
周波加熱装置の電気室概略斜視図に示すように、ノイズ
フィルターユニット4を昇圧トランス2の近傍のねりモ
ータ6の上の取付金具7に配置するようにしたものもあ
る。
【0005】しかし、高周波加熱装置は図5の略式回路
図が示すように、ノイズフィルターユニット4の昇圧ト
ランス2側には調理時間の時限制御や時限表示あるいは
電気部品のON・OFF制御するリレー8を制御する制
御基盤9があり、その制御基盤9には電源トランス10
が取り付けられている。また、図6の高周波加熱装置の
電気室概略斜視図に示すように、一般に電源トランス1
0は操作パネル11の制御基盤9に取り付けられ、ねり
モータ6の上の取付金具7に電源トランス10に対向し
てノイズフィルターユニット4が配置されている。
【0006】従って、高周波発生の際に昇圧トランス2
の2次側の高圧回路12が発生する雑音は、昇圧トラン
ス2の1次回路に伝導し、さらに回路配線を伝導して制
御基盤9の電源トランス10の1次巻線にも伝導され、
電源トランス10に対向したノイズフィルターユニット
4にも電源トランス2の漏れ磁束を通じて電磁結合で雑
音を伝搬するという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、本体ケース底板に電源トランスを配置し、か
つ前記電源トランスの天面と側面方向に沿うように逆L
型金属金具を配置し、その逆L型金属金具の天井面上側
にノイズフィルターユニットを配置したものである。上
記構成によれば、高周波発生の際に昇圧トランスの2次
側の高圧回路が発生する雑音は、昇圧トランスの1次回
路に伝導し、さらに回路配線を伝導して電源トランスの
1次巻線にも伝導されても、電源トランスの天面と側面
方向には金属金具を配置しており、その金属金具の天井
面上側にノイズフィルターユニットを取り付けてあるの
で、電源トランスの漏れ磁束を通じてノイズを放射して
も、電源トランスを金属金具でシールドしてあるので雑
音の伝搬を妨ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の高周波加熱装置は、本体
ケースと、被調理物を収納する加熱室と、前記加熱室へ
高周波を発生する高周波発生装置と、前記高周波発生装
置を構成するマグネトロン、昇圧トランスの電気部品を
冷却する冷却ファンと、調理時間の時限制御や時限表示
あるいは電気部品のON・OFF制御を行う制御基盤
と、それらに電源を供給する電源トランスと、前記高周
波発生装置からのノイズを軽減するノイズフィルターユ
ニットとを有し、本体ケース底板に電源トランスを配置
し、かつ前記電源トランスの天面と側面方向に沿うよう
に逆L型金属金具を配置し、その逆L型金属金具の天井
面上側にノイズフィルターユニットを配置したものであ
る。
【0009】従って、高周波発生の際に昇圧トランスの
2次側の高圧回路が発生する雑音は、昇圧トランスの1
次回路に伝導し、さらに回路配線を伝導して電源トラン
スの1次巻線に伝導しても、電源トランスの天面と側面
方向には金属金具を配置しており、その金属金具の天井
面上側にノイズフィルターユニットを取り付けているの
で、電源トランスの漏れ磁束を通じてノイズを放射して
も、電源トランスを金属金具でシールドしているので、
ノイズフィルターユニットへの雑音伝搬を妨ぐことがで
きる。
【0010】また、ノイズフィルターユニットを本体ケ
ース底板に配置し、かつ前記ノイズフィルターユニット
の天面と側面方向に沿うように逆L型金属金具を配置
し、その逆L型金属金具の天井面上側に電源トランスを
配置したものである。
【0011】従って、高周波発生の際に昇圧トランスの
2次側の高圧回路が発生する雑音は、昇圧トランスの1
次回路に伝導し、さらに回路配線を伝導して電源トラン
スの1次巻線に伝導しても、ノイズフィルターユニット
の天面と側面方向には金属金具を配置し、その金属金具
の天井面上側に電源トランスを取り付けてあるので、電
源トランスの漏れ磁束を通じてノイズを放射しても、ノ
イズフィルターユニットを金属金具でシールドしている
ので、ノイズフィルターユニットへの雑音伝搬を妨ぐこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1の高
周波加熱装置の電気室の概略斜視図である。図1におい
て、13は本体ケースであり、14は被調理物を収納す
る加熱室である。前記加熱室14へ高周波を発生するマ
グネトロン15を有する高周波発生装置と、前記マグネ
トロン15および昇圧トランス16の電気部品を冷却す
る冷却ファン17と、調理時間の時限制御並びに時限表
示あるいは電気部品のON・OFF制御を行う制御基盤
18と、それらに電源を供給する電源トランス19と、
前記高周波発生装置からのノイズを軽減するノイズフィ
ルターユニット20とを有し、本体ケース底板21に電
源トランス19を配置し、かつ前記電源トランス19の
天面と側面方向に沿うように逆L型金属金具22aを配
置し、その逆L型金属金具22aの天井面上側にノイズ
フィルターユニット20を配置している。
【0014】次に動作、作用について説明すると、高周
波発生の際に昇圧トランス16の2次側の高圧回路が発
生する雑音は、昇圧トランス16の1次回路に伝導し、
さらに回路配線を伝導して電源トランス19の1次巻線
にも伝導される。しかし、電源トランス19の天面と側
面方向には逆L型金属金具22aを配置し、その逆L型
金属金具22aの天井面上側にノイズフィルターユニッ
ト20を取り付けてあるので、電源トランス19の漏れ
磁束を通じてノイズが放射されても、電源トランス19
が逆L型金属金具22aでシールドされているのでノイ
ズフィルターユニット20への雑音伝搬を妨ぐことがで
きる。
【0015】(実施例2)図2は本発明の実施例2の高
周波加熱装置の電気室の概略斜視図である。本実施例2
において、実施例1と異なる点はノイズフィルターユニ
ット20と電源トランス19の取り付けが、逆L型金属
金具22bを介して上下逆取り付けしている点である。
【0016】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説
明すると、高周波発生の際に昇圧トランス16の2次側
の高圧回路が発生する雑音は、昇圧トランス16の1次
回路に伝導し、さらに回路配線を伝導して電源トランス
19の1次巻線にも伝導される。しかし、ノイズフィル
ターユニット20の天面と側面方向には逆L型金属金具
22bを配置しており、その逆L型金属金具22bの天
井面上側に電源トランス19を取り付けてあるので、電
源トランス19の漏れ磁束を通じてノイズを放射するの
は実施例1と同じであるが、ノイズフィルターユニット
20を逆L型金属金具22bでシールドしてあるのでノ
イズフィルターユニット20への雑音伝搬を妨ぐことが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高周波加熱
装置は、本体ケース底板に電源トランスを配置し、かつ
前記電源トランスの天面と側面方向に沿うように逆L型
金属金具を配置し、その逆L型金属金具の天井面上側に
ノイズフィルターユニットを配置してあるので、高周波
発生の際に昇圧トランスの2次側の高圧回路が発生する
雑音は、昇圧トランスの1次回路に伝導し、さらに回路
配線を伝導して電源トランスの1次巻線にも伝導され、
電源トランスの漏れ磁束を通じてノイズを放射しても、
電源トランスを逆L型金属金具でシールドしてあるので
ノイズフィルターユニットへの雑音伝搬を妨ぐことがで
きるという効果がある。
【0018】また、本体ケース底板にノイズフィルター
ユニットを配置し、かつ前記ノイズフィルターユニット
の天面と側面方向に沿うように逆L型金属金具を配置
し、その逆L型金属金具の天井面上側に電源トランスを
配置してあるので、高周波発生の際に昇圧トランスの2
次側の高圧回路が発生する雑音は、ノイズフィルターユ
ニットを逆L型金属金具でシールドしてあるので上述と
同様にノイズフィルターユニットへの雑音伝搬を妨ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置の電
気室概略斜視図
【図2】本発明の実施例2における高周波加熱装置の電
気室の概略斜視図
【図3】従来の高周波加熱装置の電気室概略斜視図
【図4】従来の高周波加熱装置の電気室概略斜視図
【図5】従来の高周波加熱装置の略式回路図
【図6】従来の高周波加熱装置の電気室概略斜視図
【符号の説明】
13 本体ケース 14 加熱室 15 マグネトロン 16 昇圧トランス 17 冷却ファン 18 制御基盤 19 電源トランス 20 ノイズフィルターユニット 21 本体ケース底板 22a 逆L型金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 修二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K086 AA05 AA10 BA08 BB03 CC07 EA06 FA02 FA03 FA06 FA08 FA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースと、被調理物を収納する加熱室
    と、前記加熱室へ高周波を供給する高周波発生装置と、
    前記高周波発生装置を構成するマグネトロンおよび昇圧
    トランスの電気部品を冷却する冷却ファンと、調理時間
    の時限制御や時限表示あるいは電気部品のON・OFF
    制御を行う制御基盤と、それらに電源を供給する電源ト
    ランスと、前記高周波発生装置からのノイズを軽減する
    ノイズフィルターユニットとを有し、本体ケース底板に
    前記電源トランスを配置し、かつ前記電源トランスの天
    面と側面方向に沿うように逆L型金属金具を配置し、前
    記逆L型金属金具の天井面上側にノイズフィルターユニ
    ットを配置してなる高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】ノイズフィルターユニットを本体ケース底
    板に配置し、かつ前記ノイズフィルターユニットの天面
    と側面方向に逆L型金属金具を配置し、前記逆L型金属
    金具の天井面上側に電源トランスを配置してなる請求項
    1記載の高周波加熱装置。
JP10296363A 1998-10-19 1998-10-19 高周波加熱装置 Pending JP2000123966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437923A2 (en) * 2003-01-09 2004-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Microwave oven
KR100640902B1 (ko) 2004-10-20 2006-11-02 엘지전자 주식회사 전기 레인지

Cited By (4)

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EP1437923A2 (en) * 2003-01-09 2004-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Microwave oven
EP1437923A3 (en) * 2003-01-09 2004-08-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Microwave oven
US6987254B2 (en) 2003-01-09 2006-01-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Microwave oven
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