JP3601980B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、携帯電話機に用いられる送受信ユニット等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3から図5に従って従来の電子機器を説明すると、図3は従来の電子機器の斜視図、図4は従来の電子機器の一部を分解して示す斜視図、図5は従来の電子機器の要部断面図である。
これらの図において、プラスチック材料で成形されたケース21は、底壁部21aと、四つの側壁部21bと、底壁部21aに対向して上方が開放した開口部21cと、底壁部21aに設けられた大きなきな貫通孔21dと、ケーブルを引き出す貫通孔21eと、大きな貫通孔21dの外周部の数カ所に設けられ、大きな貫通孔21dに向かって凹部をもつL字状の爪部21fと、底壁部21aと同一面で、側壁部21bの外側に位置する角部に設けられた耳部21gと、耳部21gの中央に設けられた貫通孔21hと、側壁部21bに設けられた内方に突出する凸部21kと、凸部21k中央に設けられたネジ孔21mと、ケース21の表面全面に、メッキ等の手段によって被着された金属膜21nとを有している。
【0003】
金属板からなる矩形状の熱伝導部材22は、平板部22aと、平板部22aの数カ所において、一部を切り欠いて上方に切り起こされた舌片22dと、平板部22aに設けられた複数の貫通孔23とを有している。
【0004】
熱伝導部材22は、舌片22dの切り起こされた方向を上方に向けて、ケース21の内部に収納され、L字状の爪部21fの凹部に、平板部22の外周部を掛け止めして取り付けられ、平板部22aによって、ケース21の大きな貫通孔21dを塞ぐようになっている。
このとき、ケース21の爪部21fと熱伝導部材22の間には、爪部21fの凹部の高さと熱伝導部材22の厚さとの間において上下方向の遊びがあり、また、大きな貫通孔21dを挟んで対向する爪部21f間の距離と熱伝導板22の幅のとの間において、横方向の遊びがあり、このため、熱伝導部材22は、ケース21に対して、その遊び分、上下、横方向にガタツキが生ずる。
【0005】
プリント基板24は、貫通孔28と、導電パターン(図示せず)を有し、このプリント基板24の下面24aには、ケーブルを接続するためのコネクタ25及び、発熱量の大きな発熱部品26等が設置され、また上面24bには、比較的発熱量の少ない電子部品27等が設置されている。
金属板から成る箱形の金属カバー29は、下面が開放され、上面に複数個の貫通孔30を有し、この金属カバー29は、上面24bの電子部品27を覆うようにプリント基板24に取り付けられ、金属カバー29により上面24bに設置された電子部品27が電気的にシールドされる構成となっている。
【0006】
また、プリント基板24は、発熱部品26の設置された下面24aを、ケース21の底壁部21aに対向させ、開口部21cを塞ぐようにケース21に載置され、そして、プリント基板24の貫通孔28に通したネジ31を、ケース21の凸部21kのネジ孔21mにねじ込むことにより、ケース21に取り付けられている。
そして、プリント基板24が、ケース21に取り付けられた状態では、熱伝導部材22は、プリント基板24の下面24aの発熱部品26を含む領域に対向すると共に、プリント基板24の下面24aに設けられた発熱部品26の表面には、熱伝導部材22の舌片22dが接触状態となっている。
【0007】
そして、プリント基板24、及び熱伝導部材22を取り付けられたケース21は、マザー基板32の導電パターン32aが形成された表面に載置され、ケース21はマザー基板32へ、ケース21の耳部21gの貫通孔21hに通したネジ33を、マザー基板32に設けられたネジ孔32bにねじ込みして、固定されている。
【0008】
上記のような構成を有する電子機器は、その使用時において、発熱部品26から発生した熱は、発熱部品26の表面に接触した舌片22dを伝わり、熱伝導部材22の全体へと拡散し、そして、熱伝導部材22から放熱されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子機器では、熱伝導部材22が、ケース21のL字状の爪部21fに掛け止めされて取り付けられているため、爪部21fと熱伝導部材22との間にガタツキを生じ、このため、電子機器の使用時における振動、衝撃等において、熱伝導部材22のガタツキ音が発生するという問題があった。また、熱伝導部材22のガタツキ時、舌片22dと発熱部品26の表面との摩擦により、発熱部品26が破損するという問題があった。また、爪部21fの占める体積により、ケース21内に設置される電子部品の配置が制限されたり、ケース21を大きくせざるを得なくなる問題があった。また、発熱部品26からの熱は、熱伝導部材22から、ケース21内の空気中に放熱されるため、熱がケース21内に滞留し、温度上昇により電子部品の性能劣化が引き起こされる問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第一の解決手段として、プリント基板と、該プリント基板上に設置された発熱部品と、前記プリント基板を取り付けて前記電子部品を収納する樹脂からなるケースと、該ケースに固定され、前記発熱部品と接触する金属板からなる熱伝導部材とを有し、前記ケースは、前記熱伝導部材に対向する面から垂直に突出した複数個の突起部を有し、前記熱伝導部材は、複数個の貫通孔を有し、前記突起部が、前記貫通孔に挿入され、前記ケースに前記熱伝導部材が載置された状態で、前記貫通孔から突出した前記突起部の頭部を潰して、前記熱伝導部材を前記頭部で前記ケースに圧接して固定する構成とした。
【0011】
また、第二の解決手段として、表面に導電パターンが形成されたマザー基板を有し、該マザー基板に、前記熱伝導部材が固定された前記ケースを取り付け、前記熱伝導部材を前記導電パターンに当接させる構成とした。
【0012】
また、第三の解決手段として、表面に導電パターンが形成されたマザー基板と、熱伝導性が良く、且つ弾性のあるシートを有し、前記シートは、前記ケースに固定された前記熱伝導部材の表面、あるいは前記導電パターンの表面に接着され、前記シートが前記導電パターンと前記熱伝導部材の間に介在するように、前記マザー基板を前記ケースを取り付け、前記熱伝導部材の熱を、前記熱伝導部材に接触した前記シートを介して、前記シートに接触した前記導電パターンに伝導するような構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1、及び図2において、本発明の電子部品を説明すると、図1は本発明の電子機器の一部を分解して示す斜視図、図2は本発明の電子機器の要部の断面図である。
これらの図において、プラスチック材料で成形されたケース1は、底壁部1aと、四つの側壁部1bと、底壁部1aに対向して上方が開放した開口部1cと、底壁部1aに設けられた大きなきな貫通孔1dと、ケーブルを引き出す貫通孔1eと、大きな貫通孔1dの外周部の数カ所に形成され、上方に向かって突出した突起部1fと、底壁部1aと同一面で、側壁部1bの外側に位置する角部に設けられた耳部1gと、耳部1gの中央に設けられた貫通孔1hと、側壁部1bに設けられた内方に突出する凸部1kと、凸部1k中央に設けられたネジ孔1mと、ケース1の表面全面に、メッキ等の手段によって被着された金属膜1nとを有している。
【0014】
金属板からなる矩形状の熱伝導部材2は、平板部2aと、平板部2aの外周の数カ所において、外側に突出して設けられた突出部2bと、突出部2bの中央に設けられた貫通孔2cと、平板部2aの数カ所において、一部を切り欠いて上方に切り起こされた舌片2dと、平板部2aに設けられた複数の貫通孔3とを有している。さらに、平板2の平板部2aは、ケース1の大きな貫通孔1dに合致した形状で下方に突出した膨出部を有し、また貫通孔3によって、熱伝導部材2の軽量化を計っている。
【0015】
熱伝導部材2は、舌片2dの切り起こされた方向を上方に向けて、ケース1の内部に収納され、熱伝導部材2の突出部2bの貫通孔2cに、ケース1の突起部1fを貫通させ、ケース1の大きな貫通孔1dを塞ぐように載置される。そして、熱伝導部材2がケース1に当接された状態で、突起部1fを加熱し、突起部1fの熱伝導部材2の上面に突出した頭部を潰すことにより、突起部1fの頭部により、熱伝導部材2はケース1に圧接されて固定される。そして、熱伝導部材2が取り付けられたとき、ケース1の大きな貫通孔1dの形状に一致するようにして形成された熱伝導部材2の平板部2aの膨出部は、大きな貫通孔1dから下方に露出して、ケース1の底壁部1aと面一、あるいは、底壁部1aから突出した構成となっている。
【0016】
また、熱伝導性が良く、且つ弾性のあるシート14は、例えばポリイミドフィルムの両面にアクリル系粘着材を塗布したもので、熱伝導部材2の、ケース1の大きな貫通孔1dから露出した表面に接着されて取り付けられている。
【0017】
プリント基板4は、貫通孔8と、導電パターン(図示せず)を有し、このプリント基板4の下面4aには、ケーブルを接続するためのコネクタ5及び、発熱量の大きな発熱部品6等が設置され、また上面4bには、比較的発熱量の少ない電子部品7等が設置されている。
金属板から成る箱形の金属カバー9は、下面が開放され、上面に複数個の貫通孔10を有し、この金属カバー9は、上面4bの電子部品7を覆うようにプリント基板4に取り付けられ、金属カバー9により上面4bに設置された電子部品7が電気的にシールドされる構成となっている。
【0018】
また、プリント基板4は、発熱部品6の設置された下面4aを、ケース1の底壁部1aに対向させ、開口部1cを塞ぐようにケース1に載置され、そして、プリント基板4の貫通孔8に通したネジ11を、ケース1の凸部1kのネジ孔1mにねじ込むことにより、ケース1に取り付けられている。
そして、プリント基板4が、ケース1に取り付けられた状態では、熱伝導部材2は、プリント基板4の下面4aの発熱部品6を含む領域に対向すると共に、プリント基板4の下面4aに設けられた発熱部品6の表面には、熱伝導部材2の舌片2dが接触した状態となっている。
【0019】
そして、プリント基板4、及びシート14が接着された熱伝導部材2を取り付けられたケース1は、マザー基板12の導電パターン12aが形成された表面に載置され、ケース1はマザー基板12へ、ケース1の耳部1gの貫通孔1hに通したネジ13を、マザー基板12に設けられたネジ孔12bにねじ込みして、固定されている。
【0020】
上記のような構成を有する電子機器は、その使用時において、発熱部品6から発生した熱は、舌片2dを伝わり、熱伝導部材2の全体へと拡散し、そして熱伝導部材2に密着したシート14を介して、シート14に密着したマザー基板12の導電パターン12aへと放熱されるようになっている。即ち、発熱部品6からの熱は、熱伝導部材2から速やかにシート14、導電パターン12aを介してケース1の外部に放出され、ケース1の内部の温度上昇は抑えられるようになっている。
【0021】
なお、発熱部品6と、舌片2dの接触面には、シリコングリースを塗布しても良く、また、シート14はマザー基板12の導電パターン12aに接着しておいても良い。さらに、シートを使用せず、熱伝導部材2を導電パターン12aに直接当接させても良い。
【0022】
なお、熱伝導部材2は、ケース1の内部に収納される必要はなく、外部に取り付けられても良い。また、突起部1fの頭部は、加熱でなくとも圧力などにより潰しても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明の電子機器においては、ケース1に収納された発熱部品6に熱伝導部材2が接触した状態で、ケース1の、熱伝導部材2に対向する面から上方に向かい突出した複数個の突起部1fを、熱伝導部材2に設けられた複数個の貫通孔2cを貫通させ、熱伝導部材2をケース1に当接した状態で、突起部1fの、熱伝導部材2から突出した頭部を加熱などにより潰すことにより、突起部1fの頭部で熱伝導部材2をケース1に圧接して固定する構成としたので、熱伝導部材2のガタツキがなく、ガタツキ音のない、製品価値の高い電子機器が提供できる。また、従来のように舌片22と発熱部品26との摩擦による発熱部品26の破損がなく、長寿命の電子機器を提供できる。さらに、ケース1と熱伝導部材2の接合に要する体積が小さいので、小型の電子機器を提供できる。
また、発熱部品6に接触した熱伝導部材2を、マザー基板の表面に形成された導電パターンに当接させることにより、発熱部品6からの熱は、導電パターンに放熱され、ケース1内の温度は上昇することなく、温度上昇による電子部品の性能劣化のない信頼性の高い電子機器が提供できる。
また、本発明の電子機器において、熱伝導部材2とマザー基板12の導電パターン12aの間に、熱伝導性が良く、且つ弾性のあるシート14を介在させることにより、シート14と熱伝導部材2間、及びシート14と導電パターン12a間を隙間を隙間なく密着させることができ、発熱部品6の熱の導電パターン12aへの放熱効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一部を分解して示す斜視図。
【図2】本発明の電子機器の要部の断面図。
【図3】従来の電子機器の斜視図。
【図4】従来の電子機器の一部を分解して示す斜視図。
【図5】従来の電子機器の要部の断面図。
【符号の説明】
1 ケース
1a 底壁部
1b 側壁部
1c 開口部
1d 大きな貫通孔
1e ケーブルを引き出すための貫通孔
1f 突起部
1g 耳部
1h 貫通孔
1k 凸部
1m ネジ孔
1n 金属膜
2 熱伝導部材
2a 平板部
2b 突出部
2c 貫通孔
2d 舌片
3 貫通孔
4 プリント基板
4a 下面
4b 上面
5 コネクタ
6 発熱部品
7 電子部品
8 貫通孔
9 金属カバー
10 貫通孔
11 ネジ
12 マザー基板
12a 導電パターン
12b ネジ孔
13 ネジ
14 シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、携帯電話機に用いられる送受信ユニット等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3から図5に従って従来の電子機器を説明すると、図3は従来の電子機器の斜視図、図4は従来の電子機器の一部を分解して示す斜視図、図5は従来の電子機器の要部断面図である。
これらの図において、プラスチック材料で成形されたケース21は、底壁部21aと、四つの側壁部21bと、底壁部21aに対向して上方が開放した開口部21cと、底壁部21aに設けられた大きなきな貫通孔21dと、ケーブルを引き出す貫通孔21eと、大きな貫通孔21dの外周部の数カ所に設けられ、大きな貫通孔21dに向かって凹部をもつL字状の爪部21fと、底壁部21aと同一面で、側壁部21bの外側に位置する角部に設けられた耳部21gと、耳部21gの中央に設けられた貫通孔21hと、側壁部21bに設けられた内方に突出する凸部21kと、凸部21k中央に設けられたネジ孔21mと、ケース21の表面全面に、メッキ等の手段によって被着された金属膜21nとを有している。
【0003】
金属板からなる矩形状の熱伝導部材22は、平板部22aと、平板部22aの数カ所において、一部を切り欠いて上方に切り起こされた舌片22dと、平板部22aに設けられた複数の貫通孔23とを有している。
【0004】
熱伝導部材22は、舌片22dの切り起こされた方向を上方に向けて、ケース21の内部に収納され、L字状の爪部21fの凹部に、平板部22の外周部を掛け止めして取り付けられ、平板部22aによって、ケース21の大きな貫通孔21dを塞ぐようになっている。
このとき、ケース21の爪部21fと熱伝導部材22の間には、爪部21fの凹部の高さと熱伝導部材22の厚さとの間において上下方向の遊びがあり、また、大きな貫通孔21dを挟んで対向する爪部21f間の距離と熱伝導板22の幅のとの間において、横方向の遊びがあり、このため、熱伝導部材22は、ケース21に対して、その遊び分、上下、横方向にガタツキが生ずる。
【0005】
プリント基板24は、貫通孔28と、導電パターン(図示せず)を有し、このプリント基板24の下面24aには、ケーブルを接続するためのコネクタ25及び、発熱量の大きな発熱部品26等が設置され、また上面24bには、比較的発熱量の少ない電子部品27等が設置されている。
金属板から成る箱形の金属カバー29は、下面が開放され、上面に複数個の貫通孔30を有し、この金属カバー29は、上面24bの電子部品27を覆うようにプリント基板24に取り付けられ、金属カバー29により上面24bに設置された電子部品27が電気的にシールドされる構成となっている。
【0006】
また、プリント基板24は、発熱部品26の設置された下面24aを、ケース21の底壁部21aに対向させ、開口部21cを塞ぐようにケース21に載置され、そして、プリント基板24の貫通孔28に通したネジ31を、ケース21の凸部21kのネジ孔21mにねじ込むことにより、ケース21に取り付けられている。
そして、プリント基板24が、ケース21に取り付けられた状態では、熱伝導部材22は、プリント基板24の下面24aの発熱部品26を含む領域に対向すると共に、プリント基板24の下面24aに設けられた発熱部品26の表面には、熱伝導部材22の舌片22dが接触状態となっている。
【0007】
そして、プリント基板24、及び熱伝導部材22を取り付けられたケース21は、マザー基板32の導電パターン32aが形成された表面に載置され、ケース21はマザー基板32へ、ケース21の耳部21gの貫通孔21hに通したネジ33を、マザー基板32に設けられたネジ孔32bにねじ込みして、固定されている。
【0008】
上記のような構成を有する電子機器は、その使用時において、発熱部品26から発生した熱は、発熱部品26の表面に接触した舌片22dを伝わり、熱伝導部材22の全体へと拡散し、そして、熱伝導部材22から放熱されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子機器では、熱伝導部材22が、ケース21のL字状の爪部21fに掛け止めされて取り付けられているため、爪部21fと熱伝導部材22との間にガタツキを生じ、このため、電子機器の使用時における振動、衝撃等において、熱伝導部材22のガタツキ音が発生するという問題があった。また、熱伝導部材22のガタツキ時、舌片22dと発熱部品26の表面との摩擦により、発熱部品26が破損するという問題があった。また、爪部21fの占める体積により、ケース21内に設置される電子部品の配置が制限されたり、ケース21を大きくせざるを得なくなる問題があった。また、発熱部品26からの熱は、熱伝導部材22から、ケース21内の空気中に放熱されるため、熱がケース21内に滞留し、温度上昇により電子部品の性能劣化が引き起こされる問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第一の解決手段として、プリント基板と、該プリント基板上に設置された発熱部品と、前記プリント基板を取り付けて前記電子部品を収納する樹脂からなるケースと、該ケースに固定され、前記発熱部品と接触する金属板からなる熱伝導部材とを有し、前記ケースは、前記熱伝導部材に対向する面から垂直に突出した複数個の突起部を有し、前記熱伝導部材は、複数個の貫通孔を有し、前記突起部が、前記貫通孔に挿入され、前記ケースに前記熱伝導部材が載置された状態で、前記貫通孔から突出した前記突起部の頭部を潰して、前記熱伝導部材を前記頭部で前記ケースに圧接して固定する構成とした。
【0011】
また、第二の解決手段として、表面に導電パターンが形成されたマザー基板を有し、該マザー基板に、前記熱伝導部材が固定された前記ケースを取り付け、前記熱伝導部材を前記導電パターンに当接させる構成とした。
【0012】
また、第三の解決手段として、表面に導電パターンが形成されたマザー基板と、熱伝導性が良く、且つ弾性のあるシートを有し、前記シートは、前記ケースに固定された前記熱伝導部材の表面、あるいは前記導電パターンの表面に接着され、前記シートが前記導電パターンと前記熱伝導部材の間に介在するように、前記マザー基板を前記ケースを取り付け、前記熱伝導部材の熱を、前記熱伝導部材に接触した前記シートを介して、前記シートに接触した前記導電パターンに伝導するような構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1、及び図2において、本発明の電子部品を説明すると、図1は本発明の電子機器の一部を分解して示す斜視図、図2は本発明の電子機器の要部の断面図である。
これらの図において、プラスチック材料で成形されたケース1は、底壁部1aと、四つの側壁部1bと、底壁部1aに対向して上方が開放した開口部1cと、底壁部1aに設けられた大きなきな貫通孔1dと、ケーブルを引き出す貫通孔1eと、大きな貫通孔1dの外周部の数カ所に形成され、上方に向かって突出した突起部1fと、底壁部1aと同一面で、側壁部1bの外側に位置する角部に設けられた耳部1gと、耳部1gの中央に設けられた貫通孔1hと、側壁部1bに設けられた内方に突出する凸部1kと、凸部1k中央に設けられたネジ孔1mと、ケース1の表面全面に、メッキ等の手段によって被着された金属膜1nとを有している。
【0014】
金属板からなる矩形状の熱伝導部材2は、平板部2aと、平板部2aの外周の数カ所において、外側に突出して設けられた突出部2bと、突出部2bの中央に設けられた貫通孔2cと、平板部2aの数カ所において、一部を切り欠いて上方に切り起こされた舌片2dと、平板部2aに設けられた複数の貫通孔3とを有している。さらに、平板2の平板部2aは、ケース1の大きな貫通孔1dに合致した形状で下方に突出した膨出部を有し、また貫通孔3によって、熱伝導部材2の軽量化を計っている。
【0015】
熱伝導部材2は、舌片2dの切り起こされた方向を上方に向けて、ケース1の内部に収納され、熱伝導部材2の突出部2bの貫通孔2cに、ケース1の突起部1fを貫通させ、ケース1の大きな貫通孔1dを塞ぐように載置される。そして、熱伝導部材2がケース1に当接された状態で、突起部1fを加熱し、突起部1fの熱伝導部材2の上面に突出した頭部を潰すことにより、突起部1fの頭部により、熱伝導部材2はケース1に圧接されて固定される。そして、熱伝導部材2が取り付けられたとき、ケース1の大きな貫通孔1dの形状に一致するようにして形成された熱伝導部材2の平板部2aの膨出部は、大きな貫通孔1dから下方に露出して、ケース1の底壁部1aと面一、あるいは、底壁部1aから突出した構成となっている。
【0016】
また、熱伝導性が良く、且つ弾性のあるシート14は、例えばポリイミドフィルムの両面にアクリル系粘着材を塗布したもので、熱伝導部材2の、ケース1の大きな貫通孔1dから露出した表面に接着されて取り付けられている。
【0017】
プリント基板4は、貫通孔8と、導電パターン(図示せず)を有し、このプリント基板4の下面4aには、ケーブルを接続するためのコネクタ5及び、発熱量の大きな発熱部品6等が設置され、また上面4bには、比較的発熱量の少ない電子部品7等が設置されている。
金属板から成る箱形の金属カバー9は、下面が開放され、上面に複数個の貫通孔10を有し、この金属カバー9は、上面4bの電子部品7を覆うようにプリント基板4に取り付けられ、金属カバー9により上面4bに設置された電子部品7が電気的にシールドされる構成となっている。
【0018】
また、プリント基板4は、発熱部品6の設置された下面4aを、ケース1の底壁部1aに対向させ、開口部1cを塞ぐようにケース1に載置され、そして、プリント基板4の貫通孔8に通したネジ11を、ケース1の凸部1kのネジ孔1mにねじ込むことにより、ケース1に取り付けられている。
そして、プリント基板4が、ケース1に取り付けられた状態では、熱伝導部材2は、プリント基板4の下面4aの発熱部品6を含む領域に対向すると共に、プリント基板4の下面4aに設けられた発熱部品6の表面には、熱伝導部材2の舌片2dが接触した状態となっている。
【0019】
そして、プリント基板4、及びシート14が接着された熱伝導部材2を取り付けられたケース1は、マザー基板12の導電パターン12aが形成された表面に載置され、ケース1はマザー基板12へ、ケース1の耳部1gの貫通孔1hに通したネジ13を、マザー基板12に設けられたネジ孔12bにねじ込みして、固定されている。
【0020】
上記のような構成を有する電子機器は、その使用時において、発熱部品6から発生した熱は、舌片2dを伝わり、熱伝導部材2の全体へと拡散し、そして熱伝導部材2に密着したシート14を介して、シート14に密着したマザー基板12の導電パターン12aへと放熱されるようになっている。即ち、発熱部品6からの熱は、熱伝導部材2から速やかにシート14、導電パターン12aを介してケース1の外部に放出され、ケース1の内部の温度上昇は抑えられるようになっている。
【0021】
なお、発熱部品6と、舌片2dの接触面には、シリコングリースを塗布しても良く、また、シート14はマザー基板12の導電パターン12aに接着しておいても良い。さらに、シートを使用せず、熱伝導部材2を導電パターン12aに直接当接させても良い。
【0022】
なお、熱伝導部材2は、ケース1の内部に収納される必要はなく、外部に取り付けられても良い。また、突起部1fの頭部は、加熱でなくとも圧力などにより潰しても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明の電子機器においては、ケース1に収納された発熱部品6に熱伝導部材2が接触した状態で、ケース1の、熱伝導部材2に対向する面から上方に向かい突出した複数個の突起部1fを、熱伝導部材2に設けられた複数個の貫通孔2cを貫通させ、熱伝導部材2をケース1に当接した状態で、突起部1fの、熱伝導部材2から突出した頭部を加熱などにより潰すことにより、突起部1fの頭部で熱伝導部材2をケース1に圧接して固定する構成としたので、熱伝導部材2のガタツキがなく、ガタツキ音のない、製品価値の高い電子機器が提供できる。また、従来のように舌片22と発熱部品26との摩擦による発熱部品26の破損がなく、長寿命の電子機器を提供できる。さらに、ケース1と熱伝導部材2の接合に要する体積が小さいので、小型の電子機器を提供できる。
また、発熱部品6に接触した熱伝導部材2を、マザー基板の表面に形成された導電パターンに当接させることにより、発熱部品6からの熱は、導電パターンに放熱され、ケース1内の温度は上昇することなく、温度上昇による電子部品の性能劣化のない信頼性の高い電子機器が提供できる。
また、本発明の電子機器において、熱伝導部材2とマザー基板12の導電パターン12aの間に、熱伝導性が良く、且つ弾性のあるシート14を介在させることにより、シート14と熱伝導部材2間、及びシート14と導電パターン12a間を隙間を隙間なく密着させることができ、発熱部品6の熱の導電パターン12aへの放熱効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一部を分解して示す斜視図。
【図2】本発明の電子機器の要部の断面図。
【図3】従来の電子機器の斜視図。
【図4】従来の電子機器の一部を分解して示す斜視図。
【図5】従来の電子機器の要部の断面図。
【符号の説明】
1 ケース
1a 底壁部
1b 側壁部
1c 開口部
1d 大きな貫通孔
1e ケーブルを引き出すための貫通孔
1f 突起部
1g 耳部
1h 貫通孔
1k 凸部
1m ネジ孔
1n 金属膜
2 熱伝導部材
2a 平板部
2b 突出部
2c 貫通孔
2d 舌片
3 貫通孔
4 プリント基板
4a 下面
4b 上面
5 コネクタ
6 発熱部品
7 電子部品
8 貫通孔
9 金属カバー
10 貫通孔
11 ネジ
12 マザー基板
12a 導電パターン
12b ネジ孔
13 ネジ
14 シート
Claims (3)
- プリント基板と、該プリント基板上に設置された発熱部品と、前記プリント基板を取り付けて前記電子部品を収納する樹脂からなるケースと、該ケースに固定され、前記発熱部品と接触状態にある金属板からなる熱伝導部材とを有し、前記ケースは、前記熱伝導部材に対向する面から垂直に突出した複数個の突起部を有し、前記熱伝導部材は、複数個の貫通孔を有し、前記突起部が、前記貫通孔に挿入され、前記ケースに前記熱伝導部材が載置された状態で、前記貫通孔から突出した前記突起部の頭部を潰して、前記熱伝導部材を前記頭部で前記ケースに圧接して固定したことを特徴とする電子機器。
- 表面に導電パターンが形成されたマザー基板を有し、該マザー基板に、前記熱伝導部材が固定された前記ケースを取り付け、前記熱伝導部材を前記導電パターンに当接させたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 表面に導電パターンが形成されたマザー基板と、熱伝導性が良く、且つ弾性のあるシートを有し、前記シートは、前記ケースに固定された前記熱伝導部材の表面、あるいは前記導電パターンの表面に接着され、前記シートが前記導電パターンと前記熱伝導部材の間に介在するように、前記マザー基板を前記ケースを取り付け、前記熱伝導部材の熱を、前記熱伝導部材に接触した前記シートを介して、前記シートに接触した前記導電パターンに伝導することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
Priority Applications (4)
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1998
- 1998-07-10 JP JP19570398A patent/JP3601980B2/ja not_active Expired - Fee Related
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