JPH08178333A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH08178333A JPH08178333A JP6325113A JP32511394A JPH08178333A JP H08178333 A JPH08178333 A JP H08178333A JP 6325113 A JP6325113 A JP 6325113A JP 32511394 A JP32511394 A JP 32511394A JP H08178333 A JPH08178333 A JP H08178333A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- blowing
- duct
- air conditioner
- blowout
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井衝突型分流構造をもつ天井埋込形空気調
和機のファン吹き出し口から吹き出された流れは天板に
鋭角的に衝突し、左右に分流されるため、衝突による空
気通路の圧力損失が大きい。また、天板近傍の流れの乱
れも大きいため送風音も大きい。これを改善する。 【構成】 ファン吹き出し口に形状が漸次広がるベルマ
ウス状のガイドを取付ける。そうすると、ファン吹き出
し口から吹き出された流れはベルマウス状のガイドに添
うように拡散するため、天板への衝突角度がゆるくな
り、衝突による圧力損失が小さくなるため、同一風量あ
たりのファン回転数が低くなる。また流れの乱れも小さ
くなるため、送風音も小さくなる。さらにベルマウス状
のガイドにより渦は整流されて、熱交換器通過速度は均
一化し、熱交換器の有効利用度は向上する。また空気通
路の圧力損失が小さくなり、送風音も小さくなる。
和機のファン吹き出し口から吹き出された流れは天板に
鋭角的に衝突し、左右に分流されるため、衝突による空
気通路の圧力損失が大きい。また、天板近傍の流れの乱
れも大きいため送風音も大きい。これを改善する。 【構成】 ファン吹き出し口に形状が漸次広がるベルマ
ウス状のガイドを取付ける。そうすると、ファン吹き出
し口から吹き出された流れはベルマウス状のガイドに添
うように拡散するため、天板への衝突角度がゆるくな
り、衝突による圧力損失が小さくなるため、同一風量あ
たりのファン回転数が低くなる。また流れの乱れも小さ
くなるため、送風音も小さくなる。さらにベルマウス状
のガイドにより渦は整流されて、熱交換器通過速度は均
一化し、熱交換器の有効利用度は向上する。また空気通
路の圧力損失が小さくなり、送風音も小さくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ファン吹出口から吹
き出された空気流を一旦天板部下面に衝突させた後に熱
交換器側水平方向に流すようにした送風構造を有する空
気調和機に関するものである。
き出された空気流を一旦天板部下面に衝突させた後に熱
交換器側水平方向に流すようにした送風構造を有する空
気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば空気調和室の天井面側に吸い込み
口と吹き出し口とをそれぞれ持つ天井埋め込み形の空気
調和機では、図7および図8に示すように、室内の空気
が空気調和機本体の下部中央側の吸い込み口3から機内
のシロツコファン等遠心ファン4へ吸い込まれ、該遠心
ファン4のファンハウジング4a上部の空気吹出ダクト
4bの空気吹き出し口4cから吹き出され、一旦天板6に
衝突した後左右に分流されて送風通路10a,10bから
同左右の熱交換器5a,5bに供給される。そして、該熱
交換器5a,5bを通過して熱交換された空気が室内側空
気吹出通路11a,11bを経て室内側空気吹き出し口7
a,7bから空気調和室内へと戻される構造になっている
(例えば特開平2−143034号公報参照)。
口と吹き出し口とをそれぞれ持つ天井埋め込み形の空気
調和機では、図7および図8に示すように、室内の空気
が空気調和機本体の下部中央側の吸い込み口3から機内
のシロツコファン等遠心ファン4へ吸い込まれ、該遠心
ファン4のファンハウジング4a上部の空気吹出ダクト
4bの空気吹き出し口4cから吹き出され、一旦天板6に
衝突した後左右に分流されて送風通路10a,10bから
同左右の熱交換器5a,5bに供給される。そして、該熱
交換器5a,5bを通過して熱交換された空気が室内側空
気吹出通路11a,11bを経て室内側空気吹き出し口7
a,7bから空気調和室内へと戻される構造になっている
(例えば特開平2−143034号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構造の
空気調和機では、遠心ファン4の空気吹き出し口4cか
ら吹き出された流れは天板6に対して鋭角的に衝突して
左右に分流されるようになっているため、衝突による空
気通路の圧力損失が大きい。また、天板6近傍の流れの
乱れも大きいため送風音も大きい。また熱交換器5a,5
bの上流側(1次側)にできる渦により、空気流の熱交換
器通過速度が不均一になる。その結果、熱交換器の有効
利用度が悪く、空気通路の圧力損失も大きい等の問題が
ある。
空気調和機では、遠心ファン4の空気吹き出し口4cか
ら吹き出された流れは天板6に対して鋭角的に衝突して
左右に分流されるようになっているため、衝突による空
気通路の圧力損失が大きい。また、天板6近傍の流れの
乱れも大きいため送風音も大きい。また熱交換器5a,5
bの上流側(1次側)にできる渦により、空気流の熱交換
器通過速度が不均一になる。その結果、熱交換器の有効
利用度が悪く、空気通路の圧力損失も大きい等の問題が
ある。
【0004】これらは、上記遠心ファン4の空気吹出口
4cの口縁部13a〜13dの各々が直角に形成されてい
て、水平方向への空気流ガイド機能がなく、それらの各
エッジ部で流れの剥離を生じ易いためであると考えられ
る。
4cの口縁部13a〜13dの各々が直角に形成されてい
て、水平方向への空気流ガイド機能がなく、それらの各
エッジ部で流れの剥離を生じ易いためであると考えられ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の問題
を解決することを目的としてなされたものであって、該
目的を達成するために次のような有効な課題解決手段を
備えて構成されている。
を解決することを目的としてなされたものであって、該
目的を達成するために次のような有効な課題解決手段を
備えて構成されている。
【0006】すなわち、本願発明の空気調和機は、例え
ば図1および図2に示すように、左右2組の熱交換器5
a,5bの間に、ファンハウジング4aを介して下方側に空
気吸込口3を、上方側に空気吹出ダクト4bを持つ遠心
ファン4を設けてなる天井埋込形の空気調和機におい
て、上記空気吹出ダクト4bの空気吹出口縁部13a,1
3bに空気吹出側にアール面形状をもつ吹出風ガイド1
4a,14bを設けて構成されている。
ば図1および図2に示すように、左右2組の熱交換器5
a,5bの間に、ファンハウジング4aを介して下方側に空
気吸込口3を、上方側に空気吹出ダクト4bを持つ遠心
ファン4を設けてなる天井埋込形の空気調和機におい
て、上記空気吹出ダクト4bの空気吹出口縁部13a,1
3bに空気吹出側にアール面形状をもつ吹出風ガイド1
4a,14bを設けて構成されている。
【0007】また、本願発明の空気調和機は、同構成に
おいて、上記吹出風ガイド14a,14bが、上記空気吹
出ダクト4bの空気吹出口縁部の熱交換器側に位置して
相対向する2つの縁部13a,13bに設けられるか、又
は同空気吹出口縁部の四方の各縁部13a,13b,13c,
13dに対して設けることによって構成される。
おいて、上記吹出風ガイド14a,14bが、上記空気吹
出ダクト4bの空気吹出口縁部の熱交換器側に位置して
相対向する2つの縁部13a,13bに設けられるか、又
は同空気吹出口縁部の四方の各縁部13a,13b,13c,
13dに対して設けることによって構成される。
【0008】さらに、又本願発明の空気調和機は、上記
構成における各吹出風ガイド14a,14b,14c,14d
が、上記空気吹出ダクト4bと別体に、又は一体にして
形成される。
構成における各吹出風ガイド14a,14b,14c,14d
が、上記空気吹出ダクト4bと別体に、又は一体にして
形成される。
【0009】
【作用】従って、以上の構成では、上記遠心ファン4が
駆動されると、従来同様に上記下方側空気吸込口3から
室内空気が吸い込まれ、当該遠心ファン4の上方側空気
吹出ダクト4bの空気吹出口から天板の下面方向に吹出
されるが、上述のように同空気吹出口の熱交換器5a,5
b側に位置して相対向する縁部13a,13b、又は四方の
各縁部13a,13b,13c,13dの部分には吹出側拡散
方向に円弧状にひろがるアール面を有した例えばベルマ
ウス状の吹出風ガイド14a,14b又は14a,14b,1
4c,14dが設けられているので、同空気吹出口より吹
き出された空気流がスムーズに熱交換器5a,5b側方向
に拡散するようにガイドされる。その結果、天板下面の
衝突角度が従来に比べて緩やかになり、圧力損失が小さ
くなる。また、熱交換器5a,5bの上流側(1次側)天板
近傍の渦が整流されて、熱交換器を通る空気流の通過速
度が均一になり、熱交換効率が向上し、空気通路の圧力
損失が小さくなる。さらに、その結果、空気流全体の乱
れも小さくなる。
駆動されると、従来同様に上記下方側空気吸込口3から
室内空気が吸い込まれ、当該遠心ファン4の上方側空気
吹出ダクト4bの空気吹出口から天板の下面方向に吹出
されるが、上述のように同空気吹出口の熱交換器5a,5
b側に位置して相対向する縁部13a,13b、又は四方の
各縁部13a,13b,13c,13dの部分には吹出側拡散
方向に円弧状にひろがるアール面を有した例えばベルマ
ウス状の吹出風ガイド14a,14b又は14a,14b,1
4c,14dが設けられているので、同空気吹出口より吹
き出された空気流がスムーズに熱交換器5a,5b側方向
に拡散するようにガイドされる。その結果、天板下面の
衝突角度が従来に比べて緩やかになり、圧力損失が小さ
くなる。また、熱交換器5a,5bの上流側(1次側)天板
近傍の渦が整流されて、熱交換器を通る空気流の通過速
度が均一になり、熱交換効率が向上し、空気通路の圧力
損失が小さくなる。さらに、その結果、空気流全体の乱
れも小さくなる。
【0010】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の空気調和機によ
ると、遠心ファンの空気吹き出し口から吹き出された空
気の流れがアール面形状の吹出風ガイドに添うように拡
散するため、天板への衝突角度がゆるくなり、衝突によ
る圧力損失が小さくなる。その結果、同一風量あたりの
ファン回転数が低くなる。又空気の流れの乱れも小さく
なるため、送風騒音も小さくなる。
ると、遠心ファンの空気吹き出し口から吹き出された空
気の流れがアール面形状の吹出風ガイドに添うように拡
散するため、天板への衝突角度がゆるくなり、衝突によ
る圧力損失が小さくなる。その結果、同一風量あたりの
ファン回転数が低くなる。又空気の流れの乱れも小さく
なるため、送風騒音も小さくなる。
【0011】さらに、アール面形状の吹出風ガイドによ
り天板近傍の渦が整流され、熱交換器通過速度が均一化
し、熱交換器の有効利用度が向上する。また空気通路の
圧力損失も小さくなり、それにより送風騒音も小さくな
る。そして、上記のように圧力損失が小さくなる結果、
空気調和機本体のコンパクト化も図れられる。
り天板近傍の渦が整流され、熱交換器通過速度が均一化
し、熱交換器の有効利用度が向上する。また空気通路の
圧力損失も小さくなり、それにより送風騒音も小さくな
る。そして、上記のように圧力損失が小さくなる結果、
空気調和機本体のコンパクト化も図れられる。
【0012】
【実施例】図1〜図4は、本願発明の実施例に係る空気
調和機の構造を示している。
調和機の構造を示している。
【0013】図中符号1は、下面吸込式の天井埋込形空
気調和機本体であり、該空気調和機本体1の本体ケーシ
ング2には、その中央部側下面部にグリル部3aを介し
て室内に連通された後述する遠心ファン4の空気吸込口
3が形成されている。
気調和機本体であり、該空気調和機本体1の本体ケーシ
ング2には、その中央部側下面部にグリル部3aを介し
て室内に連通された後述する遠心ファン4の空気吸込口
3が形成されている。
【0014】一方、該本体ケーシング2内の上記空気吸
込口3の上方部には送風機として遠心ファン(シロッコ
ファン)4が設置されている。該遠心ファン4は、その
風胴部(ファンハウジング部)4aの一側寄りに形成され
た空気吹出ダクト4bを上記本体ケーシング2の上方側
天板6の方向に向けて斜め開口させた状態で収納されて
いる。
込口3の上方部には送風機として遠心ファン(シロッコ
ファン)4が設置されている。該遠心ファン4は、その
風胴部(ファンハウジング部)4aの一側寄りに形成され
た空気吹出ダクト4bを上記本体ケーシング2の上方側
天板6の方向に向けて斜め開口させた状態で収納されて
いる。
【0015】そして、上記空気吹出ダクト4bの熱交換
器5a,5b側に位置して相対向する左右開口縁部13a,
13bには、空気吹出側左右拡散方向に円弧状にひろが
るアール面形状をもったベルマウス状の吹出風ガイド1
4a,14bが設けられている。
器5a,5b側に位置して相対向する左右開口縁部13a,
13bには、空気吹出側左右拡散方向に円弧状にひろが
るアール面形状をもったベルマウス状の吹出風ガイド1
4a,14bが設けられている。
【0016】該吹出風ガイド14a,14bは、例えば上
記空気吹出ダクト4bに対して別体構造のものを接合固
定することによって取付けられている。
記空気吹出ダクト4bに対して別体構造のものを接合固
定することによって取付けられている。
【0017】また符号5a,5bは上記遠心ファン4の上
記空気吹出ダクト4bの開口面の水平方向左右に位置し
て設置され、各々上部にドレンパンを有する熱交換器支
持台8a,8b上に支持されている左右一対の熱交換器で
ある。
記空気吹出ダクト4bの開口面の水平方向左右に位置し
て設置され、各々上部にドレンパンを有する熱交換器支
持台8a,8b上に支持されている左右一対の熱交換器で
ある。
【0018】さらに、符号7a,7bは、上記遠心ファン
4の上記空気吹出ダクト4bから吹き出された空気が一
旦上記天板6の下面6aに衝突し、送風通路10a,10b
を通り上記熱交換器5a,5bを介して熱交換された後に
空気吹出通路11a,11bを経て室内側に吹き出される
左右一対の室内側空気吹出口(室内側空気吹出グリル)で
あり、該室内側空気吹出口7a,7bは上記空気調和機1
の本体ケーシング2の下面部左右両側に風向変更板12
a,12bを備えて形成されている。
4の上記空気吹出ダクト4bから吹き出された空気が一
旦上記天板6の下面6aに衝突し、送風通路10a,10b
を通り上記熱交換器5a,5bを介して熱交換された後に
空気吹出通路11a,11bを経て室内側に吹き出される
左右一対の室内側空気吹出口(室内側空気吹出グリル)で
あり、該室内側空気吹出口7a,7bは上記空気調和機1
の本体ケーシング2の下面部左右両側に風向変更板12
a,12bを備えて形成されている。
【0019】従って、以上の構成では、上記遠心ファン
4が駆動されると、上記下方側空気吸込口3から室内空
気が矢印で示すように吸い込まれた後に、当該遠心ファ
ン4の空気吹出ダクト4bの空気吹出口から、本体ケー
シング2上部の天板6の下面6a方向に吹出されるが、
本実施例では上述のように同空気吹出口の熱交換器5a,
5b側左右開口縁部13a,13bの部分に空気吹出側左右
拡散方向に円弧状にひろがるアール面形状をもったベル
マウス状の吹出風ガイド14a,14bが設けられている
ので、同空気吹出口より吹き出された空気流がスムーズ
に左右熱交換器5a,5b方向に拡散するようにガイドさ
れる。その結果、天板6下面6aへの衝突角度が従来に
比べて緩やかになり、圧力損失が小さくなる。また、熱
交換器5a,5bの上流側(1次側)の渦が整流されて、熱
交換器5a,5bの空気流通過速度が均一になって、熱交
換効率が向上し、空気通路の圧力損失が小さくなる。こ
れらの効果により、同一風量あたりのファン回転数が低
くなる。さらに、天板下部の空気流の乱れも小さくなる
ために、騒音も小さくなる。さらに上記のように空気通
路の圧力損失が小さくなるために、空気調和機自体のコ
ンパクト化が図れる。そして、その後、同吹出風は熱交
換器5から空気吹出通路11a,11bを経て上記室内側
空気吹出口7a,7bより室内に吹き出される。
4が駆動されると、上記下方側空気吸込口3から室内空
気が矢印で示すように吸い込まれた後に、当該遠心ファ
ン4の空気吹出ダクト4bの空気吹出口から、本体ケー
シング2上部の天板6の下面6a方向に吹出されるが、
本実施例では上述のように同空気吹出口の熱交換器5a,
5b側左右開口縁部13a,13bの部分に空気吹出側左右
拡散方向に円弧状にひろがるアール面形状をもったベル
マウス状の吹出風ガイド14a,14bが設けられている
ので、同空気吹出口より吹き出された空気流がスムーズ
に左右熱交換器5a,5b方向に拡散するようにガイドさ
れる。その結果、天板6下面6aへの衝突角度が従来に
比べて緩やかになり、圧力損失が小さくなる。また、熱
交換器5a,5bの上流側(1次側)の渦が整流されて、熱
交換器5a,5bの空気流通過速度が均一になって、熱交
換効率が向上し、空気通路の圧力損失が小さくなる。こ
れらの効果により、同一風量あたりのファン回転数が低
くなる。さらに、天板下部の空気流の乱れも小さくなる
ために、騒音も小さくなる。さらに上記のように空気通
路の圧力損失が小さくなるために、空気調和機自体のコ
ンパクト化が図れる。そして、その後、同吹出風は熱交
換器5から空気吹出通路11a,11bを経て上記室内側
空気吹出口7a,7bより室内に吹き出される。
【0020】今、実験データにより、該本実施例の構成
による空気調和機の同一送風量当りの回転数低減効果と
騒音低減効果とを前述した図7、図8の従来例の構成と
対比して示すと、図5、図6のようになり、本実施例の
空気調和機の構成の有効性が立証される。
による空気調和機の同一送風量当りの回転数低減効果と
騒音低減効果とを前述した図7、図8の従来例の構成と
対比して示すと、図5、図6のようになり、本実施例の
空気調和機の構成の有効性が立証される。
【0021】(他の実施例)なお、上記実施例の構成で
は、空気吹出風ガイド14a,14bを遠心ファン4の空
気吹出ダクト4bの空気吹出口の四方の開口縁部の内の
左右の熱交換器5a,5b側に位置して相対向する2つの
縁部13a,13bにのみ設けるようにしたが、これは例
えば他の実施例として図3に示すように上記四方の開口
縁部13a,13b,13c,13dの四方のもの全てに設け
てもよく(14a〜14d)、又例えば図4に示すように左
右熱交換器5a,5b側縁部13a,13bのものを全体とし
て前後両端間に連続させることによって形成するように
しても良い。
は、空気吹出風ガイド14a,14bを遠心ファン4の空
気吹出ダクト4bの空気吹出口の四方の開口縁部の内の
左右の熱交換器5a,5b側に位置して相対向する2つの
縁部13a,13bにのみ設けるようにしたが、これは例
えば他の実施例として図3に示すように上記四方の開口
縁部13a,13b,13c,13dの四方のもの全てに設け
てもよく(14a〜14d)、又例えば図4に示すように左
右熱交換器5a,5b側縁部13a,13bのものを全体とし
て前後両端間に連続させることによって形成するように
しても良い。
【0022】また、それらの各々は上述したようにファ
ンハウジングの空気吹出ダクト4b部と別体構造にして
接合する構成に限らず、一体成形により形成しても良い
ことは言うまでもない。
ンハウジングの空気吹出ダクト4b部と別体構造にして
接合する構成に限らず、一体成形により形成しても良い
ことは言うまでもない。
【図1】図1は、本願発明の実施例に係る天井埋込形空
気調和機の構成を示す断面図である。
気調和機の構成を示す断面図である。
【図2】図2は、同図1のB−B断面図である。
【図3】図3は、本願発明の他の実施例に係る天井埋込
形空気調和機本体の要部の斜視図である。
形空気調和機本体の要部の斜視図である。
【図4】図4は、本願発明のさらに他の実施例に係る天
井埋込形空気調和機本体の要部の斜視図である。
井埋込形空気調和機本体の要部の斜視図である。
【図5】図5は、上記本願発明の実施例に係る天井埋込
形空気調和機の同一風量下での回転数低減効果を従来例
と対比して示すグラフである。
形空気調和機の同一風量下での回転数低減効果を従来例
と対比して示すグラフである。
【図6】図6は、上記本願発明の実施例に係る天井埋込
形空気調和機の同一風量下での騒音低減効果を従来例と
対比して示すグラフである。
形空気調和機の同一風量下での騒音低減効果を従来例と
対比して示すグラフである。
【図7】図7は、従来例に係る天井埋込形空気調和機の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図8】図8は、同図7のA−A断面図である。
1は天井埋込形空気調和機本体、2は本体ケーシング、
3は空気吸込口、4は遠心ファン、4bは空気吹出ダク
ト、5a,5bは熱交換器、6は天板、10a,10bは送風
通路、13a,13b,13c,13dは空気吹出口縁部、1
4a,14b,14c,14dは吹出風ガイドである。
3は空気吸込口、4は遠心ファン、4bは空気吹出ダク
ト、5a,5bは熱交換器、6は天板、10a,10bは送風
通路、13a,13b,13c,13dは空気吹出口縁部、1
4a,14b,14c,14dは吹出風ガイドである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 13/32 G10K 11/16
Claims (5)
- 【請求項1】 左右2組の熱交換器(5a),(5b)の間
に、ファンハウジング(4a)を介して下方側に空気吸込
口(3)を、上方側に空気吹出ダクト(4b)を持つ遠心フ
ァン(4)を設けてなる天井埋込形の空気調和機におい
て、上記空気吹出ダクト(4b)の空気吹出口縁部(13
a),(13b)に空気吹出側にアール面形状をもつ吹出風ガ
イド(14a),(14b)を設けたことを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項2】 吹出風ガイド(14a),(14b)は、空気
吹出ダクト(4b)の空気吹出口縁部の熱交換器(5a),(5
b)側に位置して相対向する2つの縁部(13a),(13b)
に設けられていることを特徴とする請求項1記載の空気
調和機。 - 【請求項3】 吹出風ガイド(14a),(14b)は、空気
吹出ダクト(4b)の空気吹出口縁部の各縁部(13a),(1
3b),(13c),(13d)に設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項4】 吹出風ガイド(14a),(14b),(14c),
(14d)は、空気吹出ダクト(4b)と別体に形成されてい
ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の空気調和
機。 - 【請求項5】 吹出風ガイド(14a),(14b),(14c),
(14d)は、空気吹出ダクト(4b)と一体に形成されてい
ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の空気調和
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6325113A JPH08178333A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6325113A JPH08178333A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08178333A true JPH08178333A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18173256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6325113A Pending JPH08178333A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH08178333A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7441588B2 (en) * | 2003-01-23 | 2008-10-28 | Daikin Industries, Ltd. | Heat exchanger unit |
CN103486072A (zh) * | 2012-06-12 | 2014-01-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 离心风机部件及空调器 |
CN110486799A (zh) * | 2019-08-15 | 2019-11-22 | 海信(山东)空调有限公司 | 一种嵌入式空调 |
WO2023159949A1 (zh) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调室内机及其导风装置 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6325113A patent/JPH08178333A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7441588B2 (en) * | 2003-01-23 | 2008-10-28 | Daikin Industries, Ltd. | Heat exchanger unit |
CN103486072A (zh) * | 2012-06-12 | 2014-01-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 离心风机部件及空调器 |
CN110486799A (zh) * | 2019-08-15 | 2019-11-22 | 海信(山东)空调有限公司 | 一种嵌入式空调 |
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WO2023159949A1 (zh) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调室内机及其导风装置 |
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