JP3107319B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP3107319B2
JP3107319B2 JP03288622A JP28862291A JP3107319B2 JP 3107319 B2 JP3107319 B2 JP 3107319B2 JP 03288622 A JP03288622 A JP 03288622A JP 28862291 A JP28862291 A JP 28862291A JP 3107319 B2 JP3107319 B2 JP 3107319B2
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suction
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啓之 真隅
隆幸 宮本
光一 長友
正彦 安井
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Takenaka Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
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Takenaka Corp
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Ventilation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータに取り付けたフ
ァンの回転により空気を内部に取り込み、その空気を浄
化したり、香りをつけた後に外部に吹き出す空気清浄機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄機は、その構造から大体
2つのタイプに分けられる。1つは図3に示すように、
例えば照明器具21の両側にファンを内蔵した吸込部2
2と吹出部23とが分離して設けられ、吸込部22と吹
出部23との間をダクト24で結ぶ構造になっているも
のである。
【0003】他のタイプの空気清浄機は図4に示すよう
に、吸込口25と吹出口26とが前面側に一体化してい
るものである。本体内にはファン27が設けてある。
尚、図中の矢印は空気の流れを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
従来例においては、吹き出した空気をすぐ吸い込むとい
うショートサーキットがない利点があるものの、一体型
に比べて2倍のスペースが必要であり、またダクト工事
をしなければならないという問題がある。また、図4の
従来例においては、大きさはコンパクトで、図3のもの
と比べて施工が簡単になる。しかし、多くの場合、ファ
ン27を1つしか使用しないため、静圧損失が大きくな
りがちで、空気がスムーズに流れにくい。
【0005】また、空気をスムーズに流すために、吸込
口と吹出口の所に夫々ファンを取り付けるという方法も
ある。しかし、重量が重くなることと、コスト高になる
という点で実用的でない。本発明は上述の点に鑑みて提
供したものであって、大きなコストアップを招かず、コ
ンパクトであり、且つ空気清浄を効率的に行うことを目
的とした空気清浄機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファンの軸方
向の中点又は中点より外方任意の点を境にしてファンの
内側の羽根部と外側の羽根部との傾斜角度を互いに反対
側に折曲形成し、空気の吸い込みと吹き出しの流れを画
する隔壁を両羽根部の間の中点に対応して設けたもので
ある。
【0007】
【作 用】而して、ファンの内側の羽根部と外側の羽根
部との傾斜角度を互いに反対側に折曲形成して、ファン
の内側の羽根部と外側の羽根部とで空気の流れを互いに
逆方向に形成し、1つのファンの回転により空気の吸い
込みと吹き出しとを行うようにし、また、両羽根部の間
の中点に対応して隔壁を設けて、空気の吸い込みと吹き
出しの流れを画してショートサーキットとならないよう
にしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1に全体の構成を示し、本空気清浄機本体Aは
天井設置型の例を示している。本体Aは天井板1の開口
部に装着されるものであり、本実施例では本体Aの内側
を吸込口2とし、外側を吹出口3としている。
【0009】この本体Aの下面にはルーバ4が取り付け
られており、吸込口2に位置するルーバ4の羽根4aは
真下方向に配設され、吹出口3に位置するルーバ4の羽
根4bは外向きに傾斜して配設して、ショートサーキッ
トが起きないようにしてある。ルーバ4のすぐ上には吸
排気を行うためのファン5及びモータ6が設けられてい
る。すなわち、図2に示すように、モータ5のシャフト
7にファン5の中心が取り付けられており、ファン5の
軸方向の中点8を境にしてファン5の内側の羽根部5
a,5bと外側の羽根部5c,5dとの傾斜角度を互い
に反対側に折曲形成しているものである。尚、中点8の
位置を図2に示す位置より外方に形成するようにしても
良い。
【0010】つまり、通常のプロペラファンの羽根は羽
根部5aと5bだけであるが、羽根部5aの外側に羽根
部5bと同じ向きに傾斜した羽根部5cを形成し、ま
た、羽根部5bの外側に羽根部5aと同じ向きに傾斜し
た羽根部5dを形成している。このように構成すること
で、羽根部5a,5bが回転する範囲では吸い込み、羽
根部5c,5dが回転する範囲では吹き出し(排気)と
いう具合に1つのファン5で吸排気を行うことができる
ものである。
【0011】また、図1に示すように、この吸排気によ
る空気の流れが本体Aの内部でショートサーキットとな
らないように、羽根部5aと5cの境である中点8と、
羽根部5bと5dの境である中点8とに対応する部分に
隔壁9を設けている。そして、吸込口2から吹出口3ま
での空気の通路の途中には空気を清浄化するためのフィ
ルタ10が設けてある。
【0012】しかして、モータ6を駆動してファン5を
回転させると、羽根部5a,5bにより空気が吸込口2
より吸い込まれ、この吸い込まれた空気はフィルタ10
により清浄化される。そして、清浄化された空気は羽根
部5c,5dにより吹出口3より外部へ吹き出されるこ
とになる。ところで、モータ6を正逆回転可能なタイプ
のものを使用することにより、吸込風と吹出風の風路を
変えることができる。例えば、本体Aの真下に汚染源が
ある場合には、汚染源と吸込口2とが対応するように図
1に示すような風路とし、本体Aの周囲(離れた部分)
に汚染源がある場合は、図1の場合とは逆の風路として
使用する。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、ファンの軸方向
の中点又は中点より外方任意の点を境にしてファンの内
側の羽根部と外側の羽根部との傾斜角度を互いに反対側
に折曲形成し、空気の吸い込みと吹き出しの流れを画す
る隔壁を両羽根部の間の中点に対応して設けたものであ
るから、ファンの内側の羽根部と外側の羽根部との傾斜
角度を互いに反対側に折曲形成して、ファンの内側の羽
根部と外側の羽根部とで空気の流れを互いに逆方向に形
成し、1つのファンの回転により空気の吸い込みと吹き
出しとを行うことができるものであり、また、両羽根部
の間の中点に対応して隔壁を設けて、空気の吸い込みと
吹き出しの流れを画してショートサーキットとならない
ようにすることができるものであり、そのため、大きな
コストアップを招かず、従来と比べて省施工、省スペー
ス化を図ることができ、また、空気清浄を効率的に行え
ると共に、メンテナンスが容易となる効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】ファンの斜視図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【図4】他の従来例の斜視図である。
【符号の説明】 5 ファン 5a 羽根部 5b 羽根部 5c 羽根部 5d 羽根部 6 モータ 8 中点 9 隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長友 光一 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 安井 正彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−191519(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/42 F24F 7/00 F24F 7/007 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに取り付けたファンの回転により
    空気を内部に取り込み、その空気を浄化して外部に吹き
    出す空気清浄機において、ファンの軸方向の中点又は中
    点より外方任意の点を境にしてファンの内側の羽根部と
    外側の羽根部との傾斜角度を互いに反対側に折曲形成
    し、空気の吸い込みと吹き出しの流れを画する隔壁を両
    羽根部の間の中点に対応して設けたことを特徴とする空
    気清浄機。
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JP3575032B2 (ja) * 1993-05-28 2004-10-06 松下電工株式会社 空気清浄器及び空気清浄装置
JP5377765B2 (ja) * 2010-06-07 2013-12-25 俊孝 田中 気流拡散装置(拡散扇)及び空気調和機
EP3149336B1 (en) * 2014-05-30 2020-08-12 Almishari, Ibrahim System and method of a fan

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