JPS61104194A - 扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭あるいは事務所の送風、循環用に使用され
る扇風機に関する。

従来例の構成とその問題点 従来の扇風機は、第５図に示すように、軸流ファン１０
１の軸方向厚みｌが大きく、また軸流ファン１０１の後
面、つまり壁面側から空気を吸い込み、前方へ吹き出す
方式をとっていたために、壁面より扇風機を離して設置
する必要があり、壁面と扇風機前面までの距離ｍが大き
くなり、空間の有効利用ができなかった。

そこで、第６図に示すように、壁面に近づけて扇風機を
設置することが考えられ、るが、この場合には吸気の流
れが軸流ファン１０２の外周側面からしか流入しないた
め、吹き出し風量の減少、騒音増大等の性能低下を招く
という問題点があった。

発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消するもので、風量減
少、騒音増大等の性能低下を生じさせず壁面に密着して
設置できる扇風機を提供することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明の扇風機は、送風手段
である羽根車と、この羽根車を回転させる電動機と、こ
の電動機を固定する固定板と、この固定板と対向するよ
うに前記羽根車の外方周囲に位置し、かつ開口部を有し
た板とを備え、前記羽根車の羽根の外周部が吹き出し側
に曲折された形状を有し、前記板の開口部周囲をベルマ
ウス状に形成される構成としている。

以上の構成によれば、羽根車の羽根が吹き出し側に曲折
した形状であるため、外方周囲の空気を吸入し、開口部
から吹き出させることができる。

しかも、板の開口部周囲がベルマウス状に形成されてい
るため、空気の流れを外方周囲から開口部へと案内する
ことができる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。

第１図〜第３図において、電動機２を中央部に固定した
固定板１は壁面に密着させて取付けられている。固定板
１に固定した電動機２の回転軸には軸流型羽根車３が取
付けられ、この羽根車３の外方周囲に開口部がベルマウ
ス状である板４を設けている。また前記羽根車３の外周
部が吹き出し側に曲折した曲折部５を形成している。

上記構成において、電動機２の駆動により羽根車３が回
転すると吸込口６より吸い込まれた空気は、羽根車３の
外周部の曲折部６により流入される空気７と、羽根車３
の壁面側より流入される空気８とに分かれる。前記空気
７は、第４図に示すように羽根車３外周部の相対速度方
向と合致した曲折部６を有するため、極めて滑かに流入
し、乱流が発生しないため、騒音は増加しない。

また、吹き出し部あるいは吸込部に空気抵抗体が万−被
さっても、曲折部５により内方向流れが強いので、逆流
を発生することはない。

発明の効果 このように本発明によれば、羽根車の吸込口を外方周囲
に設け、内方向流れとし、かつ羽根車の外周部を吹き出
し側に曲折した形状とすることにより、風量低上、騒音
増大等の性能劣化を防ぎ、本体を壁面に密着して設置で
きる扇風機を可能にせしめるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の扇風機の側面図、第２図は
同扇風機の正面図、第３図は同扇風機の吸込流れを示す
側面図、第４図は同扇風機の羽根車の説明図、第６図は
従来例の扇風機の側面図、第６図は従来の他の実施例の
扇風機の側面図である０ １−・・・・・固定板、２・・・・・・電動機、３・・
・・・・軸流型羽根車、４・・・・・・ベルマウス状の
板、６・・・・・・羽根車の曲折部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図　　　　第２図 ｔＸ　３　図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風手段である羽根車と、この羽根車を回転させる電動
   機と、この電動機を固定する固定板と、この固定板と対
   向するように前記羽根車の外方周囲に位置し、かつ開口
   部を有した板とを備え、前記羽根車の羽根の外周部が吹
   き出し側に曲折された形状を有し、前記板の開口部周囲
   をベルマウス状に形成した扇風機。