JPH077600Y2 - インテークユニット - Google Patents
インテークユニットInfo
- Publication number
- JPH077600Y2 JPH077600Y2 JP1989044496U JP4449689U JPH077600Y2 JP H077600 Y2 JPH077600 Y2 JP H077600Y2 JP 1989044496 U JP1989044496 U JP 1989044496U JP 4449689 U JP4449689 U JP 4449689U JP H077600 Y2 JPH077600 Y2 JP H077600Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- intake unit
- suction port
- intake
- bell mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
インテークユニットに関する。
と吐出口とを有し、吸込口から空気を吸引して吐出方向
へ空気を送風するようにファンが内蔵されている。イン
テークユニットの吹出口は、クーラユニットもしくはダ
クトを介してヒータユニットに連結され、インテークユ
ニットから吐出された空気は、これらユニット内で空気
調和された後に車室内へ送風されるようになっている。
内気取入口を適宜連通可能となっており、インテークド
アを回動操作することにより車室外空気及び/又は車室
内空気をインテークユニット内に取入れることが可能に
なっている。
向くように車室内に取付けられるのが一般的であるが、
配置の都合等の理由から、たとえば第5図に示すよう
に、吸込口1が下方を向くようにインテークユニット2
が車室内に取付けられることがある。
どの水分がインテークユニット2内に侵入した時に、こ
の侵入した水分が吸込口1を構成するベルマウス3周辺
に溜まり溜水4となり、この溜水4が、ファン5の回転
により発生する圧力差によってベルマウス3を伝わり、
吸込口1から滴下する虞れがあった。
側へ水が侵入する虞れがあった。
回転によって発生する圧力差によってファンとベルマウ
ス端部との隙間に生じる風の逆流(渦)を防止するため
に、ベルマウスのファン側端部のリングを設けたものは
知られている。しかしながら、この公報に開示された技
術はファンとベルマウス端部との隙間に生じる風の逆流
を単に防止するための技術であり、ベルマウス周辺に溜
まる溜水を吸込口から滴下するのを有効に防止する技術
ではなかった。
り、吸込口が下方を向いているインテークユニットにお
いて、吸込口を構成するベルマウス周辺に溜まった溜水
が吸込口から滴下するのを有効に防止し得るインテーク
ユニットを提供することを目的とする。
出口とを有し、前記吸込口から空気を吸引して吐出口方
向へ送風するようにファンが内蔵され、前記吸込口が下
方を向くように配置されたインテークユニットにおい
て、前記吸込口を構成するベルマウスのファン側端部の
内径がファンブレードの内径と略同等以上であり、この
ベルマウスのファン側端部に、外径がファンブレードの
外径と略等しいリング板を、ファンの軸に略直角の面に
平行に形成したこを特徴とするインテークユニットであ
る。
は、ベルマウスのファン側端部の内径をファンブレート
の内径と略同等以上の寸法とし、このベルマウスのファ
ン側端に、外径がファンブレードの外径と略等しいリン
グ板を設けるようにしたため、ベルマウス周辺に溜まっ
た溜水が吸入口から流出するのを最小限にすることが可
能になる。
る。
概略断面図、第2図は第1図に示すII-II線に沿う矢視
図、第3図は本考案の他の実施例に係るインテークユニ
ットの概略断面図、第4図は同実施例に係るインテーク
ユニットの作用を示すグラフである。
クユニット10は、吸込口1と吐出口8とを有し、吸込口
1から空気を吸引して吐出口8方向へ送風するようにフ
ァン5を内蔵している。ファン5は、たとえばシロッコ
ファンもしくはラジアルファンであり、中央に配置され
たハブ11と、このハブ11の周囲に所定間隔で配置された
ファンブレード12とから成り、モータ13により回転駆動
されるようになっている。
はダクトを介してヒータユニットの吸込口が連結され、
インテークユニットで取入れた空気を所定温度に空気調
和した後に車室内へ吹出すようになっている。
適宜連通可能になっており、インテークドアを回動操作
することにより、車室外空気及び/又は車室内空気をイ
ンテークユニット10内に取入れ可能になっている。本考
案では、この吸込口1が下方を向くように、インテーク
ユニット10が車室内所定位置に取付けてある。
口1を構成するベルマウス14のファン側端部の内径Yiを
ファンブレード12の内径Xiと略同等以上の寸法となるよ
うにベルマウス14を成形してある。しかも、このベルマ
ウス14のファン側端部には、リング板15が、ファン11の
軸に略直角の面に平行に形成してある。このリング板15
の外径Yoは、ファンブレード12の外径Xoと略等しい寸法
となるように設定されている。このようなリング板15
は、ベルマウス14と一体に形成しても良いが、別体に形
成して後工程で接着しても良い。
込口1に設ける事で、後述するように、ベルマウス14周
辺部に溜まる溜水4が吸込口1から流出するのを最小限
にすることが可能になる。
く、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
ンテークユニット10aに本考案を適用することも可能で
ある。
る吸込口1の他に上方を向いている吸込口1aを有してお
り、ファン5aが回転すると、両吸込口1、1aから空気を
吸引し、吐出口8方向へ送風するようになっている。
内気取入口であり、「19」はこれら取入口17、18の開閉
を行なうインテークドアである。また、「20」、「21」
はそれぞれ上方空気切替箱部、下方空気切替箱部であ
る。
下方を向いている吸込口1を構成するベルマウス14に、
第1図に示す実施例と同様なリング板15を設けて本考案
を適用することが可能である。
を用いて、リング板15の外径を種々に変化させて実験を
行なった結果を第4図に示す。
出して下方空気切替箱部21内定部に溜まった水の残存量
を示し、横軸はリング板15の外径YOを示す。この場合に
おいて、ファンブレード12の外径Xoは一定(170mm)と
した。
の外径Yoがファンブレード12の外径Xo近傍となった場合
に、水の残存量が最小となり、本考案の効果が確認され
た。また、その際にファンの送風性能がそれ程低下する
こともないことが確認された。
のファン側端部の内径をファンブレードの内径と略同等
以上の寸法とし、このベルマウスのファン側端部に、外
径がファンブレードの外径と略等しいリング板を設ける
ようにしたため、ベルマウス周辺部に溜まった溜水が下
方を向いている吸込口から流出するのを最小限とするこ
とが可能になる。このため、吸込口が下方を向いてイン
テークユニットが配置される場合でも、このインテーク
ユニットから車室内へ水が侵入するのを有効に防止する
ことが可能になる。
概略断面図、第2図は第1に示すII-II線に沿う矢視
図、第3図は本考案の他の実施例に係るインテークユニ
ットの概略断面図、第4図は同実施例に係るインテーク
ユニットの作用を示すグラフ、第5図は従来のインテー
クユニットの概略断面図である。 1,1a…吸込口、2,10,10a…インテークユニット、3,14…
ベルマウス、4…溜水、5,5a…ファン、8…吐出口、15
…リング板。
Claims (1)
- 【請求項1】吸込口と吐出口とを有し、前記吸込口から
空気を吸引して吐出口方向へ送風するようにファンが内
蔵され、前記吸込口が下方を向くように配置されたイン
テークユニットにおいて、 前記吸込口を構成するベルマウスのファン側端部の内径
がファンブレードの内径と略同等以上であり、このベル
マウスのファン側端部に、外径がファンブレードの外径
と略等しいリング板を、ファンの軸に略直角の面に平行
に形成したことを特徴とするインテークユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989044496U JPH077600Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | インテークユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989044496U JPH077600Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | インテークユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02135700U JPH02135700U (ja) | 1990-11-13 |
| JPH077600Y2 true JPH077600Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31557853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989044496U Expired - Lifetime JPH077600Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | インテークユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077600Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI263735B (en) * | 2004-07-16 | 2006-10-11 | Delta Electronics Inc | Heat-dissipating device |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1989044496U patent/JPH077600Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02135700U (ja) | 1990-11-13 |
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Legal Events
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