JPH073040Y2 - プロペラファン - Google Patents

プロペラファン

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JPH073040Y2
JPH073040Y2 JP4639489U JP4639489U JPH073040Y2 JP H073040 Y2 JPH073040 Y2 JP H073040Y2 JP 4639489 U JP4639489 U JP 4639489U JP 4639489 U JP4639489 U JP 4639489U JP H073040 Y2 JPH073040 Y2 JP H073040Y2
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JP
Japan
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propeller
bell mouth
propeller fan
fin
rotation
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忠広 加藤
文男 近藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機に好適なプロペラファンに関する。
(従来の技術) 従来のプロペラファンの1例が第5図ないし第7図に示
されている。
第5図ないし第7図において、1はプロペラ、2は回転
軸、3は隔壁である。
隔壁3は回転軸2に直交する面上、即ち、プロペラの回
転面上に配置され、この隔壁3に穿設された開口4内に
プロペラ1が配置される。
回転軸2をモータ等で駆動することによってプロペラ1
は回転軸2の軸芯まわりに矢印方向に回転する。する
と、空気が一点鎖線矢印で示すように開口4内に吸入さ
れ、プロペラ1で付勢されて吹き出される。プロペラ1
の外周部、即ち、開口4の吸入側にはベルマウス5が形
成され、このベルマウス5によって空気は円滑にプロペ
ラ1に案内される。
(考案が解決しようとする課題) この種プロペラファンにおいては、その小型化を図るた
めベルマウス5の曲率Rを大きくすることができない。
従って、第7図に示すようにプロペラ1に吸入された空
気に巻き込み渦6が発生し、この巻き込み渦6は翼間流
れ7と干渉して乱れ8を発生させ、この乱れ8が騒音を
大きくするという不具合があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために提案されたものであ
って、その要旨とするところは、外周にベルマウスを有
するプロペラファンにおいて、前記ベルマウスの吸入側
にプロペラの回転面に対して略垂直で、かつ、プロペラ
の回転軸芯を通る面に対して所定の角度傾斜する複数の
ベルマウスフィンを周方向に沿って相互に所定の間隔を
隔てて配設するとともに上記ベルマウスフィンの高さを
上記ベルマウスの内周とプロペラの外端との間隔の3〜
5倍に設定したことを特徴とするプロペラファンにあ
る。
(作用) 本考案においては、上記構成を具えているため、空気は
複数のベルマウスフィンによってその流れ方向を規制さ
れ、かつ、ベルマウスに案内されてプロペラに吸入され
る。この結果、プロペラに吸入された空気から発生する
巻き込み渦が少なくなり、この巻き込み渦と翼間流れと
の干渉に基づく乱れも少なくなるので、この乱れに基づ
く騒音が低減する。
(実施例) 本考案の1実施例が第1図ないし第4図に示されてい
る。
第1図及び第2図に示すように、隔壁3にはベルマウス
5の吸込側に位置するように複数のベルマウスフィン10
が配設されている。このベルマウスフィン10はプロペラ
1の回転面に対して略垂直で、かつ、プロペラ1の回転
軸芯を通る面に対して所定の角度αだけ傾斜し、かつ、
周方向に沿って相互に所定の間隔を隔てて配置される。
そして、これらベルマウスフィン10の高さHはベルマウ
ス5の内径DBとプロペラ1の外端までの径DFとの間隙d
{=(DB−DF)/2}の3〜5倍に設定されている。更
に、傾斜角αはプロペラ1の回転軸芯を通る面に対して
50°<α<−40°の範囲内に入るように設定されてい
る。なお、αは第2図に示すようにプロペラ1の回転方
向に測った角度を+とし、逆方向に測ったものを−とし
ている。
第3図にはベルマウスフィンの高さHと間隙dとの比H/
dと相対騒音比(ベルマウスフィンを有する本考案のプ
ロペラファンの騒音とベルマウスフィンを有しない第5
図及び第6図に示す従来のプロペラファンの騒音との
比)との関係が示され、この実験結果から明らかなよう
にH/dが3〜5の範囲内で騒音が小さくなる。
第4図にはベルマウスフィン10の傾斜角αと相対騒音比
との関係が示され、この実験結果から明らかなように、
αが50°<α<−40°の範囲内で騒音を低減できる。
(考案の効果) 本考案においては、ベルマウスの吸入側にプロペラの回
転面に対して略垂直で、かつ、プロペラの回転軸芯を通
る面に対して所定の角度傾斜する複数のベルマウスフィ
ンを周方向に沿って相互に所定の間隔を隔てて配設する
とともに上記ベルマウスフィンの高さをベルマウスの内
周とプロペラの外端との間隙の3〜5倍に設定したた
め、プロペラに吸入された空気から発生する巻き込み渦
が少なくなり、この巻き込み渦と翼間流れとの干渉に基
づく乱れも少なくなるので、この乱れに基づく騒音が低
減する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の1実施例を示し、第1図
は部分的縦断面図、第2図は部分的正面図、第3図はベ
ルマウスフィンの高さとベルマウス内周とプロペラ外端
との間隙との比に対する相対比騒音レバルの変化を示す
線図、第4図はベルマウスフィンの傾斜角に対する相対
比騒音レベルの変化を示す線図である。第5図ないし第
7図は従来のプロペラファンの1例を示し、第5図は部
分的縦断面図、第6図は部分的正面図、第7図は翼間空
気流れと巻き込み渦と乱れとを模式的に示す図である。 プロペラ…1、回転軸…2、隔壁…3、開口…4、ベル
マウス…5、ベルマウスフィン…10

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周にベルマウスを有するプロペラファン
    において、前記ベルマウスの吸入側にプロペラの回転面
    に対して略垂直で、かつ、プロペラの回転軸芯を通る面
    に対して所定の角度傾斜する複数のベルマウスフィンを
    周方向に沿って相互に所定の間隔を隔てて配設するとと
    もに上記ベルマウスフィンの高さを上記ベルマウスの内
    周とプロペラの外端との間隙の3〜5倍に設定したこと
    を特徴とするプロペラファン。
JP4639489U 1989-04-20 1989-04-20 プロペラファン Expired - Fee Related JPH073040Y2 (ja)

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JPH02137600U JPH02137600U (ja) 1990-11-16
JPH073040Y2 true JPH073040Y2 (ja) 1995-01-30

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