JPH064075Y2 - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JPH064075Y2
JPH064075Y2 JP1984165124U JP16512484U JPH064075Y2 JP H064075 Y2 JPH064075 Y2 JP H064075Y2 JP 1984165124 U JP1984165124 U JP 1984165124U JP 16512484 U JP16512484 U JP 16512484U JP H064075 Y2 JPH064075 Y2 JP H064075Y2
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JP
Japan
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fan
air
flow type
impeller
type impeller
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Application number
JP1984165124U
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JPS6180392U (ja
Inventor
和郎 荻野
Original Assignee
松下精工株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は家庭あるいは事務所の送風、循環用に使用され
る扇風機に関する。
従来例の構成とその問題点 従来の扇風機は、第4図に示すように、電動機に軸流フ
ァン101を取付けたもので、この軸流型羽根車101
の軸方向厚みが大きかった。このような扇風機は軸流
型羽根車101後面、つまり壁面側から吸気する方式を
とっていたために、扇風機を壁面より離す必要があり、
壁面から扇風機前面までの寸法が大きくなり、空間の
有効利用ができなかった。
また第5図に示すように、壁面に近づけて設置した場
合、吸気流れは軸流型羽根車外周側面からがほとんどと
なり、風量減少、騒音増大等の性能低下を招くという問
題点を有していた。
考案の目的 本考案は、上記従来の問題点を解消するもので、壁面に
取付けても性能低下を招かない扇風機を提供することを
目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するために本考案の扇風機は、電動機を
固定する固定板と、前記電動機の回転軸に固着された軸
流型羽根車と、この羽根車の外方周囲に位置し、中央部
にベルマウス状の開口部を有した板2個とを備えてお
り、この2個の円板を前記固定板より吹き出し側に位置
する軸流羽根車の吸込側端面と吹き出し側端面にそれぞ
れ合致するように設けた構成である。以上の構成によれ
ば、2個の板が軸流型羽根車の外方向周囲の空気を乱流
を生じさせることなく導くことができる。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第3図〜第5図にもとづいて
説明する。
第1図〜第3図において、1は壁面にすきまなく取付け
られ、電動機2を中央部に固定した固定板である。電動
機2の回転軸には軸流型羽根車3が固定されており、こ
の軸流型羽根車3の外周部に中央部がベルマウス状の開
口部を有した円板4,5をそれぞれ一定間隔をおいて設
けている。これらの円板4,5の面は、羽根車3の吸込
側端面および吹き出し側端面とほぼ合致するよう設置さ
れ吸込口6を形成している。
上記構成において、軸流型羽根車3が回転すると吸込口
6より吸い込まれた空気は、羽根車3の外周部より流入
する空気7、すなわち円板4,5の間を流れる空気と、
固定板1と円板4との間に流入する空気8とに分かれる
が、空気7,8は風速が異なり空気8の方が大きい。こ
のとき、両吸込空気7,8の風速は大きく異なり、空気
8の空気は流速の大きい空気7に吸引され、反吸引流1
0を生じようとするが円板4により遮断され、各々の空
気7,8は干渉し合うことはないので、乱流が起こるこ
となく軸流型羽根車3に流入する。また、円板4,5の
開口部はベルマウス状であるため吸込空気7,8はスム
ーズに吹き出し側に曲げられる。したがって、軸方向長
さaを小さくしても風量の低下は少なく、軸流型羽根車
3外周部から流入する空気7,8も乱流しないため騒音
増加を引き起こさない。すなわち薄型化しても低騒音で
運転することが可能である扇風機を提供できる。なお、
実験の結果、固定板1と円板4との距離bおよび固定板
1と円板5との距離cについては、b=0.9d〜1.1d,c=
0.9e〜1.1eで良好な性能となる。ただし、dは固定板1
と軸流型羽根車3の吸込側端面との距離、eは固定板1
と軸流型羽根車3の吹き出し側端面との距離である。
考案の効果 このように本考案の扇風機によれば、軸流型羽根車の外
方周囲に開口部を有した2個の板を設け、それぞれの板
面が軸流型羽根車の吸込側端面と吹き出し側面と合致す
るように設置されているため、薄い羽根でも外方の空気
を効率よく流入でき、風量低下および騒音増大といった
性能低下を招くことなく、壁に取り付けることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の扇風機の側面図、第2図は
同正面図、第3図は同吸込流れを示す要部側面図、第4
図は従来例の扇風機の側面図、第5図は従来の他の実施
例の扇風機の側面図である。 1……固定板、2……電動機、3……軸流型羽根車、
4,5……円板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機を固定する固定板と、前記電動機の
    回転軸に固着された軸流型羽根車と、この羽根の外方周
    囲に位置し、中央部にベルマウス状の開口部を有した板
    2個を備え、前記2個の板の開口縁は、前記固定板より
    吹き出し側に位置する前記軸流型羽根車の吸込側端面と
    吹き出し側端面とにそれぞれ合致するように設けられた
    扇風機。
JP1984165124U 1984-10-31 1984-10-31 扇風機 Expired - Lifetime JPH064075Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6180392U JPS6180392U (ja) 1986-05-28
JPH064075Y2 true JPH064075Y2 (ja) 1994-02-02

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ID=30722986

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032507A (ja) * 1973-07-25 1975-03-29

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JPS6180392U (ja) 1986-05-28

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