JP2810445B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2810445B2 JP1255683A JP25568389A JP2810445B2 JP 2810445 B2 JP2810445 B2 JP 2810445B2 JP 1255683 A JP1255683 A JP 1255683A JP 25568389 A JP25568389 A JP 25568389A JP 2810445 B2 JP2810445 B2 JP 2810445B2
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昌己 斉藤
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孝浩 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、吸込口の上下に夫々吹出口が設けられた空
気調和機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の空気調和機の構造を示したものとし
て、実公昭62−40274号公報がある。
この公報に示された空気調和機は、筐体の前面中央に
吸込口を、この吸込口の上方並びに下方に夫々の吹出口
が設けられており、この吸込口に対向して熱交換器が、
又夫々の吹出口に対応して夫々クロスフローファンが備
えられている。
そして、これら夫々のクロスフローファンの回転によ
って室内空気は吸込口から吸入され熱交換器で加熱もし
くは冷却された後、筐体内で上下に分流され、夫々の吹
出口から空気が吐出される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような空気調和機において、熱交換器の上下に夫
々クロスフローファンがあるためこの熱交換器の後方の
空気流通路内を流れる空気の流れは比較的(熱交換器の
上方もしくは下方にクロスフローファンを配置したもの
と比較して)速くなっている。従ってこの空気流通路を
形成する壁面に沿う空気の流れも速くなって空気流通を
内で乱流が生じたり吸込口からこの空気流通路内の空気
が吐出して、冷房時に吸込口のまわりに露付きが発生し
たり、吐出口から吹き出される風量が減少する。
尚、上述した空気流通路内の空気の流れを遅くするた
めにクロスフローファン間の距離を大きくすることも考
えたが、これにともなって空気調和機の高さ寸法(吹出
口間の寸法)が大きくなるおそれがあった。
本発明は空気調和機の吹出口間の寸法をできるだけ小
さく保った状態で、これら吹出口から吐出される風量並
びに騒音の低下を小さく抑えることを目的としたもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は各クロスフロー
ファンの上流側の通風路の側方にこのクロスフローファ
ンへ風を導く風案内板を設けるようにしたものである。
(ホ)作用 両クロスフローファンの回転によって吸込口を経て熱
交換器で加熱もしくは冷却さえた空気はこの案内板によ
って夫々のクロスフローファン側へスムーズに流れ、こ
の空気流通路内に乱流が生じにくいようにしている。
(ヘ)実施例 第1図ないし第3図において、1は分離型空気調和機
の室内ユニット(空気調和機)で、前面の中央に吸込口
2、この吸込口2の上方並びに下方に夫々吹出口3,4が
形成されている。5は合成樹脂製のフレームで、上下に
クロスフローファン6,7が収納されている。8はこのフ
レーム5の裏面に貼付された主断熱材で、この断熱材8
の一部9はフレーム5の裏面10よりも突出している。60
はこのフレーム5の下片61に固定された底板で、合成樹
脂製である。11は熱交換器、12はこの熱交換器11の上部
に載置された上吹出枠で、上水平羽根13と、上垂直羽根
14とが回動自在に固定されている。ここで、上垂直羽根
14は上吹出枠12の上片に片持ち状態に支持されている。
15は熱交換器11の下部に配置された下吹出枠で、ドレン
バン16を兼用している。この下吹出枠15も下水平羽根17
と下垂直羽根18とが回動自在に固定されている。ここで
下垂直羽根18は下吹出枠15の下片に片持ち状態に支持さ
れている。このように、下垂直羽根18も上垂直羽根14と
同様に片持ち支持にしたので、上垂直羽根14を上下反転
させて(回転軸19を下向きにして)、下垂直羽根18とす
ることができこれによって垂直羽根の部品点数を削減を
図っている。
20は前面パネルで、前述の吸込口2(吸込グリル)並
びに上下両吹出口3,4が形成されている。21はこの吸込
口2の後方に設けられたフィルタガイドで、その下片22
は上片23よりも前方に位置している。24はプレフィル
タ、25はこのプレフィルタ24の裏側に配置された空気清
浄フィルタである。そして、この空気清浄フィルタ25は
第4図に示すように主枠26と、この主枠26の下半分に取
り付けられるフィルタ部材27と、このフィルタ部材27を
押える補助枠28とから形成されている。ここで主枠26の
上半分は枠のみが形成されており、プレフィルタ24を通
過した空気はこの枠の穴62を介して熱交換器11へ流れる
ようにしている。29は集塵フィルタで、帯電繊維を折り
曲げて波板状にしたものであり、30は脱臭フィルタで、
網状ウレタンフォームに粒状活性炭を固着したものであ
る。そしてこの集塵フィルタ29と脱臭フィルタ30とを貼
り合せてフィルタ部材27を構成している。このようにフ
ィルタ部材27を構成したので、その通風抵抗は前述のプ
レフィルタ24の通風抵抗よりもかなり大きくなってい
る。
この空気清浄フィルタ25並びにプレフィルタ24が室内
ユニット1に装着された状態で、この室内ユニット1を
運転(上下両クロスフローファン6,7を回転)させる
と、室内空気は第2図の実線矢印のように流れる。すな
わち吸込口2の中央部に位置させたフィルタ部材27の通
風抵抗はその上部並びに下部のプレフィルタ24の通風抵
抗よりも大きいので、その中央部から吸込まれる空気量
よりも上部並びに下部から吸込まれる空気量の方が多く
なり、且つ上部から吸込まれた空気は上部吹出口3か
ら、下部から吸込まれた空気は下部吹出口4から夫々吐
出される。又、中央部から吸込まれた空気は、熱交換器
11の後方で上下に分流される。このように、通風抵抗の
大きなフィルタ部材27を吸込口2の中央部に配置して、
上部吹出口3から吐出される空気は吸込口2の上部よ
り、又下部吹出口4から吐出される空気は吸込口2の下
部より夫々主に吸込むようにしたので、夫々の吹出口3,
4から吐出される風量を略均等に保って、室内の温度む
らを少なくできる。
第5図は前パネル20電装箱、熱交換器11を外した室内
ユニット1の右部を示し、31はクロスフローファン6,7
を駆動するモータ、32はこのフレーム5の背板に形成し
たスリット、33はこのスリットの上方並びに下方に形成
した導風片、34はこの背板に取り付けられる導風部材
で、このスリット32を覆い且つ上下導風片33につなが
る。第6図はこの導風部材34を取り付けたフレーム5の
要部断面図で、この導風部材34によってフレーム5の背
部に凹所35が形成されている。36はこのフレーム5の背
板に貼付された補助断熱材で、その一部は上下導風片33
の裏面にまで延ばされている。37は導風部材34の裏面に
固定されたサーミスタである。38はこのサーミスタのリ
ード線で、導風部材34の開口39を介してユニット内部へ
導びかれている。ここで補助断熱材36はその後面が主断
熱材8(第1図参照)の後面よりも前方に位置してい
る。従って、室内ユニット1を室内壁面40に押し当てる
と、この主断熱材8が室内壁面1に当ってスリット32が
設けられた部分は室内壁面40と密着しないようにしてい
る。このため室内空気は第6図実線矢印のようにフレー
ム5の背板に沿って上昇し、その上昇気流の一部が、ス
リット32を介してフレーム5の背部の凹所35に流れ込
み、これによってサーミスタ37で室内温度を検出するよ
うにしている。このように導風部材34によってサーミス
タ37がフレーム5内部の熱の影響を受けにくいようにし
たので、室内温度をこのサーミスタ37で確実に検知する
ことができる。
第7図は室内ユニットの左側内部を示したもので、41
はフレーム5のスクロール部42に立てた第1の風案内板
で、クロスフローファン6,7のプレート43の中間の上方
並びに下方に位置している(第8図参照)。44は第2の
風案内板で、上側クロスフローファン6の端板45と左お
よび右端プレート46の中間の下方に位置している。47は
第3の風案内板で、下側のクロスフローファン7の端板
48と左および右端のプレート49の中間の上方に位置して
いる。これら風案内板はいずれもフレーム5と一体に合
成樹脂で成形されている。
特に第2並びに第3の風案内板44,47を設けたことに
より、第8図の実線矢印で示すようファン6,7間の空気
流通路50の左右両側部の空気はこの2つの風案内板44,4
7によってスムーズに上方並びに下方へ流れて夫々のク
ロスフローファン6,7に流れ込む。これによってこの空
気流通路50の左右両側部付近の風の流れが安定した。こ
こで、このような第2並びに第3の風案内板6,7を設け
なかった場合(第9図参照)は、上下のクロスフローフ
ァン6,7の同時運転によって、空気流通路51内の空気の
流れが比較的速くこの流れが空気流通路51の端板52に案
内加速され、その一部が実線矢印のようにこの通路51の
内側(吸込空気の弱い部分53)へ回り込んだり、その空
気の一部が吸込口2から吐出することがあった。これに
よって吐出口3,4から吹き出される風量が低下したり、
冷房運転時に吸込口2の一部(空気が吐出する部分)に
露が付着することがあった。第10図の実線Aはこのよう
な第2並びに第3の風案内板44,47を設けなかった場合
の風量と騒音との関係を示し、実線Bは第2並びに第3
の風案内板44,47を設けた場合の風量と騒音との関係を
示している。この第10図で示すように第2並びに第3の
風案内板44,47を設けないと同一騒音値において風量が
約30m3/h程度低下した。
尚、第2並びに第3の風案内板44,47を左右段差状に
配置したのはこれら風案内板の上端もしくは下端を夫々
のクロスフローファン6,7の端板45,48と左右のプレート
46,49との中間に位置させるためであり、夫々のクロス
フローファンの6,7の端板と左右のプレートとの位置が
上下一致する場合は第2並びに第3の風案内板44,47を
直線状に一体化しても良い。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明は2つのクロスフローファン
間の空気流通路には夫々のクロスフローファンへ向う風
案内板を設けたので、これによって空気流通路内での乱
流の発生を少なく抑え、騒音並びに風量の低下を少なく
することができる。又、このように乱流の発生を少なく
抑えたので、2つのクロスフローファン間の距離を小さ
くすることができ、これによって空気調和機の小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す空気調和機の斜視図、第
2図は同機の縦断面図、第3図は同機の前パネルとフレ
ームとの関係を示す分解斜視図、第4図は同機に組み込
まれるエアフィルタの分解斜視図、第5図は同機の左側
内部の構造を示す斜視図、第6図は第5図のVI−VI断面
図、第7図は同機の右側内部の構造を示す斜視図、第8
図は同機の空気流通路の内部構造を示す説明図、第9図
は第2並びに第3の風案内板を外した状態を示す説明
図、第10図は空気流通路にこの2つの風案内板を設けた
場合と設けなかった場合とにおける騒音と風量との関係
を示す説明図である。 1……室内ユニット(空気調和機)、2……吸込口、3,
4……吹出口、6,7……クロスフローファン、44……第2
の風案内板、47……第3の風案内板、50……空気流通
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 昌己 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福本 孝之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 孝浩 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−196526(JP,A) 実開 昭53−139605(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口と、この吸込口の上下に位置する一
    対の吹出口とを有し、この吸込口から前記吹出口へ至る
    通風路中に熱交換器と一対のクロスフローファンとを配
    置した空気調和機において、各クロスフローファンの上
    流側の通風路の側方に前記クロスフローファンへ風を導
    く風案内板を設けたことを特徴とする空気調和機。
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