JPS6333064Y2 - - Google Patents

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JPS6333064Y2
JPS6333064Y2 JP1984201776U JP20177684U JPS6333064Y2 JP S6333064 Y2 JPS6333064 Y2 JP S6333064Y2 JP 1984201776 U JP1984201776 U JP 1984201776U JP 20177684 U JP20177684 U JP 20177684U JP S6333064 Y2 JPS6333064 Y2 JP S6333064Y2
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fan
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vertical blade
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JP1984201776U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機、詳しくはフアンと熱交
換器とを内装したケーシングに、吸込口と吹出口
とを設け、前記吹出口と前記フアンとを連通する
吹出通路の吹出口部分に、吹出口空気の吹出方向
を左右方向に調節する垂直羽根を支持軸を介して
揺動自由に支持した空気調和機に関する。
(従来技術) 従来この種空気調和機は、例えば実公昭58−
44272号公報に記載され、かつ第4図に示すごと
く、フアン4と熱交換器5とを固定するフレーム
2と、吸込口6と吹出口7とをもち、前記フレー
ム2の前面側を覆う前面グリル1とから成り、前
記吹出口7と前記フアン4とを連通する吹出通路
8の吹出口部分に、風向変更面9aをもつ複数の
垂直羽根9を設けるのである。そして、この羽根
9は、該羽根9に突設する、支持軸10を介し
て、前記グリル1の前記吹出口部分に片持状に形
成される取付片1eに、揺動自由に軸支されてい
る。
更に、一般に、この種空気調和機は、前記支持
軸10に前記吹出口7の外方に突出する操作杆
(図示せず)を突設して、該操作杆を左右(第4
図の紙面に垂直な方向)に操作することにより、
前記垂直羽根9を前記支持軸10を中心に揺動調
節し、調和空気の吹出方向を前記左右方向に調節
できるごとくしている。
しかして前記垂直羽根9は、前記支持軸10を
前記風向変更面9aの中央部から下方に突設して
いたのであり、そして、この支持軸10を介して
前記吹出通路8に、前記風向変更面9aの前縁部
分が前記吹出口7の開口面の真近に位置するごと
く取付けられていたのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前記従来の空気調和機では、冷房運転
時に、前記垂直羽根9を揺動操作して、冷気の吹
出方向を左または右方向に調節した場合に、前記
風向変更面9aの前縁部分が前記吹出口7の開口
面の真近に位置しているために、湿潤な室内空気
が前記風向変更面9aの前記前縁部分まで巻き込
まれて、該面9aに接触して結露する問題があつ
た。
前記問題を解決するための一つの手段として
は、前記グリル1の前記取付部1eをフアン4側
奥部に延長して、前記垂直羽根9の前記支持軸1
0を前記吹出通路8の奥内方にずらせて取付け、
前記風向変更面9aの前縁部分が前記吹出口7の
開口面から十分内方側に位置するように成すこと
が考えられる。
ところが、前記垂直羽根9を支持する前記取付
片1eは通常樹脂製の前記グリル1に一体に、か
つ、前記した如く片持状に形成されているため
に、前記取付片1eの長さをあまり長くすると、
該取付片1eの支持強度を上げるための対策が別
途必要となり、構造が複雑化する問題が生じるの
である。
一方、上記した解決手段とは異なり、前記支持
軸10の取付位置を奥部にずらすことなく、前記
ケーシング1における吹出口7の前端部分を前方
に延長して、前記風向変更面9aの前縁部分を前
記吹出口7の開口面より十分内方に位置させるよ
うにすることも考えられる。
斯くするときには、前記ケーシング1が大形
化する問題、及び前記支持軸10から前記吹出
口7外方に向かつて突設する前記操作杆の長さを
長くしなければならないため、前記羽根9を所定
角度揺動させるために必要な前記操作杆な操作量
(該操作杆のツマミ部分を左右方向に移動させる
移動長さ)が大きくなつて、調節操作の操作性が
悪くなる問題が発生するのである。
本考案は以上のごとき各種問題点に鑑みて考案
したもので、その目的は、前記羽根9における前
記支持軸10の、前記風向変更面9aに対する突
設位置を工夫して、ケーシング1を大形化した
り、また垂直羽根9の操作性を損なつたりするこ
となく、冷房運転時に、前記垂直羽根9に結露す
るのを防止できるようにする点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の空気調和機は、第1図に示すごとく構
成したもので、フアン4と熱交換器5とを内装し
たケーシング1に、吸込口6と吹出口7とを設
け、前記吹出口7と前記フアン4とを連通する吹
出通路8の吹出口部分に、吹出口空気の吹出方向
を左右方向に調節する垂直羽根9を支持軸10を
介して揺動自由に支持した空気調和機において、
前記垂直羽根9の風向変更面9aを前記支持軸1
0に対して前記フアン4側に形成し、該風向変更
面9aの吹出口側端縁を前記支持軸10よりも前
記フアン4側に位置させるごとくしたものであ
る。
(作用) しかして、前記垂直羽根9の風向変更面9aを
前記支持軸10に対して前記フアン4側に形成
し、該風向変更面9aの吹出口側端縁を前記支持
軸10よりも前記フアン4側に位置させたから、
前記支持軸10を前記吹出通路8における前記吹
出口7近くに軸支させながら、前記風向変更面9
aの吹出口側端縁を、前記吹出通路8におけるフ
アン2側の十分な奥部、詳しくは、室内から前記
吹出通路8に侵入する巻き込み空気が到達しない
奥部に位置させられるのである。
(実施例) 以下本考案にかかる空気調和機を図面の実施例
によつて説明する。
第1図に示したものは壁掛式の空気調和機であ
つて、フアン4と熱交換器5とを固定するフレー
ム2と、背面側を開放した箱形形状をなし、前記
フレーム2の前面側全体を覆うケーシング(以
下、前面グリルという)1とから成つている。そ
して、この前面グリル1は、その背面側から、前
記フアン4及び熱交換器5を固定した前記フレー
ム2を脱着自由に挿嵌できるようにしている。
前記フレーム2は板状部材からなり、その下部
前面側に前記フアン4を固定すると共に、このフ
アン4との対向部分を前方に湾曲させて前記グリ
ル1の前後方向略中央位置まで延長し、この延長
部21の先端を下方に、かつ、背面側に向かつて
L字形に屈曲させて、屈曲片22を形成してい
る。また、前記熱交換器5及び該熱交換器5の下
方に設けるドレンパン17を前記フアン4の前面
側に位置させて、前記フレーム2に固定してい
る。
前記前面グリル1は樹脂で形成しており、前記
したごとく背面側を開放した略箱形形状をなすも
のであつて、前記フレーム2の上部を覆う天板1
a、前記フレーム2の下部を覆う前記下板1b
と、グリル付き吸込口6をもつ前板1c及び一対
の側板(図示せず)から成つている。また、この
前面グリル1の前面下部の隅部は斜断されてお
り、この斜断部分に吹出口7を形成している。更
に、この吹出口7の下部周縁を内方に折曲して、
前記フレーム2の前記屈曲片22に当接し、か
つ、前記延長部21に連続する短寸の取付部1e
を形成している。更に、この取付部1eには、後
記する垂直羽根9を取付けるための取付孔1fを
開口させている。
そして、前記フレーム2の前記延長部21及び
これに連続する前記取付部1eの上面と、前記ド
レンパン17の下面との間に、前記フアン4と前
記吹出口7とを連通する吹出通路8を形成してい
る。
更に、この吹出通路8の吹出口7近くに、吹出
空気の吹出方向を左右に調節するための垂直羽根
9を、該吹出口7の長手方向(第1図の紙面に垂
直方向)に沿つて複数枚(1枚のみ図示)配設す
るのである。
また、この垂直羽根9には、下方に延びる支持
軸10を突設しており、該支持軸10を前記グリ
ル4の前記取付部1eに形成した前記取付孔1f
に軸支し、左右方向に揺動可能となしている。
尚、前記フレーム1の背面側下部には、ドレン
又は冷媒配管(いずれも図示せず)の収納空間1
8を形成している。また、前記吹出通路8の前記
吹出口7部分には、吹出空気の吹出方向を上下方
向に調節する水平羽根16を設けている。
以下、前記垂直羽根9の構成を第2、第3図に
基づいて詳記する。
前記垂直羽根9は、両側面に風向変更面9aを
もつ扁平で、かつ、略直角三角形形状の薄板91
を形成し、この薄板91の幅広側A下端から、薄
幅側Bとは反対側に延びる延長片92を設け、更
に、この延長片92の先端から下方に前記支持軸
10を突設している。かくして、第1図に示すご
とく、前記垂直羽根9を前記吹出通路8に配設し
た時に、前記風向変更面9a及びこの面9aの前
端縁を前記支持軸10に対して、前記吹出通路8
の奥部に位置させられるようになすのである。
また、前記延長片92の長さは、前記垂直羽根
9を前記取付孔1fに軸支させた時に、該羽根9
の前端縁9bが、前記吹出口6に対して前記吹出
通路8の十分奥部に位置させられるように設定す
るのであり、詳しくは、冷房運転時で、前記垂直
羽根9を左右方向に揺動させて調節した時に、前
記吹出口7から前記吹出通路8の内方に巻き込ま
れる室内空気が、前記垂直羽根9に達することが
ないように設定しておくのである。
更に、前記支持軸10には、前記取付部1eの
上面に当接して、前記風孔変更面9aの下端と前
記吹出通路8の底面との間の間隔を設けるため
の鍔10aを形成している。前記間隔を設ける
理由は、第1図に示すごとく、吹出口7の下部か
ら該吹出口7の正面前方に吹出す空気流れイを常
に形成しておくことによつて、室内空気が、前記
吹出口7の下方から前記吹出通路8内に侵入する
のを極力阻止できるようにするためである。
また前記各垂直羽根9には、前記薄板91の幅
広側A上端を前記支持軸10と対向する位置まで
延長して、この先端部に下方に向けて突出する第
1回軸11を一体に形成すると共に、前記各薄板
91の中央部を斜辺側からL字形に切欠いて切欠
部9cを形成し、該切欠部9cに下方に向けて突
出する第2回軸12を一体に形成している。そし
て、前記各垂直羽根9の各第1回軸11を横方向
に延びる連結板13で連結して、運転中におけ
る、前記各垂直羽根9のぶれを抑制する一方、前
記第2回軸12を前記連結板13と平行に延びる
連結ロツド14で連結して、前記各羽根9が連動
して同方向に揺動するようにしている。
また、複数の前記垂直羽根9のうち、1つない
しいくつかのものに、第3図に示すごとく、前記
支持軸10から前記薄板91とは反対方向に延び
る操作摘子15を一体に設けている。そして、該
摘子15を前記吹出口7の前方側から、左右方向
に操作することにより、該摘子15をもつ前記垂
直羽根9が前記支持軸10を中心に揺動し、これ
と共に前記連結ロツド14を介して全垂直羽根9
が同方向に揺動するのである。
しかして、本考案実施例は前記したごとく、前
記垂直羽根9の前記風向変更面9aを前記支持軸
10に対して、前記フアン2側に位置するように
しているから、前記風向変更面9aの前端縁9b
を、前記吹出通路8における前記した十分奥部に
位置させながら、前記支持軸10を前記吹出口6
近くに位置させることができるのである。
(考案の効果) 以上のごとく、本考案は前記垂直羽根9の前記
風向変更面9aの前端縁9bを、前記吹出通路8
における前記吹出口6から前記した十分奥部に位
置させても、前記支持軸10を前記吹出口近くに
軸支させられるから、 前記支持軸10から前記吹出口6側に前記操
作摘子を突設する場合に、この摘子を殊更に長
くする必要がないので、前記摘子を介した前記
垂直羽根9の操作性を損なうことなく、また、 前記ケーシング1の前記垂直羽根9を取付け
るための部分の構造を複雑化することなく、例
えば、前記実施例における取付部1eの長さ及
び構造を、従来と同様にできながら、更に、 前記吹出口6を前方に延長して、前記ケーシ
ング1を大型化するようなこともなく、 冷房運転時における前記垂直羽根9への露付き
を防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる空気調和機の縦断面
図、第2図及び第3図は垂直羽根の拡大側面図、
第4図は従来例を示す縦断面図である。 1……ケーシング、4……フアン、5……熱交
換器、6……吸込口、7……吹出口、8……吹出
通路、9……垂直羽根、9a……風向変更面、1
0……支持軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン4と熱交換器5とを内装したケーシング
    1に、吸込口6と吹出口7とを設け、前記吹出口
    7と前記フアン4とを連通する吹出通路8の吹出
    口部分に、吹出口空気の吹出方向を左右方向に調
    節する垂直羽根9を支持軸10を介して揺動自由
    に支持した空気調和機において、前記垂直羽根9
    の風向変更面9aを前記支持軸10に対して前記
    フアン4側に形成し、該風向変更面9aの吹出口
    側端縁を前記支持軸10よりも前記フアン4側に
    位置させるごとくしたことを特徴とする空気調和
    機。
JP1984201776U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPS6333064Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984201776U JPS6333064Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP1984201776U JPS6333064Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61116918U JPS61116918U (ja) 1986-07-23
JPS6333064Y2 true JPS6333064Y2 (ja) 1988-09-05

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JP1984201776U Expired JPS6333064Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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Families Citing this family (8)

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