JPH0835719A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0835719A JPH0835719A JP6168352A JP16835294A JPH0835719A JP H0835719 A JPH0835719 A JP H0835719A JP 6168352 A JP6168352 A JP 6168352A JP 16835294 A JP16835294 A JP 16835294A JP H0835719 A JPH0835719 A JP H0835719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wind direction
- air conditioner
- main body
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部屋の両側に向かって送風する場合に、送風
の効率の低下を防止できる空気調和機を提供する。 【構成】 吹出口5の前方に設けて上下方向の風向を調
節する上下風向板7及び、または7'と9との両端の下部
を、略中央に対し左右両端の幅形状が小さくなるよう傾
斜部7a及び、または7'a と9aとを形成する。これによ
り、前記風向板7及び、または7'と9の両側部で空気が
受ける抵抗が略中央部に比して減少し、前記吹出口5の
後方に設けた左右方向の風向を調節する複数の左右風向
板6によって空気が受ける抵抗とのバランスがとれて、
部屋の両側に向かって送風する場合に、送風の効率の低
下を防止できる空気調和機となる。
の効率の低下を防止できる空気調和機を提供する。 【構成】 吹出口5の前方に設けて上下方向の風向を調
節する上下風向板7及び、または7'と9との両端の下部
を、略中央に対し左右両端の幅形状が小さくなるよう傾
斜部7a及び、または7'a と9aとを形成する。これによ
り、前記風向板7及び、または7'と9の両側部で空気が
受ける抵抗が略中央部に比して減少し、前記吹出口5の
後方に設けた左右方向の風向を調節する複数の左右風向
板6によって空気が受ける抵抗とのバランスがとれて、
部屋の両側に向かって送風する場合に、送風の効率の低
下を防止できる空気調和機となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室内機に
係わり、より詳細には、風向を調節する風向調節装置に
関する。
係わり、より詳細には、風向を調節する風向調節装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室内機は、例えば図
7で示すようになっており、本体1と、この本体1に着
脱可能に被せられた前面カバーと同本体1の上面部とに
吸込口2を設け、同本体内1に熱交換器3を設けて同吸
込口2から吸い込んだ空気を熱交換し、空気通路に設け
られた送風ファン4により吹出口5から送風する構成と
なっていた。前記吹出口5には、左右の風向を調節する
多数の左右風向板6が同吹出口5の底壁面に回動自在に
軸支して設けられ、上下の風向を調節する上下風向板7
が支軸8により同吹出口5の両側壁面に回動自在に軸支
して設けられ、前記本体1の左右方向及び上下方向に夫
々風向を調節して送風していた。前記本体1が、例えば
広い部屋の壁面に取り付けられたような場合には、図8
で示すように、前記左右風向板6の特に両側ほど外側に
向けた角度に調節することにより、両側に向けて送風し
部屋全体に風を行き届かせるようにしていた。しかしな
がら、上記のように調節した場合には、前記左右風向板
6により空気が受ける抵抗が前記本体1の中央部に比し
て大きくなると共に、同左右風向板6の前方に設けた前
記上下風向板7により空気が受ける抵抗も同本体1の中
央部に比して大きくなって、同本体1の両側に向けた送
風の効率が低下するという問題があった。
7で示すようになっており、本体1と、この本体1に着
脱可能に被せられた前面カバーと同本体1の上面部とに
吸込口2を設け、同本体内1に熱交換器3を設けて同吸
込口2から吸い込んだ空気を熱交換し、空気通路に設け
られた送風ファン4により吹出口5から送風する構成と
なっていた。前記吹出口5には、左右の風向を調節する
多数の左右風向板6が同吹出口5の底壁面に回動自在に
軸支して設けられ、上下の風向を調節する上下風向板7
が支軸8により同吹出口5の両側壁面に回動自在に軸支
して設けられ、前記本体1の左右方向及び上下方向に夫
々風向を調節して送風していた。前記本体1が、例えば
広い部屋の壁面に取り付けられたような場合には、図8
で示すように、前記左右風向板6の特に両側ほど外側に
向けた角度に調節することにより、両側に向けて送風し
部屋全体に風を行き届かせるようにしていた。しかしな
がら、上記のように調節した場合には、前記左右風向板
6により空気が受ける抵抗が前記本体1の中央部に比し
て大きくなると共に、同左右風向板6の前方に設けた前
記上下風向板7により空気が受ける抵抗も同本体1の中
央部に比して大きくなって、同本体1の両側に向けた送
風の効率が低下するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑みなされたもので、本体の両側に向けて
送風した場合にも、送風の効率が低下しない空気調和機
を提供する。
記の問題点に鑑みなされたもので、本体の両側に向けて
送風した場合にも、送風の効率が低下しない空気調和機
を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送
風ファンとを設け、前記吹出口にその後方から左右風向
板と上下風向板とを設けてなる空気調和機において、前
記上下風向板左右両端下部に外方に向かって狭幅となる
傾斜部を形成したことを特徴とする。また、前記上下風
向板を、上下に2枚設けたことを特徴とする。また、前
記傾斜部を、ほぼ直線状に形成したことを特徴とする。
更に、前記傾斜部を、略弧状に形成したことを特徴とす
る。
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送
風ファンとを設け、前記吹出口にその後方から左右風向
板と上下風向板とを設けてなる空気調和機において、前
記上下風向板左右両端下部に外方に向かって狭幅となる
傾斜部を形成したことを特徴とする。また、前記上下風
向板を、上下に2枚設けたことを特徴とする。また、前
記傾斜部を、ほぼ直線状に形成したことを特徴とする。
更に、前記傾斜部を、略弧状に形成したことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】上記構造により、本体の両側で上下風向板によ
り空気が受ける抵抗が減少し、送風の効率が低下しない
空気調和機となる。
り空気が受ける抵抗が減少し、送風の効率が低下しない
空気調和機となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、1は空気調和機の室内機本体,2
はこの本体1に着脱可能に被せられた前面カバーと同本
体1の上面部とに設けられた吸込口,3は同本体1内に
設けられ同吸込口2から吸い込まれた空気を熱交換する
熱交換器,4は空気通路に設けられ熱交換された空気を
後述する吹出口に送出する送風ファン,5は室内に向け
て熱交換された空気を吹き出す吹出口,6は同吹出口5
後方の底壁面に回動自在に軸支して設けられ、部屋の両
側に向けて風向を調節する多数の左右風向板,7は同左
右風向板6の前方の両側壁面に支軸8を備えて回動自在
に軸支して設けられ、左右両端下部に外方に向かって狭
幅となる傾斜部7aを形成し、部屋の上下に向けて風向を
調節する上下風向板である。前記傾斜部7aは、例えば図
2で示すような直線状に形成し、または、図3で示すよ
うな略弧状に形成して、意匠性のニーズによりどちらか
を選択できる構成となっている。また、前記構成で、他
の実施例として図4で示すように、前記多数の左右風向
板6の前方に、上下風向板として上風向板7'を支軸8'を
備えて回動自在に軸支して設け、この上風向板7'に相対
向して、下風向板9を支軸10を備えて回動自在に軸支し
て設け、上記傾斜部7aと同様に、前記2枚の上下風向板
7'と9との左右両端下部に外方に向かって狭幅となるよ
う、図5で示すような直線状の傾斜部7'aと9aとを夫々
形成し、または、図6で示すような略弧状の傾斜部7'a
と9aとを夫々形成して、意匠性のニーズにりどちらかを
選択できる構成となっている。前記構成で、例えば広い
部屋の壁面に前記本体1が取り付けられたような場合に
は、図2,図3,図5,図6で示すように、前記左右風
向板6の特に両側を外側に向けた角度に調節し、前記上
下風向板7及び、または、7'と9の上下方向を調節し
て、部屋全体に向けて風が行き届くようにする。
する。図1において、1は空気調和機の室内機本体,2
はこの本体1に着脱可能に被せられた前面カバーと同本
体1の上面部とに設けられた吸込口,3は同本体1内に
設けられ同吸込口2から吸い込まれた空気を熱交換する
熱交換器,4は空気通路に設けられ熱交換された空気を
後述する吹出口に送出する送風ファン,5は室内に向け
て熱交換された空気を吹き出す吹出口,6は同吹出口5
後方の底壁面に回動自在に軸支して設けられ、部屋の両
側に向けて風向を調節する多数の左右風向板,7は同左
右風向板6の前方の両側壁面に支軸8を備えて回動自在
に軸支して設けられ、左右両端下部に外方に向かって狭
幅となる傾斜部7aを形成し、部屋の上下に向けて風向を
調節する上下風向板である。前記傾斜部7aは、例えば図
2で示すような直線状に形成し、または、図3で示すよ
うな略弧状に形成して、意匠性のニーズによりどちらか
を選択できる構成となっている。また、前記構成で、他
の実施例として図4で示すように、前記多数の左右風向
板6の前方に、上下風向板として上風向板7'を支軸8'を
備えて回動自在に軸支して設け、この上風向板7'に相対
向して、下風向板9を支軸10を備えて回動自在に軸支し
て設け、上記傾斜部7aと同様に、前記2枚の上下風向板
7'と9との左右両端下部に外方に向かって狭幅となるよ
う、図5で示すような直線状の傾斜部7'aと9aとを夫々
形成し、または、図6で示すような略弧状の傾斜部7'a
と9aとを夫々形成して、意匠性のニーズにりどちらかを
選択できる構成となっている。前記構成で、例えば広い
部屋の壁面に前記本体1が取り付けられたような場合に
は、図2,図3,図5,図6で示すように、前記左右風
向板6の特に両側を外側に向けた角度に調節し、前記上
下風向板7及び、または、7'と9の上下方向を調節し
て、部屋全体に向けて風が行き届くようにする。
【0007】以上の構成により、前記吸込口2から吸い
込まれた空気は、前記熱交換器3で熱交換され、前記送
風ファン4により、前記吹出口5に送出される。前記吹
出口5では、前記本体1の前方及び同本体1の両側に向
けて広範囲に送風したい場合には、前記左右風向板6
を、図2,図3,図5,図6で示すように、両側を外側
に向けた角度に調節する。このように調節された前記左
右風向板6の角度により、前記外側に角度を向けた左右
風向板6で空気が受ける抵抗は略中央部に比して大きく
なるが、前記上下風向板7及び、または、7'と9とに形
成した前記傾斜部7a及び、または、7'a と9aとにより、
該箇所で空気が受ける抵抗は略中央部に比して小さくな
り、両側部と略中央部とで空気が受ける抵抗のバランス
がとれて、前記本体1から部屋の両側に向けた送風の効
率の低下を防止することができる。
込まれた空気は、前記熱交換器3で熱交換され、前記送
風ファン4により、前記吹出口5に送出される。前記吹
出口5では、前記本体1の前方及び同本体1の両側に向
けて広範囲に送風したい場合には、前記左右風向板6
を、図2,図3,図5,図6で示すように、両側を外側
に向けた角度に調節する。このように調節された前記左
右風向板6の角度により、前記外側に角度を向けた左右
風向板6で空気が受ける抵抗は略中央部に比して大きく
なるが、前記上下風向板7及び、または、7'と9とに形
成した前記傾斜部7a及び、または、7'a と9aとにより、
該箇所で空気が受ける抵抗は略中央部に比して小さくな
り、両側部と略中央部とで空気が受ける抵抗のバランス
がとれて、前記本体1から部屋の両側に向けた送風の効
率の低下を防止することができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によると、本体から
部屋の両側に向けて送風する際、送風の効率の低下を防
止できる空気調和機となる。
部屋の両側に向けて送風する際、送風の効率の低下を防
止できる空気調和機となる。
【図1】本発明による空気調和機の室内機を示す断面図
である。
である。
【図2】本発明による一実施例を示す図1の断面図Aー
Aである。
Aである。
【図3】他の実施例による図1の断面図AーAである。
【図4】他の実施例による空気調和機の室内機を示す断
面図である。
面図である。
【図5】他の実施例による図4の断面図AーAである。
【図6】他のもうひとつの実施例による図4の断面図A
ーAである。
ーAである。
【図7】従来例による空気調和機の室内機を示す断面図
である。
である。
【図8】従来例による図7の断面図AーAである。
1 室内機本体 2 吸込口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 吹出口 6 左右風向板 7 上下風向板 7' 上下風向板の上風向板 7a,7'a 傾斜部 8 上下風向板の支軸 8' 上風向板の支軸 9 下風向板 9a 傾斜部 10 下風向板の支軸
Claims (4)
- 【請求項1】 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱
交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口にその後方か
ら左右風向板と上下風向板とを設けてなる空気調和機に
おいて、前記上下風向板左右両端下部に外方に向かって
狭幅となる傾斜部を形成したことを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項2】 前記上下風向板を、上下に2枚設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記傾斜部を、ほぼ直線状に形成したこ
とを特徴とする請求項1,2記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記傾斜部を、略弧状に形成したことを
特徴とする請求項1,2記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6168352A JPH0835719A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6168352A JPH0835719A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0835719A true JPH0835719A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15866482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6168352A Pending JPH0835719A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0835719A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102252407A (zh) * | 2011-08-01 | 2011-11-23 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器室内机的导风装置 |
JP2012002490A (ja) * | 2010-05-20 | 2012-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室内機 |
JP2012117805A (ja) * | 2011-11-09 | 2012-06-21 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
WO2015053053A1 (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-16 | シャープ株式会社 | 送風装置 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6168352A patent/JPH0835719A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012002490A (ja) * | 2010-05-20 | 2012-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室内機 |
CN102252407A (zh) * | 2011-08-01 | 2011-11-23 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器室内机的导风装置 |
JP2012117805A (ja) * | 2011-11-09 | 2012-06-21 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
WO2015053053A1 (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-16 | シャープ株式会社 | 送風装置 |
JPWO2015053053A1 (ja) * | 2013-10-10 | 2017-03-09 | シャープ株式会社 | 送風装置 |
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