JP3178579B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係わり、
より詳細には、上下方向の風向を調節する上下風向板の
形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図4,図5
で示すように、本体1と、同本体1に形成した吸込口2
と吹出口5とを結ぶ空気通路に熱交換器3,送風ファン
4を配設し、前記吹出口5に連結部を備えた左右風向板
群6を回動自在に軸支し、同左右風向板群6を複数に分
割して回動するよう前記連結部に複数の連結部材(図示
せず)を連結し、前記左右風向板群6の前方に少なくと
も一枚の上下風向板7を回動自在に軸支してなる構成で
あった。前記構成で、図5で示すように、複数に分割し
て回動するよう前記連結部材で連結した前記左右風向板
群6を、風向を部屋の左右両側に向けて調節した状態に
して冷房運転を行った際、図5で示す実線の矢印のよう
に、前記吹出口5から外方に向けて冷風が送出される
が、この時、図5で示す太線の矢印のように、前記上下
風向板7の背面には室内空気が流れ込んで渦巻きが生
じ、そのため、前記吹出口5から送出された冷風と室内
空気との温度差によって、前記上下風向板7の左右両端
下部位置7a、および前記左右風向板群の分割位置に対応
する前記上下風向板7下部位置7bに結露が付着してしま
うという問題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑みなされたもので、冷房運転時に、吹出
口に設けた上下風向板に結露が付着しないよう防止した
空気調和機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本体に形成した吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に
熱交換器,送風ファンを配設し、前記吹出口に連結部を
備えた左右風向板群を回動自在に軸支し、同左右風向板
群を複数に分割して回動するよう前記連結部に複数の連
結部材を連結し、前記左右風向板群の前方に少なくとも
一枚の上下風向板を回動自在に軸支してなる空気調和機
において、前記上下風向板の左右両端下部に外方に向か
って狭幅となる第一切欠部を設け、前記左右風向板群の
境界位置に対応する前記上下風向板下部に第二切欠部を
設けたことを特徴とする。また、前記第一切欠部を、略
円弧状に形成したことを特徴とする。また、前記第一切
欠部を、ほぼ直線状に形成したことを特徴とする。ま
た、前記第二切欠部を、略円弧状に形成したことを特徴
とする。また、前記第二切欠部の両側先端を、略円弧状
に形成したことを特徴とする。更に、前記上下風向板を
上下に二枚設け、それらに前記第一切欠部および前記第
二切欠部を夫々設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構造により、冷房運転時に、吹出口に設け
た上下風向板に結露が付着しないよう防止した空気調和
機となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1,図2(A)(B),図3(A)
(B)において、1は空気調和機の室内機本体,2は同
本体1に着脱可能に被せられた前面カバーと同本体1の
上面部とに設けられた吸込口,3は同本体1内に設けら
れ同吸込口2から吸い込まれた空気を熱交換する熱交換
器,4は空気通路に設けられ熱交換された空気を後述す
る吹出口に送出する送風ファン,5は室内に向けて熱交
換された空気を吹き出す吹出口である。6は前記吹出口
5後方の底壁面に回動自在に軸支して設けられ、その前
端または後端に連結部を備え、同連結部を複数の連結部
材(図示せず)により複数に分割して回動するように連
結し、部屋の左右両側に向けて風向を調節するための左
右風向板群である。7は前記左右風向板群6の前方の両
側壁面に回動自在に軸支して設けられ、部屋の上下に向
けて風向を調節するための、一枚または上下二枚の上下
風向板である。7aは、第一の実施例として図2(A)で
示すように、前記上下風向板7の左右両端下部に外方に
向かって狭幅となるよう略円弧状に形成した第一切欠部
である。前記第一切欠部7aを設け、前記上下風向板7の
左右両端下部に外方に向かって狭幅となるよう略円弧状
に形成したことにより、冷房運転を行った際、図2
(A)で示す実線の矢印のように、前記吹出口5から部
屋の左右両側に向けて送出された冷風が前記第一切欠部
7aに流れて前記上下風向板7の左右両端部に風の幕がで
きることとなり、これにより、図2(A)の太線の矢印
で示す周囲の室内空気が前記風の幕の中へは流入しなく
なり、したがって、前記吹出口5から送出された冷風と
室内空気との温度差によって発生する結露もなく、露の
飛散もなくなる。また、7aは、第二の実施例として図2
(B)で示すように、前記上下風向板7の左右両端下部
に外方に向かって狭幅となるようほぼ直線状に形成した
第一切欠部である。前記第一切欠部7aは、図2(A)に
基づいて説明した前記第一の実施例の場合と同様に、前
記上下風向板7の左右両端下部に外方に向かって狭幅と
なるようほぼ直線状に形成したことにより、冷房運転を
行った際、図2(B)で示す実線の矢印のように、前記
吹出口5から部屋の左右両側に向けて送出された冷風が
前記第一切欠部7aに流れて前記上下風向板7の左右両端
部に風の幕ができることとなり、これにより、図2
(B)の太線の矢印で示す周囲の室内空気が前記風の幕
の中へは流入しなくなり、したがって、前記吹出口5か
ら送出された冷風と室内空気との温度差によって発生す
る結露もなく、露の飛散もなくなる。なお、前記第一切
欠部7aは、前記第一の実施例のような略円弧状、または
前記第二の実施例のようにほぼ直線状に形成したもの
を、意匠性のニーズに応じて選定し採用できるようにな
っている。7bは、第一の実施例として図2(A)で示
し、第二の実施例として図2(B)で示すように、前記
連結部材(図示せず)により複数に分割した前記左右風
向板群6の境界位置に対応する前記上下風向板7下部に
設けた、略円弧状の第二切欠部である。前記第二切欠部
7bは、略円弧状に切り欠くと同時に、その両側先端を略
円弧状に形成したことにより意匠性を損なわない形状と
なり、また、同時に前記第二切欠部7bの両側先端を拡開
とした形状となって、最も結露が付着しやすい箇所を切
り欠いた構成となっている。これにより、前記第二切欠
部7bは、第一の実施例として図2(A)で示し、第二の
実施例として図2(B)で示すように、前記連結部材
(図示せず)により複数に分割した前記左右風向板群6
の境界位置に対応する前記上下風向板7下部に設けたこ
とにより、冷房運転を行った際、図2(A)(B)で示
す実線の矢印のように、前記吹出口5から部屋の左右両
側に向けて送出された冷風が前記第二切欠部7bに流れて
風の幕ができることとなり、これにより、図2(A)
(B)の太線の矢印で示す周囲の室内空気が前記風の幕
の中へは流入しなくなり、したがって、前記吹出口5か
ら送出された冷風と室内空気との温度差によって発生す
る結露もなく露の飛散もなくなる。
【0007】前記構成により、第三の実施例として図3
(A)で示すように、図2(A)に基づいて前記第一の
実施例で説明した前記第一切欠部7aおよび前記第二切欠
部7bを備えた上下二枚の前記上下風向板7を前記吹出口
5に設け、これにより、前記第一の実施例で説明したの
と同様に、結露およびそれに伴う露の飛散を防止して、
上下方向の風向を更に効果的に調節できる空気調和機と
なる。また、前記構成により、第四の実施例として図3
(B)で示すように、図2(B)に基づいて前記第二の
実施例で説明した前記第一切欠部7aおよび前記第二切欠
部7bを備えた上下二枚の前記上下風向板7を前記吹出口
5に設け、これにより、前記第二の実施例で説明したの
と同様に、結露およびそれに伴う露の飛散を防止して、
上下方向の風向を更に効果的に調節できる空気調和機と
なる。
【0008】以上の構成により、第一の実施例として図
2(A)で示し、第二の実施例とし図2(B)で示すよ
うに、冷房運転時に、前記吹出口5から送出された冷風
が前記第一切欠部7aおよび前記第二切欠部7bへ流れて風
の幕ができ、この風の幕の中へ室内空気が流入しなくな
り、これにより、前記吹出口5に設けた前記上下風向板
7への結露の発生およびそれに伴う露の飛散を防止し
て、同上下風向板7により上下方向の風向を調節できる
空気調和機となる。また、以上の構成により、第三の実
施例として図3(A)で示し、第四の実施例とし図3
(B)で示すように、冷房運転時に、前記吹出口5から
送出された冷風が前記第一切欠部7aおよび前記第二切欠
部7bへ流れて風の幕ができ、この風の幕の中へ室内空気
が流入しなくなり、これにより、前記吹出口5に設けた
上下二枚の前記上下風向板7への結露の発生およびそれ
に伴う露の飛散を防止して、同上下風向板7により上下
方向の風向を更に効果的に調節できる空気調和機とな
る。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によると、冷房運転
時に、吹出口に設けた上下風向板に結露が付着しないよ
う防止できると共に、意匠性のニーズに応じて、両側に
略円弧状またはほぼ直線状に形成した切欠部を有する上
下風向板を選定し採用できる空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の室内機を示す断面図
である。
【図2】図1で示すAーA断面図で、(A)は第一の実
施例を示し、(B)は第二の実施例を示す。
【図3】図1で示すAーA断面図で、(A)は第三の実
施例を示し、(B)は第四の実施例を示す。
【図4】従来例による空気調和機の室内機を示す断面図
である。
【図5】図4で示すAーA断面図である。
【符号の説明】
1 室内機本体 2 吸込口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 吹出口 6 左右風向板群 7 上下風向板 7a 第一切欠部 7b 第二切欠部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に形成した吸込口と吹出口とを結ぶ
    空気通路に熱交換器,送風ファンを配設し、前記吹出口
    に連結部を備えた左右風向板群を回動自在に軸支し、同
    左右風向板群を複数に分割して回動するよう前記連結部
    に複数の連結部材を連結し、前記左右風向板群の前方に
    少なくとも一枚の上下風向板を回動自在に軸支してなる
    空気調和機において、前記上下風向板の左右両端下部に
    外方に向かって狭幅となる第一切欠部を設け、前記左右
    風向板群の境界位置に対応する前記上下風向板下部に第
    二切欠部を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記第一切欠部を、略円弧状に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記第一切欠部を、ほぼ直線状に形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記第二切欠部を、略円弧状に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記第二切欠部の両側先端を、略円弧状
    に形成したことを特徴とする請求項1,4記載の空気調
    和機。
  6. 【請求項6】 前記上下風向板を上下に二枚設け、それ
    らに前記第一切欠部および前記第二切欠部を夫々設けた
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5記載の空気
    調和機。
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