JPH0742046Y2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0742046Y2 JPH0742046Y2 JP1988144942U JP14494288U JPH0742046Y2 JP H0742046 Y2 JPH0742046 Y2 JP H0742046Y2 JP 1988144942 U JP1988144942 U JP 1988144942U JP 14494288 U JP14494288 U JP 14494288U JP H0742046 Y2 JPH0742046 Y2 JP H0742046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- louver
- louvers
- air
- air outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は空気調和機に関する。
（従来の技術） 従来の分離型空気調和機の壁掛式室内ユニットの縦断面
図が第３図に示されている。
図が第３図に示されている。
第３図において、１は本体ケーシング、２は本体ケーシ
ング１の前面に取り付けられたフロントパネル、３はフ
ロントパネル２に形成された吸込グリル2aに対向するよ
うに配設されたプレートフィンチューブ形熱交換器、４
は熱交換器３の下部後方に配設されたクロスフロー形フ
アン、５はフロントパネル２の下部に形成された空気吹
出口、６は空気吹出口５に配設された吹出ルーバで、水
平ルーバ6a、6bと、竪ルーバ6cからなる。７は熱交換器
３の下に配設されたドレンパン、８は吸込グリル２の背
面に配設されたエアフイルタである。
ング１の前面に取り付けられたフロントパネル、３はフ
ロントパネル２に形成された吸込グリル2aに対向するよ
うに配設されたプレートフィンチューブ形熱交換器、４
は熱交換器３の下部後方に配設されたクロスフロー形フ
アン、５はフロントパネル２の下部に形成された空気吹
出口、６は空気吹出口５に配設された吹出ルーバで、水
平ルーバ6a、6bと、竪ルーバ6cからなる。７は熱交換器
３の下に配設されたドレンパン、８は吸込グリル２の背
面に配設されたエアフイルタである。
水平ルーバ6a、6bは互いに間隔を隔てて平行するように
スティ９によって互いに連結され、スティ９に固定され
たシヤフト10を図示しないモータによって回動すること
によってシヤフト10のまわりに一体となって回動する。
スティ９によって互いに連結され、スティ９に固定され
たシヤフト10を図示しないモータによって回動すること
によってシヤフト10のまわりに一体となって回動する。
竪ルーバ6cは水平方向に間隔を隔ててピン11を介して本
体ケーシング１に回動可能に支持され、これら多数の竪
ルーバ6cはその後端下面に突設された突起12が係合する
スライダ13を水平方向に移動することにより互いに平行
状態を維持しながらピン11のまわりに回動する。
体ケーシング１に回動可能に支持され、これら多数の竪
ルーバ6cはその後端下面に突設された突起12が係合する
スライダ13を水平方向に移動することにより互いに平行
状態を維持しながらピン11のまわりに回動する。
空気調和機の運転時、フアン４が回転し、熱交換器３に
は図示しない室外ユニットからの冷媒が循環する。
は図示しない室外ユニットからの冷媒が循環する。
かくして、室内空気が実線矢印で示すように吸込グリル
２から本体１内に吸入されてエアフイルタ８を流過する
際その中に含まれる塵埃が除去され、次いで、熱交換器
３を流過する過程で冷媒と熱交換して冷却又は加熱さ
れ、次いで、フアン４に吸込まれて付勢された後、吹出
ルーバ６によって吹出方向を規制されて吹出口５から室
内に吹き出される。
２から本体１内に吸入されてエアフイルタ８を流過する
際その中に含まれる塵埃が除去され、次いで、熱交換器
３を流過する過程で冷媒と熱交換して冷却又は加熱さ
れ、次いで、フアン４に吸込まれて付勢された後、吹出
ルーバ６によって吹出方向を規制されて吹出口５から室
内に吹き出される。
（考案が解決しようとする課題） 上記従来の空気調和機においては、２枚の水平ルーバ6
a、6bは一体となって軸10のまわりに回動するので、吹
出空気の吹出方向、風速を自由に調整できなかった。ま
た、水平ルーバ6bはこれを長くすると、軸10のまわりに
回動したとき竪ルーバ6cと干渉するので、長くすること
ができなかった。
a、6bは一体となって軸10のまわりに回動するので、吹
出空気の吹出方向、風速を自由に調整できなかった。ま
た、水平ルーバ6bはこれを長くすると、軸10のまわりに
回動したとき竪ルーバ6cと干渉するので、長くすること
ができなかった。
また、空気吹出口５は空気調和機の不使用時にも閉塞で
きないので、見栄えが悪いとともに空気吹出口５から塵
埃等が本体ケーシング１内に侵入するという不具合があ
った。
きないので、見栄えが悪いとともに空気吹出口５から塵
埃等が本体ケーシング１内に侵入するという不具合があ
った。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記課題を解決するために提案されたものであ
って、その要旨ととすることろは、空気吹出口に２枚の
水平吹出ルーバを配設してなる空気調和機において、上
記２枚の水平吹出ルーバの回動中心をそれぞれ上記空気
吹出口の開口部内に位置させてそれぞれ独立して回動可
能に支持するとともに各水平吹出ルーバを個別に独立し
て回動する駆動モータを設け、上記２枚の水平吹出ルー
バをその一端縁同志が互いに連接する位置に回動したと
き、一方の水平吹出ルーバの他端縁が上記空気吹出口の
上辺縁に連接し、他方の水平吹出ルーバの他端縁が上記
空気吹出口の下辺縁に連接して上記空気吹出口を閉塞可
能に形成したことを特徴とする空気調和機にある。
って、その要旨ととすることろは、空気吹出口に２枚の
水平吹出ルーバを配設してなる空気調和機において、上
記２枚の水平吹出ルーバの回動中心をそれぞれ上記空気
吹出口の開口部内に位置させてそれぞれ独立して回動可
能に支持するとともに各水平吹出ルーバを個別に独立し
て回動する駆動モータを設け、上記２枚の水平吹出ルー
バをその一端縁同志が互いに連接する位置に回動したと
き、一方の水平吹出ルーバの他端縁が上記空気吹出口の
上辺縁に連接し、他方の水平吹出ルーバの他端縁が上記
空気吹出口の下辺縁に連接して上記空気吹出口を閉塞可
能に形成したことを特徴とする空気調和機にある。
（作用） 本考案においては、上記構成を具えているため、２枚の
水平吹出ルーバは個別の駆動モータによって回動され、
空気吹出口の開口部内においてそれぞれ独立してその回
動中心まわりに回動する。
水平吹出ルーバは個別の駆動モータによって回動され、
空気吹出口の開口部内においてそれぞれ独立してその回
動中心まわりに回動する。
そして、２枚の水平吹出ルーバをその一端縁同志が互い
に連接する位置に回動すると、一方の水平吹出ルーバの
他端縁が空気吹出口の上辺縁に連接し、他方の水平吹出
ルーバの他端縁が空気吹出口の下辺縁に連接して空気吹
出口が閉塞される。
に連接する位置に回動すると、一方の水平吹出ルーバの
他端縁が空気吹出口の上辺縁に連接し、他方の水平吹出
ルーバの他端縁が空気吹出口の下辺縁に連接して空気吹
出口が閉塞される。
（実施例） 本考案の１実施例が第１図及び第２図に示されている。
水平吹出ルーバ20はアーム21を介してシヤフト22に固定
され、水平吹出ルーバ23はアーム24を介してシヤフト25
に固定されている。シヤフト22及び25は所定間隔を隔て
て互いに平行するように空気吹出口５に配設され、その
両端部はそれぞれフロントパネル２に回動自在に支持さ
れている。そして、シヤフト22はその１端に連動連結さ
れたモータ26によって回転駆動され、また、シヤフト25
はその他端に連動連結されたモータ27によって回転駆動
されるようになっている。そして、これら水平吹出ルー
バ20と23を第１図に仮想線で示すようにその端縁が互い
に連接する位置に回動したとき、これら水平吹出ルーバ
20と23によって空気吹出口５を閉塞出来るように、水平
吹出ルーバ20と23の長さ、アーム21と24の長さ及びシヤ
フト22と25の相対位置が定められている。他の構成は第
３図に示す従来のものと同様であり、対応する部材には
同じ符号が付されている。なお、第１図において、28は
スタビライザである。
され、水平吹出ルーバ23はアーム24を介してシヤフト25
に固定されている。シヤフト22及び25は所定間隔を隔て
て互いに平行するように空気吹出口５に配設され、その
両端部はそれぞれフロントパネル２に回動自在に支持さ
れている。そして、シヤフト22はその１端に連動連結さ
れたモータ26によって回転駆動され、また、シヤフト25
はその他端に連動連結されたモータ27によって回転駆動
されるようになっている。そして、これら水平吹出ルー
バ20と23を第１図に仮想線で示すようにその端縁が互い
に連接する位置に回動したとき、これら水平吹出ルーバ
20と23によって空気吹出口５を閉塞出来るように、水平
吹出ルーバ20と23の長さ、アーム21と24の長さ及びシヤ
フト22と25の相対位置が定められている。他の構成は第
３図に示す従来のものと同様であり、対応する部材には
同じ符号が付されている。なお、第１図において、28は
スタビライザである。
しかして、水平吹出ルーバ20はモータ26により水平吹出
ルーバ23はモータ27により個別に駆動されるので水平吹
出ルーバ20と23はそれぞれ独立して回動する。従って、
水平ルーバ20と23を第１図に実線で示すように互いに平
行状態を保持したまま回動させれば、空気吹出口５から
吹き出される空気の方向を転向させることができる。ま
た、水平吹出ルーバ20と23をその間隔が先端に向かうに
従って狭くなるように回動すれば、水平吹出ルーバ20と
23の間を通る空気の流速を増大させて室内に高速で吹き
出すことができる。
ルーバ23はモータ27により個別に駆動されるので水平吹
出ルーバ20と23はそれぞれ独立して回動する。従って、
水平ルーバ20と23を第１図に実線で示すように互いに平
行状態を保持したまま回動させれば、空気吹出口５から
吹き出される空気の方向を転向させることができる。ま
た、水平吹出ルーバ20と23をその間隔が先端に向かうに
従って狭くなるように回動すれば、水平吹出ルーバ20と
23の間を通る空気の流速を増大させて室内に高速で吹き
出すことができる。
また、第１図に鎖線で示すように、水平吹出ルーバ20と
23をその端縁が互いに連接する位置に回動すれば、空気
吹出口５を水平ルーバ20と23によって閉塞できる。
23をその端縁が互いに連接する位置に回動すれば、空気
吹出口５を水平ルーバ20と23によって閉塞できる。
（考案の効果） 本考案においては、２枚の水平吹出ルーバは個別の駆動
モータによって独立して回動されることにより空気吹出
口の開口部内においてそれぞれ独立してその回動中心ま
わりに回動して所定の回動位置を占めるので、空気吹出
口から室内に吹き出される風向及び風速を自由に変更で
きる。更に、従来のもののように水平吹出ルーバの長さ
を短くする必要がなくなるため、風の指向性を向上しう
る。
モータによって独立して回動されることにより空気吹出
口の開口部内においてそれぞれ独立してその回動中心ま
わりに回動して所定の回動位置を占めるので、空気吹出
口から室内に吹き出される風向及び風速を自由に変更で
きる。更に、従来のもののように水平吹出ルーバの長さ
を短くする必要がなくなるため、風の指向性を向上しう
る。
また、２枚の水平吹出ルーバをその一端縁同志が互いに
連接する位置に回動したとき、一方の水平吹出ルーバの
他端縁が空気吹出口の上辺縁に連接し、他方の水平吹出
ルーバの他端縁が空気吹出口の下辺縁に連接するので、
２枚の水平吹出ルーバによって空気吹出口を完全に閉塞
することができ、従って、空気調和機の見映を向上しう
るとともに塵埃が空気吹出口から空気調和機内に侵入す
るのを防止できる。
連接する位置に回動したとき、一方の水平吹出ルーバの
他端縁が空気吹出口の上辺縁に連接し、他方の水平吹出
ルーバの他端縁が空気吹出口の下辺縁に連接するので、
２枚の水平吹出ルーバによって空気吹出口を完全に閉塞
することができ、従って、空気調和機の見映を向上しう
るとともに塵埃が空気吹出口から空気調和機内に侵入す
るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】 第１図及び第２図は本考案の１実施例を示し、第１図は
要部の縦断面図、第２図は水平吹出ルーバの斜視図であ
る。第３図は従来の空気調和機の縦断面図である。 空気吹出口……５、水平吹出ルーバ……20、23、駆動手
段……26、27
要部の縦断面図、第２図は水平吹出ルーバの斜視図であ
る。第３図は従来の空気調和機の縦断面図である。 空気吹出口……５、水平吹出ルーバ……20、23、駆動手
段……26、27
Claims (1)
- 【請求項１】空気吹出口に２枚の水平吹出ルーバを配設
してなる空気調和機において、上記２枚の水平吹出ルー
バの回動中心をそれぞれ上記空気吹出口の開口部内に位
置させてそれぞれ独立して回動可能に支持するとともに
各水平吹出ルーバを個別に独立して回動する駆動モータ
を設け、上記２枚の水平吹出ルーバをその一端縁同志が
互いに連接する位置に回動したとき、一方の水平吹出ル
ーバの他端縁が上記空気吹出口の上辺縁に連接し、他方
の水平吹出ルーバの他端縁が上記空気吹出口の下辺縁に
連接して上記空気吹出口を閉塞可能に形成したことを特
徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988144942U JPH0742046Y2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988144942U JPH0742046Y2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0267840U JPH0267840U (ja) | 1990-05-23 |
| JPH0742046Y2 true JPH0742046Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31413095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988144942U Expired - Lifetime JPH0742046Y2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742046Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010127537A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4453778B2 (ja) * | 2008-09-02 | 2010-04-21 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4718394U (ja) * | 1971-03-31 | 1972-10-31 | ||
| JPS62147844U (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-18 | ||
| JPS6322545U (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-15 |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP1988144942U patent/JPH0742046Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010127537A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0267840U (ja) | 1990-05-23 |
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