JP3064148B2 - 空気調和機における吹出風の制御方法 - Google Patents
空気調和機における吹出風の制御方法Info
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- JP3064148B2 JP3064148B2 JP5079129A JP7912993A JP3064148B2 JP 3064148 B2 JP3064148 B2 JP 3064148B2 JP 5079129 A JP5079129 A JP 5079129A JP 7912993 A JP7912993 A JP 7912993A JP 3064148 B2 JP3064148 B2 JP 3064148B2
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- blowout
- air
- horizontal
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機における吹出
風の制御方法に関する。
風の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分離型空気調和機の壁掛式室内ユ
ニットの縦断面図が図2に示されている。図2におい
て、1は本体ケーシング、2は本体ケーシング1の前面
に取り付けられたフロントパネル、3はフロントパネル
2に形成された吸込グリル2aに対向するように配設され
たプレートフィンチューブ形熱交換器、4は熱交換器3
の下部後方に配設されたクロスフロー形フアン、5はフ
ロントパネル2の下部に形成された空気吹出口、6a、6b
は空気吹出口5に配設されて水平に伸びる水平吹出ルー
バ、15は空気吹出口5に配設されて鉛直に伸びる竪ルー
バ、7は熱交換器3の下に配設されたドレンパン、8は
吸込グリル2aの背面に配設されたエアフィルタである。
ニットの縦断面図が図2に示されている。図2におい
て、1は本体ケーシング、2は本体ケーシング1の前面
に取り付けられたフロントパネル、3はフロントパネル
2に形成された吸込グリル2aに対向するように配設され
たプレートフィンチューブ形熱交換器、4は熱交換器3
の下部後方に配設されたクロスフロー形フアン、5はフ
ロントパネル2の下部に形成された空気吹出口、6a、6b
は空気吹出口5に配設されて水平に伸びる水平吹出ルー
バ、15は空気吹出口5に配設されて鉛直に伸びる竪ルー
バ、7は熱交換器3の下に配設されたドレンパン、8は
吸込グリル2aの背面に配設されたエアフィルタである。
【0003】水平吹出ルーバ6a、6bは互いに間隔を隔て
て平行するようにスティ9によって互いに連結され、ス
ティ9に固定されたシャフト10を図示しないモータによ
って回動することによってシャフト10のまわりに一体と
なって回動する。
て平行するようにスティ9によって互いに連結され、ス
ティ9に固定されたシャフト10を図示しないモータによ
って回動することによってシャフト10のまわりに一体と
なって回動する。
【0004】竪ルーバ15は左右方向に間隔を隔ててピン
11を介して本体ケーシング1に回動可能に支持され、こ
れら多数の竪ルーバ15はその後端下面に突設された突起
12が係合するスライダ13を左右方向に移動することによ
り互いに平行状態を維持しながらピン11のまわりに回動
する。
11を介して本体ケーシング1に回動可能に支持され、こ
れら多数の竪ルーバ15はその後端下面に突設された突起
12が係合するスライダ13を左右方向に移動することによ
り互いに平行状態を維持しながらピン11のまわりに回動
する。
【0005】空気調和機の運転時、フアン4が回転し、
熱交換器3には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。すると、室内空気が、実線矢印で示すように、
吸込グリル2aから本体ケーシング内1に吸入されてエア
フィルタ8を流過する際その中に含まれる塵埃が除去さ
れ、次いで、熱交換器3を流過する過程で冷媒と熱交換
して冷却又は加熱され、次いで、フアン4に吸い込まれ
て付勢された後、竪ルーバ15、水平吹出ルーバ6a、6bに
よって吹出方向を規制されて空気吹出口5から室内に吹
き出される。
熱交換器3には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。すると、室内空気が、実線矢印で示すように、
吸込グリル2aから本体ケーシング内1に吸入されてエア
フィルタ8を流過する際その中に含まれる塵埃が除去さ
れ、次いで、熱交換器3を流過する過程で冷媒と熱交換
して冷却又は加熱され、次いで、フアン4に吸い込まれ
て付勢された後、竪ルーバ15、水平吹出ルーバ6a、6bに
よって吹出方向を規制されて空気吹出口5から室内に吹
き出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、2枚の水平吹出ルーバ6a、6bは一体となっ
て水平なシャフト10のまわりを回動するので、吹出空気
の吹出方向を上下に変えることはできるが、風速を調整
することはできず、また、吹出風にゆらぎを与えること
もできなかった。
においては、2枚の水平吹出ルーバ6a、6bは一体となっ
て水平なシャフト10のまわりを回動するので、吹出空気
の吹出方向を上下に変えることはできるが、風速を調整
することはできず、また、吹出風にゆらぎを与えること
もできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、空気吹出口に複数の水平吹出ルーバを上下に所
定の間隔を隔てて水平に配設し、この水平吹出ルーバが
それぞれ個別のモータで駆動される空気調和機におい
て、上記たがいに隣接する水平吹出ルーバをその吹出側
の先端の間隔が狭くなる状態と、広くなる状態とに周期
的に往復回動させることによって吹出風が収束、拡散を
繰り返すよう制御することを特徴とする空気調和機にお
ける吹出風の制御方法にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、空気吹出口に複数の水平吹出ルーバを上下に所
定の間隔を隔てて水平に配設し、この水平吹出ルーバが
それぞれ個別のモータで駆動される空気調和機におい
て、上記たがいに隣接する水平吹出ルーバをその吹出側
の先端の間隔が狭くなる状態と、広くなる状態とに周期
的に往復回動させることによって吹出風が収束、拡散を
繰り返すよう制御することを特徴とする空気調和機にお
ける吹出風の制御方法にある。
【0008】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。水
平吹出ルーバ20はアーム21を介してシャフト22に固定さ
れ、水平吹出ルーバ23はアーム24を介してシャフト25に
固定されている。シャフト22及び25は上下に所定の間隔
を隔てて互いに平行するように空気吹出口5に配設さ
れ、その両端部はそれぞれフロントパネル2に回動自在
に支持されている。
平吹出ルーバ20はアーム21を介してシャフト22に固定さ
れ、水平吹出ルーバ23はアーム24を介してシャフト25に
固定されている。シャフト22及び25は上下に所定の間隔
を隔てて互いに平行するように空気吹出口5に配設さ
れ、その両端部はそれぞれフロントパネル2に回動自在
に支持されている。
【0009】シャフト22はその一端に連動連結されたモ
ータ26によって駆動され、また、シャフト25はその他端
に連動連結されたモータ27によって駆動されるようにな
っている。なお、図1において28はスラビライザであ
る。
ータ26によって駆動され、また、シャフト25はその他端
に連動連結されたモータ27によって駆動されるようにな
っている。なお、図1において28はスラビライザであ
る。
【0010】水平吹出ルーバ20及び水平吹出ルーバ23は
互いに同期してこれらの吹出側の先端の間隔が狭くなる
状態と広くなる状態とに周期的に往復回動せしめられ
る。なお、この周期は自然風の息吹と同等にするのが望
ましい。他の構成は図2に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号が付されている。
互いに同期してこれらの吹出側の先端の間隔が狭くなる
状態と広くなる状態とに周期的に往復回動せしめられ
る。なお、この周期は自然風の息吹と同等にするのが望
ましい。他の構成は図2に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号が付されている。
【0011】しかして、吹出風を収束させることによっ
てその風速を増大できるので、吹出風を遠方まで到達さ
せることができ、これによって室温の分布を改善でき
る。また、吹出風を拡散させることによってその風速を
低減することができるので、冷房運転時のドラフト感を
軽減しうる。そして、吹出風の収束と拡散を周期的に繰
り返すことによって吹出風にゆらぎを与えることがで
き、これによって在室者の空調フィーリングを向上でき
る。
てその風速を増大できるので、吹出風を遠方まで到達さ
せることができ、これによって室温の分布を改善でき
る。また、吹出風を拡散させることによってその風速を
低減することができるので、冷房運転時のドラフト感を
軽減しうる。そして、吹出風の収束と拡散を周期的に繰
り返すことによって吹出風にゆらぎを与えることがで
き、これによって在室者の空調フィーリングを向上でき
る。
【0012】なお、3個以上の水平吹出ルーバを備えて
いる場合には、隣接する水平ルーバを互いに同期して周
期的に往復回動させれば良い。
いる場合には、隣接する水平ルーバを互いに同期して周
期的に往復回動させれば良い。
【0013】
【発明の効果】本発明においては、互いに隣接する水平
吹出ルーバをその吹出側の先端の間隔が狭くなる状態
と、広くなる状態とに周期的に往復回動させることによ
って吹出風に収束、拡散を繰り返させることができる。
これによって、吹出風にゆらぎを与えることができると
ともに室温の分布を改善し、かつ、冷房運転時のドラフ
ト感を軽減して在室者の空調フィーリングを向上しう
る。
吹出ルーバをその吹出側の先端の間隔が狭くなる状態
と、広くなる状態とに周期的に往復回動させることによ
って吹出風に収束、拡散を繰り返させることができる。
これによって、吹出風にゆらぎを与えることができると
ともに室温の分布を改善し、かつ、冷房運転時のドラフ
ト感を軽減して在室者の空調フィーリングを向上しう
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(A) は要部の縦
断面図、(B) は水平吹出ルーバの斜視図である。
断面図、(B) は水平吹出ルーバの斜視図である。
【図2】従来の空気調和機の縦断面図である。
5 空気吹出口 20、23 水平吹出ルーバ 26、27 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401 F24F 11/02 102 F24F 13/15
Claims (1)
- 【請求項1】 空気吹出口に複数の水平吹出ルーバを上
下に所定の間隔を隔てて水平に配設し、この水平吹出ル
ーバがそれぞれ個別のモータで駆動される空気調和機に
おいて、上記互いに隣接する水平吹出ルーバをその吹出
側の先端の間隔が狭くなる状態と、広くなる状態とに周
期的に往復回動させることによって吹出風が収束、拡散
を繰り返すよう制御することを特徴とする空気調和機に
おける吹出風の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5079129A JP3064148B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 空気調和機における吹出風の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5079129A JP3064148B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 空気調和機における吹出風の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06265168A JPH06265168A (ja) | 1994-09-20 |
JP3064148B2 true JP3064148B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=13681344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5079129A Expired - Fee Related JP3064148B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 空気調和機における吹出風の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064148B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0842914A (ja) * | 1994-05-09 | 1996-02-16 | Lg Electronics Inc | 空気調和器の気流方向制御装置 |
JP2007155186A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の上下風向板駆動機構 |
CN201680560U (zh) * | 2010-04-09 | 2010-12-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 壁挂空调器 |
JP5403125B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2014-01-29 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
JP5408318B1 (ja) * | 2012-09-13 | 2014-02-05 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
JP6079866B2 (ja) | 2013-03-04 | 2017-02-15 | 三菱電機株式会社 | 送風機及びこれを用いた空気調和機 |
JP2013238397A (ja) * | 2013-09-06 | 2013-11-28 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室内機 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5079129A patent/JP3064148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06265168A (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000404 |
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