JPS6142015Y2 - - Google Patents

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JPS6142015Y2
JPS6142015Y2 JP1977152687U JP15268777U JPS6142015Y2 JP S6142015 Y2 JPS6142015 Y2 JP S6142015Y2 JP 1977152687 U JP1977152687 U JP 1977152687U JP 15268777 U JP15268777 U JP 15268777U JP S6142015 Y2 JPS6142015 Y2 JP S6142015Y2
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JP
Japan
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fan
indoor
outdoor
once
air conditioner
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JP1977152687U
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JPS5479003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は窓や壁に据付けて使用される一体形空
気調和機に関するものである。
(従来の技術) 従来の縦形窓掛式空気調和機は、建家の窓に掛
ける(または置く)ことによつて室内の採光性を
阻害することが少ないように、可能な限りコンパ
クトに設計することが望まれており、一般には、
第1図および第2図に示すように、ユニツトCは
そのほぼ中央部に設置された仕切板1により、室
外部C1と室内部C2とに区画されており、圧縮機
2、フアンモータ7等は室内への騒音防止のため
室外部C1に設置される。また室内熱交換器(蒸
発器)3、室外熱交換器(凝縮器)4は、それぞ
れフアン5,6により空気の強制対流(矢印〓)
が起され、熱交換器として機能を発揮するように
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような配置構成の空調機では、フアンの
種類(シロツコフアン、プロペラフアン)、必要
空気通路の広さなどの制約上から、ユニツトCの
横幅W、奥行きDが依然として大きく、この種の
空調機に本来要求されるコンパクト化が十分に実
現されておらず、そのため依然として窓の採光性
あるいは据付性を阻害しているという欠点があつ
た。
一方、同時吸排気方式の換気扇で、1つの貫流
フアンを用いて、相反する方向の空気流を得るよ
うにしたものが特開昭47−41048号として提案さ
れている。これは貫流フアンを2つの流路に跨つ
て設置し、同貫流フアン内に回転軸に平行な仕切
板を設けて2流路に相反する空気流を生じせしめ
るようにすることによつて小型化を図つたもので
あるが、貫流フアンは通常両端が閉じた細長い羽
根車を有しており、このような羽根車内に細長い
仕切板を挿入設置することは仕切板の強度上に問
題があり実用化に至つていなかつた。
本考案は以上の問題点を解決し、採光性あるい
は据付性を良好ならしめることができるコンパク
トな一体形空気調和機を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、本体ユニ
ツト内を室内側と室外側とに区画し、室内側に室
内熱交換器、室外側に室外熱交換器をそれぞれ配
設すると共にフアンを介して室内空気を室内熱交
換器、室外空気を室外熱交換器にそれぞれ流通せ
しめて室内の空調を行うようにした一体形空気調
和機において、前記フアンを一端を駆動源に連結
され、、他端を固定部に設置された軸支された回
転軸と、同回転軸に固着された円筒状羽根車とか
らなる貫流フアンとし、同貫流フアンとし、同貫
流フアンを室内空気流通路と室外空気流通路とに
跨つてその内部に前記回転軸と平行に仕切板を設
置し、室内側と室外側とにそれぞれ各別に空気流
を生じせしめるよう配設すると共に前記貫流フア
ンの円筒状羽根車をその長さ方向で複数個に分割
してその間に適宜の間隙を形成し、前記仕切板を
一端が前記本体ユニツト内の適所に固定され、前
記間隙から貫流フアン内に突出されたアームの他
端に固定支持して一体形空気調和機を構成したも
のである。
(作用) 上記のように構成することにより貫流フアンの
回転によつて発生する空気流は、仕切板で、室内
側と室外側との2通りの空気流に分離されてそれ
ぞれの空気流路を流れ、室内熱交換器、室外熱交
換器と熱交換して室内の空調を行うことができ
る。このように1つの貫流フアンで、室内側と室
外側の2つの空気流を生じせしめることができる
ため、空気流を得るための必要空間を従来のもの
に比し著しく縮少することができる。
また、貫流フアンの羽根車をその長さ方向に分
割してその間に間隙を形成し、この間隙からアー
ムを突出させて内部に設置する仕切板を支持する
ようにしているので、仕切板は片持ち支持となる
が、その長さを十分短かくして支持できるため、
実用上必要な十分な強度を確保することが可能と
なる。
(実施例) 以下第3図乃至第7図に示す実施例により本考
案につき具体的に説明するが、図示の例は本考案
を縦形窓掛式の一体形空気調和機に適用した場合
を示す。
第3図および第4図において、20は縦形窓掛
式空調機ユニツト、21は該ユニツト20に第3
図に示す如く設置された仕切板、22は該仕切板
21とユニツト20の底板によつて囲まれるよう
にユニツト20の下部に設置された圧縮機、23
は後述する貫流フアンの円筒状羽根車25,25
a内に配置された仕切板28と上記仕切板21に
よつて区画された2つの室すなわち室内側部20
aと室外側部20bのうちの室内側部20a内
に、第4図に示す如く配置されたほぼL字形に形
成された室内側熱交換器(蒸発器)、24は上記
室外側部20b内に配置されたほぼコ字状の室外
側熱交換器(凝縮器)をそれぞれ示す。25,2
5aは長さ方向に沿つて複数個に分割された貫流
フアン円筒状羽根車で、それら羽根車25,25
aは、第5図および第6図に示すように形成され
ている。26は垂直回転軸で、同垂直回転軸26
は下端を、上記仕切板21の水平部分上に第3図
に示すように固設された駆動源たとえば電動機2
9に連結されており、その上端は上記ユニツト2
0の頂板の中央部下面に設けられた軸受27に回
転自在に軸支されている。そして該垂直回転軸2
6に、上記円筒状羽根車25,25aが、その軸
方向に沿つて若干の間隙sをおいて固着されてお
り、それら円筒状羽根車25,25aは垂直回転
軸26を介して電動機29により第4図の矢印a
方向に駆動回転せしめられるようになつている。
仕切板28は、上記円筒状羽根車25,25a
内に挿入され(第5図参照)、それら円筒状羽根
車25,25a内を軸方向に沿つて2つの室に区
画しており(第4図参照)、また円筒状羽根車2
5,25aの間の間隙sから突き出たアーム30
を介してユニツト20へ適当に固定支持されてい
る。そして該仕切板28は上記仕切板21ととも
にユニツト20内を室内側部20a、室外側部2
0bの2つの室に区画し、円筒状羽根車25,2
5aの回転時に発生する空気流を、上記垂直回転
軸26に直角な断面内で、上記2つの室を各別に
流れるようにしており、第4図の矢印b,cで示
す方向に2通りの空気流を生じさせるようになつ
ている。
本実施例は上記のように構成されており、この
縦形窓掛式空気調和機を運転すると、円筒状羽根
車25,25aは第4図の矢印aの方向に回転
し、その回転時に発生する空気流は矢印b,cの
如く2通りの空気流となつて流れ、これら空気流
は室内外側熱交換器23,24を通過する際に熱
交換され、それぞれ室内外へ吹出される。この場
合、仕切板28により円筒状羽根車25,25a
の回転により発生する空気流は、室内側部20a
と室外側部20bとの2通りの空気流に分離され
て流れるため、フアンが上記貫流フアン1つでよ
く、フアン設置スペースを含む空気流の必要空間
通路を従来に比し著しく縮少でき、その結果空調
和ユニツトの寸法を従来に比し大幅に小さく設定
できる。
また、貫流フアンを、その軸方向長さを長くし
て十分な空気量を確保できるようにしても、その
内部に設ける仕切板を、フアンの羽根車をその長
さ方向で分割し、その間に形成した間隙からアー
ムを突出させて支持するようにしているため、長
い仕切板を十分短かくして片持ち支持でき、十分
な強度を確保することができる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように本考案による
と、一体形空気調和機のコンパクト化を達成でき
るため、窓に据付る場合の採光性及び、据付性を
良好ならしめることができると共に貫流フアン内
の仕切板を十分な強度を持つように設置して、1
つの貫流フアンで室内側と室外側の2つの空気流
を各別に流すようにした一体形空気調和機を実現
できるという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来の縦形窓掛式空調
機の概略説明図で、第1図は縦断面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図乃至第7図は本
考案の一実施例の概略説明図で、第3図は本考案
を縦形窓掛式空調機に適用した場合の縦断面図、
第4図は第3図の−線断面図、第5図は部品
の斜視図、第6図は第5図の−線断面図、第
7図は仕切板の斜視図である。 第3図乃至第7図において、20:空調機ユニ
ツト、25,25a:円筒状羽根車、26:垂直
回転軸、27:軸受、28:仕切板:29:駆動
源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ユニツト内を室内側と室外側とに区画し、
    室内側に室内熱交換器、室外側に室外熱交換器を
    それぞれ配設すると共にフアンを介して室内空気
    を室内熱交換器、室外空気を室外熱交換器にそれ
    ぞれ流通せしめて室内の空調を行うようにした一
    体形空気調和機において、前記フアンを一端を駆
    動源に連結され、他端を固定部に設置された軸受
    に軸支された回転軸と、同回転軸に固着された円
    筒状羽根車とからなる貫流フアンとし、同貫流フ
    アンを室内空気流通路と室外空気流通路とに跨つ
    てその内部に前記回転軸と平行に仕切板を設置
    し、室内側と室外側とにそれぞれ各別に空気流を
    生じせしめるように配設すると共に前記貫流フア
    ンの円筒状羽根車をその長さ方向で複数個に分割
    してその間に適宜の間隙を形成し、前記仕切板を
    一端が前記本体ユニツト内の適所に固定され前記
    間隙から貫流フアン内に突出されたアームの他端
    に固定支持したことを特徴とする一体形空気調和
    機。
JP1977152687U 1977-11-16 1977-11-16 Expired JPS6142015Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977152687U JPS6142015Y2 (ja) 1977-11-16 1977-11-16

Applications Claiming Priority (1)

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JP1977152687U JPS6142015Y2 (ja) 1977-11-16 1977-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5479003U JPS5479003U (ja) 1979-06-05
JPS6142015Y2 true JPS6142015Y2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=29139138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977152687U Expired JPS6142015Y2 (ja) 1977-11-16 1977-11-16

Country Status (1)

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JP (1) JPS6142015Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB876615A (en) * 1956-12-07 1961-09-06 Firth Cleveland Ltd Improvements relating to machines for inducing flow of fluid, for example fans and pumps

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB876615A (en) * 1956-12-07 1961-09-06 Firth Cleveland Ltd Improvements relating to machines for inducing flow of fluid, for example fans and pumps

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5479003U (ja) 1979-06-05

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