JP2792912B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP2792912B2 JP2792912B2 JP1117071A JP11707189A JP2792912B2 JP 2792912 B2 JP2792912 B2 JP 2792912B2 JP 1117071 A JP1117071 A JP 1117071A JP 11707189 A JP11707189 A JP 11707189A JP 2792912 B2 JP2792912 B2 JP 2792912B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind direction
- rod
- air conditioner
- direction change
- reverse
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は機体を天井空間内に設け、天井下面の化粧パ
ネルに設けた向かい合う一対の吹出口から二方向へ冷温
風を吹き出させるようにした天井埋込型の空気調和機に
関する。
ネルに設けた向かい合う一対の吹出口から二方向へ冷温
風を吹き出させるようにした天井埋込型の空気調和機に
関する。
(ロ)従来の技術 複数個の吹出口に風向変更板を夫々設け、これら風向
変更板をモータで駆動するようにした天井埋込型の空気
調和機が実開昭62−76858号公報で提示されている。
変更板をモータで駆動するようにした天井埋込型の空気
調和機が実開昭62−76858号公報で提示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記公報で提示の空気調和機は直交する向きに配置さ
れた隣接する2個の吹出口の風向変更板を1個のモータ
で駆動する吹出機構を2組設けて4方向から吹き出すよ
うにしたものであり、かかる吹出機構を向かい合う一対
の吹出口から二方向へ冷温風を吹き出させる空気調和機
に適用すると、一対の吹出口に夫々設けた風向変更板を
専用の2個のモータで個別に駆動させる機構となり、一
対の風向変更板を単一のモータで駆動させることができ
ない不具合さがあった。
れた隣接する2個の吹出口の風向変更板を1個のモータ
で駆動する吹出機構を2組設けて4方向から吹き出すよ
うにしたものであり、かかる吹出機構を向かい合う一対
の吹出口から二方向へ冷温風を吹き出させる空気調和機
に適用すると、一対の吹出口に夫々設けた風向変更板を
専用の2個のモータで個別に駆動させる機構となり、一
対の風向変更板を単一のモータで駆動させることができ
ない不具合さがあった。
本発明はかかる点に鑑み、向かい合う一対の吹出口に
夫々設けた一対の風向変更板を単一のモータで駆動させ
るようにした空気調和機を提供することを目的としたも
のである。
夫々設けた一対の風向変更板を単一のモータで駆動させ
るようにした空気調和機を提供することを目的としたも
のである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、長方形の化粧パネルの長辺に沿う2つの吹
出口に夫々風向変更板を互いに平行に設け、これら風向
変更板をその長手方向を軸として揺動させるモータを有
する駆動装置を備えた空気調和機において、前記駆動装
置は、前記化粧パネルの短辺に沿って設けられ、両端部
が夫々前記風向変更板の一端の近傍に位置し前記短辺に
沿う軸で正逆回転運動される回動桿と、前記回動桿の一
端に結合される支軸を有し前記モータの回転により揺動
され前記支軸を正逆回転運動させる揺動桿と、前記支軸
に結合され前記支軸の正逆回転運動を一方の風向変更板
に伝達する第1の連結桿と、前記回動桿の他端に結合さ
れ前記回動桿の正逆回転運動を他方の風向変更板に伝達
する第2の連結桿とを備えることを特徴とする。
出口に夫々風向変更板を互いに平行に設け、これら風向
変更板をその長手方向を軸として揺動させるモータを有
する駆動装置を備えた空気調和機において、前記駆動装
置は、前記化粧パネルの短辺に沿って設けられ、両端部
が夫々前記風向変更板の一端の近傍に位置し前記短辺に
沿う軸で正逆回転運動される回動桿と、前記回動桿の一
端に結合される支軸を有し前記モータの回転により揺動
され前記支軸を正逆回転運動させる揺動桿と、前記支軸
に結合され前記支軸の正逆回転運動を一方の風向変更板
に伝達する第1の連結桿と、前記回動桿の他端に結合さ
れ前記回動桿の正逆回転運動を他方の風向変更板に伝達
する第2の連結桿とを備えることを特徴とする。
(ホ)作 用 モータを駆動すると、揺動桿が揺動し、この揺動桿の
支軸の正逆回転運動が第1の連結桿で一方の風向変更板
に伝達されてこの風向変更板が揺動される。同時に前記
揺動桿の支軸の正逆回転運動で回動桿が回動され、この
回動桿の正逆運動が第2の連結桿で他方の風向変更板に
伝達されてこの風向変更板が揺動される。
支軸の正逆回転運動が第1の連結桿で一方の風向変更板
に伝達されてこの風向変更板が揺動される。同時に前記
揺動桿の支軸の正逆回転運動で回動桿が回動され、この
回動桿の正逆運動が第2の連結桿で他方の風向変更板に
伝達されてこの風向変更板が揺動される。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、天井埋
込型の空気調和機は天井(1)の空間(2)内に吊り具
(3)で吊り下げられて設置される機体(4)と、この
機体の下面に設けられ吸入口(5)と互いに向かい合う
一対の吹出口(6a)(6b)を有する化粧パネル(7)と
から構成されており、機体(4)内は仕切板(8)で吹
出側通風路(9)と吸込側通風路(10)と区画され、吹
出側通風路(9)に熱交換器(11)が、吸込側通風路
(10)に遠心型送風機(12)が設けられている。
込型の空気調和機は天井(1)の空間(2)内に吊り具
(3)で吊り下げられて設置される機体(4)と、この
機体の下面に設けられ吸入口(5)と互いに向かい合う
一対の吹出口(6a)(6b)を有する化粧パネル(7)と
から構成されており、機体(4)内は仕切板(8)で吹
出側通風路(9)と吸込側通風路(10)と区画され、吹
出側通風路(9)に熱交換器(11)が、吸込側通風路
(10)に遠心型送風機(12)が設けられている。
この遠心型送風機(12)のファンケース(13)は上半
分のファンケース部分(13a)と下半分のファンケース
部分(13b)とに分割され、この上半分のファンケース
部分(13a)が吹出側通風路(9)の方へ張り出された
状態となっている。
分のファンケース部分(13a)と下半分のファンケース
部分(13b)とに分割され、この上半分のファンケース
部分(13a)が吹出側通風路(9)の方へ張り出された
状態となっている。
又、仕切板(8)には、ファンケース部分(13a)が
嵌まり合う開口(14)と、熱交換器(11)で生じたドレ
ン水を受けるドレンパン(15)とが発泡スチロールで一
体に形成されている。
嵌まり合う開口(14)と、熱交換器(11)で生じたドレ
ン水を受けるドレンパン(15)とが発泡スチロールで一
体に形成されている。
(16a)(16b)は一対の吹出口(6a)(6b)に夫々設
けられた風向変更板で、これら風向変更板(16a)(16
b)を同時に揺動させる駆動装置(17)は、モータ(1
8)と、このモータの回転により揺動される揺動桿(1
9)と、この揺動桿の支軸(20)と結合されこの支軸の
正逆回転運動を一方の風向変更板(16a)に伝達する第
1の連結桿(21a)と、揺動桿(19)を支軸(20)と一
端(22a)が結合されこの支軸の正逆回転運動で回動さ
れる回動桿(23)と、この回動桿の他端(22b)と結合
されこの回動桿の正逆回転運動を他方の風向変更板(16
b)に伝達する第2の連結桿(12b)と、化粧パネル
(7)の吹出口(6a)(6b)がない他辺に沿って配置さ
れ回動桿(23)を枢支部(24)で回転自在に枢支する支
持具(25)とで構成されている。
けられた風向変更板で、これら風向変更板(16a)(16
b)を同時に揺動させる駆動装置(17)は、モータ(1
8)と、このモータの回転により揺動される揺動桿(1
9)と、この揺動桿の支軸(20)と結合されこの支軸の
正逆回転運動を一方の風向変更板(16a)に伝達する第
1の連結桿(21a)と、揺動桿(19)を支軸(20)と一
端(22a)が結合されこの支軸の正逆回転運動で回動さ
れる回動桿(23)と、この回動桿の他端(22b)と結合
されこの回動桿の正逆回転運動を他方の風向変更板(16
b)に伝達する第2の連結桿(12b)と、化粧パネル
(7)の吹出口(6a)(6b)がない他辺に沿って配置さ
れ回動桿(23)を枢支部(24)で回転自在に枢支する支
持具(25)とで構成されている。
以上の如く構成されており、冷暖房運転時に遠心ファ
ン(26)を駆動すると、化粧パネル(7)の吸入口
(5)からエアーフィルター(27)を通って吸込側通風
路(10)に吸い込まれた室内空気はファンケース(13)
の吸込口(28)から吸い込まれて吐出口(29)から吹出
側通風路(9)へ吹き出される。然る後、この吹き出さ
れた室内空気は左右方向へ分配されて熱交換器(11)で
冷却又は加熱された後に断熱シート(30)に沿って下降
し、化粧パネル(7)の2個の吹出口(6a)(6b)から
冷温風が2方向へ吹き出されて室内が冷暖房される。
ン(26)を駆動すると、化粧パネル(7)の吸入口
(5)からエアーフィルター(27)を通って吸込側通風
路(10)に吸い込まれた室内空気はファンケース(13)
の吸込口(28)から吸い込まれて吐出口(29)から吹出
側通風路(9)へ吹き出される。然る後、この吹き出さ
れた室内空気は左右方向へ分配されて熱交換器(11)で
冷却又は加熱された後に断熱シート(30)に沿って下降
し、化粧パネル(7)の2個の吹出口(6a)(6b)から
冷温風が2方向へ吹き出されて室内が冷暖房される。
かかる冷暖房運転時、モータ(18)を駆動すると、揺
動桿(19)が揺動し、この揺動桿の支軸(20)の正逆回
転運動が第1の連結桿(21a)で一方の風向変更板(16
a)に伝達されてこの風向変更板(16a)が揺動される。
同時に揺動桿(19)の支軸(20)の正逆回転運動で回動
桿(23)が回動され、この回動桿(23)の正逆回転運動
が第2の連結桿(21b)で他方の風向変更板(16b)に伝
達されてこの風向変更板(16b)が揺動される。
動桿(19)が揺動し、この揺動桿の支軸(20)の正逆回
転運動が第1の連結桿(21a)で一方の風向変更板(16
a)に伝達されてこの風向変更板(16a)が揺動される。
同時に揺動桿(19)の支軸(20)の正逆回転運動で回動
桿(23)が回動され、この回動桿(23)の正逆回転運動
が第2の連結桿(21b)で他方の風向変更板(16b)に伝
達されてこの風向変更板(16b)が揺動される。
このように単一のモータ(18)の駆動により左右一対
の風向変更板(16a)(16b)が同時に同一方向へ揺動さ
れ、吹出口(6a)(6b)から左右方向へ吹き出される冷
温風の向きが変わり室内全体が均一に冷暖房される。
の風向変更板(16a)(16b)が同時に同一方向へ揺動さ
れ、吹出口(6a)(6b)から左右方向へ吹き出される冷
温風の向きが変わり室内全体が均一に冷暖房される。
(ト)発明の効果 本発明によれば、モータと、このモータの回転により
揺動される揺動桿と、この揺動桿の支軸と結合されこの
支軸の正逆回転運動を一方の風向変更板に伝達する第1
の連結桿と、前記揺動桿の支軸と一端が結合されこの支
軸の正逆回転運動で回動される回動桿と、この回動桿の
他端と結合されこの回動桿の正逆回転運動を他方の風向
変更板に伝達する第2の連結桿とから成る駆動装置で、
向かい合う左右一対の吹出口に夫々設けた風向変更板を
揺動させるようにしたので、左右一対の風向変更板を単
一のモータで駆動でき、製造コストとランニングコスト
を安く抑えた二方向吹出タイプの空気調和機を得ること
ができる。
揺動される揺動桿と、この揺動桿の支軸と結合されこの
支軸の正逆回転運動を一方の風向変更板に伝達する第1
の連結桿と、前記揺動桿の支軸と一端が結合されこの支
軸の正逆回転運動で回動される回動桿と、この回動桿の
他端と結合されこの回動桿の正逆回転運動を他方の風向
変更板に伝達する第2の連結桿とから成る駆動装置で、
向かい合う左右一対の吹出口に夫々設けた風向変更板を
揺動させるようにしたので、左右一対の風向変更板を単
一のモータで駆動でき、製造コストとランニングコスト
を安く抑えた二方向吹出タイプの空気調和機を得ること
ができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は風向変更
板と駆動装置の斜視図、第2図は空気調和機の断面図で
ある。 (6a)(6b)……吹出口、(16a)(16b)……風向変更
板、(17)……駆動装置、(18)……モータ、(19)…
…揺動桿、(20)……揺動桿の支軸、(21a)……第1
の連結桿、(21b)……第2の連結桿、(23)……回動
桿。
板と駆動装置の斜視図、第2図は空気調和機の断面図で
ある。 (6a)(6b)……吹出口、(16a)(16b)……風向変更
板、(17)……駆動装置、(18)……モータ、(19)…
…揺動桿、(20)……揺動桿の支軸、(21a)……第1
の連結桿、(21b)……第2の連結桿、(23)……回動
桿。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 13/15
Claims (1)
- 【請求項1】長方形の化粧パネルの長辺に沿う2つの吹
出口に夫々風向変更板を互いに平行に設け、これら風向
変更板をその長手方向を軸として揺動させるモータを有
する駆動装置を備えた空気調和機において、 前記駆動装置は、 前記化粧パネルの短辺に沿って設けられ、両端部が夫々
前記風向変更板の一端に近傍に位置し前記短辺に沿う軸
で正逆回転運動される回動桿と、 前記回動桿の一端に結合される支軸を有し前記モータの
回転により揺動され前記支軸を正逆回転運動させる揺動
桿と、 前記支軸に結合され前記支軸の正逆回転運動を一方の風
向変更板に伝達する第1の連結桿と、 前記回動桿の他端に結合され前記回動桿の正逆回転運動
を他方の風向変更板に伝達する第2の連結桿とを備える
ことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1117071A JP2792912B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1117071A JP2792912B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02298753A JPH02298753A (ja) | 1990-12-11 |
JP2792912B2 true JP2792912B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=14702697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1117071A Expired - Fee Related JP2792912B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2792912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20204755U1 (de) * | 2002-03-25 | 2003-05-28 | Meltem Wärmerückgewinnung GmbH & Co. KG, 82239 Alling | Luftaustauschvorrichtung |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347168Y2 (ja) * | 1986-01-10 | 1991-10-07 |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP1117071A patent/JP2792912B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02298753A (ja) | 1990-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |