JPH0347168Y2 - - Google Patents

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JPH0347168Y2
JPH0347168Y2 JP232386U JP232386U JPH0347168Y2 JP H0347168 Y2 JPH0347168 Y2 JP H0347168Y2 JP 232386 U JP232386 U JP 232386U JP 232386 U JP232386 U JP 232386U JP H0347168 Y2 JPH0347168 Y2 JP H0347168Y2
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louver
connecting plate
main shaft
main
connecting rod
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JP232386U
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、液体燃料燃焼暖房機等の空気調和機
におけるルーバー装置に関する。
<従来技術> 従来の暖房機のルーバー装置は、使用者の指、
棒等で揺動中のルーバーに外力が加わつた場合で
もルーバーの揺動は停止しない。これはモータの
回転運動に対してルーバーが確実に連動するよう
に構成されているためである。
しかし、ルーバーに外力が加わつてもルーバー
の揺動が停止しないと、指等がルーバー間に挟ま
れて危険であり、また、モータに無理な力が加わ
つて暖房機本体の故障にもつながつていた。
また、それぞれ離間したルーバーを有する暖房
機では各ルーバーはそれぞれ異なつた方向、すな
わち外開き、または内閉じの状態のみが可能であ
り、各ルーバーを同方向に向けることは構造上不
可能であつた。
<目的> 本考案は、上記欠点に鑑み、互に離間した第
一、第二のルーバーの向きを異方向姿勢と同方向
姿勢に切換ることができ、使用に際し、非常に便
利な空気調和機のルーバー装置の提供を目的とし
ている。
<実施例> 以下、本考案を暖房機に適用した実施例を第1
図ないし第9図に基づいて説明すると、これは、
暖房機本体1の左右両側の熱風吹出口周壁に互に
離間して設けられた第一ルーバー2(左側のルー
バー)の主軸2Aおよび第二ルーバー3(右側の
ルーバー)の主軸3Aがそれぞれ揺動自在に支持
され、前記両主軸の一方2Aを揺動させる揺動装
置Eが設けられ、前記両ルーバー2,3の主軸2
A,3Aに連結盤4,5が外嵌固定され、該両連
結盤4,5に連結杆6が差渡して連結され、前記
第一ルーバー2の連結盤4または前記第二ルーバ
ー3の連結盤5のどちらか一方に、前記第一ルー
バー2および第二ルーバー3を異方向姿勢Bと同
方向姿勢Cとに切換可能とするために連結杆6と
連結盤4との連結位置を切換えるため連結位置切
換手段Dが設けられたものである。
第9図のように、前記暖房機本体1の前面中央
に輻射熱線放出と熱風の一部吹出用の網状体1A
が形成され、前記第一ルーバー2がその下端に形
成された前記主軸2Aと上端に形成された補助軸
2Bとによつて前記本体1に軸受11,12を介
して揺動自在に取付けられている。同様に前記第
二ルーバー3は前記主軸3Aと補助軸3Bとによ
つて前記本体1に揺動自在に取付けられている。
前記主軸2Aに受動盤7が固設され、該受動盤
7に対し圧接状態で伝動可能なクラツチ盤8が前
記主軸2Aにが揺動自在に外嵌され、該クラツチ
盤8と前記主軸2Aに外嵌固定されたばね座9と
の間に前記クラツチ盤8を前記受動盤7に圧接さ
せる方向に付勢する圧縮ばね10が介装され、該
ばね10は前記クラツチ盤8にその一端が固定さ
れ、前記揺動装置Eは該クラツチ盤8を揺動させ
ることにより前記主軸2Aを揺動させている。
前記軸受11の下側に前記クラツチ盤8が配さ
れ、該クラツチ盤8は円盤部8aと該円盤部8a
の周縁に外側に突出して180°間隔で一体形成され
後述のリンク12を回転自在に取付ける取付け片
8bとから成る。
前記揺動装置Eは、前記本体1に支持されたモ
ータ13と、該モータ13のモータ軸13aに一
側が固定された円盤アーム14と、前記モータ軸
13aの対向位置に回転自在に取付けられた細長
の前記リンク12とから構成され、該リンク12
は正面視下側開放のコ字型に形成され、該リンク
12の一側の折曲片12aが前記円盤アーム14
の盤面に回転自在嵌入され、前記リンク12の他
側の折曲片12bは、前記両取付け片8b,8b
のうちの一方の取付け片8bの外側端部に回転自
在に嵌入されている。
前記第二ルーバー3を前記第一ルーバー2に連
動させる連動機構Fとしては、前記ばね座9の下
側で前記主軸2Aに外嵌固定された前記連結盤4
と、前記第二ルーバー3の主軸3Aの下端に外嵌
固定された前記連結盤5と、該両連結盤4,5に
架け渡される下側開放のコ字型の前記連結杆6と
から構成されている。
前記連結位置切換手段Dは、前記連結盤4に形
成された円状細長溝15と、前記主軸2Aの下部
に揺動自在に外嵌された位置切換盤16とから成
る。
前記連結杆6の一方の折曲片6aは前記第二ル
ーバー3側の連結盤5の盤面の一側端部に回転自
在に嵌入れ、他方の折曲片6bは、前記第一ルー
バー2側の円弧状細長溝15の前方の端部に貫通
されるとともに、前記位置切換盤16の円弧長孔
16aに摺動自在に嵌入され、折曲片6bの揺動
を妨げないようにされている。
そして、前記連結盤4の外側は下方に折曲され
てばね掛片4aが形成され、該ばね掛片4aと前
記折曲片6bとに前記連結杆6を前記第一ルーバ
ー2側に付勢する強い引張ばね17が張設されて
いる。
18は、前記モータ13のスイツチ、19は前
記連結杆6の抜け止め機能を有する抜け止め材、
第9図の20は前記本体1の前面に外周部の一部
が突出されて前記第一ルーバー2の下側に配され
た前記連結杆6の位置切換用の切換ダイヤルで、
これは切換盤16と一体に形成され、その180°の
回動操作は前記切換盤16に連動される。
次に作用を説明すると、モータ軸13aの回転
に伴なつて円盤アーム14が軸13aを中心に回
転する。同時に、リンク12による連結によつて
クラツチ盤8が円盤アーム14と連動する。この
時、円盤アーム14はモータ軸13aを中心とす
る連続的な回転(折曲片12aは図中、仮想線で
示した軌跡を描く)であるが、クラツチ盤8は図
中、角度θ内の往復運動である。
円盤アーム14の回転に伴なつてクラツチ盤8
が揺動するのはリンク12の働きによるものであ
る。またばね10によつてクラツチ盤8が受動盤
7に圧接され、両盤7,8間はスリツプトルクを
介して伝動されているため、ここで誤つて使用者
が指等で第一ルーバー2にスリツプトルクより大
な力を加えた場合でも、モータ軸13aの回転に
よつてクラツチ盤8は常に揺動するが、第一ルー
バー2はそこで停止する。
これは、受動盤7とクラツチ盤8との摩擦が使
用者の指の力よりも弱い場合、モータ13の力に
よりクラツチ盤8だけが揺動するためである。そ
して、クラツチ盤8は常に揺動しているので停止
した第一ルーバー2は次の瞬間には今までと逆方
向の揺動を開始する。第二ルーバー3は連動機構
Fによつて第一ルーバー2と同じ揺動をすること
はもちろんである。そして、この状態では各ルー
バー2,3は互いに外開きまたは内閉じの状態で
ある。(第5,6図参照) したがつて、棒等がルーバ間に入り込んだ場合
でも、同様な働きをしてモータ13に無理な力が
掛からないため、故障も少なく安全である。
さらに、切換盤16を本体1の前面に取付けら
れた切換ダイヤル20を回動操作して時計方向に
回すと、長孔16aの端部が折曲片6bに当るま
で少し空回りし、その後連結杆6の折曲片6bが
ばね17の弾力に打勝つてこれを伸長させ円弧状
細長溝15に沿つてもう一方の端部まで滑り、連
結杆6の支点位置が変わりばね17は短縮状態と
なるため、両ルーバー2,3の揺動方向の切換が
できる。すなわち、第7,8図のように両ルーバ
ー2,3が同方向を向く同方向姿勢Cに切換わ
る。
そして、ばね17は強いためルーバー揺動中は
連結盤4と連結杆6とは一体的に揺動する。
なお、逆に同方向姿勢Cから異方向姿勢Bの切
換えも、切換盤16を切換ダイヤル20の逆方向
180°回動操作によつて反時計方向に回すことによ
り可能である。
<効果> 以上の説明から明らかな通り、本考案は、空気
調和機本体の送風吹出口周壁に互に離間して設け
られた第一ルーバーの主軸および第二ルーバーの
主軸がそれぞれ揺動自在に支持され、前記両主軸
の一方を揺動させる揺動装置が設けられ、前記両
ルーバーの主軸に連結盤が固定され、該両連結盤
に連結杆が差渡して連結され、前記第一ルーバー
の連結盤または前記第二ルーバーの連結盤のどち
らか一方に、前記第一ルーバーおよび第二ルーバ
ーを異方向姿勢と同方向姿勢とに切換可能とする
ために連結杆と連結盤との連結位置を切換えるた
め連結位置切換手段が設けられたことを特徴とす
る空気調和機のルーバー装置に関するものであ
る。
したがつて、本考案によれば、暖房機の使用時
に、連結位置切換手段によつてルーバーの向きが
自由に切換可能であり、使用に際し、非常に便利
な空気調和機のルーバー装置の提供ができるとい
つた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す暖房機のルーバ
ー装置の要部正面図、第2図は同じくその要部平
面図、第3図は同じくその連結杆の切換え状態を
示す要部平面図、第4図は同じく第一ルーバーの
連結盤の拡大平面図、第5図は同じくルーバーが
異方向姿勢としての内閉じの状態を示す平面図、
第6図は同じくその異方向姿勢としての外開きの
状態を示す平面図、第7図は同じくその同方向姿
勢としての平行状態右向きを示す平面図、第8図
は同じくその同方向姿勢としての平行状態左向き
を示す平面図、第9図は同じく暖房機本体の正面
図である。 B……異方向姿勢、C……同方向姿勢、D……
連結位置切換手段、E……揺動装置、F……連動
機構、1……暖房機本体、2……第一ルーバー、
2A……主軸、3……第二ルーバー、3A……主
軸、4,5……連結盤、6……連結杆、7……受
動盤、8……クラツチ盤、9……ばね座、10…
…圧縮ばね、13……モータ、16……位置切換
盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機本体の送風吹出口周壁に互に離間し
    て設けられた第一ルーバーの主軸および第二ルー
    バーの主軸がそれぞれ揺動自在に支持され、前記
    両主軸の一方を揺動させる揺動装置が設けられ、
    前記両ルーバーの主軸に連結盤が固定され、該両
    連結盤に連結杆が差渡して連結され、前記第一ル
    ーバーの連結盤または前記第二ルーバーの連結盤
    のどちらか一方に、前記第一ルーバーおよび第二
    ルーバーを異方向姿勢と同方向姿勢とに切換可能
    とするために連結杆と連結盤との連結位置を切換
    えるため連結位置切換手段が設けられたことを特
    徴とする空気調和機のルーバー装置。
JP232386U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0347168Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP232386U JPH0347168Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JP232386U JPH0347168Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JPS62115040U JPS62115040U (ja) 1987-07-22
JPH0347168Y2 true JPH0347168Y2 (ja) 1991-10-07

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JP2792912B2 (ja) * 1989-05-10 1998-09-03 三洋電機株式会社 空気調和機
JP3988081B2 (ja) * 2003-06-12 2007-10-10 豊田合成株式会社 風向調整装置

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