JPH10318597A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH10318597A JPH10318597A JP9129347A JP12934797A JPH10318597A JP H10318597 A JPH10318597 A JP H10318597A JP 9129347 A JP9129347 A JP 9129347A JP 12934797 A JP12934797 A JP 12934797A JP H10318597 A JPH10318597 A JP H10318597A
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- wind direction
- arm
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹出口の側壁に軸支された上下２枚の風向板
の電源断の状態における開きを防止し、外観を良好とす
る空気調和機を提供する。 【解決手段】 吹出口に備えた上下２枚の風向板６、８
を前記吹出口を閉じた停止位置から水平、垂直位置に回
動する空気調和機において、前記支軸７、９の他端に各
々アーム１２、１４の一端を回動自在に取付け、同アー
ム１２、１４の各々の他端を繋ぐ継手２０を同他端に回
動自在に取付け、同継手２０の下端に前記アーム１２、
１４を前記上下風向板６、８が閉じる方向へ付勢するコ
イルバネ１５の一端を取付け、他端を前記側壁５ａの所
定箇所に固定し、前記支軸７、９の他端に、一端から略
直角に突出し前記アーム１２、１４の前記コイルバネ１
５側と当接する当接部２３ａ、２４ａを有し、前記上下
風向板６、８が水平位置に回動されるとき前記アーム１
２、１４に駆動力を伝達する駆動アーム２３、２４の他
端を固着する。
の電源断の状態における開きを防止し、外観を良好とす
る空気調和機を提供する。 【解決手段】 吹出口に備えた上下２枚の風向板６、８
を前記吹出口を閉じた停止位置から水平、垂直位置に回
動する空気調和機において、前記支軸７、９の他端に各
々アーム１２、１４の一端を回動自在に取付け、同アー
ム１２、１４の各々の他端を繋ぐ継手２０を同他端に回
動自在に取付け、同継手２０の下端に前記アーム１２、
１４を前記上下風向板６、８が閉じる方向へ付勢するコ
イルバネ１５の一端を取付け、他端を前記側壁５ａの所
定箇所に固定し、前記支軸７、９の他端に、一端から略
直角に突出し前記アーム１２、１４の前記コイルバネ１
５側と当接する当接部２３ａ、２４ａを有し、前記上下
風向板６、８が水平位置に回動されるとき前記アーム１
２、１４に駆動力を伝達する駆動アーム２３、２４の他
端を固着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に係わ
り、より詳細には吹出口に備えた上下２枚の風向板の駆
動装置に関する。
り、より詳細には吹出口に備えた上下２枚の風向板の駆
動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１は、従来の空気調和機の断面図、図
７は、図１に示したＡ矢視による空気調和機の要部説明
図、図８は、従来例による空気調和機の上下風向板駆動
機構の要部側面図である。
７は、図１に示したＡ矢視による空気調和機の要部説明
図、図８は、従来例による空気調和機の上下風向板駆動
機構の要部側面図である。
【０００３】従来の空気調和機は、例えば図６で示すよ
うに、吹出口に備えた上風向板６の支軸７に歯車１１を
設け、同吹出口に備えた下風向板８の支軸９に歯車１３
を設け、これ等両歯車１１、１３間に中間歯車１０を設
けて相互に噛合し、この中間歯車１０の支軸１７に取付
板１９に固定したモータ１８を連結して駆動することに
より、前記歯車群１０、１１、１３を介して、前記上風
向板６と前記下風向板８とを同吹出口を閉じた停止位置
（図７の（ａ））から水平位置（図７の（ｂ））または
前記モータを逆転させて垂直位置（図７の（ｃ））に回
動していた。
うに、吹出口に備えた上風向板６の支軸７に歯車１１を
設け、同吹出口に備えた下風向板８の支軸９に歯車１３
を設け、これ等両歯車１１、１３間に中間歯車１０を設
けて相互に噛合し、この中間歯車１０の支軸１７に取付
板１９に固定したモータ１８を連結して駆動することに
より、前記歯車群１０、１１、１３を介して、前記上風
向板６と前記下風向板８とを同吹出口を閉じた停止位置
（図７の（ａ））から水平位置（図７の（ｂ））または
前記モータを逆転させて垂直位置（図７の（ｃ））に回
動していた。
【０００４】しかしながら、前記上風向板６と前記下風
向板８を水平位置から吹出口を閉じた停止位置に戻し電
源断の状態、または電源投入の直後で前記モータが無通
電時の状態になると、前記歯車のバックラッシュにより
前記風向板の開きが発生するおそれがあり、外観を損ね
る問題があった。
向板８を水平位置から吹出口を閉じた停止位置に戻し電
源断の状態、または電源投入の直後で前記モータが無通
電時の状態になると、前記歯車のバックラッシュにより
前記風向板の開きが発生するおそれがあり、外観を損ね
る問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような間
題点に鑑みなされたもので、電源断の状態における前記
歯車のバックラッシュによる前記風向板の開きを防止
し、外観を良好とする空気調和機を提供することを目的
とする。
題点に鑑みなされたもので、電源断の状態における前記
歯車のバックラッシュによる前記風向板の開きを防止
し、外観を良好とする空気調和機を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、吹出口に備えた上下２枚の風向板の支軸を、
同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸の一端に歯
車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設けて噛合
し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間歯車の支
軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動すること
によって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じた停止位
置から水平，垂直位置に回動する空気調和機において、
前記支軸の他端に、各々アームの一端を回動自在に取付
け、同アームの各々の他端を繋ぐ継手を同他端に回動自
在に取付け、同継手の下端に前記アームを前記上下風向
板が閉じる方向へ付勢するコイルバネの一端を取付け、
他端を前記側壁の所定箇所に固定し、前記支軸の他端
に、一端から略直角に突出し前記アームの前記コイルバ
ネ側と当接する当接部を有し、前記上下風向板が水平位
置に回動されるとき前記アームに駆動力を伝達する駆動
アームの他端を固着し、電源断状態における前記歯車の
バックラッシュによる前記風向板の開きを防止してなる
ようにする。
するため、吹出口に備えた上下２枚の風向板の支軸を、
同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸の一端に歯
車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設けて噛合
し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間歯車の支
軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動すること
によって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じた停止位
置から水平，垂直位置に回動する空気調和機において、
前記支軸の他端に、各々アームの一端を回動自在に取付
け、同アームの各々の他端を繋ぐ継手を同他端に回動自
在に取付け、同継手の下端に前記アームを前記上下風向
板が閉じる方向へ付勢するコイルバネの一端を取付け、
他端を前記側壁の所定箇所に固定し、前記支軸の他端
に、一端から略直角に突出し前記アームの前記コイルバ
ネ側と当接する当接部を有し、前記上下風向板が水平位
置に回動されるとき前記アームに駆動力を伝達する駆動
アームの他端を固着し、電源断状態における前記歯車の
バックラッシュによる前記風向板の開きを防止してなる
ようにする。
【０００７】または、吹出口に備えた上下２枚の風向板
の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸
の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設
けて噛合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間
歯車の支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動
することによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じ
た停止位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機に
おいて、前記各々の支軸の他端に、各々アームの一端を
回動自在に取付け、同アームの各々の他端に、コイルバ
ネの一端を取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固定
し、前記支軸の他端に、一端から略直角に突出し前記ア
ームの前記コイルバネ側と当接する当接部を有し、前記
上下風向板が水平位置に回動されるとき前記アームに駆
動力を伝達する駆動アームの他端を固着し、電源断状態
における前記歯車のバックラッシュによる前記風向板の
開きを防止してなるようにする。そして、前記駆動アー
ムの一端に、前記支軸に対応する取付孔と同取付孔の周
辺に凹部を形成し、同凹部に対応し前記支軸の外周に凸
部を形成し、同凸部を前記凹部に嵌入することにより、
前記駆動アームを前記支軸に固着してなるようにする。
また、前記コイルバネを、各々の前記アームと略直角方
向に取付けてなるようにする。
の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸
の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設
けて噛合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間
歯車の支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動
することによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じ
た停止位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機に
おいて、前記各々の支軸の他端に、各々アームの一端を
回動自在に取付け、同アームの各々の他端に、コイルバ
ネの一端を取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固定
し、前記支軸の他端に、一端から略直角に突出し前記ア
ームの前記コイルバネ側と当接する当接部を有し、前記
上下風向板が水平位置に回動されるとき前記アームに駆
動力を伝達する駆動アームの他端を固着し、電源断状態
における前記歯車のバックラッシュによる前記風向板の
開きを防止してなるようにする。そして、前記駆動アー
ムの一端に、前記支軸に対応する取付孔と同取付孔の周
辺に凹部を形成し、同凹部に対応し前記支軸の外周に凸
部を形成し、同凸部を前記凹部に嵌入することにより、
前記駆動アームを前記支軸に固着してなるようにする。
また、前記コイルバネを、各々の前記アームと略直角方
向に取付けてなるようにする。
【０００８】もしくは、吹出口に備えた上下２枚の風向
板の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支
軸の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を
設けて噛合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中
間歯車の支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆
動することによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉
じた停止位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機
において、前記各々の支軸の他端に、前記支軸を前記上
下風向板が閉じる方向へ付勢する渦巻き状バネの一端を
取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固定し、電源断状
態における前記歯車のバックラッシュによる前記風向板
の開きを防止してなるようにする。
板の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支
軸の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を
設けて噛合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中
間歯車の支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆
動することによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉
じた停止位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機
において、前記各々の支軸の他端に、前記支軸を前記上
下風向板が閉じる方向へ付勢する渦巻き状バネの一端を
取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固定し、電源断状
態における前記歯車のバックラッシュによる前記風向板
の開きを防止してなるようにする。
【０００９】
【発明の実施の形態】吹出口に備えた上下２枚の風向板
の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸
の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設
けて噛合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間
歯車の支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動
することによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じ
た停止位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機に
おいて、前記支軸の他端に、各々アームの一端を回動自
在に取付け、同アームの各々の他端を繋ぐ継手を同他端
に回動自在に取付け、同継手の下端に前記アームを前記
上下風向板が閉じる方向へ付勢するコイルバネの一端を
取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固定し、前記支軸
の他端に、一端から略直角に突出し前記アームの前記コ
イルバネ側と当接する当接部を有し、前記上下風向板が
水平位置に回動されるとき前記アームに駆動力を伝達す
る駆動アームの他端を固着し、電源断状態における前記
歯車のバックラッシュによる前記風向板の開きを防止し
てなるようにする。以上のように構成したので、電源断
の状態における前記歯車のバックラッシュによる前記風
向板の開きを防止することができる空気調和機となる。
の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸
の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設
けて噛合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間
歯車の支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動
することによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じ
た停止位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機に
おいて、前記支軸の他端に、各々アームの一端を回動自
在に取付け、同アームの各々の他端を繋ぐ継手を同他端
に回動自在に取付け、同継手の下端に前記アームを前記
上下風向板が閉じる方向へ付勢するコイルバネの一端を
取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固定し、前記支軸
の他端に、一端から略直角に突出し前記アームの前記コ
イルバネ側と当接する当接部を有し、前記上下風向板が
水平位置に回動されるとき前記アームに駆動力を伝達す
る駆動アームの他端を固着し、電源断状態における前記
歯車のバックラッシュによる前記風向板の開きを防止し
てなるようにする。以上のように構成したので、電源断
の状態における前記歯車のバックラッシュによる前記風
向板の開きを防止することができる空気調和機となる。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による一実施例
を詳細に説明する。なお、従来と同じ部分の符号は同一
とする。図１は、本発明の空気調和機の断面図、図２
は、本発明の第一の実施例を示す図１のＡ矢視による要
部説明図、図３は、本発明の第一の実施例を示す一部切
欠き要部側面図、図４は、本発明の要部説明図である。
を詳細に説明する。なお、従来と同じ部分の符号は同一
とする。図１は、本発明の空気調和機の断面図、図２
は、本発明の第一の実施例を示す図１のＡ矢視による要
部説明図、図３は、本発明の第一の実施例を示す一部切
欠き要部側面図、図４は、本発明の要部説明図である。
【００１１】図１、図２において、１は空気調和機本
体、２は同本体１の上面および前面に設けられた空気の
吸込口、３は同本体１内に同吸込口２に対応して設けら
れた熱交換器、４は前記吸込口２から吸い込んだ空気を
前記熱交換器３を通過させて熱交換し、後述する吹出口
に送出する送風ファン、５は前記熱交換器３で熱交換さ
れた空気を前記送風ファン４により室内に吹き出す吹出
口である。
体、２は同本体１の上面および前面に設けられた空気の
吸込口、３は同本体１内に同吸込口２に対応して設けら
れた熱交換器、４は前記吸込口２から吸い込んだ空気を
前記熱交換器３を通過させて熱交換し、後述する吹出口
に送出する送風ファン、５は前記熱交換器３で熱交換さ
れた空気を前記送風ファン４により室内に吹き出す吹出
口である。
【００１２】前記吹出口５には、上風向板６がその両側
に備えた支軸７により同吹出口５の両側壁５ａに設けた
支軸孔５ｂで回動可能に軸支され、下風向板８がその両
側に備えた支軸９により同吹出口５の同両側壁５ａに設
けた支軸孔５ｂで回動可能に軸支されている。
に備えた支軸７により同吹出口５の両側壁５ａに設けた
支軸孔５ｂで回動可能に軸支され、下風向板８がその両
側に備えた支軸９により同吹出口５の同両側壁５ａに設
けた支軸孔５ｂで回動可能に軸支されている。
【００１３】１０は中間歯車、１１は前記支軸７に設け
られた歯車、１３は前記支軸９に設けられた歯車で、同
中間歯車１０は同両歯車１１と１３との中間に設けられ
て相互に歯合している。１５、１６はコイルバネ、１７
は前記中間歯車１０の支軸、１８は同支軸１７に接続し
て駆動するモータである。１９は前記両側壁５ａの一側
に対向して設けられ前記モータ１８を固定する取付板と
なっている。一方、支軸の他端側の１２、１４はアー
ム、２３、２４は駆動アームで各々２３ａ、２４ａは当
接部、２０は継手、１５はコイルバネである。
られた歯車、１３は前記支軸９に設けられた歯車で、同
中間歯車１０は同両歯車１１と１３との中間に設けられ
て相互に歯合している。１５、１６はコイルバネ、１７
は前記中間歯車１０の支軸、１８は同支軸１７に接続し
て駆動するモータである。１９は前記両側壁５ａの一側
に対向して設けられ前記モータ１８を固定する取付板と
なっている。一方、支軸の他端側の１２、１４はアー
ム、２３、２４は駆動アームで各々２３ａ、２４ａは当
接部、２０は継手、１５はコイルバネである。
【００１４】ここで本発明により、前記支軸７、９の他
端に、各々アーム１２、１４の一端を回動自在に取付
け、同アーム１２、１４の各々の他端を繋ぐ継手２０を
同他端に回動自在に取付け、同継手２０の下端に前記ア
ーム１２、１４を前記上下風向板６、８が閉じる方向へ
付勢するコイルバネ１５の一端を取付け、他端を前記側
壁５ａの所定箇所に固定し、前記支軸７、９の他端に、
一端から略直角に突出し前記アーム１２、１４の前記コ
イルバネ１５側と当接する当接部２３ａ、２４ａを有
し、前記上下風向板６、８が水平位置に回動されるとき
前記アーム１２、１４に駆動力を伝達する駆動アーム２
３、２４の他端を固着する。
端に、各々アーム１２、１４の一端を回動自在に取付
け、同アーム１２、１４の各々の他端を繋ぐ継手２０を
同他端に回動自在に取付け、同継手２０の下端に前記ア
ーム１２、１４を前記上下風向板６、８が閉じる方向へ
付勢するコイルバネ１５の一端を取付け、他端を前記側
壁５ａの所定箇所に固定し、前記支軸７、９の他端に、
一端から略直角に突出し前記アーム１２、１４の前記コ
イルバネ１５側と当接する当接部２３ａ、２４ａを有
し、前記上下風向板６、８が水平位置に回動されるとき
前記アーム１２、１４に駆動力を伝達する駆動アーム２
３、２４の他端を固着する。
【００１５】なお、前記モータ１８を駆動して前記上風
向板６と前記下風向板８とを回動する際には、前記コイ
ルバネ１５の力より大きい駆動トルクで回動する。この
ようにして、電源断状態における前記歯車１１、１３の
バックラッシュによる前記風向板６、８の開きを防止し
てなるようにする。
向板６と前記下風向板８とを回動する際には、前記コイ
ルバネ１５の力より大きい駆動トルクで回動する。この
ようにして、電源断状態における前記歯車１１、１３の
バックラッシュによる前記風向板６、８の開きを防止し
てなるようにする。
【００１６】次いで、前記駆動アーム２３の一端に前記
支軸７に対応する取付孔２３ｂと同取付孔２３ｂの周辺
に凹部２３ｃを形成し、同凹部２３ｃに対応し前記支軸
７の外周に凸部７ｃを形成し、同凸部７ｃを前記凹部２
３ｃに嵌入することにより、前記駆動アーム２３を前記
支軸７に固着してなるようにする。
支軸７に対応する取付孔２３ｂと同取付孔２３ｂの周辺
に凹部２３ｃを形成し、同凹部２３ｃに対応し前記支軸
７の外周に凸部７ｃを形成し、同凸部７ｃを前記凹部２
３ｃに嵌入することにより、前記駆動アーム２３を前記
支軸７に固着してなるようにする。
【００１７】また、前記駆動アーム２３を前記支軸７に
固着した後、前記アーム１２の一端に形成した回動孔１
２ａを、前記支軸７の前記凸部７ｃを形成しない部分７
ｂに回動自在にナット２５により取付けている。そし
て、前記アーム１２の他端に形成した取付孔１２ｂに前
記継手２０の回動孔２０ａを通しネジ２４により取付け
ている。なお、前記駆動アーム２４と前記アーム１４に
ついても同様な構成であるので説明を省略する。
固着した後、前記アーム１２の一端に形成した回動孔１
２ａを、前記支軸７の前記凸部７ｃを形成しない部分７
ｂに回動自在にナット２５により取付けている。そし
て、前記アーム１２の他端に形成した取付孔１２ｂに前
記継手２０の回動孔２０ａを通しネジ２４により取付け
ている。なお、前記駆動アーム２４と前記アーム１４に
ついても同様な構成であるので説明を省略する。
【００１８】次いで、本発明の作用、効果について説明
する。まず、前記モータ１８を駆動することにより、前
記歯車群１０，１１，１３を介して、前記上風向板６と
前記下風向板８とを同吹出口を閉じた停止位置から水平
位置に移動させる。このとき、前記支軸７、９の他端に
固着された駆動アーム２３、２４の当接部２３ａ、２４
ａが前記アーム１２、１４を回動しながら前記継手２０
の下端に，一端を取付けられ他端を前記側壁５ａの所定
箇所に固定されるコイルバネ１５を伸張している。
する。まず、前記モータ１８を駆動することにより、前
記歯車群１０，１１，１３を介して、前記上風向板６と
前記下風向板８とを同吹出口を閉じた停止位置から水平
位置に移動させる。このとき、前記支軸７、９の他端に
固着された駆動アーム２３、２４の当接部２３ａ、２４
ａが前記アーム１２、１４を回動しながら前記継手２０
の下端に，一端を取付けられ他端を前記側壁５ａの所定
箇所に固定されるコイルバネ１５を伸張している。
【００１９】ここで、前記上風向板６と前記下風向板８
を水平位置から吹出口を閉じた停止位置に戻し電源断の
状態、または電源投入の直後で前記モータ１８が無通電
時の状態になると、前記駆動アーム２３、２４は駆動力
を失う。このため、前記コイルバネ１５により付勢され
た前記アーム１２、１４が、前記当接部２３ａ、２４ａ
により当接している駆動アーム２３、２４を逆方向に回
動し、その結果支軸７、９が前記風向板６、８を閉じる
方向に回動する。このようにして、電源断状態における
前記風向板６、８の開きを防止することができる。
を水平位置から吹出口を閉じた停止位置に戻し電源断の
状態、または電源投入の直後で前記モータ１８が無通電
時の状態になると、前記駆動アーム２３、２４は駆動力
を失う。このため、前記コイルバネ１５により付勢され
た前記アーム１２、１４が、前記当接部２３ａ、２４ａ
により当接している駆動アーム２３、２４を逆方向に回
動し、その結果支軸７、９が前記風向板６、８を閉じる
方向に回動する。このようにして、電源断状態における
前記風向板６、８の開きを防止することができる。
【００２０】一方、図５は、本発明の第二の実施例を示
す一部切欠き要部側面図である。この場合、前記防止手
段として、前記各々の支軸７、９の他端に、一端を回動
自在に取付けられ、同支軸７、９とともに回動する各々
のアーム１２、１４と、同アーム１２、１４の各々の他
端に、一端を取付けられ他端を前記側壁５ａの所定箇所
に固定されるコイルバネ１５、１６によりなるようにす
る。また、前記コイルバネ１５、１６を、各々の前記ア
ーム１２、１４と略直角方向に取付けてなるようにす
る。そして、この実施例の作用、効果は、上述の実施例
と同様であるが、前記コイルバネ１５、１６を２本使用
し、各々のアーム１２、１４を略直角の適切な角度で引
っ張ることができ、前記上風向板６、下風向板８のバッ
クラッシュの差を補正できることになる。
す一部切欠き要部側面図である。この場合、前記防止手
段として、前記各々の支軸７、９の他端に、一端を回動
自在に取付けられ、同支軸７、９とともに回動する各々
のアーム１２、１４と、同アーム１２、１４の各々の他
端に、一端を取付けられ他端を前記側壁５ａの所定箇所
に固定されるコイルバネ１５、１６によりなるようにす
る。また、前記コイルバネ１５、１６を、各々の前記ア
ーム１２、１４と略直角方向に取付けてなるようにす
る。そして、この実施例の作用、効果は、上述の実施例
と同様であるが、前記コイルバネ１５、１６を２本使用
し、各々のアーム１２、１４を略直角の適切な角度で引
っ張ることができ、前記上風向板６、下風向板８のバッ
クラッシュの差を補正できることになる。
【００２１】他方、図６は本発明の第三の実施例を示す
一部切欠き要部側面図である。この場合、前記防止手段
として、前記各々の支軸７、９の他端に、一端を取付け
られ他端を前記側壁５ａの所定箇所に固定される渦巻き
状バネ２１、２１によりなるようにする。また、この実
施例の作用、効果は、上述の実施例と同様であるが、前
記渦巻き状バネ２１、２１のみを２本使用しているの
で、部品点数を削減することができ、且つ前記上風向板
６、下風向板８のバックラッシュの差を補正できること
になる。
一部切欠き要部側面図である。この場合、前記防止手段
として、前記各々の支軸７、９の他端に、一端を取付け
られ他端を前記側壁５ａの所定箇所に固定される渦巻き
状バネ２１、２１によりなるようにする。また、この実
施例の作用、効果は、上述の実施例と同様であるが、前
記渦巻き状バネ２１、２１のみを２本使用しているの
で、部品点数を削減することができ、且つ前記上風向板
６、下風向板８のバックラッシュの差を補正できること
になる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、吹出口に備えた上
下２枚の風向板の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると
共に、この支軸の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間
に中間歯車を設けて噛合し、前記側壁に対向して設けた
取付板に同中間歯車の支軸を接続したモータを固定し、
同モータを駆動することによって、前記上下風向板が前
記吹出口を閉じた停止位置から水平，垂直位置に回動す
る空気調和機において、前記支軸の他端に、各々アーム
の一端を回動自在に取付け、同アームの各々の他端を繋
ぐ継手を同他端に回動自在に取付け、同継手の下端に前
記アームを前記上下風向板が閉じる方向へ付勢するコイ
ルバネの一端を取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固
定し、前記支軸の他端に、一端から略直角に突出し前記
アームの前記コイルバネ側と当接する当接部を有し、前
記上下風向板が水平位置に回動されるとき前記アームに
駆動力を伝達する駆動アームの他端を固着し、電源断状
態における前記歯車のバックラッシュによる前記風向板
の開きを防止してなるようにした。
下２枚の風向板の支軸を、同吹出口の側壁で軸支すると
共に、この支軸の一端に歯車を設け、これ等の両歯車間
に中間歯車を設けて噛合し、前記側壁に対向して設けた
取付板に同中間歯車の支軸を接続したモータを固定し、
同モータを駆動することによって、前記上下風向板が前
記吹出口を閉じた停止位置から水平，垂直位置に回動す
る空気調和機において、前記支軸の他端に、各々アーム
の一端を回動自在に取付け、同アームの各々の他端を繋
ぐ継手を同他端に回動自在に取付け、同継手の下端に前
記アームを前記上下風向板が閉じる方向へ付勢するコイ
ルバネの一端を取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固
定し、前記支軸の他端に、一端から略直角に突出し前記
アームの前記コイルバネ側と当接する当接部を有し、前
記上下風向板が水平位置に回動されるとき前記アームに
駆動力を伝達する駆動アームの他端を固着し、電源断状
態における前記歯車のバックラッシュによる前記風向板
の開きを防止してなるようにした。
【００２３】この結果、電源断の状態における前記歯車
のバックラッシュによる前記風向板の開きを防止し、外
観を良好とする空気調和機を提供することが可能とな
る。
のバックラッシュによる前記風向板の開きを防止し、外
観を良好とする空気調和機を提供することが可能とな
る。
【図１】本発明及び従来の空気調和機の断面図である。
【図２】本発明の第一の実施例を示す図１のＡ矢視によ
る要部説明図である。
る要部説明図である。
【図３】本発明の第一の実施例を示す一部切欠き要部側
面図である。
面図である。
【図４】本発明の要部説明図である。
【図５】本発明の第二の実施例を示す一部切欠き要部側
面図である。
面図である。
【図６】本発明の第三の実施例を示す一部切欠き要部側
面図である。
面図である。
【図７】従来例による図１に示したＡ矢視による空気調
和機の要部説明図である。
和機の要部説明図である。
【図８】従来例による空気調和機の上下風向板駆動機構
の要部側面図であり、（ａ）は停止位置、（ｂ）は水平
位置、（ｃ）は垂直位置を示す。
の要部側面図であり、（ａ）は停止位置、（ｂ）は水平
位置、（ｃ）は垂直位置を示す。
１ 空気調和機 ２ 吸込口 ３ 熱交換器 ４ 送風ファン ５ 吹出口 ５ａ 側壁 ５ｂ 支軸孔 ６ 上風向板 ７ 上風向板の支軸 ７ｂ 凸部を形成しない部分 ７ｃ 凸部 ８ 下風向板 ９ 下風向板の支軸 １０ 中間歯車 １１、１３ 歯車 １２、１４ アーム １２ａ 回動孔 １２ｂ 取付孔 １５、１６ コイルバネ １７ 中間歯車の支軸 １８ モータ １９ 取付板 ２０ 継手 ２０ａ 回動孔 ２１、２２ 渦巻き状バネ ２３ 駆動アーム ２３ａ 当接部 ２３ｂ 取付孔 ２３ｃ 凹部 ２４ ネジ ２５ ナット
Claims (5)
- 【請求項１】 吹出口に備えた上下２枚の風向板の支軸
を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸の一端
に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設けて噛
合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間歯車の
支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動するこ
とによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じた停止
位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機におい
て、 前記支軸の他端に、各々アームの一端を回動自在に取付
け、同アームの各々の他端を繋ぐ継手を同他端に回動自
在に取付け、同継手の下端に前記アームを前記上下風向
板が閉じる方向へ付勢するコイルバネの一端を取付け、
他端を前記側壁の所定箇所に固定し、前記支軸の他端
に、一端から略直角に突出し前記アームの前記コイルバ
ネ側と当接する当接部を有し、前記上下風向板が水平位
置に回動されるとき前記アームに駆動力を伝達する駆動
アームの他端を固着し、電源断状態における前記歯車の
バックラッシュによる前記風向板の開きを防止してなる
ことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 吹出口に備えた上下２枚の風向板の支軸
を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸の一端
に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設けて噛
合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間歯車の
支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動するこ
とによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じた停止
位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機におい
て、 前記各々の支軸の他端に、各々アームの一端を回動自在
に取付け、同アームの各々の他端に、コイルバネの一端
を取付け、他端を前記側壁の所定箇所に固定し、前記支
軸の他端に、一端から略直角に突出し前記アームの前記
コイルバネ側と当接する当接部を有し、前記上下風向板
が水平位置に回動されるとき前記アームに駆動力を伝達
する駆動アームの他端を固着し、電源断状態における前
記歯車のバックラッシュによる前記風向板の開きを防止
してなることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項３】 前記駆動アームの一端に、前記支軸に対
応する取付孔と同取付孔の周辺に凹部を形成し、同凹部
に対応し前記支軸の外周に凸部を形成し、同凸部を前記
凹部に嵌入することにより、前記駆動アームを前記支軸
に固着してなることを特徴とする請求項１または請求項
２記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記コイルバネを、各々の前記アームと
略直角方向に取付けてなることを特徴とする請求項２記
載の空気調和機。 - 【請求項５】 吹出口に備えた上下２枚の風向板の支軸
を、同吹出口の側壁で軸支すると共に、この支軸の一端
に歯車を設け、これ等の両歯車間に中間歯車を設けて噛
合し、前記側壁に対向して設けた取付板に同中間歯車の
支軸を接続したモータを固定し、同モータを駆動するこ
とによって、前記上下風向板が前記吹出口を閉じた停止
位置から水平，垂直位置に回動する空気調和機におい
て、 前記各々の支軸の他端に、前記支軸を前記上下風向板が
閉じる方向へ付勢する渦巻き状バネの一端を取付け、他
端を前記側壁の所定箇所に固定し、電源断状態における
前記歯車のバックラッシュによる前記風向板の開きを防
止してなることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129347A JPH10318597A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129347A JPH10318597A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318597A true JPH10318597A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15007370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9129347A Pending JPH10318597A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318597A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1657499A2 (en) * | 2001-06-19 | 2006-05-17 | Lg Electronics Inc. | Air conditioner |
| WO2010143378A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
| CN103982996A (zh) * | 2013-02-08 | 2014-08-13 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
| CN105091284A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-11-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风组件及空调器 |
| CN106066084A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-11-02 | 宁波奥克斯空调有限公司 | 落地式空调出风窗组件 |
| CN109210750A (zh) * | 2018-08-30 | 2019-01-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器的导风装置及控制方法 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9129347A patent/JPH10318597A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1657499A2 (en) * | 2001-06-19 | 2006-05-17 | Lg Electronics Inc. | Air conditioner |
| EP1657499A3 (en) * | 2001-06-19 | 2006-06-21 | Lg Electronics Inc. | Air conditioner |
| WO2010143378A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
| CN103982996A (zh) * | 2013-02-08 | 2014-08-13 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
| CN103982996B (zh) * | 2013-02-08 | 2017-05-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
| CN105091284A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-11-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风组件及空调器 |
| CN105091284B (zh) * | 2015-08-24 | 2018-01-23 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风组件及空调器 |
| CN106066084A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-11-02 | 宁波奥克斯空调有限公司 | 落地式空调出风窗组件 |
| CN106066084B (zh) * | 2016-06-06 | 2022-07-12 | 奥克斯空调股份有限公司 | 落地式空调出风窗组件 |
| CN109210750A (zh) * | 2018-08-30 | 2019-01-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器的导风装置及控制方法 |
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