JP5419428B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、吹出し口に回動自在に支持されている上下2枚のフラップが、モータにより歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機に関するものである。
吹出し口に2枚のフラップが回動自在に設けられている空気調和機において、2枚のフラップを1台のモータにより同期もしくは同調して駆動する方式としては、リンク機構を用いたものと、歯車列を用いたものとに大別することができる。歯車列を用いたものの一例が特許文献1に示されている。これは、吹出しグリルの側壁に回転自在に支持されているフラップ支軸に、歯車を備えたフラップ駆動軸を接続し、このフラップ駆動軸歯車とモータで駆動されるモータ駆動軸に設けられている中間歯車とを噛合せることにより、1台のモータにより2枚のフラップが吹出し口を閉塞する停止位置から空調風を垂直下向きに吹出す垂直位置迄の間を回動可能としている。
そして、特許文献1に示されるような歯車を用いたフラップ駆動機構では、上下2枚のフラップを組み立てる際に、誤組み立てを防止しフラップが停止位置で吹出し口を確実に閉塞するように正確に組み立てるため、フラップ駆動軸に凸部を設けるとともに、該フラップ駆動軸が挿通される吹出しグリル側壁またはモータ取付け台に設けられる軸孔に凹部を設けた構成としている。これによって、フラップ駆動軸側の凸部を軸孔側の凹部に挿通した状態でフラップ駆動軸側の歯車と中間歯車とを噛合せるようにし、各フラップの角度と歯車の位置関係が一意となるようにしている。
特許第3150036号公報
しかしながら、上記位置決め機構では、2本のフラップ駆動軸を各軸孔に挿入し、凸部と凹部とがそれぞれ合致された位置で、フラップ駆動軸側の各歯車と中間歯車とを噛合せた後、その状態を保って最終位置までフラップ駆動軸を挿入してセットし、組み立てる必要がある。なぜなら、凸部と凹部は、互いに合致された位置にある場合に限り位置決め機能を奏し、凸部が凹部を通過してしまうと、相対的に回転可能となり位置決め機能が喪失されるためである。従って、上記の位置決め機構では、組み立て作業がし難いという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、各フラップの角度と各歯車との位置関係が常に一意となる組み立てを容易に実現でき、歯車を用いたフラップ駆動機構の組み立て性を向上することができる空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和機は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機は、吹出し口に配設されている2枚のフラップが吹出しグリルの側壁に各々支軸を介して回転自在に支持されているとともに、前記各支軸に結合されているフラップ駆動軸に各々歯車が設けられ、前記フラップ駆動軸がモータに結合されているモータ駆動軸により各々歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機において、前記吹出しグリル側壁に対向して前記フラップ駆動軸、前記歯車列、前記モータ駆動軸および前記モータが組み込まれるフラップ駆動機構設置台が設けられ、該フラップ駆動機構設置台側に、前記各フラップの角度と前記フラップ駆動軸の各歯車との位置関係を設定する位置決め用突起が設けられているとともに、前記各フラップ駆動軸歯車側に、前記位置決め用突起に当接し該フラップ駆動軸歯車の組み込み位置を決める当接部が設けられ、さらに、前記フラップ駆動機構設置台側には、前記各フラップが空調風を真下方向に吹出す位置に回動されたときに、前記当接部が当接する第2位置決め用突起が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、フラップ駆動軸、歯車列、モータ駆動軸およびモータが組み込まれているフラップ駆動機構設置台側に、各フラップの角度と各フラップ駆動軸歯車との位置関係を設定する位置決め用突起が設けられているとともに、各フラップ駆動軸歯車側に位置決め用突起に当接し該フラップ駆動軸歯車の組み込み位置を決める当接部が設けられ、さらに、フラップ駆動機構設置台側に、各フラップが空調風を真下方向に吹出す位置に回動されたときに、当接部が当接する第2位置決め用突起が設けられているため、フラップ駆動機構設置台上に、フラップ駆動軸、歯車列、モータ駆動軸およびモータからなるフラップ駆動機構を組み込む時に、フラップ駆動機構設置台側に設けられている位置決め用突起に対してフラップ駆動軸歯車側に設けられている当接部を当接させた状態で組み立てることにより、必然的にフラップの向きが決定される。従って、各フラップの角度と各歯車との位置関係が常に一意となる組み立てを、位置決め用突起と当接部とを単に当接させて組み立てるだけで簡便に実現することができ、歯車を用いたフラップ駆動機構の組み立て性を大幅に向上することができる。また、位置決め用突起への当接部の当接位置を基準にして各フラップの位置出しを行うことができる。更に、フラップ駆動軸歯車側に設けられている当接部を第2位置決め用突起に当接させることにより、第2位置決め用突起への当接部の当接位置を基準にして各フラップの位置出しを行うことができるため、各フラップの回動により行う風向制御を正確に実行することができる。なお、フラップ駆動軸歯車側に設けられる当接部は、フラップ駆動軸を含む歯車側の何処かに設けられておればよく、必ずしも歯車に設けられている必要はない。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記位置決め用突起は、前記各フラップを前記吹出し口閉塞位置に停止する停止位置決め用突起を兼ねていることを特徴とする。
本発明によれば、位置決め用突起が、各フラップを吹出し口閉塞位置に停止する停止位置決め用突起を兼ねているため、位置決め用突起にフラップ駆動軸歯車側に設けられている当接部を当接させた状態で組み立てることにより、各フラップを停止位置である吹出し口閉塞位置に対して正確に位置決めして組み立てることができる。従って、各フラップを停止位置に回動することにより吹出し口を確実に閉塞することが可能となる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記フラップ駆動軸歯車は、少なくとも前記各フラップの前記吹出し口閉塞位置から空調風を真下方向に吹出す位置迄の回動範囲に対応した角度以上の中心角を有する扇形歯車とされていることを特徴とする。
本発明によれば、フラップ駆動軸歯車が、少なくとも各フラップの吹出し口閉塞位置から空調風を真下方向に吹出す位置迄の回動範囲に対応した角度以上の中心角を有する扇形歯車とされているため、フラップ駆動軸歯車を各フラップの回動角度に対応した中心角を有する扇形歯車として歯車自体を小さくするとともに、その設置スペースを縮小化することができる。従って、歯車を用いたフラップ駆動機構の小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記扇形歯車の半径部分をなす端面が、前記位置決め用突起および/または前記第2位置決め用突起に当接される前記当接部とされていることを特徴とする。
本発明によれば、扇形歯車の半径部分をなす端面が、位置決め用突起および/または第2位置決め用突起に当接する当接部とされているため、位置決め用突起に対して扇形歯車の半径部分をなす端面を当接させた状態で組み立てるだけで、必然的に各フラップの角度と各歯車との位置関係が一意となる組み立てを実現することができ、従って、フラップ駆動機構の組み立て性を改善することができる。また、扇形歯車とすることにより必然的に半径部分をなす2つの端面が形成されるため、この端面を位置決め用突起および/または第2位置決め用突起に当接される当接部とすることによって当接部を別に設ける必要がなくなる。従って、フラップ駆動軸側の構成の簡素化を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記フラップ駆動軸と前記モータ駆動軸との間の前記歯車列を構成する中間歯車の一部が、扇形歯車とされていることを特徴とする。
本発明によれば、フラップ駆動軸とモータ駆動軸との間の歯車列を構成する中間歯車の一部が、扇形歯車とされているため、モータ駆動軸とフラップ駆動軸との間に介装される中間歯車を小型軽量化することができるとともに、その設置スペースを縮小化することができる。従って、歯車を用いたフラップ駆動機構の更なる小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記フラップ駆動機構設置台側には、扇形歯車とされた前記中間歯車の半径部分をなす端面により構成される当接部が当接され、該扇形歯車の組み込み位置を設定する第3位置決め用突起が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、フラップ駆動機構設置台側に、扇形歯車とされた中間歯車の半径部分をなす端面により構成される当接部が当接され、該扇形歯車の組み込み位置を設定する第3位置決め用突起が設けられているため、中間歯車を扇形歯車としても第3位置決め用突起に対して該扇形歯車の半径部分をなす端面により構成される当接部を当接させた状態で組み立てることにより、各フラップの角度と各歯車との位置関係が一意となる組み立てを維持することができる。従って、フラップ駆動機構の組み立て性の改善と、その小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記歯車列を構成する中間歯車が、減速歯車とされていることを特徴とする。
本発明によれば、歯車列を構成する中間歯車が、減速歯車とされているため、各フラップを回動するモータをより小型化することができる。これによって、歯車を用いたフラップ駆動機構を更に小型コンパクト化、低コスト化することができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記2枚のフラップに対応する前記各フラップ駆動軸の中間位置に前記モータ駆動軸が設けられ、該モータ駆動軸に設けられている歯車から前記歯車列を構成する中間歯車を介して前記各フラップ駆動軸歯車が駆動可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、2枚のフラップに対応する各フラップ駆動軸の中間位置にモータ駆動軸が設けられ、該モータ駆動軸に設けられている歯車から歯車列を構成する中間歯車を介してフラップ駆動軸歯車が駆動可能とされているため、2枚のフラップを1台のモータにより同期もしくは同調して駆動することができるとともに、フラップ駆動機構を2本のフラップ駆動軸間に納めることができる。従って、2枚のフラップを1台のモータにより同期もしくは同調して駆動する歯車を用いたフラップ駆動機構をコンパクトに纏めることができる。
本発明によると、フラップ駆動機構設置台上にフラップ駆動軸、歯車列、モータ駆動軸およびモータからなるフラップ駆動機構を組み込む時に、フラップ駆動機構設置台側に設けられている位置決め用突起に対してフラップ駆動軸歯車側に設けられている当接部を当接させた状態で組み立てることにより、必然的にフラップの向きが決定されるため、各フラップの角度と各歯車との位置関係が常に一意となる組み立てを、位置決め用突起と当接部とを単に当接させて組み立てるだけで簡便に実現でき、歯車を用いたフラップ駆動機構の組み立て性を大幅に向上することができる。また、位置決め用突起への当接部の当接を基準位置にして各フラップの位置出しを行うことができる。更に、フラップ駆動軸歯車側に設けられている当接部を第2位置決め用突起に当接させることにより、第2位置決め用突起への当接部の当接位置を基準にして各フラップの位置出しを行うことができるため、各フラップの回動により行う風向制御を正確に実行することができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
以下、本発明の一実施形態について、図1ないし図7を用いて説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る壁掛け形空気調和機の外観斜視図が示され、図2には、その縦断面図が示されている。
空気調和機(室内機)1は、横長の直方体形状の筐体2を備えている。この筐体2は、筐体2の背面側を構成するベース3と、ベース3の前面側に被せられている前面パネル4と、前面パネル4の前面開口部5を覆っている吸込みパネル6と、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7等によって構成されている。
ベース3には、後述の室内熱交換器17を構成する背面側熱交換器17Dから流下するドレン水を受ける背面側ドレンパン8と、後述のクロスフローファン(送風ファン)18から吹出される空気の流路を形成する空気流路壁9と、冷媒配管類10を収容する配管収容部11等が一体に成形されている。前面パネル4には、上面に吸込みグリル12が形成されているとともに、前面の開口部5の前方に吸込みパネル6が上方部を支点に上方に開閉可能に設置され、その下方部に吸込み口13が開口されている。また、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7には、吹出し口14が開口されている。
筐体2の内部には、吸込み口13を含む前面パネル4の前面開口部5および吸込みグリル12に沿って、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16が配設されており、その下流側に室内熱交換器17が配設されている。室内熱交換器17は、図2に示されているように、複数の前面側熱交換器17Aないし17Cと背面側熱交換器17Dとに分割されており、筐体2内の前面下部から上面および背面側にかけて、断面が概略Λ形状となるように折り曲げられて配設されている。
室内熱交換器17の下流側の空間内には、細長い筒形形状とされたクロスフローファン(送風ファン)18が水平軸周りに回転自在に配設され、筐体2内の右側部にベース3を介して配設されている図示省略のファンモータにより駆動されるように構成されている。このクロスフローファン18の下流側前方には、吹出しグリル7に一体成形されているスタビライザ19が配設されており、該スタビライザ18とベース3に成形されている空気流路壁9とによって、吹出し口14に至る吹出し流路20が形成されている。
吹出しグリル7には、室内熱交換器17を構成している前面側熱交換器17Aないし17Cから流下するドレン水を受ける前面側ドレンパン21が、スタビライザ19と共に一体成形されている。また、吹出しグリル7には、吹出し口14から吹出される温調風の風向を左右方向に調整する複数枚のルーバ22が回動可能に配設されるとともに、温調風の風向を上下方向に調整する平行な上下2枚のフラップ23(以下、2枚のフラップ23を区別して説明する場合は、第1フラップ23A、第2フラップ23Bという。)が回動可能に配設されている。
2枚のフラップ23は、図3,4に示されるように、それぞれ両端部に支持部24を備えており、該支持部24には側方に突出されているフラップ支軸(支軸)25が設けられている。フラップ支軸25は、吹出しグリル7の側壁26に設けられている貫通孔27に挿通され、各フラップ23を回動自在に支持している。また、吹出しグリル側壁26の側部には、該側壁26と対向してフラップ駆動機構設置台(ギアボックス)28が設置されており、このフラップ駆動機構設置台(ギアボックス)28に、以下に説明するフラップ駆動機構30が組み込まれるようになっている。
フラップ駆動機構設置台28には、図5に示されるように、ボックス蓋29が組み付けられるようになっており、その内部空間には、フラップ駆動機構30を構成する下記の歯車列が組み込まれている。また、ボックス蓋29の表面には、フラップ駆動機構30を構成するステッピングモータ等からなるモータ31が組み付けられている。
フラップ駆動機構30は、2枚のフラップ23(第1フラップ23Aと第2フラップ23B)のフラップ支軸25に対してDカット面等を介して一体に結合される第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33と、モータ31の出力軸に一体に結合されるモータ駆動軸34と、第1フラップ駆動軸32に一体に設けられる第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35と、第2フラップ駆動軸33に一体に設けられる第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36と、モータ駆動軸34に一体に設けられている第3円形歯車(モータ駆動軸歯車)37と、第1扇形歯車35および第3円形歯車37間に介装される第4扇形中間歯車38と、第2扇形歯車36および第3円形歯車37間に介装される第5円形中間歯車39とからなる歯車列を備えている。
第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33に設けられている第1扇形歯車35および第2扇形歯車36は、それぞれ第1フラップ23Aおよび第2フラップ23Bの回動範囲、すなわち図2および図6に示されるように、2枚のフラップ23を吹出し口閉塞位置(停止位置)から、図7に示されるように、空調風を略真下方向(垂直下向き方向)に吹出す位置まで回動させたときの回動範囲に対応した角度以上の中心角を有する同一構成の扇形歯車とされている。
第4扇形中間歯車38は、モータ駆動軸34に設けられている第3円形歯車37と噛合う大径扇形中間歯車38Aと、第1フラップ駆動軸32に設けられている第1扇形歯車35と噛合う小径扇形中間歯車38Bとが一体化された構成のダブル扇形歯車であり、第1扇形歯車35に対して減速歯車とされている。
第5円形中間歯車39は、モータ駆動軸34に設けられている第3円形歯車37と噛合う大径円形中間歯車39Aと、第2フラップ駆動軸33に設けられている第2扇形歯車36と噛合う小径円形中間歯車39Bとが一体化された構成のダブル円形歯車であり、第2扇形歯車36に対して減速歯車とされている。
なお、第1フラップ駆動軸32、第2フラップ駆動軸33、モータ駆動軸34、第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39は、フラップ駆動機構設置台28とボックス蓋29との間の空間内部に回転自在に組み込まれ、上記の歯車列を構成している。
フラップ駆動機構設置台28には、フラップ駆動機構30の組み立て時に、2枚のフラップ23A,23Bの角度と、第1および第2フラップ駆動軸32,33に設けられている第1および第2扇形歯車35,36並びに第4扇形中間歯車38との位置関係を設定するための位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42が、それぞれの歯車35,36,38に対応して設けられている。この位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42は、図6に示されるように、フラップ23A,23Bが吹出し口14を閉塞して停止するフラップ停止位置に対応して設けられている。
同様に、フラップ駆動機構設置台28には、2枚のフラップ23A,23Bが空調風を略真下方向(垂直下向き方向)に吹出す位置の回動角度を設定するための第2位置決め用突起43,44が、第1および第2扇形歯車35,36に対応して設けられている。
そして、上記の各位置決め用突起40,41,42,43,44に対して、第1および第2扇形歯車35,36並びに第4扇形中間歯車38(大径扇形中間歯車38A)の半径部分をなす端面によって構成される当接部45,46,47,48,49が当接され、位置決めがなされるように構成されている。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
空気調和機1において、クロスフローファン18が回転されることにより、室内の空気が吸込みグリル12および吸込み口13を介して筐体2内に吸込まれる。筐体2内に吸込まれた空気は、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16によって浄化された後、複数の前面側熱交換器17Aないし17Cと背面側熱交換器17Dとからなる室内熱交換器17に流通され、該室内熱交換器17を介して冷媒と熱交換されることにより冷却または加熱される。
この温調風は、クロスフローファン18によって付勢され、吹出し流路20を経て吹出し口14から室内へと吹出されることにより、室内の冷暖房等に供される。室内に吹出される温調風は、吹出し口14に設けられているルーバ22およびフラップ23によって風向が調整され、任意のエリアに向けて吹出されるようになっている。ここで、フラップ23は、2枚のフラップ23A,23Bによって、運転停止時には吹出し口14を閉塞するとともに、運転時には空調風の吹出しを水平上向き方向から垂直下向き方向の間で任意の方向に調整する風向調整機能を担っている。
2枚のフラップ23A,23Bは、モータ31の駆動によりモータ駆動軸34および第3円形歯車(モータ駆動軸歯車)37が回転され、この回転が第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39を介して第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35および第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36に伝達され、そして、第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33が回転されることにより、これらの軸32,33に結合されている各フラップ支軸25を介して回動される。
フラップ23A,23Bの回動位置は、モータ(ステッピングモータ)31に与えられるパルス信号によって決定され、その位置出しは、第1扇形歯車35および第2扇形歯車36の半径部分をなす端面により構成されている当接部45,46,47,48の位置決め用突起40,41または第2位置決め用突起43,44への当接位置を基準にして決められるが、これは2枚のフラップ23A,23Bが各々正確に位置決めされて組み立てられていることが前提となる。このため、各フラップ23A,23Bの角度と、第1扇形歯車35および第2扇形歯車36等との位置関係が、組み立て作業者の不注意等により誤組み立てが生じないように常に一意となる組み立てが求められる。
本実施形態においては、フラップ駆動機構30が組み込まれるフラップ駆動機構設置台28側に、各フラップ23A,23Bの角度と、フラップ23A,23Bを駆動する第1扇形歯車35および第2扇形歯車36並びに第4扇形中間歯車38との位置関係を設定するための位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42を設けるとともに、第1扇形歯車35および第2扇形歯車36並びに第4扇形中間歯車(大径扇形中間歯車38A)38側に、位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42に当接され、各歯車35,36,38の組み込み位置を決める当接部45,47,49を設けた構成としている。
このため、フラップ駆動機構設置台28上にフラップ駆動機構30を組み込む時に、フラップ駆動機構設置台28側に設けられている位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42に対して第1扇形歯車35および第2扇形歯車36並びに第4扇形中間歯車38側に設けられている当接部45,47,49を当接させた状態で組み立てることにより、必然的に2枚のフラップ23A,23Bの向きが、図6に示される停止位置(吹出し口閉塞位置)に決定される。これによって、各フラップ23A,23Bの角度と、第1扇形歯車35および第2扇形歯車36並びに第4扇形中間歯車38との位置関係が常に一意となる組み立てを、位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42と当接部45,47,49とを単に当接させて組み立てるだけで簡便に実現でき、歯車列を用いたフラップ駆動機構30の組み立て性を大幅に向上することができる。
また、上記位置決め用突起40,41が、各フラップ23A,23Bを吹出し口14の閉塞位置に停止する停止位置決め用突起を兼ねた構成とされているため、位置決め用突起40,41に第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35および第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36側に設けられている当接部45,47を当接させた状態で組み立てることにより、各フラップ23A,23Bを停止位置である吹出し口閉塞位置に対して正確に位置決めして組み立てることができる。これによって、フラップ23A,23Bを停止位置に回動することにより吹出し口14を確実に閉塞することが可能となる。また、当接部45,47の位置決め用突起40,41への当接位置を基準にして各フラップ23A,23Bの位置出しを行うことができる。
また、本実施形態では、フラップ駆動機構設置台28側に、フラップ23A,23Bが空調風を垂直下向き方向に吹出す位置に回動したとき、第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35および第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36の当接部46,48が当接する第2位置決め用突起43,44が設けられている。このため、風向制御時に、第1扇形歯車35および第2扇形歯車36の当接部46,48を第2位置決め用突起43,44に当接させることにより、第2位置決め用突起43,44への当接位置を基準にして各フラップ23A,23Bの位置出しを行うことができる。従って、各フラップ23A,23Bの回動により行う風向制御等を正確に実行することができる。
さらに、第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33に設けられているフラップ駆動軸歯車が、フラップ23A,23Bを吹出し口閉塞位置から空調風を略真下方向に吹出す位置まで回動させたときの回動範囲に対応した角度以上の中心角を有する第1扇形歯車35および第2扇形歯車36により構成されているため、第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33に設けられる歯車35,36を小型軽量化することができるとともに、その設置スペースを縮小化することができる。従って、歯車を用いたフラップ駆動機構30の小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
同様に、第1フラップ駆動軸32とモータ駆動軸34との間に介装されている歯車列の中間歯車が、扇形歯車である第4扇形中間歯車38によって構成されているため、該歯車をも小型軽量化することができ、その設置スペースを最小化することができる。これによって、歯車を用いたフラップ駆動機構30の更なる小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
また、位置決め用突起40,41、第3位置決め用突起42および/または第2位置決め用突起43,44に当接される当接部45,46,47,48,49が、第1扇形歯車35、第2扇形歯車36および第4扇形中間歯車(大径扇形中間歯車38A)38等、扇形歯車の半径部分をなす端面によって構成されているため、位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42に対して扇形歯車35,36,38Aの半径部分をなす端面を当接させた状態で組み立てることにより、必然的に各フラップ23A,23Bの角度と各歯車35,36,38等との位置関係が一意となる組み立てを簡便に実現することができる。加えて、各歯車35,36,38を扇形歯車とすることで必然的に半径部分をなす2つの端面が形成されるため、該端面を各位置決め用突起40,41,42,43,44に当接される当接部45ないし49とすることによって当接部を別個に設ける必要がなくなる。従って、第1および第2フラップ駆動軸32,33並びに第4扇形中間歯車38等の構成を簡素化することができる。
さらに、歯車列を構成している中間歯車の第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39が、それぞれ減速歯車とされているため、各フラップ23A,23Bを回動するモータ31をより小型化することができる。これによって、歯車を用いたフラップ駆動機構30の更なる小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
また、2枚のフラップ23A,23Bに対応する第1フラップ駆動軸32と第2フラップ駆動軸33の中間位置にモータ駆動軸34が設けられ、該モータ駆動軸34に設けられている第3円形歯車37から第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39を介して第1扇形歯車35および第2扇形歯車36が駆動される構成とされているため、フラップ駆動機構30を第1フラップ駆動軸32と第2フラップ駆動軸33との間に納めることができる。従って、2枚のフラップ23A,23Bを1台のモータ31により同期もしくは同調して駆動する、歯車を用いたフラップ駆動機構30をコンパクトに取り纏めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、壁掛け形空気調和機1を例に説明したが、壁掛け形空気調和機以外の空気調和機にも同様に適用できることはもちろんである。また、第1および第2扇形歯車35,36並びに第4扇形中間歯車38を各々扇形歯車とした例について説明したが、これらの歯車を円形歯車により構成してもよく、かかる実施形態も本発明に包含されることは云うまでもない。
さらに、上記実施形態では、当接部45,46,47,48,49を扇形歯車の半径部分をなす端面により構成した例について説明したが、これらの当接部は、歯車の側面やその軸系に別個に設けてもよい。また、上記実施形態では、歯車列を構成する中間歯車を減速歯車としているが、必ずしも減速歯車とする必要はなく、減速歯車とするか否かは、モータ31の大きさやフラップ23A,23Bの大きさ等から決まるフラップ回動トルクの大きさに対応して決定すればよい。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の外観斜視図である。 図1に示す空気調和機の縦断面図である。 図1に示す空気調和機の吹出しグリルにおける右側部位の斜視図である。 図3に示す吹出しグリルの右側部位におけるフラップ支軸部分の断面図である。 図3に示す吹出しグリルの右側部位に設けられるフラップ駆動機構とその設置台の分解斜視図である。 図5に示すフラップ駆動機構のフラップが閉塞位置とされている状態の側面図である。 図5に示すフラップ駆動機構のフラップが略真下方向吹出し位置に回動されている状態の側面図である。
1 空気調和機
7 吹出しグリル
14 吹出し口
23 フラップ
23A 第1フラップ
23B 第2フラップ
25 フラップ支軸(支軸)
26 吹出しグリル側壁
28 フラップ駆動機構設置台(ギアボックス)
30 フラップ駆動機構
31 モータ
32 第1フラップ駆動軸
33 第2フラップ駆動軸
34 モータ駆動軸
35 第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)
36 第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)
37 第3円形歯車(モータ駆動軸歯車)
38 第4扇形中間歯車
39 第5円形中間歯車
40,41 位置決め用突起
42 第3位置決め用突起
43,44 第2位置決め用突起
45,46,47,48,49 当接部

Claims (8)

  1. 吹出し口に配設されている2枚のフラップが吹出しグリルの側壁に各々支軸を介して回転自在に支持されているとともに、前記各支軸に結合されているフラップ駆動軸に各々歯車が設けられ、前記フラップ駆動軸がモータに結合されているモータ駆動軸により各々歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機において、
    前記吹出しグリル側壁に対向して前記フラップ駆動軸、前記歯車列、前記モータ駆動軸および前記モータが組み込まれるフラップ駆動機構設置台が設けられ、
    該フラップ駆動機構設置台側に、前記各フラップの角度と前記フラップ駆動軸の各歯車との位置関係を設定する位置決め用突起が設けられているとともに、前記各フラップ駆動軸歯車側に、前記位置決め用突起に当接し該フラップ駆動軸歯車の組み込み位置を決める当接部が設けられ、
    さらに、前記フラップ駆動機構設置台側には、前記各フラップが空調風を真下方向に吹出す位置に回動されたときに、前記当接部が当接する第2位置決め用突起が設けられていることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記位置決め用突起は、前記各フラップを前記吹出し口閉塞位置に停止する停止位置決め用突起を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記フラップ駆動軸歯車は、少なくとも前記各フラップの前記吹出し口閉塞位置から空調風を真下方向に吹出す位置迄の回動範囲に対応した角度以上の中心角を有する扇形歯車とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記扇形歯車の半径部分をなす端面が、前記位置決め用突起および/または前記第2位置決め用突起に当接される前記当接部とされていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  5. 前記フラップ駆動軸と前記モータ駆動軸との間の前記歯車列を構成する中間歯車の一部が、扇形歯車とされていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の空気調和機。
  6. 前記フラップ駆動機構設置台側には、扇形歯車とされた前記中間歯車の半径部分をなす端面により構成される当接部が当接され、該扇形歯車の組み込み位置を設定する第3位置決め用突起が設けられていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  7. 前記歯車列を構成する中間歯車が、減速歯車とされていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の空気調和機。
  8. 前記2枚のフラップに対応する前記各フラップ駆動軸の中間位置に前記モータ駆動軸が設けられ、該モータ駆動軸に設けられている歯車から前記歯車列を構成する中間歯車を介して前記各フラップ駆動軸歯車が駆動可能とされていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の空気調和機。
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