JP5148463B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、吹出し口に回動自在に支持されている上下2枚のフラップが、モータにより歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機に関するものである。
吹出し口に2枚のフラップが回動自在に設けられている空気調和機では、2枚のフラップを単一のモータによって同期もしくは同調して駆動するように構成したものと、2枚のフラップを2台のモータによって各々独立して駆動するように構成したものとがある。前者の空気調和機の例が特許文献1,2等に示され、後者の空気調和機の例が特許文献3等に示されている。
前者の空気調和機では、1台のモータにより歯車列やリンク機構を介して2枚のフラップを同期もしくは同調して駆動する構成としているため、個々のフラップについて回動の自由度はないものの、モータ数を少なくできるという利点がある。一方、後者の空気調和機では、2枚のフラップに対応して各々モータを配設し、各フラップを独立して駆動可能な構成としているため、モータの数は増加するが、各フラップによる吹出し風の風向制御機能を高めることができるという利点がある。
実公平8−6188号公報 特許第3150036号公報 実公平7−42046号公報
しかしながら、上記した空気調和機では、2枚のフラップを単一のモータで駆動するようにしたものと、2枚のフラップを2台のモータで独立して駆動するようにしたものとの間にはまったく互換性がなく、各々においてフラップ駆動機構を別個に構成する必要があった。このため、2枚のフラップを単一のモータで駆動する構成のものを標準仕様機、2枚のフラップを2台のモータで独立して駆動する構成のものを高級仕様機として2機種の空気調和機を生産する場合でも、部品の共通化が図れず、生産効率が悪く、コスト高になるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、2枚のフラップを単一モータで駆動するものと、2枚のフラップを複数モータで駆動するものとの間において、フラップ駆動機構の構成部品を共通化し、生産性を向上することができる空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和機は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機は、吹出し口に配設されている2枚のフラップが吹出しグリルの側壁に各々支軸を介して回転自在に支持されているとともに、前記各支軸に結合されているフラップ駆動軸に各々歯車が設けられ、前記フラップ駆動軸がモータに結合されているモータ駆動軸により各々歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機において、前記各フラップ駆動軸の前記歯車と前記モータ駆動軸に設けられているモータ駆動軸歯車とは、各々中間歯車を介して噛合わされ、前記各フラップ駆動軸のうち一方のフラップ駆動軸は、他端側に独立駆動用の第2モータが結合可能とされているとともに、当該フラップ駆動軸の前記歯車に噛合わされている前記中間歯車は、除去可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、各フラップ駆動軸の歯車とモータ駆動軸に設けられているモータ駆動軸歯車とは、各々中間歯車を介して噛合わされ、各フラップ駆動軸のうち一方のフラップ駆動軸は、他端側に独立駆動用の第2モータが結合可能とされているとともに、当該フラップ駆動軸の歯車に噛合わされている中間歯車は、除去可能とされているため、各フラップ駆動軸の歯車とモータ駆動軸歯車との間に各々中間歯車をセットし、第2モータをなしとすることによって、モータ駆動軸に結合されている単一のモータで各々中間歯車および各フラップ駆動軸を介して2枚のフラップを同期もしくは同調して駆動可能とすることができ、また、一方のフラップ駆動軸に第2モータを結合し、当該フラップ駆動軸の歯車に噛合わされている中間歯車を除去することによって、2枚のフラップを2台のモータで各々独立して駆動可能とすることができる。従って、2枚のフラップを単一のモータで同期もしくは同調して駆動する構成の機種と、2枚のフラップを2台のモータで各々独立して駆動する構成の機種とにおいて、フラップ駆動機構の構成部品を共通化することが可能となり、生産性の向上を図ることができるとともに、コスト低減を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記一方のフラップ駆動軸の他端側に独立駆動用の前記第2モータが結合されるとともに、当該フラップ駆動軸の前記歯車に噛合わされている前記中間歯車が除去され、前記2枚のフラップが前記モータ駆動軸に結合されている前記モータと、前記一方のフラップ駆動軸の他端側に結合されている前記第2モータとによって各々独立して駆動可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、一方のフラップ駆動軸の他端側に独立駆動用の第2モータが結合されるとともに、当該フラップ駆動軸の歯車に噛合わされている中間歯車が除去され、2枚のフラップがモータ駆動軸に結合されているモータと、一方のフラップ駆動軸の他端側に結合されている第2モータとによって独立して駆動可能とされているため、2枚のフラップを2台のモータにより各々独立して駆動し、風向を制御することができる。従って、2枚のフラップを同期もしくは同調して駆動するものに比べて、例えば2枚のフラップの先端同士を絞って温調風をより遠方に飛ばすようにしたり、逆に先端同士を拡げて温調風を広い範囲に拡散させたり、あるいは温調風を異なる2方向に向けて吹出したり等、より多様な風向制御を行うことができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記中間歯車が、減速歯車とされていることを特徴とする。
本発明によれば、各フラップ駆動軸の歯車とモータ駆動軸歯車との間に設けられる中間歯車が、減速歯車とされているため、各フラップを駆動するモータを小型化することができる。これによって、歯車列を用いて2枚のフラップを駆動するフラップ駆動機構の小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記モータ駆動軸歯車および前記中間歯車を介して駆動される前記他方のフラップ駆動軸に結合されているフラップの方が、前記第2モータが結合可能とされている前記一方のフラップ駆動軸に結合されているフラップよりも回動トルクが大きくなるフラップとされていることを特徴とする。
本発明によれば、モータ駆動軸歯車および中間歯車を介して駆動される他方のフラップ駆動軸に結合されているフラップの方が、第2モータが結合可能とされている一方のフラップ駆動軸に結合されているフラップよりも回動トルクが大きくなるフラップとされているため、回動トルクが大きい方のフラップを常に減速歯車とされている中間歯車を介して駆動することができ、また、回動トルクが小さい方のフラップを一方のフラップ駆動軸に直結される第2モータにより駆動することができる。従って、いずれのモータについても駆動トルクを必要最小限としたより小型のモータとすることが可能となり、フラップ駆動機構の更なる小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記各フラップ駆動軸、前記モータ駆動軸、前記各中間歯車、前記モータおよび前記第2モータが着脱自在に組み込まれるギアボックスを備え、該ギアボックスが前記吹出しグリル側壁の側部に対向して設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、各フラップ駆動軸、モータ駆動軸、各中間歯車、モータおよび第2モータが着脱自在に組み込まれるギアボックスを備え、該ギアボックスが吹出しグリル側壁の側部に対向して設置されているため、吹出しグリル側壁の側部に設置されるギアボックスに対して、2枚のフラップを単一モータで同期もしくは同調して駆動する場合と、2枚のフラップを2台のモータで各々独立して駆動する場合とに応じ、各々必要な軸、歯車およびモータを選択して組み込むことによって、仕様の異なるフラップ駆動機構を組み立てることができる。これによって、異なるフラップ駆動機構を備えた2機種の空気調和機を共通化された部品を用いて簡便に組み立てることができる。
また、本発明にかかる空気調和機は、吹出し口に配設されている2枚のフラップが吹出しグリルの側壁に各々支軸を介して回転自在に支持されているとともに、前記各支軸に結合されているフラップ駆動軸に各々歯車が設けられ、前記フラップ駆動軸がモータに結合されているモータ駆動軸により各々歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機において、前記各フラップ駆動軸に対応してそれぞれ前記モータ駆動軸が設けられ、前記各フラップ駆動軸の前記歯車と前記各モータ駆動軸に設けられているモータ駆動軸歯車とは、各々中間歯車を介して噛合わされ、前記各モータ駆動軸のうち他方のモータ駆動軸は、他端側に独立駆動用の第2モータが結合可能とされているとともに、前記各モータ駆動軸歯車同士は、除去可能な連結歯車を介して噛合わされていることを特徴とする。
本発明によれば、各フラップ駆動軸に対応してそれぞれモータ駆動軸が設けられ、各フラップ駆動軸の歯車と各モータ駆動軸に設けられているモータ駆動軸歯車とは、各々中間歯車を介して噛合わされ、各モータ駆動軸のうち他方のモータ駆動軸は、他端側に独立駆動用の第2モータが結合可能とされているとともに、各モータ駆動軸歯車同士は、除去可能な連結歯車を介して噛合わされているため、各モータ駆動軸の歯車間に連結歯車をセットし、第2モータをなしとすることによって、一方のモータ駆動軸に結合されている単一のモータで連結歯車、他方のモータ駆動軸歯車、各中間歯車および各フラップ駆動軸等を介して2枚のフラップを同期もしくは同調して駆動可能とすることができ、また、他方のモータ駆動軸に第2モータを結合し、連結歯車を除去することによって、2枚のフラップを2台のモータで各中間歯車および各フラップ駆動軸を介して各々独立して駆動可能とすることができる。従って、2枚のフラップを単一のモータで同期もしくは同調して駆動する構成の機種と、2枚のフラップを2台のモータで各々独立して駆動する構成の機種とにおいて、フラップ駆動機構の構成部品を共通化することが可能となり、生産性の向上を図ることができるとともに、コスト低減を図ることができる。また、2枚のフラップを2台のモータで独立して駆動する際にも、各フラップを同条件で駆動することが可能となる。
本発明の空気調和機によると、各フラップ駆動軸の歯車とモータ駆動軸歯車との間に各々中間歯車をセットし、第2モータをなしとすることにより、モータ駆動軸に結合されている単一のモータで各々中間歯車および各フラップ駆動軸を介して2枚のフラップを同期もしくは同調して駆動可能とすることができ、また、一方のフラップ駆動軸に第2モータを結合し、当該フラップ駆動軸の歯車に噛合わされている中間歯車を除去することによって、2枚のフラップを2台のモータで各々独立して駆動可能とすることができるため、2枚のフラップを単一のモータで同期もしくは同調して駆動する構成の機種と、2枚のフラップを2台のモータで各々独立して駆動する構成の機種とにおいて、フラップ駆動機構の構成部品を共通化することが可能となり、生産性の向上を図ることができるとともに、コスト低減を図ることができる。
また、本発明の空気調和機によると、各モータ駆動軸の歯車間に連結歯車をセットし、第2モータをなしとすることにより、一方のモータ駆動軸に結合されている単一のモータで連結歯車、他方のモータ駆動軸歯車、各中間歯車および各フラップ駆動軸等を介して2枚のフラップを同期もしくは同調して駆動可能とすることができ、また、他方のモータ駆動軸に第2モータを結合し、連結歯車を除去することによって、2枚のフラップを2台のモータで各中間歯車および各フラップ駆動軸を介して各々独立して駆動可能とすることができるため、2枚のフラップを単一のモータで同期もしくは同調して駆動する構成の機種と、2枚のフラップを2台のモータで各々独立して駆動する構成の機種とにおいて、フラップ駆動機構の構成部品を共通化することが可能となり、生産性の向上を図ることができるとともに、コスト低減を図ることができる。また、2枚のフラップを2台のモータで独立して駆動する際にも、各フラップを同条件で駆動することが可能となる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図8を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る壁掛け形空気調和機の外観斜視図が示され、図2には、その縦断面図が示されている。
空気調和機(室内機)1は、横長の直方体形状の筐体2を備えている。この筐体2は、筐体2の背面側を構成するベース3と、ベース3の前面側に被せられている前面パネル4と、前面パネル4の前面開口部5を覆っている吸込みパネル6と、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7等によって構成されている。
ベース3には、後述の室内熱交換器17を構成する背面側熱交換器17Dから流下するドレン水を受ける背面側ドレンパン8と、後述のクロスフローファン(送風ファン)18から吹出される空気の流路を形成する空気流路壁9と、冷媒配管類10を収容する配管収容部11等が一体に成形されている。前面パネル4には、上面に吸込みグリル12が形成されているとともに、前面の開口部5の前方に吸込みパネル6が上方部を支点に上方に開閉可能に設置され、その下方部に吸込み口13が開口されている。また、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7には、吹出し口14が開口されている。
筐体2の内部には、吸込み口13を含む前面パネル4の前面開口部5および吸込みグリル12に沿って、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16が配設されており、その下流側に室内熱交換器17が配設されている。室内熱交換器17は、図2に示されているように、複数の前面側熱交換器17Aないし17Cと背面側熱交換器17Dとに分割されており、筐体2内の前面下部から上面および背面側にかけて、断面が概略Λ形状となるように折り曲げられて配設されている。
室内熱交換器17の下流側の空間内には、細長い筒形形状とされたクロスフローファン(送風ファン)18が水平軸周りに回転自在に配設され、筐体2内の右側部にベース3を介して配設されている図示省略のファンモータにより駆動されるように構成されている。このクロスフローファン18の下流側前方には、吹出しグリル7に一体成形されているスタビライザ19が配設されており、該スタビライザ18とベース3に成形されている空気流路壁9とによって、吹出し口14に至る吹出し流路20が形成されている。
吹出しグリル7には、室内熱交換器17を構成している前面側熱交換器17Aないし17Cから流下するドレン水を受ける前面側ドレンパン21が、スタビライザ19と共に一体成形されている。また、吹出しグリル7には、吹出し口14から吹出される温調風の風向を左右方向に調整する複数枚のルーバ22が回動可能に配設されるとともに、温調風の風向を上下方向に調整する平行な上下2枚のフラップ23(以下、2枚のフラップ23を区別して説明する場合は、第1フラップ23A、第2フラップ23Bという。)が回動可能に配設されている。この2枚のフラップ23は、第2フラップ23Bの方が第1フラップ23Aよりもフラップ幅が広くされている(図2参照)。
2枚のフラップ23は、図3,4に示されるように、それぞれ両端部に支持部24を備えており、該支持部24には側方に突出されているフラップ支軸(支軸)25が設けられている。フラップ支軸25は、吹出しグリル7の側壁26に設けられている貫通孔27に挿通され、各フラップ23を回動自在に支持している。また、吹出しグリル側壁26の側部には、該側壁26と対向してフラップ駆動機構設置台(以下、ギアボックスという。)28が設置されており、このギアボックス28に、以下に説明するフラップ駆動機構30が組み込まれるようになっている。
ギアボックス28には、図5に示されるように、ボックス蓋29が組み付けられるようになっており、その内部空間には、フラップ駆動機構30を構成する下記の歯車列が着脱自在に組み込まれるように構成されている。また、ボックス蓋29の表面には、フラップ駆動機構30を構成するステッピングモータ等からなるモータ31が着脱自在に組み付けられている。
フラップ駆動機構30は、2枚のフラップ23(第1フラップ23Aと第2フラップ23B)のフラップ支軸25に対してDカット面等を介して一体に結合される第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33と、モータ31の出力軸に一体に結合されるモータ駆動軸34と、第1フラップ駆動軸32に一体に設けられる第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35と、第2フラップ駆動軸33に一体に設けられる第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36と、モータ駆動軸34に一体に設けられている第3円形歯車(モータ駆動軸歯車)37と、第1扇形歯車35および第3円形歯車37間に介装される第4扇形中間歯車(中間歯車)38と、第2扇形歯車36および第3円形歯車37間に介装される第5円形中間歯車(中間歯車)39とからなる歯車列を備えている。
第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33に設けられている第1扇形歯車35および第2扇形歯車36は、それぞれ第1フラップ23Aおよび第2フラップ23Bの回動範囲、すなわち図2および図7に示されるように、2枚のフラップ23を吹出し口閉塞位置(停止位置)から、図8に示されるように、空調風を略真下方向(垂直下向き方向)に吹出す位置まで回動させたときの回動範囲に対応した角度以上の中心角を有する同一構成の扇形歯車とされている。
第4扇形中間歯車38(中間歯車)は、モータ駆動軸34に設けられている第3円形歯車37と噛合う大径扇形中間歯車38Aと、第1フラップ駆動軸32に設けられている第1扇形歯車35と噛合う小径扇形中間歯車38Bとが一体化された構成のダブル扇形歯車であって、第1扇形歯車35に対して減速歯車とされている。この第4扇形中間歯車38は、2枚のフラップ23(第1フラップ23Aと第2フラップ23B)を2台のモータにより独立して駆動可能な仕様とする場合、除去されるように構成されている。
第5円形中間歯車39(中間歯車)は、モータ駆動軸34に設けられている第3円形歯車37と噛合う大径円形中間歯車39Aと、第2フラップ駆動軸33に設けられている第2扇形歯車36と噛合う小径円形中間歯車39Bとが一体化された構成のダブル円形歯車であって、第2扇形歯車36に対して減速歯車とされている。
なお、第1フラップ駆動軸32、第2フラップ駆動軸33、モータ駆動軸34、第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39は、ギアボックス28とボックス蓋29との間の空間内部に回転自在でかつ着脱自在に組み込まれ、上記の歯車列を構成している。
ギアボックス28には、フラップ駆動機構30の組み立て時に、2枚のフラップ23の角度と、第1および第2フラップ駆動軸32,33に設けられている第1および第2扇形歯車35,36並びに第4扇形中間歯車38との位置関係を設定するための位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42が、それぞれの歯車35,36,38に対応して設けられている。この位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42は、図7に示されるように、フラップ23A,23Bが吹出し口14を閉塞して停止するフラップ停止位置に対応して設けられている。
同様に、ギアボックス28には、2枚のフラップ23が空調風を略真下方向(垂直下向き方向)に吹出す位置の回動角度を設定するための第2位置決め用突起43,44が、第1および第2扇形歯車35,36に対応して設けられている。そして、上記の各位置決め用突起40,41,42,43,44に対して、第1および第2扇形歯車35,36並びに第4扇形中間歯車38(大径扇形中間歯車38A)の半径部分をなす端面によって構成される当接部45,46,47,48,49が当接され、位置決めがなされるように構成されている。
さらに、第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33のうち、幅の狭い第1フラップ23Aに対応している第1フラップ駆動軸32は、図5および図6に示されるように、フラップ支軸25と結合される側と反対側の端部が第2モータ31Aの出力軸と結合可能なモータ結合部32Aとされ、ボックス蓋29の表面側に貫通されている。このモータ結合部32Aには、図6に示されるように、ボックス蓋29の表面側に着脱自在に組み付けられるステッピングモータ等の第2モータ31Aが結合可能とされている。第2モータ31Aは、モータ31よりも小型のモータとすることができる。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
空気調和機1において、クロスフローファン18が回転されることにより、室内の空気が吸込みグリル12および吸込み口13を介して筐体2内に吸込まれる。筐体2内に吸込まれた空気は、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16によって浄化された後、複数の前面側熱交換器17Aないし17Cと背面側熱交換器17Dとからなる室内熱交換器17に流通され、該室内熱交換器17を介して冷媒と熱交換されることにより冷却または加熱される。
この温調風は、クロスフローファン18によって付勢され、吹出し流路20を経て吹出し口14から室内へと吹出されることにより、室内の冷暖房等に供される。室内に吹出される温調風は、吹出し口14に設けられているルーバ22およびフラップ23によって風向が調整され、任意のエリアに向けて吹出されるようになっている。フラップ23は、2枚のフラップ23A,23Bにより、停止時には吹出し口14を閉塞するとともに、運転時には空調風の吹出しを水平上向き方向から垂直下向き方向の間で任意の方向に調整する風向調整機能を担っている。
2枚のフラップ23A,23Bは、ギアボックス28に対してフラップ駆動機構30を組み込む時に、ギアボックス28側に設けられている位置決め用突起40,41および第3位置決め用突起42に対して第1扇形歯車35および第2扇形歯車36並びに第4扇形中間歯車38側に設けられている当接部45,47,49を当接させた状態で組み立てることにより、必然的に2枚のフラップ23A,23Bの向きが、図6に示される停止位置(吹出し口閉塞位置)に決定される。このため、各フラップ23A,23Bの角度と、第1扇形歯車35および第2扇形歯車36並びに第4扇形中間歯車38との位置関係が常に一意となる組み立てを簡便に実現でき、歯車列を用いたフラップ駆動機構30の組み立て性を大幅に向上することができる。
また、上記位置決め用突起40,41が、各フラップ23A,23Bを吹出し口14の閉塞位置に停止する停止位置決め用突起を兼ねた構成とされているため、位置決め用突起40,41に第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35および第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36側に設けられている当接部45,47を当接させた状態で組み立てることにより、各フラップ23A,23Bを停止位置である吹出し口閉塞位置に対して正確に位置決めして組み立てることができる。これによって、フラップ23A,23Bを停止位置に回動することにより吹出し口14を確実に閉塞することが可能となる。また、当接部45,47の位置決め用突起40,41への当接位置を基準にして各フラップ23A,23Bの位置出しを行うことができる。
さらに、ギアボックス28側には、各フラップ23A,23Bが吹出し風を垂直下向き方向に吹出す位置に回動したとき、第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35および第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36の当接部46,48が当接する第2位置決め用突起43,44が設けられているため、風向制御時に、第1扇形歯車35および第2扇形歯車36の当接部46,48を第2位置決め用突起43,44に当接させることにより、第2位置決め用突起43,44への当接位置を基準にして各フラップ23A,23Bの位置出しを行うことができる。従って、各フラップ23A,23Bの回動により行う風向制御等を正確に実行することができる。
一方、フラップ駆動機構30において、2枚のフラップ23A,23Bの駆動は、以下のようにして行われる。
[単一モータでの駆動]
2枚のフラップ23A,23Bを単一のモータ31で駆動する仕様とする場合、フラップ駆動機構30は、図5に示されるように、第4扇形中間歯車38がセットされて組み立てられる。これによって、モータ31が駆動されると、モータ駆動軸34および第3円形歯車(モータ駆動軸歯車)37が回転される。この回転が第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39を介して第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)35および第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)36に伝達され、第1フラップ駆動軸32および第2フラップ駆動軸33が回転されることにより、該駆動軸32,33に結合されている各フラップ支軸25を介して各フラップ23A,23Bが回動(スイング)される。
[複数モータでの駆動]
2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aで独立して駆動する仕様とする場合、フラップ駆動機構30は、図6に示されるように、第1フラップ駆動軸32のモータ結合部32Aに第2モータ31Aが組み込まれるとともに、第4扇形中間歯車38が除去されて組み立てられる。これによって、2枚のフラップ23A,23Bは、2台のモータ31,31Aにより各々独立して回動(スイング)されるようになる。つまり、幅の狭いフラップ23Aは、第2モータ31Aの駆動により第1フラップ駆動軸32が直接回転され、第1フラップ駆動軸32に結合されているフラップ支軸25を介して回動される。また、幅広のフラップ23Bは、モータ31の駆動によりモータ駆動軸34および第3円形歯車37が回転され、第5円形中間歯車39を介して第2扇形歯車36および第2フラップ駆動軸33が回転されることにより、フラップ支軸25を介して回動される。
このように、本実施形態よれば、各フラップ駆動軸32,33の第1扇形歯車35および第2扇形歯車36とモータ駆動軸34に設けられている第3円形歯車37とは、各々第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39を介して噛合わされ、各フラップ駆動軸32,33のうち一方のフラップ駆動軸32は、他端側に独立駆動用の第2モータ31Aが結合可能なモータ結合部32Aを備えているとともに、フラップ駆動軸32の第1扇形歯車35に噛合わされている第4扇形中間歯車38は、除去可能な構成とされている。
このため、各フラップ駆動軸32,33の第1扇形歯車35および第2扇形歯車36とモータ駆動軸34の第3円形歯車37との間に各々第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39をセットし、第2モータ31Aをなしとすることによって、モータ駆動軸34に結合されている単一のモータ31で第4扇形中間歯車38、第5円形中間歯車39および各フラップ駆動軸32,33を介して2枚のフラップ23A,23Bを同期もしくは同調して駆動とすることが可能となる。また、一方のフラップ駆動軸32のモータ結合部32Aに第2モータ31Aを結合し、該フラップ駆動軸32の第1扇形歯車35に噛合わされている第4扇形中間歯車38を除去することによって、2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aで各々独立して駆動とすることが可能となる。
従って、2枚のフラップ23A,23Bを単一のモータ31で同期もしくは同調して駆動する構成の機種と、2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aで各々独立して駆動する構成の機種とにおいて、フラップ駆動機構30の構成部品を共通化することが可能となり、生産性の向上を図ることができるとともに、コスト低減を図ることができる。また、2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aにより各々独立して駆動し、風向を制御するものの場合、2枚のフラップ23A,23Bを単一のモータ31で駆動するものに比べて、例えば2枚のフラップ23A,23Bの先端同士を絞って温調風をより遠方に飛ばすようにしたり、逆に先端同士を拡げて温調風を広い範囲に拡散させたり、あるいは温調風を異なる2方向に向けて吹出したり等、より多様な風向制御を行うことが可能なため、風向制御機能をアップした高級仕様とすることができる。
また、各フラップ駆動軸32,33の第1扇形歯車35および第2扇形歯車36とモータ駆動軸34の第3円形歯車37との間に設ける第4扇形中間歯車38および第5円形中間歯車39を減速歯車としているため、各フラップ23A,23Bを駆動するモータ31をトルクの小さいより小型のモータとすることができる。これにより、歯車列を用いて2枚のフラップ23A,23Bを駆動するフラップ駆動機構30の小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
さらに、フラップ駆動軸33に結合されている第2フラップ23Bの方が、第2モータ31Aが結合されるフラップ駆動軸32に結合されている第1フラップ23Aよりも回動トルクが大きくなる幅広のフラップ23Bとされているので、回動トルクが大きい方の第2フラップ23Bを常に減速歯車とされている第5円形中間歯車39を介して駆動することができ、また、回動トルクが小さい方の第1フラップ23Aをフラップ駆動軸32に直結される第2モータ31Aにより駆動することができる。これにより、いずれのモータ31,31Aについてもトルクの小さいより小型のモータとすることが可能となり、フラップ駆動機構30の更なる小型コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
また、各フラップ駆動軸32,33、モータ駆動軸34、第4扇形中間歯車38、第5円形中間歯車39、モータ31および第2モータ31Aが着脱自在に組み込まれるギアボックス28を備え、該ギアボックス28が吹出しグリル側壁26の側部に対向して設置される構成とされているため、ギアボックス28に対して、2枚のフラップ23A,23Bを単一のモータ31で同期もしくは同調して駆動する場合と、2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aで各々独立して駆動する場合とに応じ、それぞれ必要な軸、歯車およびモータを選択して組み込むことによって、仕様の異なるフラップ駆動機構30を組み立てることができる。これによって、異なるフラップ駆動機構30を備えた2機種の空気調和機1を共通化された部品を用いて簡便に組み立てることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図9を用いて説明する。
本実施形態は、上記第1実施形態に対して、歯車列の構成が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図9に示されるように、モータ駆動軸34A,34Bを2本設け、モータ駆動軸34Aにモータ31の出力軸が一体に結合された構成とし、このモータ駆動軸34Aに設けられているモータ駆動軸歯車37A、中間歯車39およびフラップ駆動軸歯車36を介してフラップ駆動軸33を回転することにより、第2フラップ23Bを回動可能としている。
また、モータ駆動軸34Bは、第2モータ31Aが結合可能な構成とされるとともに、モータ駆動軸歯車37Bを備えた構成とされており、該モータ駆動軸歯車37Bとモータ駆動軸34A側のモータ駆動軸歯車37Aとが除去可能な連結歯車50を介して噛合わされている。また、モータ駆動軸歯車37Bは、中間歯車38を介してフラップ駆動軸歯車35と噛合わされており、フラップ駆動軸32を介して第1フラップ23Aを回動可能としている。
本実施形態によると、第2モータ31Aなしで、各モータ駆動軸34A,34Bのモータ駆動軸歯車37A,37B間に連結歯車50をセットした仕様とすることによって、モータ駆動軸34Aに結合されている単一のモータ31によりモータ駆動軸歯車37A、連結歯車50、モータ駆動軸歯車37B、中間歯車38およびフラップ駆動軸歯車35を介してフラップ駆動軸32を回転するとともに、モータ駆動軸歯車37A、中間歯車39およびフラップ駆動軸歯車36を介してフラップ駆動軸33を回転し、2枚のフラップ23A,23Bを同期もしくは同調して駆動することができる。
また、他方のモータ駆動軸34Bに第2モータ31Aを結合するとともに、連結歯車50を除去した仕様とすることによって、モータ駆動軸34Bに結合された第2モータ31Aによりモータ駆動軸歯車37B、中間歯車38およびフラップ駆動軸歯車35を介してフラップ駆動軸32を回転するとともに、モータ駆動軸34Aに結合されているモータ31によりモータ駆動軸歯車37A、中間歯車39およびフラップ駆動軸歯車36を介してフラップ駆動軸33を回転し、2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aによって各々独立して駆動することができる。
従って、本実施形態においても、2枚のフラップ23A,23Bを単一のモータ31で同期もしくは同調して駆動する構成の機種と、2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aで各々独立して駆動する構成の機種とにおいて、フラップ駆動機構30の構成部品を共通化することが可能となり、生産性を向上することができるとともに、コスト低減を図ることができる。また、本実施形態では、モータ駆動軸34A,34Bを2本設けているため、2枚のフラップ23A,23Bを2台のモータ31,31Aにより独立して駆動する際にも、歯車列の歯車比を同一とし、各フラップ23A,23Bを同条件で駆動することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、壁掛け形空気調和機1を例に説明したが、壁掛け形空気調和機以外の空気調和機にも同様に適用することができる。また、第1および第2扇形歯車35,36並びに第4扇形中間歯車38を各々扇形歯車とした例について説明したが、これらの歯車を円形歯車により構成してもよく、かかる実施形態も本発明に包含されることは云うまでもない。さらに、上記実施形態では、歯車列を構成する中間歯車を減速歯車としているが、必ずしも減速歯車とする必要はなく、減速歯車とするか否かは、モータ31,31Aの大きさやフラップ23A,23Bの大きさ等から決まるフラップ回動トルクの大きさに対応して決定すればよい。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の外観斜視図である。 図1に示す空気調和機の縦断面図である。 図1に示す空気調和機の吹出しグリルにおける右側部位の斜視図である。 図3に示す吹出しグリルの右側部位におけるフラップ支軸部分の断面図である。 図3に示す吹出しグリルの右側部位に設けられるフラップ駆動機構を単一モータで駆動する場合の分解斜視図である。 図3に示す吹出しグリルの右側部位に設けられるフラップ駆動機構を複数モータで駆動する場合の分解斜視図である。 図5に示すフラップ駆動機構のフラップが閉塞位置とされている状態の側面図である。 図5に示すフラップ駆動機構のフラップが略真下方向吹出し位置に回動されている状態の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る空気調和機のフラップ駆動機構における歯車列の構成図である。
符号の説明
1 空気調和機
7 吹出しグリル
14 吹出し口
23 フラップ
23A 第1フラップ
23B 第2フラップ
25 フラップ支軸(支軸)
26 吹出しグリル側壁
28 ギアボックス
30 フラップ駆動機構
31 モータ
31A 第2モータ
32 第1フラップ駆動軸
32A モータ結合部
33 第2フラップ駆動軸
34,34A,34B モータ駆動軸
35 第1扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)
36 第2扇形歯車(フラップ駆動軸歯車)
37,37A,37B 第3円形歯車(モータ駆動軸歯車)
38 第4扇形中間歯車(中間歯車)
39 第5円形中間歯車(中間歯車)
50 連結歯車

Claims (6)

  1. 吹出し口に配設されている2枚のフラップが吹出しグリルの側壁に各々支軸を介して回転自在に支持されているとともに、前記各支軸に結合されているフラップ駆動軸に各々歯車が設けられ、前記フラップ駆動軸がモータに結合されているモータ駆動軸により各々歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機において、
    前記各フラップ駆動軸の前記歯車と前記モータ駆動軸に設けられているモータ駆動軸歯車とは、各々中間歯車を介して噛合わされ、
    前記各フラップ駆動軸のうち一方のフラップ駆動軸は、他端側に独立駆動用の第2モータが結合可能とされているとともに、当該フラップ駆動軸の前記歯車に噛合わされている前記中間歯車は、除去可能とされていることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記一方のフラップ駆動軸の他端側に独立駆動用の前記第2モータが結合されるとともに、当該フラップ駆動軸の前記歯車に噛合わされている前記中間歯車が除去され、前記2枚のフラップが前記モータ駆動軸に結合されている前記モータと、前記一方のフラップ駆動軸の他端側に結合されている前記第2モータとによって各々独立して駆動可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記中間歯車が、減速歯車とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記モータ駆動軸歯車および前記中間歯車を介して駆動される前記他方のフラップ駆動軸に結合されているフラップの方が、前記第2モータが結合可能とされている前記一方のフラップ駆動軸に結合されているフラップよりも回動トルクが大きくなるフラップとされていることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記各フラップ駆動軸、前記モータ駆動軸、前記各中間歯車、前記モータおよび前記第2モータが着脱自在に組み込まれるギアボックスを備え、該ギアボックスが前記吹出しグリル側壁の側部に対向して設置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 吹出し口に配設されている2枚のフラップが吹出しグリルの側壁に各々支軸を介して回転自在に支持されているとともに、前記各支軸に結合されているフラップ駆動軸に各々歯車が設けられ、前記フラップ駆動軸がモータに結合されているモータ駆動軸により各々歯車列を介して駆動可能とされている空気調和機において、
    前記各フラップ駆動軸に対応してそれぞれ前記モータ駆動軸が設けられ、
    前記各フラップ駆動軸の前記歯車と前記各モータ駆動軸に設けられているモータ駆動軸歯車とは、各々中間歯車を介して噛合わされ、
    前記各モータ駆動軸のうち他方のモータ駆動軸は、他端側に独立駆動用の第2モータが結合可能とされているとともに、前記各モータ駆動軸歯車同士は、除去可能な連結歯車を介して噛合わされていることを特徴とする空気調和機。
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