JPH0641851Y2 - 車輌用ベンチレータの風向調節装置 - Google Patents

車輌用ベンチレータの風向調節装置

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JPH0641851Y2
JPH0641851Y2 JP9866588U JP9866588U JPH0641851Y2 JP H0641851 Y2 JPH0641851 Y2 JP H0641851Y2 JP 9866588 U JP9866588 U JP 9866588U JP 9866588 U JP9866588 U JP 9866588U JP H0641851 Y2 JPH0641851 Y2 JP H0641851Y2
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JP
Japan
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louver
vertical louver
vertical
louvers
ventilator
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JP9866588U
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JPH0220043U (ja
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智昌 佐野
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車内への風向を調節する車輌用ベンチレータ
の風向調節装置に関する。
(従来の技術) 従来、車輌に用いられるベンチレータの風向調節装置と
しては、たとえば、実開昭58-86713号公報等に示される
ものが用いられている。この装置は、第5図および第6
図に示すように、前後面を開口したケース1の前面開口
部に複数個の横ルーバ2を設けるとともに、この横ルー
バ2の後方に複数個の縦ルーバ3を上下部の支軸4によ
り回動自在に設け、この各縦ルーバ3を後部の連結軸5
を介して連動杆6により連結し、上記横ルーバ2に沿っ
て操作ノブ7を横方向摺動自在に設け、この操作ノブ7
の後部に形成したラック8を、上記中央部の縦ルーバ3
に設けた扇形状のピニオン9に噛合し、操作ノブ7を横
方向に摺動することにより、その後部に設けたラック8
と、中央部の縦ルーバ3の前部に設けた扇形状のピニオ
ン9との噛合を介して中央部の縦ルーバ3を回動し、さ
らに、連動杆6を介して他の縦ルーバ3を同時に回動さ
せ、風向を調節するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 上記のような装置においては、各縦ルーバ3の支軸4お
よび連結軸5の位置はそれぞれ同一線上にあり、扇形状
のピニオン9の径および操作ノブ7のストローク幅S1
小さく、したがって、調節に大きな力を要し、ストロー
ク幅も小さいため、所望の位置に素早く風向を設定する
のが困難である。
本考案は、縦ルーバに設けるピニオンの径および操作ノ
ブのストローク幅を大きくでき、風向調節を容易にする
ことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、前後面を開口したケース11の前面開口部に複
数個の横ルーバ12を設けるとともに、この横ルーバ12の
後方に複数個の縦ルーバ13,13aを上下部の支軸14,14aに
より回動自在に設け、この各縦ルーバ13,13aを後部の連
結軸15,15aを介して連動杆18により連結し、上記横ルー
バ12に沿って操作ノブ20を横方向摺動自在に設け、この
操作ノブ20の後部に形成したラック24を、上記中央部の
縦ルーバ13aの前部に設けた扇形状のピニオン25に噛合
した車輌用ベンチレータの風向調節装置において、上記
中央部の縦ルーバ13aの支軸14aを他の縦ルーバ13の支軸
14より所定寸法lの後方に設けるとともに、中央部の縦
ルーバ13aの後部の連結軸15aを他の縦ルーバ13の後部の
連結軸15より上記所定寸法l後方に設けたものである。
(作用) 本考案では、操作ノブ20を左右いずれかに摺動させる
と、そのラック24とピニオン25との噛合により中央部の
縦ルーバ13aがその支軸14aを支点として回動し、連動杆
18を介して他の縦ルーバ13をその支軸14を支点として回
動させる。
この際、中央部の縦ルーバ13aの支軸14aを他の縦ルーバ
13の支軸14よりも所定寸法l分後方に設定してあるの
で、支軸14aを中心とする扇形状のピニオン25の径が、
従来のピニオンの径よりも大きくなっており、縦ルーバ
13,13aの回動に要する力が小さくて済み、また、操作ノ
ブ20のストローク幅S2も従来のストローク幅より大きく
なるので、縦ルーバ13,13aの回動角度を微調整すること
ができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図を参照し
て説明する。
11は前後面を開口したケースで、このケース11の前面開
口部に両側壁間において水平状の複数個の横ルーバ12が
所定間隔ごとに設けられている。
上記ケース11内に上記横ルーバ12の後方の上下壁間にお
いて垂直方向の複数個の縦ルーバ13,13aが所定間隔ごと
に、その上下に突出した支軸14,14aにより回動自在に取
付けられている。そして、中央部に位置する縦ルーバ13
aの支軸14aは、他の縦ルーバ13の支軸14の位置から所定
寸法l分後方に設けられており、中央部の縦ルーバ13a
は他の縦ルーバ13の支点より後方位置を支点として回動
するようになっている。
上記各縦ルーバ13,13aの後部に上下方向の連結軸15,15a
が設けられている。なお、この連結軸15,15aは、各縦ル
ーバ13,13aの後端縁部の切欠部16に、上下端の径大の鍔
部17を介して設けられている。そして、中央部の縦ルー
バ13aの連結軸15aは、他の縦ルーバ13の連結軸15の位置
から上記所定寸法l分後方に設けられている。
上記各縦ルーバ13,13aの連結軸15,15aは連動杆18によっ
て回動自在に連結されている。すなわち、この連動杆18
には、上記各縦ルーバ13,13aに対応する所定間隔をおい
てほぼ二又状の嵌合部19,19aが突設されており、そし
て、中央部の縦ルーバ13aに対応する嵌合部19aは、連動
杆18のクランク状の屈曲部18aを介して他の嵌合部19の
位置から上記所定寸法l分後方に設けられている。そし
て、各嵌合部19,19aが各縦ルーバ13,13aの連結軸15,15a
に回動自在に連結されている。
上記横ルーバ12に沿って風向調節用の操作ノブ20が横方
向摺動自在に設けられている。すなわち、上記ケース11
の前面開口部において上下方向中間部の隣接する横ルー
バ12の対向面にレール21が平行に設けられ、この上下の
レール21に操作ノブ20がその上下面に形成した摺動溝22
を介して摺動自在に支持され、かつ、上記隣接する横ル
ーバ12間にレール21の両端においてストッパ23が設けら
れている。
また、上記操作ノブ20の後端部にラック24が形成され、
このラック24が上記中央部の縦ルーバ13aの前部に設け
た扇形状のピニオン25に噛合されている。また、上記ラ
ック24の中央部には他の歯部よりやや大きい歯部24aが
形成されているとともに、これに対応して上記ピニオン
25の中央部に広幅の谷部25aが形成されている。そし
て、操作ノブ20と中央部の縦ルーバ13aとの組付けに際
し、ラック24の歯部24aとピニオン25の谷部25aとを係合
させることにより、ラック24とピニオン25とをその適正
位置で噛合させることができる。
上記構成においては、操作ノブ20を左右いずれかに摺動
させると、そのラック24とピニオン25との噛合により中
央部の縦ルーバ13aがその支軸14aを支点として回動し、
連動杆18を介して他の縦ルーバ13をその支軸14を支点と
して回動させる。
この際、中央部の縦ルーバ13aの支軸14aを他の縦ルーバ
13の支軸14よりも所定寸法l分後方に設定してあるの
で、支軸14aを中心とする扇形状のピニオン25の径が、
従来のピニオンの径よりも大きくなっており、縦ルーバ
13,13aの回動に要する力が小さくて済み、また、操作ノ
ブ20のストローク幅S2も従来のストローク幅より大きく
なるので、縦ルーバ13,13aの回動角度を容易にかつ正確
に微調整することができる。
また、操作ノブ20の操作力も小さくて済むことから、フ
ィーリングも良好となる。
また、中央部の縦ルーバ13aの支軸14aおよび連結軸15a
の位置を同寸法lだけ後方に設定しているので、中央部
の縦ルーバ13aは他の縦ルーバ13と平行を保って回動す
る。
なお、上記実施例においては、横ルーバはケースに固定
的に設けているが、横ルーバを両側に設けた支軸により
回動自在に設けたものにも適用することができる。この
場合、ラックとピニオンとの噛合がはずれないように、
ラックとピニオンとの形状等を考慮すればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、操作ノブによって縦ルーバを回動調節
する際、中央部に縦ルーバの支軸を他の縦ルーバの支軸
よりも所定寸法分後方に設定してあるので、その支軸を
中心とする扇形状のピニオンの径が、従来のピニオンの
径よりも大きくなり、縦ルーバの回動に要する力が小さ
くて済み、この操作ノブの操作力も小さくて済むことか
ら、フィーリングの良好となり、また、操作ノブのスト
ローク幅も従来のストローク幅より大きくなるので、縦
ルーバの回動角度を容易かつ正確に微調整することがで
きる。
また、中央部の縦ルーバの支軸および連結軸の位置を同
寸法だけ後方に設定しているので、中央部の縦ルーバは
他の縦ルーバと平行を保って回動し、風向調節を確実に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す横断面図、第2
図はその斜視図、第3図はその一部の分解斜視図、第4
図は作動説明図、第5図は従来装置の横断面図、第6図
はその作動説明図である。 11……ケース、12……横ルーバ、13,13a……縦ルーバ、
14,14a……支軸、15,15a……連結軸、18……連動杆、20
……操作ノブ、24……ラック、25……ピニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後面を開口したケースの前面開口部に複
    数個の横ルーバを設けるとともに、この横ルーバの後方
    に複数個の縦ルーバを上下部の支軸により回動自在に設
    け、この各縦ルーバを後部の連結軸を介して連動杆によ
    り連結し、上記横ルーバに沿って操作ノブを横方向摺動
    自在に設け、この操作ノブの後部に形成したラックを、
    上記中央部の縦ルーバの前部に設けた扇形状のピニオン
    に噛合した車輌用ベンチレータの風向調節装置におい
    て、 上記中央部の縦ルーバの支軸を他の縦ルーバの支軸より
    所定寸法後方に設けるとともに、中央部の縦ルーバの後
    部の連結軸を他の縦ルーバの後部の連結軸より上記所定
    寸法後方に設けたことを特徴とする車輌用ベンチレータ
    の風向調節装置。
JP9866588U 1988-07-26 1988-07-26 車輌用ベンチレータの風向調節装置 Expired - Lifetime JPH0641851Y2 (ja)

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JPH0220043U JPH0220043U (ja) 1990-02-09
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JP2525643Y2 (ja) * 1991-03-29 1997-02-12 株式会社イトーキクレビオ 空調空気の吹き出し装置
JP5419428B2 (ja) * 2008-11-20 2014-02-19 三菱重工業株式会社 空気調和機

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