JPH0450173Y2 - - Google Patents

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JPH0450173Y2
JPH0450173Y2 JP1985020266U JP2026685U JPH0450173Y2 JP H0450173 Y2 JPH0450173 Y2 JP H0450173Y2 JP 1985020266 U JP1985020266 U JP 1985020266U JP 2026685 U JP2026685 U JP 2026685U JP H0450173 Y2 JPH0450173 Y2 JP H0450173Y2
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JP
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louver
operating
louvers
operating body
case body
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JP1985020266U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車などの空調用吹出口における
風向変更装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置としては、たとえば、実開
昭57−112631号公報に示されるように、ケース体
の前側に互いに連動する複数枚の横ルーバーおよ
び後側に互いに連動する複数枚の縦ルーバーを回
動自在に支持し、上記横ルーバーの1つに操作体
を摺動自在に設け、この操作体の後部に上記縦ル
ーバーの1つに係合する二股状の係合部を形成
し、かつ、この係合部が係合した縦ルーバーに係
合部の先端を通す窓穴を形成し、操作体の横方向
摺動によつて縦ルーバーを回動するとともに、操
作体の上下方向回動によつて横ルーバーを回動す
るようにしている。
また、従来、特開昭59−18337号公報に示され
るように、上記のような横ルーバーと縦ルーバー
を有するものにおいて、横ルーバーの1つに摺動
自在に設けた操作体と縦ルーバーの1つとを薄肉
ヒンジを介した鎖結合により連結したものがあ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前者の実開昭57−112631号公報に示さ
れたものは、操作体が係合した縦ルーバーに操作
体の先端が左右方向に回動通過し得る大きさの窓
穴を必要とするため、この縦ルーバーを左右に動
かした場合、窓穴において空気が通過してしま
い、風向変更の効率が悪いとともに、その1つの
縦ルーバーを別個に成形しなければならない。ま
た、後者の特開昭59−18337号公報に示されたも
のは、操作体を縦ルーバーに鎖結合させるため、
その縦ルーバーの形状を特別なものにしなければ
ならず、また、その縦ルーバーを回動させるに
は、薄肉ヒンジに折れ曲がり方向ではなく、つつ
ぱり方向に力が作用するため、薄肉ヒンジが切断
されやすい。
本考案は、上述のような問題を解決しようとす
るもので、簡易な構成により確実な動作が得られ
るようにすることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前後面を開口したケース体1と、こ
のケース体1内に回動自在に支持されかつ互いに
連動回動する複数枚の前側ルーバー2と、上記ケ
ース体1内に上記前側ルーバー2の後方において
前側ルーバー2と直交する方向に回動自在に支持
されかつ互いに連動回動する複数枚の後側ルーバ
ー6と、上記前側ルーバー2の1つに摺動自在に
係着された操作部12およびこの操作部12の後
部に一体に連結され上記後側ルーバー6の1つに
係合された係合部14を有する操作体11と、を
備えた風向変更装置において、上記操作体11の
係合部14は、上記後側ルーバー6の1つにその
壁面に沿つて摺動する二股状に形成し、かつ、上
記操作部12に対して操作部12の摺動方向に折
れ曲がり自在なヒンジ16を介して一体に連結し
たものである。
〔作用〕
本考案の風向変更装置は、操作体11の操作部
12をこれを係着した前側ルーバー2に沿つて摺
動させることによつて、二股状の係合部14がそ
の係合した後側ルーバー6の壁面に沿つて前後に
摺動しながら後側ルーバー6を回動させ、また、
操作体11の操作部12をこれを係着した前側ル
ーバー2とともに回動させることによつて前側ル
ーバー2を回動させ、後側ルーバー6に対しては
二股状の係合部14がその係合した後側ルーバー
6の壁面に沿つて円弧状に摺動するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
1は前後面を開口したケース体で、このケース
体1内の前部横方向に平行状の複数枚の前側ルー
バー2がその両側の回動軸3を介して回動自在に
支持され、この各前側ルーバー2はその一側後部
に設けた軸部4を介して互いに連動回動するよう
にリンク5で連結されている。
上記ケース体1内の後部縦方向に、すなわち、
上記前側ルーバー2の後方において前側ルーバー
2と直交する方向に平行状の複数枚の後側ルーバ
ー6がその上下部の回動軸7を介して回動自在に
支持され、この各後側ルーバー6はその後端上部
に設けた軸部8を介して互いに連動回動するよう
にリンク9で連結されている。
11は合成樹脂で一体に形成された操作体で、
この操作体11は、前部に操作部12を有し、こ
の操作部12に横方向の摺動孔13が形成されて
いる。また、上記操作部12の後部に二股状の係
合部14が設けられ、この係合部14の中央にガ
イド溝15が形成されている。さらに、上記操作
部12と係合部14とは横方向すなわち操作部1
2の摺動方向に対して折れ曲がり自在な薄肉ヒン
ジ16を介して一体に連結されている。
そして、上記操作部12はその摺動孔13によ
り中間の1つの前側ルーバー2に摺動自在に嵌合
係着され、また、二股状の係合部14はガイド溝
15により中間の1つの後側ルーバー6に対しそ
の壁面に沿つて摺動するように遊嵌係合されてい
る。
なお、上記操作体11を係着した前側ルーバー
2に操作体11の左右方向の移動を規制するスト
ツパ17が設けられている。
つぎに、作動を説明する。
操作体11の操作部12をこれを係着した前側
ルーバー2に沿つて横方向に摺動させると、ヒン
ジ16を介して係合部14が回動するとともに、
この二股状の係合部14がその係合した後側ルー
バー6の壁面に沿つて前後に摺動しながら後側ル
ーバー6を回動させる。
また、操作体11の操作部12をこれを係着し
た前側ルーバー2とともに回動軸3を中心に回動
させると、前側ルーバー2が上下方向に回動する
とともに、後側ルーバー6に対しては二股状の係
合部14はその係合した後側ルーバー6を動かす
ことなく、その壁面に沿つて上下方向に円弧状に
摺動する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、操作体の操作部と二股状の係
合部とを操作部の摺動自在に対して折れ曲がり自
在なヒンジを介して連結し、二股状の係合部を後
側ルーバーに遊嵌したので、操作体の操作部を操
作する際に、ヒンジのつつぱり方向に対しては何
ら力が作用しないためヒンジが切れるようなこと
がなく、確実な作動が得られる。
また、操作体の係合部が係合される後側ルーバ
ーを他の後側ルーバーと同一形状にすることがで
き、特別に別成形する必要がなく、簡易な構成と
して安価に提供することができる。
さらに、操作体の操作部は、後側ルーバーを回
動する際に、前側ルーバーに沿つて直線的に摺動
してその操作時に回動することがなく、したがつ
て、前後方向のがたつきがなくて操作性が良好で
あるとともに、操作部の突出量が変化することも
なく、すなわち、センサー位置でも大きく突出す
ることがなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す分解斜
視図、第2図はその組立状態の斜視図、第3図は
第2図−部の断面図、第4図は第2図−
部の断面図である。 1……ケース体、2……前側ルーバー、6……
後側ルーバー、11……操作体、12……操作
部、14……係合部、16……ヒンジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前後面を開口したケース体と、 このケース体内に回動自在に支持されかつ互い
    に連動回動する複数枚の前側ルーバーと、 上記ケース体内に上記前側ルーバーの後方にお
    いて前側ルーバーと直交する方向に回動自在に支
    持されかつ互いに連動回動する複数枚の後側ルー
    バーと、 上記前側ルーバーの1つに摺動自在に係着され
    た操作部およびこの操作部の後部に一体に連結さ
    れ上記後側ルーバーの1つに係合された係合部を
    有する操作体と、 を備えた風向変更装置において、 上記操作体の係合部は、上記後側ルーバーの1
    つにその壁面に沿つて摺動する二股状に形成し、
    かつ、上記操作部に対して操作部の摺動方向に折
    れ曲がり自在なヒンジを介して一体に連結したこ
    とを特徴とする風向変更装置。
JP1985020266U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0450173Y2 (ja)

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JPS61137013U JPS61137013U (ja) 1986-08-26
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JPS61137013U (ja) 1986-08-26

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