JPH0242998Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242998Y2 JPH0242998Y2 JP15056085U JP15056085U JPH0242998Y2 JP H0242998 Y2 JPH0242998 Y2 JP H0242998Y2 JP 15056085 U JP15056085 U JP 15056085U JP 15056085 U JP15056085 U JP 15056085U JP H0242998 Y2 JPH0242998 Y2 JP H0242998Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- case
- hole
- fin
- fins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車等の車輌に於て、手動で風向き
を変化させて送風できるようにした車輌用ベンチ
レーターに関する。
を変化させて送風できるようにした車輌用ベンチ
レーターに関する。
(従来技術)
従来実開昭59−157911号公報に示す如くルーバ
ーケース10下面に円弧溝を形成して駆動用の縦
フイン12Fの操作ピンを嵌挿突出し、ルーバー
ケース10下面の軸14Aに枢着した操作回転板
14の割溝14bに嵌入し、操作回転板14の一
部をルーバーケース10の窓孔より前方に突出さ
せるようにした自動車のベンチレーシヨンルーバ
ーは公知である。
ーケース10下面に円弧溝を形成して駆動用の縦
フイン12Fの操作ピンを嵌挿突出し、ルーバー
ケース10下面の軸14Aに枢着した操作回転板
14の割溝14bに嵌入し、操作回転板14の一
部をルーバーケース10の窓孔より前方に突出さ
せるようにした自動車のベンチレーシヨンルーバ
ーは公知である。
又実開昭59−118611号公報に示すようにハウジ
ング10下面に割溝を設け垂直ブレード22の長
軸30を嵌挿突出し、その先端に扁形ギヤー34
を固定し、ハウジング10前面の窓孔に摺動自在
に嵌合したラツク36と噛合するようにしたデフ
ロスタ付き吹出口装置は公知である。
ング10下面に割溝を設け垂直ブレード22の長
軸30を嵌挿突出し、その先端に扁形ギヤー34
を固定し、ハウジング10前面の窓孔に摺動自在
に嵌合したラツク36と噛合するようにしたデフ
ロスタ付き吹出口装置は公知である。
(本考案が解決しようとする問題点)
しかしながら前記従来技術の前者にあつては駆
動用の縦フイン12Fの回動軸12f″を中心とし
て操作ピン12fが円弧移動するのでルーバーケ
ース10には円弧溝が必ず必要となり、その為に
円弧溝よりエアーがもれてしまう。また後者にあ
つては垂直ブレード22の長軸30が他の軸より
も長い為、ハウジング10に組み付ける際、他の
軸と同様な強制嵌入ができない為、後方に開口し
た割溝を設けてスライドさせながら組み付けてい
る。したがつて、この割溝からエアーもれが生じ
てしまうという問題点があつた。
動用の縦フイン12Fの回動軸12f″を中心とし
て操作ピン12fが円弧移動するのでルーバーケ
ース10には円弧溝が必ず必要となり、その為に
円弧溝よりエアーがもれてしまう。また後者にあ
つては垂直ブレード22の長軸30が他の軸より
も長い為、ハウジング10に組み付ける際、他の
軸と同様な強制嵌入ができない為、後方に開口し
た割溝を設けてスライドさせながら組み付けてい
る。したがつて、この割溝からエアーもれが生じ
てしまうという問題点があつた。
本考案はこのような問題点を解決することを目
的とする。
的とする。
(問題点を解決するための技術手段)
本考案は上記問題点を解決するため風向変更用
の複数枚のフインの両側軸をケース側壁に回動自
在に嵌合し、各フインを連結体により連結して一
体回動し得る如くなした車輌用ベンチレーターに
おいて、1枚のフインの軸の片側を風向変更操作
軸として、他のフインの軸よりも長く形成し、こ
の操作軸の軸径よりも大径の孔をケース側壁に穿
設しこの孔より前記操作軸を突出し、軸孔を有す
るスペーサーを前記操作軸に嵌合するとともに、
前記孔を塞いでケース外面に固定し操作軸先端に
ダイヤル盤を固定して、このダイヤル盤の一部を
ケース前面の窓孔より突出させる如くしたことを
特徴とする。
の複数枚のフインの両側軸をケース側壁に回動自
在に嵌合し、各フインを連結体により連結して一
体回動し得る如くなした車輌用ベンチレーターに
おいて、1枚のフインの軸の片側を風向変更操作
軸として、他のフインの軸よりも長く形成し、こ
の操作軸の軸径よりも大径の孔をケース側壁に穿
設しこの孔より前記操作軸を突出し、軸孔を有す
るスペーサーを前記操作軸に嵌合するとともに、
前記孔を塞いでケース外面に固定し操作軸先端に
ダイヤル盤を固定して、このダイヤル盤の一部を
ケース前面の窓孔より突出させる如くしたことを
特徴とする。
(作用)
複数枚のフインをケースに組み付ける際1つの
フインに設けた長軸の風向変更操作軸はケースに
穿設した大径の孔に斜めに挿入することができる
ので容易に組み付けができるとともに、この大径
の孔はスペーサーで塞がれるのでエアーもれは生
じない。
フインに設けた長軸の風向変更操作軸はケースに
穿設した大径の孔に斜めに挿入することができる
ので容易に組み付けができるとともに、この大径
の孔はスペーサーで塞がれるのでエアーもれは生
じない。
(実施例)
1は裏面が開口された箱型のケースで、手前側
に複数枚の横フイン2が並行に配設され、両端の
軸2a,2bがケース1両側壁内面凹部に嵌合
し、各横フイン2の一側部を連結体3で連結し、
1枚の横フイン2につまみ2cを突設し、手動で
各横フイン2を一体に上下に回動し得るようにな
つている。横フイン2の後方には複数枚の縦フイ
ン4が配列され、上下端の軸4a,4bはケース
1上下壁の軸孔に回動自在に嵌合し、各縦フイン
4下端は連結体5で連結し、中央部の1枚の縦フ
イン4下端の軸4b′は風向変更操作軸として他の
軸4a,4bよりも長く形成されている。ここ
で、この操作軸4b′が嵌入されるケース1下面に
形成した孔1aは操作軸4b′の軸径よりも大径に
形成されており、この大径孔1aより操作軸4
b′が突出し、軸孔を有する円板状のスペーサー6
を該軸4bに嵌合してケース1外面に固定し、該
スペーサー6外面に一定高さのガイドリング6a
を突出し、軸4b先端にダイヤル盤7を固定し、
その内面を前記ガイドリング6aに当接させ、ダ
イヤル盤7の一部をケース全面に窓孔1bより突
出させてある。
に複数枚の横フイン2が並行に配設され、両端の
軸2a,2bがケース1両側壁内面凹部に嵌合
し、各横フイン2の一側部を連結体3で連結し、
1枚の横フイン2につまみ2cを突設し、手動で
各横フイン2を一体に上下に回動し得るようにな
つている。横フイン2の後方には複数枚の縦フイ
ン4が配列され、上下端の軸4a,4bはケース
1上下壁の軸孔に回動自在に嵌合し、各縦フイン
4下端は連結体5で連結し、中央部の1枚の縦フ
イン4下端の軸4b′は風向変更操作軸として他の
軸4a,4bよりも長く形成されている。ここ
で、この操作軸4b′が嵌入されるケース1下面に
形成した孔1aは操作軸4b′の軸径よりも大径に
形成されており、この大径孔1aより操作軸4
b′が突出し、軸孔を有する円板状のスペーサー6
を該軸4bに嵌合してケース1外面に固定し、該
スペーサー6外面に一定高さのガイドリング6a
を突出し、軸4b先端にダイヤル盤7を固定し、
その内面を前記ガイドリング6aに当接させ、ダ
イヤル盤7の一部をケース全面に窓孔1bより突
出させてある。
次に作用について説明する。組み立ての際、ケ
ース1下面に形成した孔1aが中央部の1枚の縦
フイン4下端の操作軸4b′の軸径よりも大径に形
成されている為、操作軸4b′が他の軸4a,4b
よりも長く形成されているにもかかわらず容易に
組み付けができる。さらにこのケース1から突出
した操作軸4b′にスペーサー6を嵌合することに
よつて、操作軸4b′がガタなく回動自在に支持さ
れるとともに、ケース1に穿設した大径の孔1a
が塞がれてエアーもれは生じない。ダイヤル盤7
を回動すると各縦フイン4は連結バー5で一体に
なつて左右に回動する。この時ダイヤル盤7はガ
イドリング6aに当接し乍ら回動するのでぶれる
ことなく、窓孔1bにこすられることがない。
ース1下面に形成した孔1aが中央部の1枚の縦
フイン4下端の操作軸4b′の軸径よりも大径に形
成されている為、操作軸4b′が他の軸4a,4b
よりも長く形成されているにもかかわらず容易に
組み付けができる。さらにこのケース1から突出
した操作軸4b′にスペーサー6を嵌合することに
よつて、操作軸4b′がガタなく回動自在に支持さ
れるとともに、ケース1に穿設した大径の孔1a
が塞がれてエアーもれは生じない。ダイヤル盤7
を回動すると各縦フイン4は連結バー5で一体に
なつて左右に回動する。この時ダイヤル盤7はガ
イドリング6aに当接し乍ら回動するのでぶれる
ことなく、窓孔1bにこすられることがない。
つまみ2cを持つて上下に回動すると各横フイン
2は一体に上下に回動する。
2は一体に上下に回動する。
(効果)
本考案によると1枚のフインの軸の片側を風向
変更操作軸として他のフインの軸よりも長く形成
しているにもかかわらず、この操作軸が嵌入され
るケースに穿設した孔を操作軸の軸径よりも大径
に形成したので組み立てが容易にでき、またこの
ケースから突出した操作軸に軸孔を有するスペー
サーを嵌合したので操作軸はガタなく回動自在に
支持されるとともにケースに穿設した大径の孔は
スペーサーにより塞がれてエアーもれが生じるこ
とはない。
変更操作軸として他のフインの軸よりも長く形成
しているにもかかわらず、この操作軸が嵌入され
るケースに穿設した孔を操作軸の軸径よりも大径
に形成したので組み立てが容易にでき、またこの
ケースから突出した操作軸に軸孔を有するスペー
サーを嵌合したので操作軸はガタなく回動自在に
支持されるとともにケースに穿設した大径の孔は
スペーサーにより塞がれてエアーもれが生じるこ
とはない。
第1図は本考案の一実施例正面図、第2図は第
1図の下面斜視図、第3図は第2図のA−A側断
面図である。 1……ケース、1a……孔、1b……窓孔、2
……横フイン、4……縦フイン、5……連結体、
6……スペーサー、6a……ガイドリング、7…
…ダイヤル盤。
1図の下面斜視図、第3図は第2図のA−A側断
面図である。 1……ケース、1a……孔、1b……窓孔、2
……横フイン、4……縦フイン、5……連結体、
6……スペーサー、6a……ガイドリング、7…
…ダイヤル盤。
Claims (1)
- 風向変更用の複数枚のフインの両側軸をケース
側壁に回動自在に嵌合し、各フインを連結体によ
り連結して一体回動し得る如くなした車輌用ベン
チレーターにおいて、1枚のフインの軸の片側を
風向変更操作軸として、他のフインの軸よりも長
く形成し、この操作軸の軸径よりも大径の孔をケ
ース側壁に穿設しこの孔より前記操作軸を突出
し、軸孔を有するスペーサーを前記操作軸に嵌合
するとともに、前記孔を塞いでケース外面に固定
し操作軸先端にダイヤル盤を固定して、このダイ
ヤル盤の一部をケース前面の窓孔より突出させる
如くした車輌用ベンチレーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15056085U JPH0242998Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15056085U JPH0242998Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260847U JPS6260847U (ja) | 1987-04-15 |
JPH0242998Y2 true JPH0242998Y2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=31066810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15056085U Expired JPH0242998Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242998Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040069472A (ko) * | 2003-01-29 | 2004-08-06 | 비스티온 인테리어스 코리아 주식회사 | 유로개폐구 및 이를 이용한 에어벤트 루버 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP15056085U patent/JPH0242998Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6260847U (ja) | 1987-04-15 |
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