JPH0452390Y2 - - Google Patents

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JPH0452390Y2
JPH0452390Y2 JP1984042657U JP4265784U JPH0452390Y2 JP H0452390 Y2 JPH0452390 Y2 JP H0452390Y2 JP 1984042657 U JP1984042657 U JP 1984042657U JP 4265784 U JP4265784 U JP 4265784U JP H0452390 Y2 JPH0452390 Y2 JP H0452390Y2
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door
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arm
bracket
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JP1984042657U
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JPS60154577U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用のスライドドアを簡易な機構に
より開閉制御せしめる様にした車輌用スライドド
アの自動開閉装置に関するものである。
従来バス等に装備される車輌用のスライドドア
は各種の機構により自動開閉制御せしめている
が、例えばシリンダーの作動によるリンク機構を
採用する場合は各リンクの揺動範囲が大であるた
め広い設置スペースを要すると共に、機構が複雑
となる等の欠点を有していた。
又、特開昭58−189479号公報に見受けられるス
ライドドア自動開閉装置の索条23は螺旋突条2
3bと噛合するピニオン39により移動されるも
のであるため、必然的に螺旋突条23bとピニオ
ン39のピツチを同一としなければ、ピニオン3
9が空転したり、ミスマツチによりピニオン3
9、螺旋突条23bが欠けて損傷する欠点を有
し、又ロアリンク7は単にスライドドア4の開閉
軌道と平行する様に形成したロアレール7に移動
自在に支持されているため、開閉軌道におけるス
ライドドア4の厚み分外方へ向かつて所定角度を
もつて後方傾斜状と成す初期軌道は車両の種類に
よつて異なることにより、車両の種類毎にロアレ
ール7を形成しなければならず、よつてあらゆる
車両のスライドドアには何ら対応することが出来
ない欠点を有していた。
本考案はかかる欠点に鑑み、駆動装置により回
動制御される直線状のリード軸をドアに平行して
配置し、該リード軸の外周に線状体より成るリー
ドを螺旋状に巻装し、又ベースをドアに平行して
スライド自在に配設し、このベースにはドア側に
向かつてアームを突設すると共に、該アームの先
端部にピンを設け、一方ドアにはベース側に向か
つてブラケツトを突設すると共に、該ブラケツト
の先端部にはガイド溝を設け、このガイド溝に前
記ピンをスライド自在に嵌入し、又ベースには係
合体を取付けると共に該係合体をリードのピツチ
間に位置させた車輌用スライドドアの自動開閉装
置を提供して上記欠点を解消せんとしたものにし
て、以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、 1はバス等に装備される車輌用のスライド式の
ドアであり、車輌の側壁2に対し所定の初期作動
角度にてドア1の厚み分外方へ向かつて後方傾斜
状と成す初期軌道に沿つて飛び出した後側壁2に
沿つて平行にスライド開閉する様に案内されてい
る。
3はドア1の開閉装置であり、ドア1の前方の
車床上両端部に取付金具4,5を固設せしめ、該
取付金具4,5間には外周に丸棒等の線材より成
るリード6を螺旋状に巻装した直線状のリード軸
7をドア1に平行して軸受8,8aを介して回動
自在に支持せしめている。
尚、リード軸7に対するリード6の巻装ピツチ
は任意に設定可能であり、各ピツチは全範囲にわ
たつて一定にすることも、又場所によりピツチを
変更することも可能である。
9は駆動装置であり、取付金具4の端部にリー
ド軸7に平行して正逆両方向に回動制御されるモ
ーター10を装着せしめると共に、該モーター1
0の駆動軸11とリード軸7の一端部に夫々スプ
ロケツト12,12aを装着せしめ、該スプロケ
ツト12,12a間にチエーン13を巻装せしめ
てモーター10の作動によりリード軸7を回動制
御せしめる様に成している。
又取付金具4,5間にはリード軸7に平行して
リード軸7の下方両側部にガイド軸14,14a
を渡設せしめると共に、該ガイド軸14,14a
には両側部にガイド筒15,15aを有するベー
ス16をスライド自在に装着せしめ、該ベース1
6の上面にいてリード軸7の軸心に対向する位置
に突設せしめたピン17にはローラー18を回動
自在に装着せしめ、該ローラー18をリード軸7
に巻装せしめたリード6のピツチ間に位置せしめ
る様にしてローラー18をリード6に対する係合
体19と成し、リード軸7の回動によりリード
6、係合体19を介してベース16を往復スライ
ド制御せしめる様に成している。
又ベース16下面にはドア1側に向かつてアー
ム20を一体突設せしめると共に、該アーム20
の先端部にピン21を立設せしめ、一方ドア1の
内面下部にはアーム20に対向してブラケツト2
2をベース16側に向かつて突設せしめ、該ブラ
ケツト22の先端部にはアーム20のピン21を
スライド自在に嵌入せしめるガイド溝23をドア
1の開閉軌道に対して直交する方向にドア1の飛
び出し幅に対応せしめる様にして形成せしめ、ブ
ラケツト22とアーム20を介してドア1をベー
ス16のスライド動作に連動せしめる様に成して
いる。
次に本考案に係る車輌用スライドドアの自動開
閉装置の作用について説明すると、ドア1の閉鎖
状態では第1図に図示する様にベース16は左端
に位置しており、かかる状態からドア1を開放せ
しめるに当たりモーター10を所定方向に回転駆
動せしめると、チエーン13を介してリード軸7
が回転連動してリード軸7の外周に巻装せしめた
リード6のピツチが右方向に移動するため、これ
に伴つてリード6のピツチ間に位置せしめた係合
体19を介してベース16がピツチの移動により
ガイド軸14,14aに沿つて右方向に移動し、
かかるベース16の移動に伴つてベース16に突
設せしめたアーム20とドア1に突設せしめたブ
ラケツト22との連繋によりドア1がベース16
に連動して開放方向に移動制御されるのである。
尚この時ドア1は初期作動段階において所定幅
外方へ飛び出すように初期軌道設定されている
が、ベース16のアーム20とドア1のブラケツ
ト22とはピン21とガイド溝23によりドア1
の開閉軌道に対し直交する方向にスライド自在に
連繋されているため、ドア1は初期作動段階(初
期軌道)においてもベース16の直線的移動成分
により追従作動されるのである。
又ドア1を閉鎖方向に作動せしめるには、モー
ター10を逆方向に回転制御せしめることにより
同様の駆動伝達経路によりドア1はベース16の
案内にて閉鎖方向に連動されるのである。
要するに本考案は、駆動装置9により回動制御
される直線状のリード軸7をドア1に平行して配
置し、該リード軸7の外周に線状体より成るリー
ド6を螺旋状に巻装し、又ベース16をドア1に
平行してスライド自在に配設し、このベース16
にはドア1側に向かつてアーム20を突設すると
共に、該アーム20の先端部にピン21を設け、
一方ドア1にはベース16側に向かつてブラケツ
ト22を突設すると共に、該ブラケツト22の先
端部にはガイド溝23を設け、このガイド溝23
に前記ピン21をスライド自在に嵌入し、又ベー
ス16には係合体19を取付けると共に該係合体
19をリード6のピツチ間に位置させたので、リ
ード軸7の回動運動をリード6と係合体19を介
してドア1をスライド開閉する直線運動に変換す
ることが出来、その作動機構はリード6の回動と
該リード6に沿つてスライドするベース16にて
構成されるため装置全体をコンパクトに設計する
ことが出来、又リード軸7に巻装するリード6は
リード軸7自体に溝を刻設するものと異なり簡易
に巻装可能であると共に、リード6の巻装ピツチ
の設定の任意に調整可能であり、かかる巻装ピツ
チに対応してドア1の開閉速度を開閉段階に応じ
て任意に設定することが出来、而もドア1の初期
軌道に対し、ベース16のアーム20とドア1の
ブラケツト22とはピン21とガイド溝23によ
りドア1の開閉軌道に対し直交する方向にスライ
ド自在と成しているため、ドア1をベース16の
直線的移動成分により追従作動させることが出
来、これにより従来の装置では対応することが出
来なかつた初期軌道の異なるあらゆる車両にも何
ら部品の形状を変更せずとも対応(装着)するこ
とが出来、又係合体19を回動自在なローラー1
8により構成せしめたので、リード6と係合体1
9との摩擦抵抗が小さくなつてドア1を手動で開
閉操作する場合にその操作を軽快ならしめること
が出来る等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る車輌用スライドドアの自動開閉
装置の平面図、第2図は同上のA−A断面図であ
る。 1ドア、6リード、7リード軸、9駆動装置、
16ベース、19係合体、20アーム、21ピ
ン、22ブラケツト、23ガイド溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動装置により回動制御される直線状のリー
    ド軸をドアに平行して配置し、該リード軸の外
    周に線状体より成るリードを螺旋状に巻装し、
    又ベースをドアに平行してスライド自在に配設
    し、このベースにはドア側に向かつてアームを
    突設すると共に、該アームの先端部にピンを設
    け、一方ドアにはベース側に向かつてブラケツ
    トを突設すると共に、該ブラケツトの先端部に
    はガイド溝を設け、このガイド溝に前記ピンを
    スライド自在に嵌入し、又ベースには係合体を
    取付けると共に該係合体をリードのピツチ間に
    位置させたことを特徴とする車輌用スライドド
    アの自動開閉装置。 (2) 前記係合体は回動自在なローラーより成るこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の車輌用スライドドアの自動開閉装置。
JP4265784U 1984-03-24 1984-03-24 車輌用スライドドアの自動開閉装置 Granted JPS60154577U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265784U JPS60154577U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 車輌用スライドドアの自動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265784U JPS60154577U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 車輌用スライドドアの自動開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154577U JPS60154577U (ja) 1985-10-15
JPH0452390Y2 true JPH0452390Y2 (ja) 1992-12-09

Family

ID=30553615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4265784U Granted JPS60154577U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 車輌用スライドドアの自動開閉装置

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JP (1) JPS60154577U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189479A (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 株式会社大井製作所 車両等におけるスライドドア自動開閉装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189479A (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 株式会社大井製作所 車両等におけるスライドドア自動開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60154577U (ja) 1985-10-15

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