JPS626233Y2 - - Google Patents

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JPS626233Y2
JPS626233Y2 JP3665281U JP3665281U JPS626233Y2 JP S626233 Y2 JPS626233 Y2 JP S626233Y2 JP 3665281 U JP3665281 U JP 3665281U JP 3665281 U JP3665281 U JP 3665281U JP S626233 Y2 JPS626233 Y2 JP S626233Y2
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JP
Japan
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flexible member
glass plate
door
gear
vehicle
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JP3665281U
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JPS57150180U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のドアガラスの昇降装置に係り、
特にガラス板下部に設けた孔に直接フレキシブル
部材の先部側を係止し、フレキシブル部材の基部
側に設けた歯部をレギユレータハンドルで回動さ
れるギヤに係合せしめ、且つフレキシブル部材の
運動をガイドケースでガイドし、先部の上下動を
ガイドする如くし、構造の簡単化、部品点数の減
少、メンテナンス性向上等を企図するようにした
車両のドアガラスの昇降装置に関するものであ
る。
車両のドアガラスの昇降装置、所謂レギユレー
タ装置は従来は第7図乃至第9図に示される如く
で、ドア51の内・外板52,53間にガラス板
54を昇降自在に介装し、ガラス板54下端には
複数のホルダ55を挾持等して付設し、ホルダ5
5をチヤンネル状のガイド部材56の前後端に枢
着し、ガイド部材56の溝には扇状歯車57aを
備える揺動アーム57先端のローラ58を係合せ
しめ、歯車57aと内板52の外側に設けられる
ハンドル59で駆動される駆動歯車59aと噛合
せしめるタイプが多く用いられている。ハンドル
59の回動で歯車59aを回動し、これと噛合す
る歯車57aを駆動し、アーム57を回動され、
ローラ58と係合するガイド部材56を溝内で摺
動しつつ昇降させ、ガラス板54を昇降させ、窓
を開閉する。
以上の従来手段は、回転運動でアームを回転さ
せ、これをガイド部材を介して上下動に変換する
ため構造が複雑化し、部品点数も多くなること、
レバー比等との関係で装置が大きくなり、スペー
ス上最良とはいい難く、ドア設計等で自由度が拘
束され易いこと、重量的にも不利であること、特
にガイド部材をガラス板に取り付けるためのホル
ダを必要とし、部品点数が多くなり、ガラス板が
破損した場合ホルダも併せて交換する必要があ
り、又ホルダのガイド部材への組着等のメンテナ
ンスの点でも最良とはいい難く、更に上記により
コストの点でも不利であり、改善が望まれる。
本考案者は従来における以上の不都合を改善す
べく本考案をなしたもので、その目的とする処
は、フレキシブル部材をドア内部にガイドケース
を介して例えばU字型に配設し、これの基部に設
けた歯部や孔をハンドルで駆動される歯車と噛合
せしめ、先部に設けた係止部をガラス板に設けた
孔に直接係合せしめ、フレキシブル部材の拘束さ
れた進退動でガラス板を昇降動せしめる如くし、
構造の簡単化、部品点数の減少、コンパクト化、
軽量化、更にはメンテナンス性向上を企図し得る
如くした車両のドアガラス昇降装置を提供するに
ある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図はドアの要部破断斜視図を、第2図は本
考案に係る装置を取り出し、要部を破断して示し
た斜視図で、第3図及び第4図は第2図3−3線
及び4−4線の各断面図を示す。
ドア1は既知の如く外板であるスキン2と内板
であるパネル3とからなり、これら2,3をガラ
ス繊維等を含有した強化プラスチツクで成形し、
接合してドアを構成することにより軽量化を図る
ことができ、又パネル3は着色、表面の模様等を
任意に選択と、成形することができ、従来の如き
ドアライニングが不要となり、更なる軽量化、部
品点数の減少を図ることが可能となる。
ドア1の内・外板2,3間に既知の如くガラス
板4が昇降自在に内装され、これの昇降装置であ
るウインドレギユレータ装置は第2図乃至第5図
で詳細に示される如くである。
レギユレータの本体をなす昇降部材は合成樹脂
その他のフレキシブル部材5よりなり、部材5は
断面が例えば矩形をなし、断面形状は任意であ
る。フレキシブル部材5はチヤンネル状で例えば
U型に成型されたガイドカバー6内に摺動自在に
嵌装され、カバー6は第3図の如く底片6a、こ
れの両端から部材5の肉厚より若干大きく折曲さ
れた側片6b,6c、側片6b,6cの端部から
底片6aと平行する方向に対向する如く折曲され
た規制片6d,6dからなり、規制片6d,6d
間には充分の隙間Sが長さ方向に形成され、部材
5の両端5a,5aは底片6aと規制片6d,6
d間に摺動自在に嵌装保持されることとなる。
ガイドケース6のU型の起立部の一方6eの側
片の外方のものは上下方向に亘り一部所定長さ欠
除6fし、この部分の外側にハンドルベース7を
配設し、ベース7内には歯車8を臨ませ、歯車8
はベース7外のハンドル9と軸10で連結し、ハ
ンドル9の駆動で歯車8を回動せしめる如くし、
この部分を第4図で略図として示した。一方、フ
レキシブル部材5の基部5bの一部の端縁に歯5
c…を形成し、即ちラツクの如くし、この歯5c
…を既述の歯車8と相噛合せしめ、既述の欠除部
6fは歯車8と歯5c…とが噛合するに充分な長
さだけ設ければ良い。
フレキシブル部材5の先部5dにはこれと一体
に爪片11を設け、爪片11は第5図に示される
如く上下に離間した部分11a,11aからな
り、先部に斜面を有する突部11b,11bを対
称的に備え、一方ガラス板4の下部適所には前後
方向に幾分長い遊びを有する取付孔4aを穿設
し、これに爪片11を挿入し。爪片11の上下の
部部11a,11aはたわんで取付孔4aに嵌入
し、突部11b,11bが取付孔4aの取付側に
突出してストツパとして機能する。かくして爪片
11を介してフレキシブル部材5の先部5dはガ
ラス板4に連結され、取付孔4aを前後方向に長
く遊びをもたせたのはガラス板と昇降装置との相
対位置のバラつきを吸収するためである。
次にその作用、効果を説明すると、ハンドル7
の回動操作で歯車8は回転駆動され、これと歯5
cで噛合するフレキシブル部材5はガイドケース
6内で摺動し、進退する。この摺動進退動はガイ
ドケース6で拘束され、基部5bは上下動し、先
部5dはこれに伴つて上下動し、爪11を介して
ガラス板4は上下動し、ガラス板を昇降させて窓
を開閉させることとなる。従つて回転運動をアー
ム、摺動ガイド部材、ホルダを介して上下動に変
換することなく、直線的な進退動でガラス板を昇
降させることができる。そして、ガラス板4は上
下限の位置では、爪11がたわんで衝撃を吸収す
るため、衝突音が低減され、また、ハンドル7を
過大な力で回転駆動した場合のガラス板4の破損
を防止することができるようになる。
第6図は本考案の変更実施例を示し、フレキシ
ブル部材105の一部に歯に代えて長さ方向に所
定ピツチで係合孔105c…を形成し、これに歯
車108を係合せしめ、フレキシブル部材105
を摺動進退せしめるようにしたもので、フレキシ
ブル部材の進退は係合孔と歯車との係合で行わせ
ても良い。尚本実施例では爪111をフレキシブ
ル部材105の一側縁に突設させたが、かかる形
式でも良い。
以上の如く本考案によれば、先ず回動アーム、
摺動ガイド部材、ホルダ、扇状歯車等を必要とせ
ず、フレキシブル部材、拘束ガイドケースで足り
るため大幅な部品点数の減少を図ることができる
こと、次に構造的にも簡易であり、製作が容易で
あり、且つ作動も直線的な運動をそのままガラス
板に伝えるため確実であり、機能的にも優れた昇
降装置が得られること、又上記に伴いコンパクト
で軽量なものが得られること、更にガラス板の昇
降装置への組付が簡単で、組付、ガラス破損時の
再組付等の組立、メンテナンスの点で有利である
こと、更に又上記に伴つてコスト的にも有利であ
ること、また更にガラス板の上下限位置での衝撃
が緩和される等の多大の利点を有する。
尚実施例ではフレキシブル部材をU型にガイド
したがL型でも良く、要はガラス板との連結部が
上下動すれば良い。又実施例では手動式のものを
示したが、自動式の場合には前記歯車をモータで
駆動すれば良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はドアの要部破断斜視図、第2図は昇降装置のみ
の斜視図、第3図及び第4図は第2図3−3線断
面図、第5図はガラス板とフレキシブル部材との
連結部の縦断面図、第6図は変更実施例の要部の
斜視図、第7図は従来例の第1図と同様の図、第
8図は同従来の昇降装置の分解斜視図、第9図は
その要部の縦断面図である。 尚図面中1はドア、4はガラス板、5はフレキ
シブル部材、5cは歯、6はガイドケース、8は
歯車、11はガラス板係合用の爪である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレキシブル部材の一部に係合部を設け、該係
    合部を回転駆動される係合歯車と係合せしめるよ
    うにしたフレキシブル部材をドア内部に設けたガ
    イドケースを介して一部分が上下動する如く拘束
    して配設し、フレキシブル部材の上下動する部分
    に、先端に斜面を有する係止部が形成された略対
    称的形状の一対の爪片をガラス板に向けて突設す
    るとともに、該ガラス板に車両前後方向寸法が前
    記爪片の車両前後方向寸法より大きな取付孔を形
    成し、該取付孔に前記爪片を嵌合させたことを特
    徴とする車両のドアガラス昇降装置。
JP3665281U 1981-03-16 1981-03-16 Expired JPS626233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3665281U JPS626233Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3665281U JPS626233Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57150180U JPS57150180U (ja) 1982-09-21
JPS626233Y2 true JPS626233Y2 (ja) 1987-02-12

Family

ID=29833874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3665281U Expired JPS626233Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16

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JPS57150180U (ja) 1982-09-21

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