JPH0230675Y2 - - Google Patents

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JPH0230675Y2
JPH0230675Y2 JP15832184U JP15832184U JPH0230675Y2 JP H0230675 Y2 JPH0230675 Y2 JP H0230675Y2 JP 15832184 U JP15832184 U JP 15832184U JP 15832184 U JP15832184 U JP 15832184U JP H0230675 Y2 JPH0230675 Y2 JP H0230675Y2
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plate
blade
arm
spring
clutch
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JP15832184U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気吹出口のブレード操作機構、特
に板状ブレードを自動又は手動で操作しうるブレ
ード操作機構に関する。
従来の技術 空気吹出口を形成するレジスタあるいはダクト
の内部に板状のブレードを回動可能に配置し、こ
の板状ブレードを適切な角度位置に回転させて空
気の吹出量や吹出方向を調整することはよく知ら
れている。そして、この板状ブレードを自動(オ
ート)ででも手動(マニユアル)ででも回転操作
しうるようにした装置も知られている。
従来この種の板状ブレード操作機構の一例を第
9図に示している。第9図において、11は板状
ブレード、12はクラツチスプリング、13はロ
ツド板である。板状ブレード11の上部11aを
クラツチスプリング12の一端12aに組み付
け、クラツチスプリング12の他端のピン12b
をクラツチスプリング12自体のばね復元力を利
用してロツド板13の溝13aに嵌め込む。自動
操作の場合は、図示しない手段によりロツド板1
3が矢印X方向に動くことにより、板状ブレード
11がその軸を中心として回動する。自動操作の
場合は、板状ブレード11を直接手で動かすこと
により、クラツチスプリング12のばね復元力に
抗してピン2bがロツド板13の溝13aから外
れてロツド板13の面に沿つて移動し、その際の
ばね力により操作荷重を得る。
しかしながら、この種の従来の板状ブレード操
作機構は、クラツチスプリング12の安定性が悪
くクラツチ(操作)荷重が安定しない、従つてブ
レード11の手動操作の際のフイーリングが悪
い、クラツチスプリング12の形状が複雑でコス
トが高い、ブレード11の軸に力がかかるのでブ
レードが曲がるおそれがある、等の欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 従つて、本考案では、ブレードを操作する(ク
ラツチ)荷重のバラツキを小さくし、滑らかに安
定して操作しうるようにすると共に、組付を容易
にしかつ耐久性を向上させた空気吹出口のブレー
ド操作機構を提供することにある。
問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するために、本考案に
よれば、空気吹出口の内部に板状ブレードを回動
自在に配置し、空気の吹出量及び/又は吹出方向
を調整しうるようになした空気吹出口において、
板状ブレードの回転軸に、軸線と直角面のフラン
ジ部を設けると共に、前記回転軸に回転自在に取
付けたアームをばね力により前記フランジ部に押
し付け、該アームの自由端をブレード回転操作部
材に連結したことを特徴とするブレード操作機構
が提供される。
実施例 まず、第8図において、略矩形の断面形状を有
する空気吹出口1を形成する空気吹出口本体、例
えばレジスタ2は、その内部に1又は複数の板状
ブレード3を回動自在に取付けている。板状ブレ
ード3は直接手で触れて手動操作することによ
り、あるいはロツド板4が図示しない駆動手段に
より矢印X方向に動くことにより自動で、回転軸
3aを中心に回転し、矢印A方向に吹き出される
空気の吹出量あるいは吹出方向を調整する。
第1図および第2図は本考案の第一実施例で、
板状ブレード3の回転軸部3aに、ブレードの連
結軸を兼ねたクラツチデイスク5が挿入・固定さ
れる。クラツチデイスク5はその上面に、軸線3
bに対し直角面をなすフランジ部(クラツチ面)
5aを有すると共に、このフランジ部5aの内側
にグリスを入れるグリス溜り5bを有する。ま
た、このクラツチデイスク5の上部から軸線3b
に沿つて上方へ突出する軸部5cにはリング溝5
dが形成されている。アーム6は、その穴部6a
がクラツチデイスク5の軸部5cに挿入されてフ
ランジ部5aに接触する。このアーム6の自由端
にはピン6bが取付けてある。アーム6はコイル
スプリング7、ワツシヤ8を挿入後、Eリング9
をリング溝5dに嵌め込むことにより、クラツチ
デイスク5のフランジ部5aに適度の押付力で押
圧されかつ保持される。アーム6のピン6bは矢
印X方向に移動するロツド板4の溝4aに挿入さ
れる。
第3図および第4図は第一実施例を更に簡略化
した本考案の第二実施例であり、第一実施例のコ
イルスプリング7の代わりに皿状の板スプリング
10を使用する。従つて、第一実施例におけるワ
ツシヤ8およびEリング9は不要となる。すなわ
ち、アーム6をクラツチデイスク5の軸部5cに
挿入後、皿ばね状板スプリング10の内径側を軸
部5cのリング溝5dに嵌合し、板スプリング1
0の外径側をアーム6の窪み部6cにはめ込んで
このアーム6をデイスク部5aに対して押圧する
ようにする。
第5図〜第7図は本考案の作動状態を示すもの
である。手動操作時は、第5図に示すように、自
動(オート)操作装置はOFFになつており、ロ
ツド板4およびアーム6は停止している。ブレー
ド1はストツパ(図示せず)で規制される範囲
α,α内で手動で直接回転操作され、ブレード1
の動きに従つてクラツチデイスク5のフランジ部
5aがアーム6に対して回転摺動する。その際の
ブレード操作荷重はばね手段7,10によるクラ
ツチ摩擦力によつて生ずる。自動(オート)操作
装置がONの時は、第6図に示すように、図示し
ない駆動手段によりロツド板4が所定のストロー
クで矢印X方向に往復移動する。ロツド板4の動
きはピン6bによりアーム6に伝わり、クラツチ
デイスク5および板状ブレード3を回動(首振
り)させる。自動(オート)操作装置がONの状
態で、手又は異物のかみ込み等により板状ブレー
ド3が止められた時、ロツド板4およびアーム6
は往復移動しているが、クラツチデイスク5とア
ーム6間のすべりによつて未然に板状ブレード3
の動きを止め破損を防止する。
考案の効果 本考案によれば、ばね手段7,10により一定
のばね力、すなわち摩擦力がクラツチデイスク5
とアーム6間にかけられているので、ブレードの
操作荷重が安定し、動きもスムーズになる。ま
た、摩擦力は直接軸方向にかけられているので、
小さなデイスク(摩擦)面で安定した操作荷重を
得ることができ、更にばね手段等の組込みも確実
で粗立・製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブレード操作機構の第一実施
例の分解斜視図、第2図は同組立側面図、第3図
は本考案の第二実施例の分解斜視図、第4図は同
組立側面図、第5図〜第7図は本考案の作動状態
を示した概略図、第8図は板状ブレードを有する
空気吹出口の全体を示す斜視図、第9図は従来の
ブレード操作機構の一例を示す分解斜視図であ
る。 1……空気吹出口、3……板状ブレード、4…
…ブレード操作部材(ロツド板)、5……クラツ
チデイスク、5a……フランジ部、6……アー
ム、7……コイルスプリング、8……ワツシヤ、
8……Eリング、10……皿状板スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気吹出口1の内部に板状ブレード3を回動自
    在に配置し、空気の吹出量及び/又は吹出方向を
    調整しうるようになした空気吹出口において、板
    状ブレード3の回転軸に、軸線と直角面のフラン
    ジ部5aを設けると共に、前記回転軸に回転自在
    に取付けたアーム6をばね力により前記フランジ
    部5aに押し付け、該アームの自由端をブレード
    操作部材4に連結したことを特徴とするブレード
    操作機構。
JP15832184U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPH0230675Y2 (ja)

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JP15832184U JPH0230675Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15832184U JPH0230675Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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Publication Number Publication Date
JPS6174042U JPS6174042U (ja) 1986-05-19
JPH0230675Y2 true JPH0230675Y2 (ja) 1990-08-17

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JP15832184U Expired JPH0230675Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3508379B2 (ja) * 1996-04-19 2004-03-22 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

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JPS6174042U (ja) 1986-05-19

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