JPH032009Y2 - - Google Patents

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JPH032009Y2
JPH032009Y2 JP13470885U JP13470885U JPH032009Y2 JP H032009 Y2 JPH032009 Y2 JP H032009Y2 JP 13470885 U JP13470885 U JP 13470885U JP 13470885 U JP13470885 U JP 13470885U JP H032009 Y2 JPH032009 Y2 JP H032009Y2
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electromagnetic
yoke
plate
clutch
electromagnetic yoke
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マイクロプリンタ等の出力切換に好
適な電磁クラツチに関する。
[従来の技術] 電磁クラツチは、クラツチギヤに入力された動
力の電磁プレートへの出力を制御するための機構
として用いられる。以下、図に基づいて電磁クラ
ツチの構成を説明する。第2図は一般的な電磁ク
ラツチの構成を表わす分解斜視図である。図示し
たように、クラツチギヤ1に連結された回転軸1
aには、プレートバネ2及び電磁プレート3が遊
嵌され、更に電磁ヨーク5が圧入されている。該
電磁ヨーク5は下方に向けて開口し、略中央部に
凸部5bが形成された略コツプ形をしており、該
中央凸部5bに形成された貫通孔に前記回転軸1
aが圧入されている。該電磁ヨーク5の中空部に
は電磁コイル4が挿入されると共に、下端面5
a,5bが電磁プレート3の上面と対向してい
る。また、前記プレートバネ2は電磁プレート3
を電磁ヨーク5側に押し付ける役割をしている。
従つて、図示しないモータが回転すると、歯車等
からなる伝達機構を介してモータの回転力がクラ
ツチギヤ1に入力され、電磁ヨーク5はクラツチ
ギヤ1と共に回転するが、電磁プレート3は摩擦
力を受けるだけで大きな回転力を持たない。とこ
ろが、電磁コイル4に通電されると、電磁ヨーク
5は磁化され電磁プレート3を吸引する。よつ
て、電磁ヨーク5の回転力が電磁プレート3に伝
わり電磁プレート3が回転する。
上述したように電磁クラツチにおいては、電磁
コイル4への通電を制御することにより、クラツ
チギヤ1へ入力された動力の電磁プレート3への
出力を制御する。
第4図は、従来の電磁ヨーク5の断面図であ
る。図示したように、略中央部の凸部5bと外周
壁5aが同じ高さに形成されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記の従来例では電磁コイル4
に通電され、電磁ヨーク5が磁化された時、第5
図に示したように電磁プレート3が反つている
と、電磁ヨーク5の外周壁5a下面との密着面積
が小さくなり、電磁ヨーク5の吸収力が弱まり、
電磁ヨーク5の回転力が電磁プレート3に伝わら
ないという問題があつた。
本考案の目的は、電磁プレート3の反りに関係
なく、電磁コイル4に通電された時には、常に強
い力で電磁ヨーク5に電磁プレート3が吸収され
る電磁クラツチを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、電磁ヨー
ク5の略中央部の凸部5cを外周壁5aより低く
形成したことを特徴とする。
[作用] 電磁ヨーク5の略中央部の凸部5cを外周壁5
aより低く形成したことによつて、電磁プレート
3が反つていても電磁ヨーク5の外周壁5a下面
に均等に密着するので、常に電磁プレート3が電
磁ヨーク5に強い力で吸収される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図及び第3図に
ついて説明する。尚、従来例と同じ部品には同じ
番号を付し、詳細な説明は省略する。また、本考
案の機構は、一般的な電磁クラツチと同じなの
で、従来例と異なる点についてのみ説明する。
第1図は本考案による電磁ヨーク5の断面図で
あるが、略中央部の凸部5cが外周壁5aよりも
低く形成されている。従つて、電磁コイル4に通
電されて電磁ヨーク5が磁化されると、たとえ電
磁プレート3が反つていても、第3図に示すよう
に電磁ヨーク5の外周壁5a下面に均等に密着す
ることができるので、密着面積が広くなり電磁プ
レート3は電磁ヨーク5に強い力で吸収され、電
磁ヨーク5の回転力が電磁プレート3に伝達され
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本考案によれば電磁ヨー
クの略中央部の凸部を外周壁より低く形成したた
め、電磁プレートの反りに関係なく電磁コイルに
通電された時は、常に電磁プレートが電磁ヨーク
に強い力で吸収され電磁ヨークの回転力は、確実
に電磁プレートに伝達されるという顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁ヨークの断面図、第2図
は一般的な電磁クラツチの分解斜視図、第3図は
本考案の電磁ヨークと電磁プレートの接触状態の
説明図、第4図は従来の電磁ヨークの断面図、第
5図は従来の電磁ヨークと電磁プレートの接触状
態の説明図である。 1……クラツチギヤ、1a……回転軸、2……
プレートバネ、3……電磁プレート、4……電磁
コイル、5……電磁ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラツチギヤと、該クラツチギヤと一体回転す
    る電磁ヨークと、該電磁ヨークに吸着される電磁
    プレートと、該電磁プレートを前記電磁ヨークへ
    押圧する押圧部材とからなる電磁クラツチにおい
    て、前記電磁ヨークの略中央部の凸部を外周壁よ
    り低く形成したことを特徴とするクラツチ。
JP13470885U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH032009Y2 (ja)

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JP13470885U JPH032009Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JPS6241937U JPS6241937U (ja) 1987-03-13
JPH032009Y2 true JPH032009Y2 (ja) 1991-01-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736186Y2 (ja) * 1988-02-08 1995-08-16 アルプス電気株式会社 電磁クラッチ

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Publication number Publication date
JPS6241937U (ja) 1987-03-13

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