JPH052327Y2 - - Google Patents

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JPH052327Y2
JPH052327Y2 JP13737186U JP13737186U JPH052327Y2 JP H052327 Y2 JPH052327 Y2 JP H052327Y2 JP 13737186 U JP13737186 U JP 13737186U JP 13737186 U JP13737186 U JP 13737186U JP H052327 Y2 JPH052327 Y2 JP H052327Y2
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JP
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heater control
control knob
click
ball
control panel
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車両のヒータコントロールパネルに取
付けられたヒータコントロールノブにおけるクリ
ツク作用をする回動保持機構に関するものであ
る。
従来の技術 従来のヒータコントロールノブの回動保持機構
を第4図乃至第5図に基いて説明する。
第4図はヒータコントロールパネル1′に回動
できるヒータコントロールノブ2′の断面図を示
しているが、ヒータコントロールノブ2′のシヤ
フト2a′には円周方向に溝2b′が穿設されてお
り、ヒータコントロールパネルケース3′のシヤ
フト支持板3a′がこの溝2b′に嵌合し、ヒータコ
ントロールノブの軸方向の移動を阻止している。
シヤフト2a′の後端部2c′にはスプラインが刻設
されてインデツクスプレート4′が取付けられて
いる。該インデツクスプレート4′は第5図に示
すように中心部にはシヤフト2a′の後端部に刻設
されたスプラインと係合するようにスプライン溝
4a′が設けられるとともに、外周部には所定数の
クリツク用刻み溝4b′が刻設されている。一方、
ボール6′とスプリング7′を収納したクリツクケ
ース部5′がヒータコントロールパネル1′側に固
定されており、スプリング7′の押圧力によりボ
ール6′を付勢し、ボール6′がインデツクスプレ
ート4′の円周面へ圧接するように配設している。
そして、ヒータコントロールノブ2′の回動によ
りインデツクスプレート4′が回動すると、ボー
ル6′はクリツク用刻み溝4b′に係合した位置毎
にクリツク作用にて間欠的に回動が停止して保持
されるようになつていた。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上述の従来のヒータコントロールノ
ブの保持機構においては、ヒータコントロールパ
ネルケース3′のシヤフト支持板3a′にヒータコ
ントロールノブ2′を取付ける為に設けられた円
周方向の溝2b′の幅が組立て作業上、シヤフト支
持板3a′の板厚よりわずかであるが大となつてい
るため、組立てた状態においての該溝2b′とシヤ
フト支持板3a′とに間〓xを生じ、その間〓の為
にヒータコントロールノブ2′の保持がガタ付き、
また、インデツクスプレート4′とクリツクケー
ス部5′との相対位置が変動し、ボール6′とクリ
ツク用刻み溝4b′との噛合不良を生じるという不
都合があつた。
そこで、本考案は、上述のヒータコントロール
ノブが軸方向にガタ付いて生じた不都合点に対し
て、クリツク作用のスプリング圧を応用してガタ
付きが解消されるようにし、しかも組立て仕易い
構造の車両用ヒータコントロールノブの保持機構
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、車両用ヒータコントロールパネルケ
ースに取付けられクリツク作用により回動保持さ
れるヒータコントロールノブの保持機構におい
て、ヒータコントロールノブの裏面にそのシヤフ
トの略半円周に亘つて所定数のクリツク用刻み溝
が刻設されたインデツクス突部を配設し、該イン
デツクス突部に跨下して位置し、上記クリツク用
刻み溝とクリツク作用するボールとスプリングと
を収納したクリツクケース部がヒータコントロー
ルパネルケースベースに配設されたことを特徴と
するヒータコントロールノブの保持機構である。
作 用 従つて、ヒータコントロールノブのシヤフトの
略半円周に亘つてのヒータコントロールノブ裏面
にインデツクス突部が配設され、該インデツクス
突部には所定数のクリツク用刻み溝が刻設され、
該クリツク用刻み溝を刻設したインデツクス突部
にはクリツク作用するボールとスプリングとを収
納したクリツクケース部が跨下しているヒータコ
ントロールノブの保持機構であるので、スプリン
グの押圧でボールをインデツクス突部のクリツク
用刻み溝の1つに係合していた状態が、ヒータコ
ントロールノブの回転でクリツク作用をしながら
間欠的にヒータコントロールノブの回動が停止さ
れ保持されることになる。このとき、ヒータコン
トロールノブのシヤフトに設けられたヒータコン
トロールノブ取付けの為の溝とシヤフト支持板と
の間に生じる組立て作業上の間〓は、スプリング
の弾性変形により吸収されるためガタ付くことが
なく、また、ボールとクリツク用刻み溝との噛合
不良を起すこともなく、ヒータコントロールノブ
の回動はスムーズとなる。
実施例 以下、第1図乃至第3図に基いて本考案の一実
施例を説明すると、第1図はヒータコントロール
ノブの取付け構造断面図、第2図は第1図のA−
A断面図、第3図は第2図のB−B断面による展
開図である。
第1図に示す如く、ヒータコントロールパネル
1にはヒータコントロールノブ2が取付けられて
おり、該ヒータコントロールノブのシヤフト2a
はヒータコントロールパネルケース3のシヤフト
支持板3a等により支承されている。ヒータコン
トロールノブ2の裏面にはそのシヤフトの略半円
周に亘つてインデツクス突部4が配設されてお
り、該インデツクス突部4には所定数のクリツク
用刻み溝4bが刻設されている。一方、上記イン
デツクス突部4を跨下するクリツクケース部5が
ヒータコントロールケース3ベースに一体又は別
体で形成され、該クリツクケース部5には上記ク
リツク用刻み溝4bと噛合してクリツク作用をす
るボール6とスプリング7が収納されている。上
記ヒータコントロールノブ2がヒータコントロー
ルパネル1に組付けられた状態には、上記ヒータ
コントロールノブ2の回転でスプリング7により
押圧されたボール6がインデツクス突部4に刻設
された選択されるクリツク用刻み溝4bの1つと
クリツク作用をして係合する。
そして、ヒータコントロールノブを取付ける
為、そのシヤフト2aに設けられた円周方向の溝
2bの幅は組付け作業上、シヤフト支持板3aの
厚みよりもわずかに大となつており、溝2bとシ
ヤフト支持板3aとには間〓が生じるが、この間
〓は上記スプリング7の弾性変形によつて吸収さ
れる。
また、回動するヒータコントロールノブ2にイ
ンデツクス突部4を配設し、固定しているヒータ
コントロールパネルケース3にボール6及びスプ
リング7を収納したクリツクケース5を配設し、
回動するのはインデツクス突部4を有するヒータ
コントロールノブ2である為に、ヒータコントロ
ールノブ2は回動に故障を起すことなくスムーズ
な回動が出来、その上、ヒータコントロールノブ
2の組付けの際に構造上よりボール6をクリツク
ケース5から脱落させてしまうような苦慮が生じ
ないので取扱い易い構造である。
考案の効果 以上の結果、本考案によるとヒータコントロー
ルノブのシヤフトとシヤフト支持板との間に生じ
る間〓は、ヒータコントロールパネルケースに配
設されたクリツクケースに収納されたスプリング
によつて吸収されるので、ヒータコントロールノ
ブの取付けによるガタ付きがなくなるとともに、
ボールとクリツク用刻み溝との噛合不良を生じる
ことがない。更には、ヒータコントロールノブの
故障を起さないスムーズな回動と、ヒータコント
ロールパネルにヒータコントロールノブを組付け
る際の組付けが扱い易いという効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例によるヒー
タコントロールノブの保持構造を表わし、第1図
は、ヒータコントロールノブの取付け構造断面
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
2図のB−B断面による展開図を示している。第
4図及び第5図は従来の技術を表わしており、第
4図はヒータコントロールノブの取付け構造断面
図、第5図は第4図のC−C断面図を示してい
る。 1,1′……ヒータコントロールパネル、2,
2′……ヒータコントロールノブ、2a,2a′…
…シヤフト、2b,2b′……溝、3,3′……ヒ
ータコントロールパネルケース、3a,3a′……
シヤフト支持板、4,4′……インデツクス突部、
4b,4b′……クリツク用刻み溝、5,5′……
クリツクケース部、6,6′……ボール、7,
7′……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用ヒータコントロールパネルケースに取付
    けられクリツク作用により回動保持されるヒータ
    コントロールノブの保持機構において、ヒータコ
    ントロールノブの裏面にそのシヤフトの略半円周
    に亘つて所定数のクリツク用刻み溝が刻設された
    インデツクス突部を配設し、該インデツクス突部
    に跨下して位置し、上記クリツク用刻み溝とクリ
    ツク作用するボールとスプリングとを収納したク
    リツクケース部がヒータコントロールパネルケー
    スベースに配設されたことを特徴とするヒータコ
    ントロールノブの保持機構。
JP13737186U 1986-09-09 1986-09-09 Expired - Lifetime JPH052327Y2 (ja)

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JP13737186U JPH052327Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JP13737186U JPH052327Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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Publication Number Publication Date
JPS6343923U JPS6343923U (ja) 1988-03-24
JPH052327Y2 true JPH052327Y2 (ja) 1993-01-21

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