JPS5827455Y2 - 切換装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案はスイッチその他の切換装置に係り簡単な構成で組
立ての容易な優れた切換装置を提供することを目的とす
るもので゛ある。

以下、本案の切換装置について一実施例の図面とともに
説明する。

図において、１はシャーシその他の取付基板、２は取付
基板１に形成した軸取付用透孔、３は透孔２に挿入され
固定された回転軸、４は回転軸３に嵌合され枢着された
回転体、５は回転体４に一体に形成されたつまみ、６は
回転体４の外周に一体に形成された小突起、７は回転体
４の外周に一体に形成され先端に波状面８を有するＬ字
状の舌片、９は回転体４に形成した小突起６に対向して
取付基板１に一体に形成された切起し、１０は回転体４
に形成した舌片７に対向して取付基板１に形成された角
孔、１１は角孔１０の端縁に形成された板ばね取付用凹
部、１２は両端に形成した舌片部１３が上記凹部１１に
挿入保持された中央部に山部１４を有する板ばねである
。

上記実施例において、板ばね１２の両端部に形成した舌
片部１３を取付基板１に形成した凹部１１に挿入し透孔
２に挿入固定された回転軸３に回転体４に形成した舌片
７の波状面８が上記板ばね１２の山部１４に当接するこ
とになり、回転体４は舌片７と板ばね１２とによって適
度を以って枢着されることになる。

そして、この時同時に回転体４に形成した小突起６が取
付基板１に形成した切起し９に当接するため、上記節度
はより良好なものとなり実用上きわめて有利なものであ
る。

本案は上記実施例より明らかなように取付基板に対して
回転可能に装着された回転体に先端に波状面を有する舌
片を一体に形成し、この波状面に対向する位置に形成さ
れた角孔の端縁にそれぞれ凹部を形成し、これらの凹部
に両端に舌片部を有し、中央部に山部を有する板ばねを
挿入して上記板ばねと上記舌片とで上記回転体の回転に
節度を与えるように構成したものであり、板ばねの取付
けに際しては板ばねの両端に形成した舌片部を単に凹部
に載置し回転体を取付けるだけでよく、別個にビス、ナ
ツトやその他の部材を必要とせず全体としてきわめて簡
単に取付けることができるという利点を有する。

そして、本案によれば板ばねの中央部に山部を形成し、
これを直接波状面に当接させるように構成しているため
単に板ばねを取付は回転体を取付けるだけで適度な節度
を得ることができ全体としてその構成がきわめて簡単で
組立てが容易であり、大巾なコストダウンを図ることが
できるなど多くの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案の切換装置における一実施例の斜視図、第
２図は同装置の分解斜視図である。 １・・・・・・取付基板、２・・・・・・透孔、３・・
・・・・回転軸、４・・・・・・回転体、５・・・・・
・つまみ、６・・・・・・小突起、７・・・・・・舌片
、８・・・・・・波状面、９・・・・・・切起し、１０
・・・・・・角孔、１１・・・・・・凹部、１２・・・
・・・板ばね、１３・・・・・・舌片部、１４・・・・
・・山部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 取付基板に対して回転可能に枢着された回転体に先端に
   取付基板に対向するように波状面を形成した舌片を一体
   に形成し、この波状面に対向する上記取付基板に角孔を
   形成しこの角孔の端縁に形成した凹部に中央部に山部を
   有する板ばねの両端部に形成した舌片部をそれぞれ挿入
   し、板ばねの山部を上記舌片の波状部に直接当接させて
   上記回転体の回転に節度を与えるように構成してなる切
   換装置。