JPH036997Y2 - - Google Patents

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JPH036997Y2
JPH036997Y2 JP1984175919U JP17591984U JPH036997Y2 JP H036997 Y2 JPH036997 Y2 JP H036997Y2 JP 1984175919 U JP1984175919 U JP 1984175919U JP 17591984 U JP17591984 U JP 17591984U JP H036997 Y2 JPH036997 Y2 JP H036997Y2
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rib
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はダブルカセツトテープレコーダのシン
クロダビングのための押釦装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、カセツトテープレコーダはシングルカセ
ツトテープレコーダからダブルカセツトテープレ
コーダになりつつある。以下、従来のシンクロダ
ビング用押釦装置について説明する。第3図は従
来の押釦装置の要部断面図を示す。第3図におい
て、1はキヤビネツトであり、押釦本体6に設け
られたアーム7の先端の軸8がキヤビネツト1に
形成された軸受に回転自在に取付けられ、押釦本
体6の背面15の部分をキヤビネツト1に設けた
ボス12にビス14で固定されたくの字形の板バ
ネ13で押圧していた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では部品点数
が多くなり、キヤビネツトの金型構造も複雑にな
り、押釦装置としては組立作業工数もかかり、非
常にコスト高になるという問題点があつた。本考
案はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、簡単な構成で押釦本体を背面側から常時押圧
することができる優れた押釦装置を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案の押釦装置は、押釦本体の一辺に設けら
れた2本の平行なアームの中央に板状の弾性平板
をアームに設けた軸部より長く形成し、かつこの
弾性平板をキヤビネツトへ常時押圧する様にし、
押釦の本体の他方の一辺からキヤビネツトに設け
たリブに摺動可能な切込みを有するリブを形成
し、押釦本体をキヤビネツトの外方向へ常時付勢
力が作用するように取付けたことを特長とするも
のである。
作 用 本考案の押釦装置は、押釦本体の一辺より2本
の平行なアームを形成し、その先端に互いに反対
方向に伸び傾斜を有する軸を形成し、2本のアー
ムの中央から上記アームより長く伸びる弾性平板
をキヤビネツトの内面に常に押圧させるため、常
に押釦本体はアームの回転軸を中心に復帰する方
向に力が作用し、かつアームより弾性平板が長い
ためバネ荷重も安定し疲労による折れ等もない。
実施例 以下、本考案の実施例を図面をもとに説明す
る。第1図および第2図は本考案の一実施例を示
す。押釦本体6の一辺に形成され外方向へ平行に
伸びたアーム7の先端には互いに反対方向に突出
した傾斜を有する軸8を形成している。前記押釦
本体6は2本のアーム7の中央に位置するように
アームと平行に伸びた平板9(弾性平板)を有
し、その先端に半円柱状の凸リブ9−1を形成し
ている。一方、押釦本体6のアーム7とは反対側
の一辺に切込み10−1を有するリブ10を形成
している。この押釦本体6はキヤビネツト1内面
に設けたリブ2内に位置され、押釦本体6のアー
ム7先端の軸8が軸受部3にA方向から挿入され
て支持される。そのため押釦本体6が軸8を中心
に回転した時、押釦本体6に設けた平板9がキヤ
ビネツト1内面に押圧され復帰力が増大される。
また押釦本体6の一辺に設けたリブ10の切り込
み10−1がキヤビネツト1のリブ4に係合さ
れ、押釦本体6はその回転方向と同じ方向にガイ
ドされる。押釦本体6はキヤビネツト1の外方向
に突出しており、外部より操作力が加えられるこ
とにより押釦本体6はアーム7の先端に設けた軸
8を中心にB方向へ回転する。この時、押釦本体
6の中央部からアーム7と平行に伸びた平板9の
先端に設けてある半円柱状凸リブ9−1が押釦本
体6が復帰した状態(押釦本体のリブ10がキヤ
ビネツト内面に当つた位置)でH=0.5〜1.0常に
かかる様になつており、かつ押釦本体6から軸8
までの距離より約2倍の位置でキヤビネツトを押
える為、平板9の変位量は押釦本体6の回転角の
半分以下で済み、平板9の耐久性はより高いもの
となり、また回転軸8より平板9の寸法を長くし
ている為にB方向とは常に反対の荷重(釦の復帰
方向)が生じてくる。また、押釦本体6はガイド
リブ4により常にガイド(摺動)されるので、安
定した動作を行うことができる。
考案の効果 以上のように本考案の押釦装置は、押釦本体の
一辺から外方向に平行に伸びた2本のアームより
長い弾性平板を2本のアームの中央部からアーム
と平行に伸びるように設け、この平板を常にキヤ
ビネツト内面に押圧するようにしたので、押釦本
体が常に復帰する方向へ荷重がかかる。また、弾
性平板が押釦本体の回転支点(軸)をまたがつて
大きく形成される構成となつているので、弾性平
板の変位量は押釦本体の回転角に比べて小さくて
済み、結果として弾性平板の耐久性は大きく向上
する。また、押釦本体の動作はキヤビネツトに設
けたリブによりガイドされるので、ぶれることな
く常に安定した動作を行う。このように本考案に
よれば、簡単に構造でしかも部品点数も従来の構
造より少なく、組立作業性も良くコスト的にも安
くでき、実用上きわめて有利となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における押釦装置の
斜視図、第2図は同装置の要部断面図、第3図は
従来の押釦装置の要部断面図である。 1……キヤビネツト、6……押釦、7……アー
ム、8……軸、9……平板、9−1……半円柱状
凸リブ、10……ガイドリブ、10−1……切込
み部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 押釦本体と、この本体より平行に伸びた板状の
    2本のアームと、このアームの先端部に互いに反
    対方向に突出した傾斜を有し上記押釦本体の回動
    支点となる軸と、上記2本のアームの中間に平行
    でかつ該2本のアームより長く伸びてその先端部
    に半円柱状の凸状リブを形成した弾性平板と、上
    記アームおよび上記弾性平板と反対側の上記押釦
    本体の中央部に切込みのあるリブとを備え、 上記軸をキヤビネツトに設けた軸受孔に係合
    し、かつ上記弾性平板は上記凸状リブを常に上記
    キヤビネツトの内面に弾性的に当接させるととも
    に、上記リブの切込みを上記キヤビネツトに形成
    したリブに摺動可能に係合させるように構成した
    ことを特徴とする押釦装置。
JP1984175919U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH036997Y2 (ja)

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JP1984175919U JPH036997Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6190132U JPS6190132U (ja) 1986-06-12
JPH036997Y2 true JPH036997Y2 (ja) 1991-02-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5006942B2 (ja) * 2007-12-28 2012-08-22 パイオニア株式会社 ボタン構造体及び該ボタン構造体を備えた電子機器
JP5794415B2 (ja) * 2011-06-03 2015-10-14 ブラザー工業株式会社 電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5797332U (ja) * 1980-12-05 1982-06-15

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JPS6190132U (ja) 1986-06-12

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