JPH0132104Y2 - - Google Patents

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JPH0132104Y2
JPH0132104Y2 JP17336585U JP17336585U JPH0132104Y2 JP H0132104 Y2 JPH0132104 Y2 JP H0132104Y2 JP 17336585 U JP17336585 U JP 17336585U JP 17336585 U JP17336585 U JP 17336585U JP H0132104 Y2 JPH0132104 Y2 JP H0132104Y2
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lever
protrusion
rotation axis
base plate
sliding surface
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JP17336585U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、回転レバーの節度機構に関し、例え
ば、自動車用ドアロツク装置に利用される。
(従来の技術) 従来この種の回転レバーの節度機構としては、
実開昭59−82164号公報に記載されたものが知ら
れている。。このものでは、第5図及び第6図に
図示したように、ベースプレート10に回転自在
に枢着されたレバー11にたわみ部11bを介し
て突起部11aを設けると共に、レバー11の回
転軸11a周りに突起部11aが摺動する摺動面
と該摺動面両端に夫々突起部11aが係合される
凹部10b,10cをベースプレート10上に形
成している。
これにより、レバー11を、その回転に応じた
たわみ部11bの弾性変形で凹部から係合解除さ
せ、レバーの突起部11aを凹部10b,10c
の一方から他方へ摺動面を押圧しながら摺動抵抗
をもつて移動させることとなる。従つて、凹部1
0b,10cの何れか一方から他方に移動するま
では所定のレバー11回転操作力を要する。。し
かしながら、他方の凹部に突起部11aが係合さ
れると回転操作力は軽減するので、レバー11の
回動操作の完了を操作者が確実に感じ取れるよう
になつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来技術では、ベースプレ
ート10には、レバー11の回転軸方向に沿つて
凹部10b,10cが形成されている。そして、
レバー11に設けられた突起部11aは、レバー
11の回転軸と略平行方向にベースプレート10
側に突出し、該突起部11aが形成されるたわみ
部11bは、ベースプレート10と略平行して直
線状に形成されレバー11の回転軸10a方向に
弾性変形自在とされている。 従つて、たわみ部
11bが直線状に形成されている関係上、短寸の
たわみ部11bではそのバネ定数が大きくなり、
レバー11の回転操作に大きな力を要してしま
う。然るに、長寸のたわみ部11bでは配設空間
が大きくなり装置の大型化が避けられないという
問題があつた。
そこで、本考案は、上記従来技術の問題点を解
決することを、その技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この課題解決のために本考案で講じた手段は、
ベースプレートに回転自在に枢着されると共に前
記ベースプレート上に平行に延在する従動レバー
が係合部を介して従動可能に連結されたレバーに
たわみ部を介して突起部を設け、前記ベースプレ
ートに前記レバーの回転軸回りに前記突起部が弾
撥的に摺動する摺動面と該摺動面両端に夫々前記
突起部が係合される凹部を形成し、前記レバーの
回転に応じたたわみ部の弾性変形で前記凹部から
係合解除させ、前記レバーの突起部を前記凹部の
一方から他方へ前記摺動面を押圧しながら摺動抵
抗をもつて移動させてなる回転レバーの節度機構
において、前記ベースプレート上に段部を設け、
前記レバーのたわみ部を該レバーの回転軸まわり
に関して弾性変形可能な曲がり梁とし、該曲がり
梁状たわみ部の先端に前記突起部を前記レバーの
回転軸の半径方向に突出して形成すると共に該突
起部に前記段部の上面と前記従動レバー間に延在
して前記従動レバーに弾撥的に当接するガイド片
を一体に形成し、且つ前記ベースプレートに設け
られた段部の前記レバーの回転軸周り側面に前記
摺動面を形成すると共に該摺動面の両端に前記レ
バーの回転軸と略平行して前記凹部を夫々形成し
たことにある。
(作用) このように、本考案では、レバーに設けられそ
の先端に突起部を有するたわみ部を、該レバーの
回転軸回りに関して弾性変形可能な曲がり梁状と
している。よつて、本考案のたわみ部では、従来
技術と同一位置に突起部を配置させたとしても、
たわみ部の全長を大きく取れ且つ曲がり梁の効果
により、たわみ部のバネ定数を低く設定できる。
この結果、従来の配設空間のままでも、レバー
の回転操作力を軽減できて操作フイーリングを向
上させられる。また、突起部に一体形成したガイ
ド片が従動レバーに弾撥的に当接しているため、
従動レバーの係合部に対する軸方向のガタを防止
できると共に、レバー回転時におけるレバーの回
動軸に対する軸方向のガタが防止されるため、常
に突起部と摺動面との正しい当接関係を維持する
ことができて、これによりレバーの曲がり梁状た
わみ部にレバーの回転に応じた所定の方向の変位
量を常に付与することができ、節度荷重の変化を
防止することができると共にレバーの耐久性を向
上することができる。
(実施例) 以下本考案の好ましい実施例について、添付第
1乃至3図を参照しながら説明する。
ベースプレートは、合成樹脂製ボデー4とこの
ボデー4の一側に固定された金属製プレート1と
から成る。プレート1の基部1aには、合成樹脂
で一体成形されたレバー2がその軸部2eにより
回転自在に枢着されている。。このレバー2の上
面には円柱状の係合部2dが設けられ、この係合
部2dには、従動レバー3がその長穴を介して摺
動自在に嵌合されている。また、レバー2は、図
示しないリンクと連結され、このリンクにより回
転操作されると共に従動レバーが揺動される。ま
た、本実施例においては、突起部2aの上面に、
段部4aの上面と従動レバー3間において段部4
aの上面に沿つて延在される板状のガイド片2c
が一体に形成されている。このガイド片2cは従
動レバー3に弾撥的に当接しており、レバー2の
回転に応じて段部4aの上面上及び従動レバー3
上に沿つて移動するようになつている。これによ
り、従動レバー3の係合部2dに対する軸方向の
ガタを防止できると共に、レバー2の回転時にお
けるレバー2の軸部2eに対する軸方向のガタが
防止されるため、常に突起部2aと摺動面たる側
面4bとの正しい当接関係を維持することができ
て、これによりレバー2の曲がり梁状たわみ部2
bにレバー2の回転に応じた所定の方向の変位量
を常に付与することができ、節度荷重の変化を防
止することができると共にレバー2の耐久性を向
上することができる。尚、ガイド片2cにより従
動レバー3の係合部2dに対する軸方向のガタを
防止できると共に、、レバー2の軸部2eに対す
る軸方向のガタを防止できるため、本願考案の回
転レバーの節度機構を自動車用ドアロツク装置に
採用した時においてはドア開閉時の異音の発生を
防止することができる。また、この時にはベース
プレート1の段部4aとしてストライカ進入溝を
形成する側壁を利用することができ、これによれ
ば当該ドアロツク装置の高さ及び長さを短縮する
ことができて、当該ドアロツク装置が配設される
狭いドア空間内での配設上の自由度が大きくでき
る。(これにより、例えば、ドアロツク装置前方
を通過するドアガラスの後端をドアロツク装置側
に伸ばし、ドアガラス面積を増加させたり、安全
性向上のためにドアロツク装置の位置を上方に配
したりすることができる。) 次に本考案の要部たる、レバー2に節度感を与
える節度機構について説明する。
レバー2の一側にはたわみ部2bが一体に設け
られ、このたわみ部2bは湾曲し弾性変形自在な
曲がり梁として形成されている。たわみ部2bの
先端には、レバー2回転軸の半径方向に突出した
突起部2aが設けられている。
一方、ボデー4には段部4aが設けられ、この
段部4aの側面4bがレバー2の軸部2e回り沿
い、レバーの突起部2aが摺動する摺動面として
形成されている。この側面4bの両端には、夫々
レバー2の軸部2eの半径方向を向き、レバー2
の突起部2aが係合可能な溝状凹部4c,4dが
設けられている。
この様な回転レバーの節度機構の作用について
第3図および第4図で説明する。尚、説明を簡単
にするため、第3図では、レバー2をボデー4に
枢着させたように図示している。
例えば、通常レバー2は、図示実線のようにボ
デー4の段部4aの側面4bの一方の凹部4dと
係合し、この位置に保持されている。矢印A方向
にレバー2を回転させると、この回転によりレバ
ー2の曲がり梁状たわみ部2bが弾性変形し、突
起部2aが凹部4dから係合解除される。これに
より、突起部2aがボデー4の摺動面たる側面4
b上を弾性的に当接しながら移動する(図示一点
鎖線の状態)。レバー2が所定角度回転すると、
たわみ部2bが復元し、突起部2aが他方の凹部
4cと係合する(図示二点鎖線の状態)。この二
点鎖線の状態から矢印Aと逆方向に回転させて
も、同様にしてレバー2が回転する。
従つて、何れの方向に回転させたとしても、レ
バー2は、その曲がり梁状たわみ部2bを弾性変
形させ、その先端の突起部2aをボデー4の側面
4bに弾性的に当接させながら摺動抵抗をもつて
移動する。そして、所定角度回転するとボデー4
の凹部4c,4dと係合し、摺動抵抗がなくな
る。よつて、レバー2の回転に節度感を持たせら
れる。
ここで、レバー2の回転に応じて弾性変形する
たわみ部2bは曲がり梁状とさせている。従つ
て、ボデー4の側面4bとレバー2の軸部2eと
の間にバー2のたわみ部2bが湾曲配置されるの
で、たわみ部2bの全長が長く且つ曲がり梁の効
果で、たわみ部2bのバネ定数が小さく設定され
ている。よつて、上述したレバー2の回転操作時
の操作力が軽減され、操作フイーリングが向上さ
れる。
また、本実施例においては、突起部2aの上面
に、段部4aの上面と従動レバー3間において段
部4aの上面に沿つて延在される板状のガイド片
2cが一体に形成されている。このガイド片2c
は従動レバー3に弾撥的に当接しており、、レバ
ー2の回転に応じて段部4aの上面上及び従動レ
バー3上に沿つて移動するようになつている。こ
れにより、従動レバー3の係合部2dに対する軸
方向のガタを防止できると共に、レバー2の回転
時におけるレバー2の軸部2eに対する軸方向の
ガタが防止されるため、常に突起部2aと摺動面
たる側面4bとの正しい当接関係を維持すること
ができて、これによりレバー2の曲がり梁状たわ
み部2bにレバー2の回転に応じた所定の方向の
変位量を常に付与することができ、節度荷重の変
化を防止することができると共にレバー2の耐久
性を向上することができる。尚、ガイド片2cに
より従動レバー3の係合部2dに対する軸方向の
ガタを防止できると共に、、レバー2の軸部2e
に対する軸方向のガタを防止できるため、本願考
案の回転レバーの節度機構を自動車用ドアロツク
装置に採用した時においてはドア開閉時の異音の
発生を防止することができる。また、この時には
ベースプレート1の段部4aとしてストライカ進
入溝を形成する側壁を利用することができ、これ
によれば当該ドアロツク装置の高さ及び長さを短
縮することができて、当該ドアロツク装置が配設
される狭いドア空間内での配設上の自由度が大き
くできる。(これにより、例えば、ドアロツク装
置前方を通過するドアガラスの後端をドアロツク
装置側に伸ばし、ドアガラス面積を増加させた
り、安全性向上のためにドアロツク装置の位置を
上方に配したりすることができる。) 〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案によれば、レバー
に設けられその先端に突起部を有するたわみ部を
レバーの回転軸まわりに関して弾性変形可能な曲
がり梁としたことにより、狭いスペースでたわみ
部の全長を大きくとれてたわみ部のばね定数を任
意に小さくすることができて節度荷重を任意に設
定でき、レバーの回転操作時の操作力を軽減でき
る。また、突起部に段部の上面と従動レバー間に
延在して従動レバーに弾撥的に当接するガイド片
を一体に形成したことにより、従動レバーの係合
部に対する軸方向のガタを防止できると共に、レ
バー回転時におけるレバーの回動軸に対する軸方
向のガタが防止されるため、常に突起部と摺動面
との正しい当接関係を維持することができて、こ
れによりレバーの曲がり梁状たわみ部にレバーの
回転に応じた所定の方向の変位量を常に付与する
ことができ、節度荷重の変化を防止することがで
きると共にレバーの耐久性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図及び第3図は本考案の作動説明図、第4図及び
第5図は夫々従来技術を示す斜視図並びに側面図
である。 1……プレート(ベースプレート)、2……レ
バー、2a……突起部、2b……曲がり梁状たわ
み部、2c……ガイド片、2d……係合部、2e
……軸部、3……従動レバー、4……ボデイ(ベ
ースプレート)、4a……段部、4b……側面
(摺動面)、4c,4d……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースプレートに回転自在に枢着されると共に
    前記ベースプレート上に平行に延在する従動レバ
    ーが係合部を介して従動可能に連結されたレバー
    にたわみ部を介して突起部を設け、前記ベースプ
    レートに前記レバーの回転軸回りに前記突起部が
    弾撥的に摺動する摺動面と該摺動面両端に夫々前
    記突起部が係合される凹部を形成し、前記レバー
    の回転に応じたたわみ部の弾性変形で前記凹部か
    ら係合解除させ、前記レバーの突起部を前記凹部
    の一方から他方へ前記摺動面を押圧しながら摺動
    抵抗をもつて移動させてなる回転レバーの節度機
    構において、前記ベースプレート上に段部を設
    け、前記レバーのたわみ部を該レバーの回転軸ま
    わりに関して弾性変形可能な曲がり梁とし、該曲
    がり梁状たわみ部の先端に前記突起部を前記レバ
    ーの回転軸の半径方向に突出して形成すると共に
    該突起部に前記段部の上面と前記従動レバー間に
    延在して前記従動レバーに弾撥的に当接するガイ
    ド片を一体に形成し、且つ前記ベースプレートに
    設けられた段部の前記レバーの回転軸周り側面に
    前記摺動面を形成すると共に該摺動面の両端に前
    記レバーの回転軸と略平行して前記凹部を夫々形
    成したことを特徴とする回転レバーの節度機構。
JP17336585U 1985-11-11 1985-11-11 Expired JPH0132104Y2 (ja)

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JP17336585U JPH0132104Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JP17336585U JPH0132104Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JPS6281222U JPS6281222U (ja) 1987-05-23
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JP17336585U Expired JPH0132104Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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KR101045333B1 (ko) * 2007-06-22 2011-06-30 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 작동음 발생장치를 갖는 안전바가 장착되는 중장비용콘솔박스
CN102523739B (zh) * 2010-09-14 2013-12-25 日本精工株式会社 转向装置
JP7310691B2 (ja) * 2020-04-20 2023-07-19 株式会社豊田自動織機 車両用フードロック構造

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