JP3609986B2 - アクセルペダル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアクセルペダル装置に関する。詳しくは、ペダル踏み込みフィーリングを向上するためのヒステリシス発生手段を有するアクセルペダル装置のヒステリシス発生量が安定し、且つ小型化が可能なアクセルペダル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用のアクセルペダル装置にはアクセルペダルの動きをケーブルを介してスロットルバルブを駆動していたが、最近では、その操作性を向上するためケーブルを用いない電子制御式アクセルペダル装置が開発されている。その一例として特開平11−338569号公報に記載されたペダル装置を図5に示す。同図(a)は平面図、(b)は側面図である。このペダル装置は、車体側に取着されるブラケット1、該ブラケット1に揺動可能に設けられたアクセルペダル2、該アクセルペダル2を上方に付勢するねじりスプリング3、アクセルペダル操作のフィーリング向上のための抵抗手段を構成する摩擦ダンパー4が設けられ、さらに投光器5、受光器6、枢軸7と一体に回転し外周にスリットが形成された円板8とよりなる角度センサが設けられて構成されている。
【0003】
そして従来のケーブルの代わりに設けられた角度センサによりアクセルペダルの揺動変位を検出し、その検出信号に基づきコントローラ及びアクチュエータを介してスロットルを駆動するようになっている。
【0004】
また、他の例を図6に示す。同図(a)は分解斜視図、(b)は組立斜視図である。このアクセルペダル装置は、アクセルペタルロッド10、ベース11、戻しばね12、スロットルポジションセンサ13、及びヒステリシス付与手段14とよりなる。そして、アクセルペタルロッド10は丸棒を折曲して形成され、中央部に支点となるピン14が溶接されている。またベース11は、一端に車体へ取り付けるための取付け部11aが形成され、中央部に前記アクセルペタルロッド10をピン14により回動可能に支持する支持部11bが形成され、該アクセルペタルロッド10を支持している。また該アクセルペタルロッド10は戻しばね12により矢印A方向に付勢されている。
【0005】
また、さらに該ベース11の下面にはアクセルペダル踏み込み時に適当な操作感覚を得るための抵抗を与えるヒステリシス付与手段として、ワイヤ15と、該ワイヤ15に抵抗を与える屈曲したヒステリシスパイプ16と、ワイヤ15を引っ張る引張ばね17とが設けられている。そして、スロットルポジションセンサ13は、そのアーム13aがアクセルペダルロッド10により回動されることにより該アクセルペダルロッド10の変位を電気信号として送出できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のアクセルペダル装置において、図5により説明したアクセルペダル装置では、摩擦ダンパー4は枢軸7に直接設けなければならず、小さな角度でそれなりのヒステリシスを出そうとすると、摩擦抵抗を大にしなければならないため、操作フィーリングの悪化を招き、また枢軸7に直接設けたことにより、繰り返し動作により耐久性が劣る等の問題がある。
【0007】
また、図6により説明したアクセルペダル装置では、アクセルペタルロッド10に与える抵抗が、ヒステリシスパイプ16内でのワイヤ15の摩擦と引張ばね17とによるため、ヒステリシスパイプ16の曲がり具合での内部抵抗のパラツキが大きく、またワイヤ内部には耐久性向上のためグリスが封入されており、このグリスのワイヤ摺動により発生する抵抗もヒステリシスとして働くが、温度変化によっても変動が生じる。また、ヒステリシスパイプ16はある程度の長さが必要で、取付けスペースが大きく、また車両内への取付け場所およびクランプが必要となる等の問題があった。
【0008】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、ヒステリシス発生量が安定し、且つ小型化が可能なアクセルペダル装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、アクセルペタルロッド20と、ケース21と、戻しばね22とよりなり、前記アクセルペタルロッド20は、中間より第1ロッド23と第2ロッド24の2つに分割され、前記第1ロッド23は、一方の端部にペダル25が取付けられ、他方の端部には回転軸26が結合され、該回転軸26の所定部位にはキー孔28が形成され、前記第2ロッド24は、一方の端部にボス29が設けられ、該ボス29には前記回転軸26が挿通固定され、他方の端部にはエアダンパー32が固設され、該エアダンパー32のピストンロッド35の先端には直角方向にガイドローラ36が設けられ、前記ケース21は、軸受孔40,40′を有する略三角形の箱状をなし、該軸受孔40,40′で前記アクセルペタルロッド20の回転軸26を支持し、且つ一方の壁に設けられたガイド溝42により前記ガイドローラ36を案内し、前記エアダンパー32によりペダル操作時にヒステリシス抵抗を与えることを特徴とする。
【0010】
また、請求項2は、前記アクセルペタルロッド20は、戻しばね22により元の位置に復帰するように付勢されていることを特徴とする。また、請求項3は、前記エアダンパー32は、ペダル25の踏み込み時には大きい抵抗力を生じ、戻し時には抵抗力を生じないようにピストン34に一方向弁37が設けられていることを特徴とする。
【0011】
この構成を採ることにより、ヒステリシス発生量が安定し、且つ小型化が可能なアクセルペダル装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態のアクセルペダル装置を示す分解斜視図である。本実施の形態は同図に示すように、アクセルペタルロッド20と、ケース21と、戻しばね22とよりなり、アクセルペタルロッド20は、中間より第1ロッド23と第2ロッド24の2つに分割されている。そして、第1ロッド23は一方の端部にペダル25が取付けられ、他方の端部には回転軸26が該第1ロッド23に対して直角に結合されている。なお、該回転軸26の所定部位にはキー27を挿通するキー孔28が形成されている。
【0013】
また、第2ロッド24の一方の端部にはボス29が設けられ、該ボス29には前記回転軸26が挿通される軸孔30と、前記キー27と係合するキー溝31が形成されている。また第2ロッド24の他方の端部にはエアダンパー32が設けられている。該エアダンパー32は図2に示すように、シリンダ33とピストン34とよりなり、シリンダ33の一端は第2ロッド24に固定され、ピストン34にはピストンロッド35が固定され、該ピストンロッド35の先端には、回転可能なガイドローラ36が該ピストンロッド35に対して直角に設けられている。また、ピストン34には空気を矢印A方向にのみ通す一方向弁37が設けられている。
【0014】
また、ケース21は、図1に示すように、略三角形状の箱体をなし、ケース本体38と蓋39とよりなる。そして該ケース本体38と蓋39には第1ロッド23のシャフト26を回動可能に支持する軸受孔40,40′が穿設されている。またケース本体38の下面は車体への取付け用のブラケット面41が形成され、蓋39には、ケース本体38に取付けられたときに内側となる面に前記ガイドローラ36を案内するガイド溝42が形成されている。
【0015】
前記ガイド溝42は図3(b)に示すように円弧状をなし、その両端において回転軸26の中心までの距離L,Lが、L>Lとなるように、つまりLはLよりエアダンパー32のストローク分小さくなるように設定されている。なお、蓋39に設けたガイド溝42はケース本体38の方へ設けても良い。
【0016】
このように形成された各部材は、図3に示すように組み立てられる。その順序は、先ず、ケース本体38の軸受孔40に第1ロッド23の回転軸26を挿通した後、図1に示したキー孔28にキー27を挿通し、該キー27にキー溝31が係合するように第2ロッド24のボス29を嵌挿する。次いで、図3の如く回転軸26に戻しばね22をセットし、且つガイドローラ36をガイド溝42に係合するようにして蓋39をケース本体38に結合した後、図示なきねじ等により固定する。
【0017】
このように構成された本実施の形態の作用を図4により説明する。同図(a)はペダル25が踏み込まれていない状態である。次に、ペダル25が踏み込まれると、第1ロッド23及び第2ロッド24は回転軸26を中心にして矢印B方向に回動する。このため、ガイドローラ36はガイド溝42に沿って矢印C方向に移動し(b)図の如き状態となる。この途中で、ガイドローラ36はピストンロッド35を介してピストン34を空気を圧縮する方向に移動させる。この場合、一方向弁は閉じており、圧縮された空気はシリンダ33とピストン34との隙間から逃がされる。この際生ずる抵抗により第1,第2ロッド23,24を介してペダル25にも抵抗が与えられる。
【0018】
また、アクセルペダルの踏み込みを解除すると、アクセルペダルロッド20は戻しばね22により(a)図の状態に復帰する。この際、ガイドローラ36はピストンロッド35を介してピストン34を空気を圧縮しない方向に移動させるが、一方向弁37は開放して空気を通過させるため抵抗力を発生しない。このようにして、エアダンパ32はヒステリシスを発生するのである。これにより、アクセルペダルロッド20の作動時にのみ適当な抵抗が与えられることによりペダル操作時の感触を改善することができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明のアクセルペダル装置に依れば、エアダンパーを用いたことにより、ヒステリシス発生量が安定し、且つヒステリシスワイヤを用いないため、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクセルペダル装置の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のアクセルペダル装置の実施の形態におけるエアダンパーを示す断面図である。
【図3】本発明のアクセルペダル装置の実施の形態の組立図で、(a)は(b)図のa−a線における断面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図である。
【図4】本発明のアクセルペダル装置の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図5】従来のアクセルペダル装置の一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図6】従来のアクセルペダル装置の他の例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は組立斜視図である。
【符号の説明】
20…アクセルペダルロッド
21…ケース
22…戻しばね
23…第1ロッド
24…第2ロッド
25…ぺダル
26…回転軸
27…キー
28…キー孔
29…ボス
30…軸孔
31…キー溝
32…エアダンパ
33…シリンダ
34…ピストン
35…ピストンロッド
36…ガイドローラ
37…一方向弁
38…ケース本体
39…蓋
40,40′…軸受孔
41…ブラケット面
42…ガイド溝

Claims (3)

  1. アクセルペタルロッド(20)と、ケース(21)と、戻しばね(22)とよりなり、
    前記アクセルペタルロッド(20)は、中間より第1ロッド(23)と第2ロッド(24)の2つに分割され、
    前記第1ロッド(23)は、一方の端部にペダル(25)が取付けられ、他方の端部には回転軸(26)が結合され、該回転軸(26)の所定部位にはキー孔(28)が形成され、
    前記第2ロッド(24)は、一方の端部にボス(29)が設けられ、該ボス(29)には前記回転軸(26)が挿通固定され、他方の端部にはエアダンパー(32)が固設され、該エアダンパー(32)のピストンロッド(35)の先端には直角方向にガイドローラ(36)が設けられ、
    前記ケース(21)は、軸受孔(40,40′)を有する略三角形の箱状をなし、該軸受孔(40,40′)で前記アクセルペタルロッド(20)の回転軸(26)を支持し、且つ一方の壁に設けられたガイド溝(42)により前記ガイドローラ(36)を案内し、前記エアダンパー(32)によりペダル操作時にヒステリシス抵抗を与えることを特徴とするアクセルペダル装置。
  2. 前記アクセルペタルロッド(20)は、戻しばね(22)により元の位置に復帰するように付勢されていることを特徴とする請求項1記載のアクセルペダル装置。
  3. 前記エアダンパー(32)は、ペダル(25)の踏み込み時には大きい抵抗力を生じ、戻し時には抵抗力を生じないようにピストン(34)に一方向弁(37)が設けられていることを特徴とする請求項1記載のアクセルペダル装置。
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