JPH0126494Y2 - - Google Patents

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JPH0126494Y2
JPH0126494Y2 JP489886U JP489886U JPH0126494Y2 JP H0126494 Y2 JPH0126494 Y2 JP H0126494Y2 JP 489886 U JP489886 U JP 489886U JP 489886 U JP489886 U JP 489886U JP H0126494 Y2 JPH0126494 Y2 JP H0126494Y2
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JP
Japan
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cam groove
lever
pin
elastic mechanism
mode
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JP489886U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車用空調装置のモードドアーを
動かすために使用される操作レバー装置に関する
ものである。
(従来の技術) 自動車用空調装置にあつて、モードドアーは、
モード制御レバーからのモード選択により適宜に
動かされるもので、一般的には、モード制御レバ
ーからワイヤーを介して所望のモードを選択すべ
く操作力が伝えられる。モードレバーは、例えば
第3図に示すようなヒータユニツトであつても、
3つのモードレバーがそれぞれ別々に動かされる
ものである。即ち、モード制御レバーから動かさ
れるメインレバーAは、回動支点Eを介して、ヒ
ータケースFに回動自在に取付られている。この
メインレバーAには、各制御特性に合う制御用の
カム溝B,B′,B″があり、こカム溝B,B′,
B″には、中継レバーC,C′,C″に突設のピンD,
D′,D″がそれぞれ挿入され、該カム溝B,B′,
B″内を摺動する。この中継レバーC,C′,C″に
は、ロツドG,G′,G″を介してそれぞれのモー
ドドアーH,H′,H″と接続している。
したがつて、メインレバーAが支点Eを中心に
回動すると、それにつれてカム溝B,B′,B″内
を一端から他端までピンD,D′,D″が摺動し、
各中継レバーC,C′,C″を介して各モードドア
ーH,H′,H″が適宜動かされるものである。
(考案が解決しようとする問題点) カム溝B内を摺動するピンDは、その端までく
ると、該カム溝B端に当り(第4図にその状態が
示されている。)「カチツ」という当接音を発生さ
せてしまう欠点があつた。近年車室内は静かにな
つてきており、これらの音の発生も問題とされて
きている。
このため、この考案にあつては、カム溝内を摺
動するピンがそ端に至つても当接音の発生が防が
れるようにしたことにある。
(問題点を解決するための手段) この考案の要旨は、一方のレバーから他方のレ
バーへ力を伝達する目的で、どちらか一方にカム
溝を、他方に該カム溝内を摺動するピンを設けて
成る操作レバー装置において、前記カム溝の端に
弾性機構を設けたことにある。
(作用) したがつて、カム溝内の端にピンが当つても弾
性機構により撓むことで打音の発生が防がれるも
のである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図において、一方のレバーとなるメインレ
バー1は、回動支点2を中心に回動可能に設けら
れ、図示しないが、ワイヤー、アクチユエータか
ら操作力が伝えられて、回動支点2を中心に回転
される。メインレバー1には、制御情報に添つて
カム溝3が適宜に形成されており、このカム溝3
内にピン8が摺動自在に挿入されている。
カム溝3の一端には、弾性機構となる細い突起
4がメインレバー1から該カム溝3を横切るよう
に突出している。この細い突起4はメインレバー
1と同じ材質で形成されているが、細く且つ長い
ために弾力性が生じている。
他方のレバーとなる中継レバー6は、回動支点
7を中心に回動可能に設けられて、その一方に前
記カム溝3に挿入のピン8が突設されている。ま
た他方に図示しないモードドアーに連結のロツド
9が取付られている。
上述の構成において、メインレバー1が回動支
点2を中心にして矢印方向に回動すると、そのメ
インレバー1のカム溝3内をピン8は反矢印方向
に移動されながら、カム溝3から制御情報を得て
中継レバー6を回動支点7を中心に回転させ、ロ
ツド9を介して図示しないモードドアーに伝えら
れる。
そして、ピン8がカム溝3の端部に至ると細い
突起4に当接するが、その突起4は撓わみ、打音
がやわらげられるものである。
第2図は、この考案の他の実施例を示したもの
で、前記実施例と異なり、細い突起4の代りにゴ
ム樹脂等から成る弾性体10をカム溝3の端に設
けたものである。この弾性体10によつても前記
実施例と同様な作用効果を有するもである。な
お、その他の部分は同一番号を付して、説明を省
略した。
なお、この考案の2つの実施例を示したが、共
にカム溝の一方のみに弾性機構を設けた構造であ
るがカム溝の両方に設けても良いものである。
以上のように、この考案によれば、カム溝内を
摺動するピンがその端に当つても弾性機構でその
打音の発生が防がれるものである。
また、弾性機構を細い突起とすると、カム溝成
形時に同時に成形できるため、部品点数の増加と
ならない利点を持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2
図はこの考案の他の実施例を示す斜視図、第3図
は従来のヒータユニツトに設けられるモードドア
ー制御用の操作レバー装置の平面図、第4図は同
上の一部の拡大斜視図である。 1……メインレバー、3……カム溝、4……細
い突起、6……中継レバー、8……ピン、10…
…弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一方のレバーから他方のレバーへ力を伝達す
    る目的で、どちらか一方にカム溝を、他方に該
    カム溝内を摺動するピンを設けて成る操作レバ
    ー装置において、 前記カム溝の端に弾性機構を設けたことを特
    徴とする操作レバー装置。 2 弾性機構は、細い突起をカム溝内に形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の操作レバー装置。 3 弾性機構は、ゴム、樹脂等から成る弾性体よ
    り成ることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の操作レバー装置。
JP489886U 1986-01-17 1986-01-17 Expired JPH0126494Y2 (ja)

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JP489886U JPH0126494Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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JP489886U JPH0126494Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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Publication Number Publication Date
JPS62115916U JPS62115916U (ja) 1987-07-23
JPH0126494Y2 true JPH0126494Y2 (ja) 1989-08-08

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ID=30785987

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JP489886U Expired JPH0126494Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6486748B2 (ja) * 2015-03-30 2019-03-20 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 車両用空調装置のダンパ開閉機構

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JPS62115916U (ja) 1987-07-23

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