JPS585621Y2 - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPS585621Y2
JPS585621Y2 JP9630579U JP9630579U JPS585621Y2 JP S585621 Y2 JPS585621 Y2 JP S585621Y2 JP 9630579 U JP9630579 U JP 9630579U JP 9630579 U JP9630579 U JP 9630579U JP S585621 Y2 JPS585621 Y2 JP S585621Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
lever
air outlet
operating
long groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP9630579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5614711U (ja
Inventor
泰久 都築
茂 八木
Original Assignee
株式会社デンソー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
Priority to JP9630579U priority Critical patent/JPS585621Y2/ja
Publication of JPS5614711U publication Critical patent/JPS5614711U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は操作レバーの回動によってダンパを回動させて
空気流れの切替えを行なうダンパ装置に関するもので、
例えば自動車用空調装置において調和された空気の吹出
口の切替えに用いると有効である。
従来のダンパ装置は第1図に示すように、操作レバー3
0もしくはダンパレバーに屈曲した溝31を構成し、相
手側レバー32に設けられたガイドピン33を溝31に
挿入してガイドピン33を溝31に沿わせ、溝31をあ
る特定の範囲のみ屈曲させてその間でガイドピン33を
動かす構造になっていた。
しかしながら、この従来のものでは、ガイドピン33を
溝31に挿入させかつ溝31に沿わせるためガイドピン
33と溝31との寸法に高度の精度を必要とし、型合せ
等微調整を要する等加工が非常にめんどうであり、また
少しの寸法のズレが大きく操作力、フィーリングへ影響
するという問題があり、また、溝31が屈曲しているた
め変曲点において操作力の変動が顕著であるため、操作
フィーリングを損うという欠点があった。
本考案は上記点に鑑みて案出されたもので、製作が極め
て安易で、しかも操作フィーリングを快適なものに確保
できるダンパ装置を提供することを目的とする。
以下本考案を図に示す一実施例について説明する。
第2図において、1は自動車用空調装置の吹出口切替箱
で、冷風Aを乗員の頭、胸部に向けて吹き出す上方吹出
口2.暖風りを乗員の足元部に向けて吹き出す下方吹出
口3.および温風Cを窓ガラスに向けて吹き出して窓ガ
ラスの曇り防止を行なうテ゛フロスタ吹出口4とが開口
しており、図示しない蒸発器にて冷却され、また図示し
ないヒータにて加熱された空気を空気吸入口5より吸入
して、これらの吹出口2,3.4より適宜吹き分けるよ
うになっている。
6は第1ダンパで、空気吸入口5より吸入された空気を
、上方吹出口2より吹出す流れAと、下方吹出口3側へ
導く流れBとに切替えるものである。
また、7は第2ダンパで、第1ダンパ6側より導びかれ
た空気流れBを下方吹出口3から吹出す流れDとデフロ
スタ吹出口4から吹出す流れCとに切替えるものである
そして、これら両ダンパ6.7は、それぞれダンパ6.
7の回動軸8,9に固設された第1.第2固定部10.
11と、この固定部10.11に回動自在に連結された
第1.第2連結ロッド12,13を介して操作レバー1
4に連結し、操作レバー14の作動軸15廻りの回動を
受けて切替え作動を行なう様になっている。
なお、作動軸15は第3図に示すように吹出口切替箱1
の外表面に設けられており、また、操作レバー14は図
示しない操作ワイヤを介して車室内の操作ノブの変位を
受けるようになっていて、従ってダンパ6.7は操作ノ
ブの変位によって切替え作動を行なうようになっている
また、操作レバー14と連結ロッド12,13との連結
部分は、操作レバー14内にその長手方向が作動軸15
の直径方向と略一致する第1.第2長溝16゜17が設
けてあって、この長溝16,17内にその端部が摺動自
在に配設された第1.第2連結プレーI・18.19に
連結ロッド12,13が回動自在に支持されるようにな
っている。
なお、20,21はそれぞれ第1゜第2連結プレート1
8.19を第1.第2長溝16,17から突出させる方
向に押圧する第1.第2コイルスプリングで、第1.第
2長溝16,17に配設されて、連結プレー) 18.
19ががたつくのを防止するようになっている。
勿論、第1.第2連結プレート18.19はその端部に
係止部18 a 、19 aが設けてあって、スプリン
グ20.21の押圧力を受けても長溝16.17より飛
ひ゛出すことがないようになっている。
従って、操作レバー14の回動移動のうち、所定角度の
回動は、連結プレー) 18.19が長溝16,17内
を摺動することによって逃がし、連結プレーH8,19
底部の係止部18 a 、19 aが長溝16,17に
当接して移動不能となった状態でのみ操作レバー14の
回動がダンパ6.7に伝えられるようになっている。
その結果、本考案のダンパ装置は次のように作動するこ
とになる。
即ち、図示しない操作ノブを操作して操作レバー14を
図中量も時計方向に回動させれは゛(第2図中一点鎖線
で示す状態)、第1ダンパ6は上方吹出口2を開いて下
方吹出口3側へ向う空気流れBを止め、空気吸入口5よ
り導入した冷気は全量上方吹出口2より車室内に吹き出
すようになる。
なお、この時第2のダンパ7は空気流れの切替えに直接
関係しないがデフロスタ吹出口4を閉じ、下方吹出口3
を開くようになっている。
次に、操作ノブによって操作レバー14を図中反時計方
向に所定角度a回動させて、第2図中実線で示す状態に
すれば、第1ダンパ6は第1連結プレート18が最も飛
び出して係止部18 aが第1長溝16に係止した状態
であるため、操作レバー14の回動を第1連結ロツド1
2および第1固定部10を介して受けて回動軸8廻りに
回動し、上方吹出口2を塞ぐようになる。
しかしながら、この間第2ダンパ7は第2連結プレート
19が第2長溝17内を摺動するため、操作レバー14
の回動は伝わらず、従って依然として下方吹出口3を開
いてテ゛フロスタ吹出口4を閉じている。
そのため、この実線で示す状態では空気吸入口5より導
入した暖風は全量下方吹出口3より車室内へ吹き出され
ることになる。
そして、この所定角度aを回動させる中間領域、即ち一
点鎖線で示す状態と実線で示す状態との間の状態では上
方吹出口2と下方吹出口3との両方が開いていることに
なり、上方吹出口2からは冷風Aを下方吹出口3からは
暖風りを吹き出す、いわゆるパイレベル状態が得られる
ことになる。
操作ノブを操作して、操作レバー14を実線の状態から
更に所定角度β回動させれば、(第2図中二点鎖線で示
す状態)この間第1ダンパ6は、第1連結プレート18
が第1長溝16内を摺動するため操作レバー14の回動
が伝わらなくて上方吹出口2を閉じた状態を維持し、第
2ダンパ7のみが、第2連結プレート19端部が係止さ
れているため、操作レバー14の回動を受けて回動し、
吹出口を吹出口3からテ゛フロスタ吹出口4に切替える
ことになる。
即ち、この二点鎖線で示す状態ではテ゛フロスタ吹出口
4が開いて下方吹出口3が閉じており、空気吸入口5よ
り導入した暖風は全量テ゛フロスタ吹出口4より吹き出
されることになる。
そして、この実線で示す状態から二点鎖線で示す状態ま
で切替わる所定角度β間では、上方吹出口3とテ゛フロ
スタ吹出口4との両方の吹出口が開いていることになり
、車室内の暖房と窓ガラスの曇り防止との両方が同時に
行なえることになる。
なお、上述した実施例は本考案の望ましい態様ではある
が、本考案はこの一実施例に限定されるべきものではな
く、他にも種々の態様がある。
即ち、コイルスプリング20 、21の代りに、樹脂や
ゴム等化の弾性体を使用するようにしてもよく、特に操
作レバー14として樹脂製のものを用いた場合には、そ
の操作レバー14の一部を弾性体として使用し、コイル
スプリング20.21の如き別部材を廃止することも可
能である。
また、スプリング20.21を用いた場合であっても、
そのスプリング20.21は必ずしも長溝16,17内
に配設しなくてもよく、連結プレー) 18.19と吹
出口切替箱1との間に介在されて、連結プレー) 18
.19を吹出口切替箱1側へ引張るようにしてもよい。
また、上述した実施例では、各ダンパ6.7に回動力を
伝える第1.第20ツド12,13の両方ともか゛、操
作レバー14との連結部において、長溝16,17内を
摺動する連結プレート18.19を介するようになって
いたが、一方の連結ロッドのみ連結プレートを介するよ
うにし、他方の連結ロッドは、操作レバーに直接連結す
るようにしてもよい。
また、上述した実施例では操作レバー14にて2つのダ
ンパ6.7を回動させるようにしていたか゛、ダンパの
数は2枚に限らないことは勿論で、例えば3枚以上とし
てもよい。
また、上述した実施例では、長溝16,17内には連結
プレー1−18.19の端部のみを挿入させていたが、
必要に応じて連結プレー) 18.19の全体を長溝1
6,17内に配設するようにしてもよい。
更に、上述した実施例では本考案のダンパ装置を自動車
用空調装置の吹出口の切替えに用いたが、本考案装置は
、この用途に限らず空気流れの切替えを行なうものとし
て広く使用できることは言うまでもない。
以上説明したように本考案ダンパ装置は、操作レバーに
長手方向が作動軸の直径方向と略一致する長溝を設けて
、この長溝内に連結プレートを摺動自在に配設し、操作
レバーの回動運動を、この連結プレートと連結ロッドを
介してダンパに伝えるようにしたため、操作レバーの回
動運動のうち、ダンパを回動させる必要がない位置での
回動は、連結プレートが長溝内を摺動することによって
逃がし、ダンパを回動させる必要がある位置でのみ操作
レバーの回動がダンパに伝えられるようにすることがで
き、しかも、その作動を従来のものの如き屈曲した溝を
用いることなく達成できるため、操作レバーの回動途中
に操作力が変るということもなく、極めて良好な操作フ
ィーリングが得られるという優れた効果を有する。
更に、屈曲した溝を不用としたことによってダンパ装置
の製作も非常に簡便となるといった効果も併せて有する
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダンパ装置の一部を示す正面図、第2図
および第3図はそれぞれ本考案装置の一実施例を示す正
面図および断面図である。 6.7・・・・・・ダンパ、8,9・・・・・・回動軸
、12.13・・・・・・連結ロッド、14・・・・・
・操作レバー、15・・・・・・作動軸、16゜17・
・・・・・長溝、18.19・・・・・・連結プレー1
−120.21・・・・・・弾性体をなすコイルスプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動軸廻りに回動して空気流れの切替えを行なうダンパ
    と、作動軸廻りに回動し連結ロッドを介してこのダンパ
    を回動させる操作レバーとを備えたダンパ装置であって
    、前記操作レバーに長手方向が前記作動軸の直径方向と
    略一致する長溝を設けて、この長溝内に連結プレートの
    一部ないし全部を摺動自在に配設するとともに、この連
    結プレートを原位置に復帰させる弾性体を配設し、かつ
    この連結プレートに前記連結ロッドを回動自在に連結し
    て、前記操作レバーの回動運動のうち前記ダンパの回動
    に直接影響を与えない回動運動は、前記連結プレートが
    前記長溝内を摺動することによって逃すように構成した
    ことを特徴とするダンパ装置。
JP9630579U 1979-07-12 1979-07-12 ダンパ装置 Expired JPS585621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9630579U JPS585621Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 ダンパ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9630579U JPS585621Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 ダンパ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5614711U JPS5614711U (ja) 1981-02-07
JPS585621Y2 true JPS585621Y2 (ja) 1983-01-31

Family

ID=29329135

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JP9630579U Expired JPS585621Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 ダンパ装置

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