JPH0319055Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319055Y2 JPH0319055Y2 JP7851984U JP7851984U JPH0319055Y2 JP H0319055 Y2 JPH0319055 Y2 JP H0319055Y2 JP 7851984 U JP7851984 U JP 7851984U JP 7851984 U JP7851984 U JP 7851984U JP H0319055 Y2 JPH0319055 Y2 JP H0319055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- straight line
- azimuth
- slide cam
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は磁気記録再生装置におけるヘツドのア
ジマス調整装置に関し、とくに限られたスペース
内での正確な遠隔調整操作を行うものに適してい
る。
ジマス調整装置に関し、とくに限られたスペース
内での正確な遠隔調整操作を行うものに適してい
る。
（従来の技術）
ヘツドのアジマス調整の遠隔操作を可能とすべ
く、本出願人は実願昭54−83130号（実公昭58−
14424号）においてフレキシブルな操作子を用い
る装置を提案している。
く、本出願人は実願昭54−83130号（実公昭58−
14424号）においてフレキシブルな操作子を用い
る装置を提案している。
（考案が解決しようとする問題点）
しかし、弾性薄状片を用いたフレキシブルな操
作子は、その鋭角的な配設が不可能であり、円滑
で正確な動作を得るには小さな曲率を保つた配設
が必要であつた。従つて、車載用カセツトデツキ
などように限られたスペース内での適用は因難で
あり、しかし操作時のフリクシヨンが大きい為、
微細な調整には向かない欠点があつた。
作子は、その鋭角的な配設が不可能であり、円滑
で正確な動作を得るには小さな曲率を保つた配設
が必要であつた。従つて、車載用カセツトデツキ
などように限られたスペース内での適用は因難で
あり、しかし操作時のフリクシヨンが大きい為、
微細な調整には向かない欠点があつた。
（問題点を解決するための手段）
操作モードに応答して第１の直線に添つて双方
向移動可能に基体に保持されたヘツドベースと、 ヘツドを載置し、衝合部を有して前記第１の直
線に平行な軸を中心に回動可能に前記ヘツドベー
スに保持されたヘツド載置板と、 前記ヘツド載置板を一方向に回動偏奇する付勢
手段と、 前記第１の直線と略直交する第２の直線に添つ
て双方向移動可能に前記ヘツドベースに保持さ
れ、該方向に対して傾斜し且つ前記衝合部と衝合
する傾斜面と、前記第１の直線と平行に形成され
たガイド部とを有するスライドカムと、 前記ヘツドのアジマスを調整すべく操作される
調整ツマミと、 前記調整ツマミの操作に応答して変位する連結
バーと、 前記第１、第２の各直線と直交する第３の直線
に平行な軸を中心に回動可能に前記基体に保持さ
れ、前記ガイドと係合する係合部と前記連結バー
と連結した連結部を有する回動手段とからなる。
向移動可能に基体に保持されたヘツドベースと、 ヘツドを載置し、衝合部を有して前記第１の直
線に平行な軸を中心に回動可能に前記ヘツドベー
スに保持されたヘツド載置板と、 前記ヘツド載置板を一方向に回動偏奇する付勢
手段と、 前記第１の直線と略直交する第２の直線に添つ
て双方向移動可能に前記ヘツドベースに保持さ
れ、該方向に対して傾斜し且つ前記衝合部と衝合
する傾斜面と、前記第１の直線と平行に形成され
たガイド部とを有するスライドカムと、 前記ヘツドのアジマスを調整すべく操作される
調整ツマミと、 前記調整ツマミの操作に応答して変位する連結
バーと、 前記第１、第２の各直線と直交する第３の直線
に平行な軸を中心に回動可能に前記基体に保持さ
れ、前記ガイドと係合する係合部と前記連結バー
と連結した連結部を有する回動手段とからなる。
（作用）
車載用カセツトデツキなどのように、ヘツド部
がフロントパネル面から奥まつた位置に配置され
るような場合において、フロントパネル面に設け
られた調整ツマミを操作することにより、ヘツド
ベースの移動に影響されることなくヘツドのアジ
マス調整をスムースに行うことを可能とする。
がフロントパネル面から奥まつた位置に配置され
るような場合において、フロントパネル面に設け
られた調整ツマミを操作することにより、ヘツド
ベースの移動に影響されることなくヘツドのアジ
マス調整をスムースに行うことを可能とする。
（実施例）
第１図、第２図は本考案の主要部を示す構成図
であり、ヘツド載置板２のヘツド取付部２3には
ヘツド３がネジ１０で固定されている。ヘツド３
のギヤツプを通る中心線Ｆ上において、ヘツド載
置板２の基部２4の下面には楔状支点２1，２2が
所定の間隔をもつて設けられ、さらにヘツド載置
板２の腕部２5にはアジマスネジ４が螺合されて
いる。
であり、ヘツド載置板２のヘツド取付部２3には
ヘツド３がネジ１０で固定されている。ヘツド３
のギヤツプを通る中心線Ｆ上において、ヘツド載
置板２の基部２4の下面には楔状支点２1，２2が
所定の間隔をもつて設けられ、さらにヘツド載置
板２の腕部２5にはアジマスネジ４が螺合されて
いる。
再生モード選択等に応答してシヤーシ１４に対
し図のＡ−Ｂ方向にスライドされるヘツドベース
１の上面には、ヘツド載置板２の楔状支点２1，
２2を係合支持すべく楔状に刻設された支持部１
１，１2（第２図）と、後述のスライドカム５を中
心線Ｆと直角の方向でのみスライド可能とすべく
カムガイド１3，１4，１5，１6とがそれぞれ形成
されている。スライドカム５はアジマスネジ４の
下部に衝合する傾斜面の傾斜部５1と、中心線Ｆ
と平行に形成された長孔部５2からなり、そのス
ライド移動によりアジマスネジ４の衝合部の高さ
を変える。
し図のＡ−Ｂ方向にスライドされるヘツドベース
１の上面には、ヘツド載置板２の楔状支点２1，
２2を係合支持すべく楔状に刻設された支持部１
１，１2（第２図）と、後述のスライドカム５を中
心線Ｆと直角の方向でのみスライド可能とすべく
カムガイド１3，１4，１5，１6とがそれぞれ形成
されている。スライドカム５はアジマスネジ４の
下部に衝合する傾斜面の傾斜部５1と、中心線Ｆ
と平行に形成された長孔部５2からなり、そのス
ライド移動によりアジマスネジ４の衝合部の高さ
を変える。
ヘツド載置板２の基部２4の中心線Ｆより腕部
２5側の所定の位置とヘツドベース１上のＬ字状
金具１１の間に弾縮配置されたスプリング１２
は、ヘツド載置板２がヘツドベース１に向かうべ
く、又アジマスネジ４がスライドカム５の傾斜部
５1に向かうべく付勢力を与えている。
２5側の所定の位置とヘツドベース１上のＬ字状
金具１１の間に弾縮配置されたスプリング１２
は、ヘツド載置板２がヘツドベース１に向かうべ
く、又アジマスネジ４がスライドカム５の傾斜部
５1に向かうべく付勢力を与えている。
一方、スライドカム５の長孔部５2に遊嵌され
るガイドピン１３を一端に有するＬ字状のアジマ
スアーム６は、固定シヤーシ１４に植立されたシ
ヤフト８にその中央部で回動自在に軸支されてお
り、又その他端はシヤフト９にて連結バー７と回
動自在に連結されている。
るガイドピン１３を一端に有するＬ字状のアジマ
スアーム６は、固定シヤーシ１４に植立されたシ
ヤフト８にその中央部で回動自在に軸支されてお
り、又その他端はシヤフト９にて連結バー７と回
動自在に連結されている。
第３図は連結バー７の他端側における構成を示
すもので、フロントパネル（図示せず）に固定さ
れたコ字状のブラケツト１６には回動カム１７が
回動自在に軸支されている。回動カム１７は、ブ
ラケツト１６内の螺旋状のカム溝部１７1、周面
にギヤが形成されたロツク部１７2と、操作者が
操作する調整ツマミ１９が螺着されるブラケツト
１６外の外出部１７3とから一体に形成されてい
る。連結バー７の他端に固定されたピン１５はブ
ラケツト１６上面の中央部に形成された所要のガ
イド長孔（図示せず）を貫通して回動カム１７の
カム溝部１７1に係合している。
すもので、フロントパネル（図示せず）に固定さ
れたコ字状のブラケツト１６には回動カム１７が
回動自在に軸支されている。回動カム１７は、ブ
ラケツト１６内の螺旋状のカム溝部１７1、周面
にギヤが形成されたロツク部１７2と、操作者が
操作する調整ツマミ１９が螺着されるブラケツト
１６外の外出部１７3とから一体に形成されてい
る。連結バー７の他端に固定されたピン１５はブ
ラケツト１６上面の中央部に形成された所要のガ
イド長孔（図示せず）を貫通して回動カム１７の
カム溝部１７1に係合している。
ブラケツト１６内の上面に配置されたクリツク
バネ１８は回動カム１７のロツク部１７2のギヤ
と係合するもので、調整ツマミ１９即ち回動カム
１７のクリツク回転を可能としている。
バネ１８は回動カム１７のロツク部１７2のギヤ
と係合するもので、調整ツマミ１９即ち回動カム
１７のクリツク回転を可能としている。
以上の構成において、その動作を説明する。操
作者が調整ツマミ１９を例えば時計方向に回転さ
せた場合、ピン１５は図の矢印Ａ方向に移動す
る。これに伴い、アジマスアーム６は反時計方向
に回転し、アジマスアーム６に植立されたガイド
ピン１３はスライドカム５を矢印Ｃ方向に移動す
る。従つて、傾斜部５1とアジマスネジ４の係合
位置が低くなるので、スプリング１２の付勢力に
より、ヘツド載置板２は楔状支点２1，２2を中心
に時計方向に回動し、ヘツド３の時計方向のアジ
マス調整を可能とする。
作者が調整ツマミ１９を例えば時計方向に回転さ
せた場合、ピン１５は図の矢印Ａ方向に移動す
る。これに伴い、アジマスアーム６は反時計方向
に回転し、アジマスアーム６に植立されたガイド
ピン１３はスライドカム５を矢印Ｃ方向に移動す
る。従つて、傾斜部５1とアジマスネジ４の係合
位置が低くなるので、スプリング１２の付勢力に
より、ヘツド載置板２は楔状支点２1，２2を中心
に時計方向に回動し、ヘツド３の時計方向のアジ
マス調整を可能とする。
なお、アジマスカム５の長孔部５2の長孔が中
心線Ｆと平行に設けられている為、ヘツドベース
１がプレイモード及びストツプモードに応じて中
心線Ｆと平行にスライド移動しても、アジマスカ
ム５はなんら変位せず、従つて、調整後のヘツド
のアジマス位置はヘツドベース１のスライド移動
によつては変化することがない。
心線Ｆと平行に設けられている為、ヘツドベース
１がプレイモード及びストツプモードに応じて中
心線Ｆと平行にスライド移動しても、アジマスカ
ム５はなんら変位せず、従つて、調整後のヘツド
のアジマス位置はヘツドベース１のスライド移動
によつては変化することがない。
また、操作者が調整ツマミ１９を反時計方向に
回転操作した場合にヘツド３の反時計方向へのア
ジマス調整が可能であることは容易に理解できる
ところなので、その説明は省略する。
回転操作した場合にヘツド３の反時計方向へのア
ジマス調整が可能であることは容易に理解できる
ところなので、その説明は省略する。
（考案の効果）
本考案によれば、車載用カセツトデツキなどの
ような限られたスペースで、しかも調整すべきヘ
ツド部がアジマス調整操作部から離れた場所に配
置されるような場合、動作が確実であると共にそ
の動作に伴うフリクシヨンも小さく、正確でマー
トなアジマス調整を可能とするものである。
ような限られたスペースで、しかも調整すべきヘ
ツド部がアジマス調整操作部から離れた場所に配
置されるような場合、動作が確実であると共にそ
の動作に伴うフリクシヨンも小さく、正確でマー
トなアジマス調整を可能とするものである。
第１図、第２図は本考案の説明に供する主要部
を示す構成図、第３図は操作部を示す構成図で、
１……ヘツドベース、２……ヘツド載置板、３…
…ヘツド、４……アジマスネジ、５……スライド
カム、６……アジマスアーム、７……連結バー、
１２……スプリング、１７……回動カム、１９…
…調整ツマミ。
を示す構成図、第３図は操作部を示す構成図で、
１……ヘツドベース、２……ヘツド載置板、３…
…ヘツド、４……アジマスネジ、５……スライド
カム、６……アジマスアーム、７……連結バー、
１２……スプリング、１７……回動カム、１９…
…調整ツマミ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツドのアジマスを調整するヘツドのアジマス
調整装置であり、 操作モードに応答して第１の直線に添つて双方
向移動可能に基体に保持されたヘツドベースと、 ヘツドを載置し、衝合部を有して前記第１の直
線に平行な軸を中心に回動可能に前記ヘツドベー
スに保持されたヘツド載置板と、 前記ヘツド載置板を一方向に回動偏奇する付勢
手段と、 前記第１の直線と略直交する第２の直線に添つ
て双方向移動可能に前記ヘツドベースに保持さ
れ、該方向に対して傾斜し且つ前記衝合部と衝合
する傾斜面と、前記第１の直線と平行に形成され
たガイド部とを有するスライドカムと、 前記ヘツドのアジマスを調整すべく操作される
調整ツマミと、 前記調整ツマミの操作に応答して変位する連結
バーと、 前記第１、第２の各直線と直交する第３の直線
に平行な軸を中心に回動可能に前記基体に保持さ
れ、前記ガイドと係合する係合部と前記連結バー
と連結した連結部を有する回動手段とからなり、 前記調整ツマミを操作することにより前記回動
手段が回動し、この回動に応じて前記スライドカ
ムが移動し、この移動に応じて前記ヘツド載置板
が回動するように構成したことを特徴とするヘツ
ドのアジマス調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7851984U JPS60192116U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | ヘツドのアジマス調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7851984U JPS60192116U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | ヘツドのアジマス調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60192116U JPS60192116U (ja) | 1985-12-20 |
| JPH0319055Y2 true JPH0319055Y2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=30622573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7851984U Granted JPS60192116U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | ヘツドのアジマス調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60192116U (ja) |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP7851984U patent/JPS60192116U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60192116U (ja) | 1985-12-20 |
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